Jackeryポータブル電源の選び方

Jackeryポータブル電源の選び方

①ポータブル電源の「電力容量(Wh)」とは

ポータブル電源のバッテリー容量は「Wh(ワットアワー、1時間の消費電力)」という数値で表します。

例えば、消費電力100Wの液晶テレビを2時間使用した場合の消費電力
⇒ 100W(0.1kW) × 2時間 =200Wh
消費電力100Wの液晶テレビを2時間使いたい場合は、200Whのバッテリー容量が必要ということになります。

Jackeryには99Wh~3,024hの容量のポータブル電源がラインアップされています。製品によってはバッテリーパックの増設により容量を最大24Kwh(並列)まで拡張できます。

Whの数値が高いほど容量も大きくなります。バッテリー容量は大きければ大きいほど長く電気を使用することができますが、

その分、サイズや重さ、価格が上がるため、用途と価格のバランスを考えて検討する必要があります。

Jackeryポータブル電源製品の容量一覧:

在庫切れ

Jackery ポータブル電源2000 New

容量2042Wh

2,042Whの超大容量。2,000Wh容量帯で業界最小・最軽量モデル。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源1000 New

容量1070Wh

定格出力1500Wで、ほぼ全ての家電を動かすことができます。1,000Wh容量帯の業界最軽量の定番モデル。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源 600 Plus

容量632Wh

定格出力800W、容量632Wh。アウトドアや防災にちょうどよい中容量モデル。長寿命で毎日使っても10年間以上使える。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源240 New

容量256Wh

世界で売れたベストセラーがパワーアップしたモデル。リュックに入るコンパクト設計で、約4,000回の充放電サイクル数を実現。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源3000 Pro

容量3024Wh

3,024Whの超大容量に加えて、3,000Wの高出力を実現。キャンピングカーの充電、介護施設や企業防災の非常用電源としておすすめ。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源2000 Plus

容量2042Wh(拡張可能)

追加バッテリーの増設により容量を最大24Kwhまで自由拡張できる。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源1000 Plus

容量1264Wh(拡張可能)

1,264Whの大容量に加えて、追加バッテリーの増設により容量を最大5,000Whまで拡張できる。

在庫切れ

Jackery Explorer 100 Plus

容量99Wh

99Whで手のひらサイズ。飛行機にも持ち込み可能。長期間の出張や旅行に最適。

  • ※用途とおすすめのポータブル電源容量目安:

●日帰りキャンプや1日程度の使用:200Wh~

●キャンプや車中泊で扇風機、電気毛布などを使用する:350Wh~

●連泊キャンプや車載冷蔵庫など大型家電の使用:400Wh~

●防災目的としての使用を想定:500Wh~

上記は目安となりますが、注意したいのは、使用していない間に発生する自然放電も考慮することです。目安としては容量の30%は自然放電すると考えておく必要があります。

また、用途が災害時などの非常用電源として検討している場合は、大容量ポータブル電源を選ぶことをおすすめします。:

②使いたい電気製品の「消費電力(W)」を確認

ポータブル電源を選ぶ際には、定格出力及び使いたい電気製品の消費電力を確認しましょう。「消費電力」とは、電化製品を動かすのに必要な電力(パワー)のことです。 

通常、家庭にある電化製品には、消費電力の表示が義務づけられています。一般的に製品の目立たない場所に【✖✖ W】という表示が、シールまたは製品に直接記載されています。この消費電力(W)の表示により、その電化製品がどのくらい電気を消費するのかが分かるようになっています。

この数字を基準に購入するポータブル電源のWh数を計算する必要があります。例えば、キャンプで使用する場合は、自分がキャンプ場で使用したい電気製品をリストアップし、その消費電力を足してみましょう。

定格出力」とは、ポータブル電源が安定して出力し続けられる電力のことです。使いたい家電の合計消費電力(W数)がポータブル電源の定格出力を超えないように使わなければなりません。

定格出力の大きなポータブル電源なら、使用できる電化製品の幅が広がるほか、多くの電気製品を同時に使用できます。

よく使われる電化製品の消費電力:

製品 消費電力

スマートフォン

5~30W

電気毛布

50~80W

車載冷蔵庫

60~300W

炊飯器

100~300W

ミキサー

100~400W

エアコン

400~3200W

ドライヤー

600~1200W

電子レンジ

1000~1450W

冷蔵庫

150~500W

扇風機

50~60W

電動グリル

400~600W

  ※上記はあくまでも目安です。実際のW数とお手持ちの家電や電子機器の仕様をご確認ください。

※注意:一部機器の起動電力は、突入電流が発生するため、公称消費電力の2~7倍で計算する必要があります。この上限値を超えた場合、電気回路が自動で調整され、電力が低減される、もしくは保護装置が起動し、自動で電源が遮断されることがあります。

Jackeryポータブル電源の定格出力は各モデルによって異なりますが、128W~3,000Wと様々なシーンで使える製品を下記のように豊富にご用意しています。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源2000 New

定格出力:2200W

最大瞬間出力が4400W。コーヒーメーカーなどのアウトドア用電気製品はもちろん、ホットプレートから冷蔵庫、エアコンまで99%の電化製品を稼働できる。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源1000 New

定格出力:1500W

瞬間最大出力が3000W。電子レンジやルームエアコンなど消費電力の高い家電も動かせます。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源 600 Plus

定格出力:800W

瞬間最大出力は1600W。消費電力800W以下の家電(炊飯器やミキサーなど)を動かすことができ、さらにデュアルPD高速充電対応だから、スマホとパソコンの同時充電も可能。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源240 New

定格出力:300W

288Whの容量に加えて、定格出力は300W(瞬間最大600W)。小型冷蔵庫や扇風機、電気毛布、魚群探知機やパソコンなど小型家電に給電できます。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源3000 Pro

定格出力:3000W

瞬間最大出力は6,000W。冷蔵庫やエアコン、ドライヤー、草刈り機といった大型家電も含めて、99%の電化製品に給電可能です。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源2000 Plus

定格出力:3000W

追加バッテリーで並列接続することにより定格出力4000W、瞬間最大出力8000Wとなり家電から出力の高い機器(電動工具や電気自動車充電器、特にRV)までほぼ全ての電化製品に対応できる。

在庫切れ

Jackery ポータブル電源1000 Plus

定格出力:2000W

瞬間最大出力が4,000W。扇風機、冷蔵庫、ドライヤー、電動ドリル、エアコン、IHクッキングヒーターなどほとんどの電気製品が利用できます。

在庫切れ

Jackery Explorer 100 Plus

定格出力:128W

消費電力128W以内の電子機器に充電できます。スマートフォン、ゲーム機、タブレット、パソコンなど。

③出力ポートの種類と数量をチェック

購入にあたってもう一つのポイントがモデルによって異なる出力ポートの種類と数です。Jackery ポータブル電源に搭載されている出力ポートは、AC出力ポート・DC出力ポート・USBポートの3種類です。製品により4~10台の機器に同時給電が可能となっています。検討する際は、災害が起きた時には、家族4人が同時にスマートフォンを充電する、など実際の利用シーンを思い浮かべたうえで、ポート数を検討する必要があります。

ポータブル電源の出力ポートの種類と数量をチェック

各ポートで使用できる主な製品:

AC出力ポート:家庭用の電気製品が使用可能
利用できる製品例:ノートパソコン、扇風機、ミニ炊飯器、ジューサー、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジなど

DC出力ポート:車載専用の電気製品が接続できる
利用できる製品例:車載用冷蔵庫、自動車エアーポンプ

USB出力ポート:主にモバイル製品の充電ができる
利用できる製品例:スマートフォン、タブレット、USB扇風機、USBライト

在庫切れ

Jackery ポータブル電源2000 New

出力ポート数: AC×3、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery ポータブル電源1000 New

出力ポート数: AC×3、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery ポータブル電源 600 Plus

出力ポート数: AC×2、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery ポータブル電源240 New

出力ポート数: AC×1、USB-A×1、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery ポータブル電源3000 Pro

出力ポート数: AC×5、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery ポータブル電源2000 Plus

出力ポート数: AC×5、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery ポータブル電源1000 Plus

出力ポート数: AC×3、USB-A×2、USB-C×2、シガーソケット出力×1

在庫切れ

Jackery Explorer 100 Plus

出力ポート数: USB-A×1、USB-C×2

④使用する家電製品にあった「出力波形」を選ぶ

Jackeryポータブル電源は純正弦波を採用しており、家庭用の電気製品はほぼ全てお使いいただけます。

正弦波
矩形波
修正波

ポータブル電源を選ぶ際は、波形を必ず確認しましょう。波形には「矩形波」「修正波」「正弦波」の3タイプがあります。

出力される電気(AC出力)の「波形」によって、使用できる家電製品に制限が生じることがあります。せっかく購入したポータブル電源が使いたかった家電製品で使えない、という事態を避けるために購入前に必ず波形を確認しましょう。

「正弦波」は家庭用電気の波形であり、電子レンジ・電気毛布・冷蔵庫・炊飯器などのマイコン制御の電気製品でも使用可能です。「修正波」は「矩形波」の一種で、蛍光灯や電気毛布などの正弦波に依存する電気機器では利用不可となり、ノートパソコン、スマホ、タブレットの充電などに適しています。

「矩形波」「修正波」で充電できる製品はありますが、一方で動かない電気製品も存在します。

また、今までの家電製品はほとんど「正弦波」を前提に設計されているため、矩形波や修正波で利用すると、一時的には問題なく動作しても故障につながる恐れがあります。

そのため、ポータブル電源を選ぶ際は「正弦波」を選んだ方が確実だといえるでしょう。

⑤品質と安全性に関する情報を確認

ポータブル電源を選ぶ際は、価格やバッテリー容量以外に、品質や安全性も重要な要素となります。

Jackery ポータブル電源はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭し、バッテリーのエネルギー効率を最適化すると同時に、バッテリー寿命の延長も実現しました。機種によって最大4,000回の充放電サイクル数で毎日使っても10年以上使える超長寿命を実現

また、BMS((バッテリーマネージメントシステム)を搭載し、電圧や温度を適切に管理し、過充電および過放電を防止。さらに高い安全性を実現しています。

例えば、Jackery ポータブル電源 1000 New2000 Newは、4,000回充電・放電を繰り返しても70%の蓄電容量が保証されています。これは毎日1回充放電しても10年間にわたり、バッテリーの蓄電容量が70%以上をキープするということです。Jackeryポータブル電源の安全性について

また、Jackeryのポータブル電源のACアダプターは、電気用品安全法に基づく技術基準に沿った電気用品安全法(PSE)適合性検査に合格しているため、安心してご利用いただけます。さらに、Jackeryポータブル電源全機種は一般社団法人防災安全協会の定める防災製品等推奨品認証を取得しております。

防災推奨マーク

 

防災製品等推奨品とは、災害時に有効に活用できて安全と認められる防災用品に対して推奨する制度で、一般社団法人防災安全協会が認定しています。

 

⑥ポータブル電源を利用する際の注意事項

より便利に、安心してポータブル電源をご利用いただくために、ご利用時の注意事項をご紹介いたします。

●初めてポータブル電源をお使いになる時は、本機を十分に充電してからご使用ください。

●ポータブル電源は空の状態で長期保管すると、過放電により性能が劣化したり、充電ができなくなる場合があります。本機を長期保管する場合には、定期的に60%~80%の充電をしてください。

●Jackeryポータブル電源は、-10℃~45℃の温度範囲でお使いの機器に電力を供給できます。使用環境の温度が上記範囲外にある場合、うまく動作しないことがあります。

●一部電化製品の起動電力は、公称電力の3~7倍に従って計算する必要があります。必要な起動電力がポータブル電源瞬間最大出力を超えた場合は、電気回路が自動で調整され、電力が低減される、もしくは保護装置が起動し、自動で電源が遮断されることがあります。

●ご利用になる機器が仕様範囲内であっても一部機器は正常に動作しない可能性があります。この場合、その製品のご利用をお控えください。

●ポータブル電源から出力する電力が15W未満の場合、バッテリー残量が正しく表示されない場合があります。

●ポータブル電源は個人安全に関係する消費電力の大きな設備に給電できません。例えば、医療機器、核施設設備、CPRP(シーパップ)、スペースシャトルの製造などです。上記の設備の使用後、火災、機器故障など個人の安全を脅かす事故の責任を取りません。