釣りと車中泊の相性が抜群な5つの理由
車で自由に旅する車中泊は、釣りとの相性が抜群です。場所・道具・時間・お金に縛られない贅沢な釣りが実現します。釣りと車中泊の相性が良い理由は、以下のとおりです。
車内で自由に睡眠・休憩が取れる
炎天下の中、長時間釣りをしていると、体力を奪われます。車中泊用の車があると、いつでも自由に休憩が取れます。車内ではクーラーを効かせられるので、熱中症対策にも抜群です。適度に休憩を取ることで、釣りのモチベーションも維持しやすく、釣果にも繋がるでしょう。また、夜釣りに移行する場合も、好きなタイミングで眠れます。
釣り場を自由に変えられる
車があるので、一つの釣り場にこだわる必要がありません。釣り場を堪能できたら、いつでも他の場所に移動できます。釣り場を変えられることで、あらゆる魚をターゲットにでき、豊富な釣り方を楽しめるのも魅力です。
また、釣りに疲れたら近くのカフェで一服するのも良いでしょう。釣果が得られなければ、仕切り直して、次の釣り場で再チャレンジです。
荷物の運搬が容易になる
電車で釣り場に向かう場合、全てを手で持ち運ばなければなりません。車があると、重たい荷物でも簡単に運搬できます。釣り場に着いたら、必要な道具だけを手に持ち、ポイントへと移動できます。疲れた後の帰路も、荷物の持ち運びの手間がかからず、最後まで快適に過ごせることでしょう。
多くの釣り具を持参できる
車には手で持ちきれない程の多くの釣り具を載せられるので、あらゆる釣り方が楽しめます。車載冷蔵庫や大型のクーラーボックスを持参することで、大量の魚が釣れた場合も問題ありません。ルアーや餌、ロッドも豊富な種類を持っていけるので、釣りをとことん満喫でき、釣りの腕が上達することも間違いありません。
夜釣りの宿代が節約できる
宿代がかからないのも車中泊の大きな魅力です。夜釣りをする場合でも、宿代わりになる車がすぐ近くにあるので、いつでも仮眠を取れます。ホテルのチェックイン時刻を考慮して、夜釣りを早めに切り上げる必要もありません。また、お腹が空いたら近くのレストランやコンビニに、汗を洗い流したければ近くの温泉施設に、いつでも移動できます。
釣りのための車中泊におすすめの車種5選
車中泊をしながら釣りを行う場合、車種選びも重要です。釣り具を載せるための十分な積載量がある上に、就寝スペースも確保できる車種を選びましょう。釣りのための車中泊におすすめの車種は、以下のとおりです。
軽自動車|ダイハツ ウェイク
小回りが利く軽自動車の中でも、ウェイクは釣りなどのアウトドアに最適な車種です。ウェイクが釣りと車中泊に向いている理由を紹介します。
・全座席のシートに撥水加工が施されている
・助手席の背もたれを前方に倒すと、食事が摂れるテーブルになる
・室内空間が広く、9ftの釣り竿も収納できる
全長(mm) |
3,395 |
全幅(mm) |
1,475 |
全高(mm) |
1,835 |
車両本体価格 |
1,350,000円 |
公式ページ |
軽SUV|スズキ ジムニー
出典:スズキ
軽自動車の中でもトップクラスの走破性を誇るジムニー。座席を倒してフルフラットになるので、車中泊に向いています。リヤシート背面と荷室が樹脂化しているため、釣りによる多少の汚れも問題ありません。352L分の容量を確保でき、少人数で釣りと車中泊を楽しむ場合におすすめの車種と言えるでしょう。
全長(mm) |
3,395 |
全幅(mm) |
1,475 |
全高(mm) |
1,715 |
車両本体価格 |
1,514,160円 |
公式ページ |
コンパクトカー|ホンダ フリード+
出典:Honda公式サイト
豊富なシートアレンジが魅力のフリード+。アンダーラゲッジスペースには、ロッドケースやフィッシングシューズが収納できます。荷室用ユーティリティーボードを取り付けることで、30Lのクーラーボックスを2個積み込んでもまだまだ余裕があります。シートをおやすみモードにすることで、いつでも仮眠が可能です。
全長(mm) |
4,295 |
全幅(mm) |
1,695 |
全高(mm) |
1,710 |
車両本体価格 |
1,900,000円 |
公式ページ |
ミニバン|トヨタ ヴォクシー
出典:トヨタ自動車WEBサイト
車中泊に適した環境作りのためのグッズが豊富に揃っているヴォクシー。段差のないフルフラットになるので、大人二人であれば快適に眠れます。ラゲージボックスには、釣り具を沢山詰め込めます。グレードによっては、AC100Vのコンセントも使用可能です。
全長(mm) |
4,695 |
全幅(mm) |
1,695 |
全高(mm) |
1,825 |
車両本体価格 |
2,996,509円 |
公式ページ |
SUV|日産 エクストレイル
出典:日産:エクストレイル
プロパイロット機能により、釣りで疲れた帰路でも快適に運転できるエクストレイル。4WDの走破性の良さから、砂浜でも問題なく走行できます。天井にロッドホルダーを付けることも可能です。シートは全席が防水仕様になっています。
全長(mm) |
4,690 |
全幅(mm) |
1,820 |
全高(mm) |
1,740 |
車両本体価格 |
2,197,800円 |
公式ページ |
初心者必見!釣りと車中泊を行うのに最適な場所とは
車中泊といえば、好きな場所に停泊できるイメージを持たれている方もいるでしょう。しかし、車中泊ができる場所は決まっています。その中でも、釣りを行う場合に停泊するのに最適な場所は、以下のとおりです。
釣り場近くにあるRVパーク
RVパークとは、日本RV協会が提供する、快適に車中泊が楽しめる場所のことです。以下のような条件(抜粋)を満たす場所がRVパークとなり、快適な車中泊が実現します。まずは、釣り場の近くにRVパークがないか探してみましょう。
・横4m×縦7m以上の余裕のある駐車スペース
・24時間トイレを利用できる
・入浴施設が近くにある
・ゴミを処理できる
・100V電源が使用できる
渓流釣りができるオートキャンプ場
車の乗り入れ可能なオートキャンプ場も、おすすめの車中泊スポットです。渓流が近くにあるオートキャンプ場を選ぶことで、渓流釣りと車中泊が同時に楽しめます。渓流釣りは、森の中の大自然も味わえるのでおすすめです。海釣りがしたい方は、海岸沿いにあるオートキャンプ場を選びましょう。
安全に釣りと車中泊を楽しむための3つの注意点
自由な釣り旅ができる車中泊ですが、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクもあります。快適に過ごすためには、気温に合わせた対策も重要です。安全に釣りと車中泊を楽しむための注意点を紹介します。
商業施設の駐車場を使用しない
車中泊ができるかどうかは、施設の管理者の許可があるかが重要です。そのため、車中泊ができるか不明な商業施設の駐車場は使用しないようにしましょう。無許可で停泊して通販された場合、損害賠償請求を受ける可能性もあります。
車中泊中はエンジンを停止する
車中泊では、エンジンを止めるのが原則です。車中泊中にエンジンをかけ続けていると、マフラーが何かしらの要因で塞がっていた場合に、一酸化炭素中毒を起こす危険があります。また、エンジン音による騒音トラブルにも繋がりかねません。
暑さ・寒さ対策を万全にする
車中泊中はエンジンを停止する必要があるので、車内に備わっている冷暖房器具は使えません。そのため、以下のような暑さ・寒さに対する対策を行うようにしてください。
・ポータブル電源と冷暖房器具で、車内の気温を調節する
・キャンプで使用する本格的な寝袋を使用する
・窓を覆うシェードで断熱する
海釣りと車中泊を同時に楽しむ際に必要なグッズ5選
車中泊では車が宿代わりになるので、車内空間の快適性も重要です。釣り具に加えて、以下のようなグッズがあると快適に過ごせます。釣りだけでなく、キャンプや登山といったアウトドアでも使用できるグッズなので、ぜひ揃えてみてください。
寝袋
車中泊の車内に、布団を収納するスペースを確保するのは難しいです。そのため、小さく丸めてコンパクトになる寝袋の方が、車中泊には向いています。エンジンを切った車内では、冷え込むことが想定されるので、以下のようなポイントに気を付けて選びましょう。
・保温性と携帯性に優れたダウン素材
・保温性が高く、コンパクトになるマミー型
・釣り場の気温に合った快適使用温度
マット
車のシートの上に直接寝袋を敷いて寝ると、シートの隙間や段差が体に当たり、快適な睡眠が取れない可能性があります。シートの上にマットを敷くことで、隙間や段差を解消してくれるだけでなく、クッション性も上がります。
マットを選ぶ際には、収納スペースを確保できるかにまずは着目しましょう。また、厚さ10cm以上のマットを選ぶと、クッション性の高さから快適な寝心地が実現します。
車載冷蔵庫
車に積める持ち運び可能な冷蔵庫が、車載冷蔵庫です。クーラーボックスとは違い、冷却機能があることで、保冷効果が持続します。釣りを目的とした車中泊では、釣った魚の保存や熱中症予防、食中毒予防にも役立ちます。連泊する場合に、食材をまとめ買いすることも可能です。
LEDランタン
車中泊における照明に最適なのが、LEDランタンです。車中泊中はエンジンを切る必要があるので、車種によってはライトが使えません。LEDランタンは連続点灯時間が長く、光量も強いので、車内だけでなく、出歩く際の灯りとしても活用できます。
ポータブル電源
車中泊と釣りを同時に楽しむ場合にあると便利なグッズが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、モバイルバッテリーを超える大量の電気を蓄え、アウトドアで電化製品に給電できる機器を指します。ポータブル電源があると、車中泊や釣りで以下のようなメリットがあります。
・電気毛布や扇風機を使って、車内を快適な温度に調節できる
・電気ケトルや電気鍋を使い、車内で簡単な加熱調理が行える
・釣った魚や食材、飲料水を冷蔵する車載冷蔵庫が使える
・電気ウキを使った釣りが行える
・夜釣りで暗闇を照らすLEDランタンを点灯させられる
車中泊と釣りには、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇るJackery製がおすすめです。Jackeryのポータブル電源は、車中泊の宿泊日数に応じた幅広い容量バリエーションを取り揃え、釣り場にも持ち運べる携帯性と安全性を備えています。
釣りを目的とした車中泊に最適な機種は、以下のとおりです。
Jackery Solar Generator 600 plus
容量632Wh、定格出力800Wの.ポータブル電源と100Wのソーラーパネルを組み合わせた発電機です。二つ合わせても10.95kgという軽量さとコンパクトさを兼ね備えているため、車から釣り場にも持ち運びできます。
IP68の防水性、防塵性を備えているので、砂浜や堤防、磯といった幅広い釣り場で使用できます。60秒以内で素早くセットアップし、両面受光により釣りをしながら効率的な太陽光発電が可能です。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
Jackery ポータブル電源 1000 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルをセットにした製品です。AC出力やUSB出力などの計8つの多彩なポートから、電気ウキへの充電や電気ケトルを使った調理、扇風機を使った気温対策などが行えます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、10年以上も釣りや車中泊で活躍してくれるでしょう。高温耐性に優れているので、炎天下の釣りでも安全に稼働します。
Jackery Solar Generator 2000 Plus
Jackery ポータブル電源 2000 PlusとJackery SolarSaga 200W ソーラーパネルをセットにした製品です。複数人で車中泊と釣りを楽しむ場合も、AC5口、USB4口、シガーソケット1口の計10個のポートから、電化製品に給電できます。
合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載しているので、釣り場や車内のいかなる環境にも対応します。最大25%の変換効率で太陽光発電を行いながら、電化製品に給電することも可能です。
まとめ|釣り好きは車中泊で自由に旅しよう
釣りと車中泊を組み合わせることで、場所・道具・時間・お金に縛られない自由な釣りが実現します。荷物の運搬が容易になるので、好きな道具を詰め込んで、釣りが楽しめます。
この記事で紹介したグッズを揃えて、ぜひ車中泊をしながら釣りを満喫してください。