愛犬との憧れの車中泊旅|マナーや注意点を把握してトラブル防止に務めよう

愛犬との憧れの車中泊旅

車中泊をされる方の中には、ペットを連れて楽しんでいる方は多くなってきています。ペットを飼ってらっしゃる方は、「自分もやってみたい」と思ったことはありませんか?

今回の記事では、ペット(愛犬)との車中泊旅について、魅力や注意点を中心にくわしく解説します。一緒に便利アイテムもご紹介しているので、現在ペット(愛犬)を飼ってらっしゃる方で興味を持っている方はぜひ読んでみてください。

ペット(愛犬)との旅行に車中泊を取り入れる魅力

ペット(愛犬)との旅行に車中泊を取り入れる魅力

ペット(愛犬)と一緒に旅行に行くとなると、宿泊先を探すのに苦労することがあります。宿泊先を決める手間もなく、全国様々な場所へ移動できる車中泊旅は、ペット(愛犬)と手軽に旅行に行ける手段として利用される方も増えてきています。まだペット(愛犬)と一緒に車中泊旅をしたことがない方に、その魅力についてくわしく解説します。

●いつでも一緒に居られて旅の思い出を共有できる

車中泊旅では、ずっとペット(愛犬)と一緒に旅を続けることができます。

  • ・友人や親せきにペット(愛犬)を預けて旅行に行かなくて済む

  • ・離れている間、ペット(愛犬)のことが気になったり、心配せずに済む

など、安心して旅行を楽しむことができます。行く先々で一緒に楽しむことができ、移動中も寝るときも一緒に行動を共にでき、旅の思い出を共有できることは、とても有意義な旅となること間違いなしですね。

●宿泊先の制限を受けずに済む

ペット(愛犬)を連れての旅行だと、今までの方法であれば、宿泊先を探すのに苦労した方も多いのではないでしょうか。

  • ・旅館やホテルによって、制約が異なり、条件に合う宿泊先を見つけるのが大変

  • ・ペット(愛犬)にも様々な制約や条件があって、返ってストレスを与えてしまう恐れがある

など、旅行を一緒に楽しみたいのに、それが叶えるのが難しいことも多いですよね。車中泊旅であれば、そんな制限や制約を受けることなく、ペット(愛犬)は比較的自由に行動できます。

車中泊スポットにも「ペット可」のところは多く、宿泊先を見つけるよりも簡単に探せるのも、車中泊旅の魅力のひとつです。

●宿泊費用が安く済む

無料の停泊先であったり、RVパークやオートキャンプ場の利用では、宿泊料金は部屋を取るよりも安く宿泊が可能です。ペット(愛犬)が居るからと言って追加料金が必要なんてこともないので、全体的に宿泊費用を安く抑えることができます。

ペット(愛犬)との車中泊で気をつけること・注意点

ペット(愛犬)との車中泊で気を付けること・注意点

ペット(愛犬)との車中泊は、良いことばかりではありません。ペット(愛犬)を連れてることで、気を付けることや注意点があります。トラブルになることにもつながるため、車中泊をする前に把握しておきましょう。

●ペット(愛犬)の「警戒モード」を和らげる対策が必要

ペット(愛犬)は環境の変化によってストレスを感じることがあります。また、クルマ自体が自身のナワバリになってしまっていることがあり、

  • ・「窓から見える人や犬」

  • ・「自転車」

  • ・「ドライブスルー」

などに反応して「警戒モード」になり「吠え」てしまうことが予想されます。「吠え」は、車中泊をするうえで同じく車中泊をされている近隣の方の迷惑になってしまうので、吠え癖のあるワンちゃんにはケージに入れたり外を見えないようにする工夫が必要です。

●ペット(愛犬)の排泄物はマナー違反やトラブルの原因に

ペット(愛犬)の排泄物は適切に処理をしましょう。

・「マーキングをさせない」

・「おしっこは流す」

・「うんちは持ち帰る」

のが基本です。でないと、マナー違反やトラブルの原因になってしまうので注意しましょう。

また、車内で粗相をしてしまうペット(愛犬)もいるかと思います。そんなときは、1日の中でいつトイレをしたのかを記録して把握することで、おおよその排泄のタイミングがわかってくると思います。飼い主さん自身がタイミングを把握して、普段通りの時間帯に外に出て排泄をさせることで、粗相を減らすことができます。

●ペット(愛犬)の体調管理への気遣い(車酔いや熱中症)

ペット(愛犬)との車中泊で気を付けなければならないのが、ペットの体調管理です。とくに、

  • ・長距離運転による車酔い

  • ・夏季の車中泊時の熱中症

には気を配ってあげるようにしましょう。熱中症は、重度化すると死に至る病気です。日中よりも夜間や就寝中は気が緩みがちなので、注意が必要です。犬の適温は、「湿度:50~60%」・「室温:25~28℃」と言われています。温湿度計を車内に設置して、快適に過ごせるように調整をしてあげてください。犬の健康面を見るときの注意点は、

  • ・生あくびが多くなる

  • ・身体が震えている

  • ・いつもよりよだれが多い

です。このような症状が出始めたら、無理せずこまめに休憩を取り、リフレッシュさせてあげましょう。

●車内の衛生面・お手入れ対策が必要

ペット(愛犬)との車中泊で気を付けたいのが衛生面です。おそらく排泄物や抜け毛などの処理が大変になるかと思います。とくに排泄物は匂いを発生させてしまうので、油断すると車内に充満してしまいます。

ブラッシングやペットシーツの交換など、適度に処理をすることをおすすめします。ペット(愛犬)の犬種によっては季節によって抜け毛が多くなるため、ブラッシングはこまめに行った方が良いですね。

●ペット(愛犬)の飛び出しや脱走への予防対策

ドアの開閉時には、飛び出しや脱走に注意が必要です。長時間車内に滞在していたペット(愛犬)は、ドアが開くと勘違いをしてしまって外に出ようとするときがあります。

・「遊び(散歩)に連れて行ってくれる」

・「外にやっと出られる」

と大喜びして出ようとするので、飼い主さんの予測不可能な行動をとるかもしれません。いきなり飛び出してしまうと、トラブルになる可能性が高いです。停車してドアを開けるときは、ペットの同行は確認してから開けるようにしましょう。

●ペット(愛犬)専用装備が必要(車種を検討する余地あり)

ペット(愛犬)との車中泊は、性格や大きさによって専用装備が必要になることがあります。ペット(愛犬)との車中泊旅を充実したものにするためにも、必要な装備はきちんと整えておく必要があります。とくに、愛犬道具、衛生用品(うんち袋やウェットティッシュ)は必ず持っていくようにしましょう。

また、車中泊をするクルマも、車種を検討する必要がある可能性があります。「車なら何でも良い」わけではありません。軽自動車だとやはり狭くて、

・「必要な荷物を乗せたら寝る場所がなくなってしまった」

・「自分が寝る場所を確保するだけで精いっぱい」

なんてことになりかねません。ハイエース級の大きさがあると、ペット(愛犬)との車中泊にもゆとりがあって快適です。軽自動車で車中泊をするなら、最低でも車内の仕様を変更するようにしましょう。

ペット(愛犬)との車中泊を快適に過ごすための便利アイテム

ペット(愛犬)との車中泊をする際に快適に過ごすために便利なアイテムをご紹介します。とくに初めて車中泊に挑戦する方は、装備品は万全にしておいた方が不安も少なく済むのでおすすめです。

●「消臭袋」を使ってニオイ対策

ペット(愛犬)との車中泊で気になるのは排泄物のニオイです。散歩に出てもうんちは持ち帰るのがマナーなので、一定の時間は車内で保管することになります。また、車内でもおしっこやうんちはしてしまうので、排泄物のニオイは問題は避けられません。

だから、「消臭袋」は欠かせないアイテムとも言えます。ペット(愛犬)の排泄物は、消臭袋を用意して適切に保管するようにしましょう。

●「ポータブルトイレ」で便利収納

車内での排泄は旅を続けていると必ずしてしまうので、ペット用トイレは必要になってきます。

収納スペースに困る場合は、「ポータブルトイレ」があると便利です。折りたたみ式になっているので、かさばりません。

●「犬用ひんやりマット」で暑さ対策

ペット(愛犬)の体調管理をするうえで、熱中症対策に「犬用ひんやりマット」があると、暑さ対策に効果的です。犬は、人のように汗をかいて体温調節ができません。人よりも熱中症になりやすいので気を使ってあげて欲しいです。夏季に向けて車中泊旅を検討されている方は、ペット(愛犬)の暑さ対策用品は必ず揃えておいてあげてください。

●「ゲージ」を使って飛び出しや脱走防止

ペット(愛犬)との車中泊での注意点で前述した、飛び出しや脱走に関しての対策として、「ケージ」を用意しておくと、ペットの不意の行動に気を配らずに済みます。ゲージはペットに無駄なストレスを与えないようにするためにも効果を発揮するので、用意しておくに越したことはありません。トラブルにならないためにも、ゲージは準備しておきましょう。

●「ポータブル電源」で電気を使った寒さ対策

夏季、または冬季での車中泊では、電気を使った暑さ対策&寒さ対策を整えておくと手軽に対策をとることができます。ポータブル電源を装備することで、家庭用のAC100Vが使用可能になります。AC100Vが使えるようになれば、

  • ・夏季であれば、暑さ対策として「冷風機」や「扇風機」が車内で使えるようになる

  • ・冬季は電気毛布やホットカーペットで、ペット(愛犬)と一緒に暖かく過ごせる

  • ・寒さに弱い犬種はペットヒーターを使って暖めてあげることができる

など、電気を使った対策を手軽に取ることができるようになります。エンジンをかけっぱなしができない分、ペット(愛犬)の体調管理のためにもポータブル電源を装備は必要性の高い装備品としておすすめです。

Jackeryポータブル電源でペット(愛犬)と一緒に快適車中泊

Jackeryポータブル電源でペット(愛犬)と一緒に快適車中泊

ポータブル電源なら、キャンプや車中泊などのアウトドアにはJackery製品がおすすめです。

Jackeryは世界的にも有名で、300万台以上の販売実績のある有名メーカーです。アウトドア用に設計されたポータブル電源でもあり、多くのユーザーがキャンプや車中泊のお供に愛用しています。ペット(愛犬)との車中泊旅にも大活躍してくれるアイテムです。

●ペット(愛犬)の車中泊旅に活躍する電化製品

おすすめ便利アイテムでポータブル電源をご紹介した通り、夏季や冬季の気温変化が著しい車内では、人よりも体温調節が難しいペット(愛犬)の体調管理には気を配ってあげなくてはなりません。ペット(愛犬)の暑さ&寒さ対策に電化製品を利用する際、ポータブル電源から電力を供給できるので手軽に対策を取ることができます。そのほか、

  • ・ペット(愛犬)との思い出づくりのための撮影機材を充電するときに便利

  • ・パソコンを使ってスマホやカメラで撮影した動画をリアルタイムで編集もできる

などの活用方法も、ポータブル電源があればこそできることです。その中でJackery製品は、

  • ・無償で修理・回収サービスを提供しているなどの充実したサポートがある

  • ・リン酸鉄リチウムイオン電池を採用した製品なので、長寿命で安心。

という性能を持っていることから、多くのユーザーから支持を受け高いお客様満足度(98.9%のお客様満足度)を維持し続けています。

●Jackery Solar Generator 1000 Plusがおすすめ

Jackeryの中でも車中泊旅におすすめなのがこの製品です。Jackery Solar Generator 1000 Plusは、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった製品です。

  • ・1264Whの大容量と、2000Wの定格出力を持っている

  • ・合計4つのUSBポートで、最高4つまでスマホやカメラ、タブレットの同時充電が可能

  • ・旅先でバッテリー残量が不足しても、ソーラーパネルから充電も可能

です。容量が大きい割に、持ち運びがしやすい点も柔軟な使い方ができる理由のひとつ。宿泊先がオートキャンプ場であったときに昼間はペット(愛犬)と一緒にデイキャンプを楽しむことができます。電源サイトでの充電時間も短く最短1.7時間でMAXにすることが可能。便利な機能をたくさん持っていておすすめの1台です。

製品名 Jackery Solar Generator 1000 Plus

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

満充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:7時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

まとめ:装備を充実させてペット(愛犬)と一緒に快適車中泊旅

ペットとの車中泊では、装備品がカギを握っているといっても過言ではありません。自分一人ならまだしも、愛犬には不自由なく一緒に旅を楽しんでほしいものです。今回の記事では、ペット(愛犬)を連れての車中泊する注意点や便利アイテムについてくわしくまとめました。

  • ・ペット(愛犬)との車中泊旅の魅力

  • ・ペット(愛犬)との車中泊で気を付けること

  • ・ペット(愛犬)との車中泊を快適に過ごすための便利アイテム

を中心に、ペット(愛犬)と一緒に車中泊を考えている方におすすめの内容になっています。この記事を参考にして、装備を充実させて不便を感じさせない車中泊を過ごせたら幸いです。

また、飼い主とペットの暮らしに関する情報をもっと知りたい場合、ペット暮らしメディア「equallLIFE(イコールライフ」がおすすめです。 楽しみながら学べる記事や業界人の取材記事などを配信しております。