1.仙台市に車中泊できる場所2選
宮城県仙台市は、東北地方最大の都市として有名で、自然と調和した町として知られています。青葉通や定禅寺通などケヤキ並木や広瀬川沿いの木々が四季折々に街を彩り、市内中心部も緑にあふれた都市です。
100万人以上の人口が集中する大都市である仙台市には、実は車中泊ができる場所が非常に少ないというのが調べた結果です。ここでは、仙台で数少ない車中泊ができそうな場所をご紹介します。
●奥州 秋保温泉 蘭亭

安心・安全に停泊できる車中泊スポットとしてご紹介するのがこの「奥州 秋保温泉 蘭亭」です。温泉旅館の駐車場を車中泊スポットとして利用できます。温泉入浴も可能(900円)なので、温泉好きの方におすすめです。
[施設情報]
・24時間利用可能なトイレ
・自動販売機
・コインランドリー
・ペット可
・EV充電スタンド
・AC電源
・ゴミ処理:1袋300円
・料金:2,000円~/24時間
仙台市内で車中泊できる場所としてあったのは、この「奥州 秋保温泉 蘭亭」のみです。どうしても市内でお探しの際は、利用料金も安く温泉にも入れるココをおすすめします。
●道の駅 森の駅

参照元:森の駅 クチコミ・アクセス・営業時間|仙台【フォートラベル】
車中泊と言えば“道の駅”として仙台市内にある道の駅ではこの「道の駅 森の駅」です。国道48号線沿いでJR仙台線愛子駅と陸前白沢駅のちょうど間くらいにあります。農家が生産した野菜の直売所があり、天然山菜やキノコなど様々な野菜が販売されています。ただ、駐車場がそれほど広くないため、車中泊するときは周囲の様子を伺う必要があります。
道の駅で車中泊する場合、駐車場の広さはとても重要な要素のひとつです。ほかの利用者の迷惑にならないようにすることを前提に、できるかどうか判断してください。道の駅で車中泊がしたい方は、仙台市近郊にある道の駅をおすすめします。以下に車中泊ができる道の駅を2つご紹介していますので、ぜひ検討してみてください。
2.仙台市付近にある道の駅車中泊スポット2選
宮城県仙台市近郊にある、車中泊ができる道の駅を2つご紹介します。無料で利用できる道の駅での車中泊では、車中泊マナーを守ってほかの利用者の迷惑にならないよう気をつけましょう。
●道の駅 おおさと

参照元:アクセス - 道の駅おおさと
黒川郡大郷町にある道の駅です。広くて大きな駐車場(103台駐車可能)のある道の駅で、車で15分ほど行ったところに温泉施設もあります。道の駅の中にある「座・ずんだ」では仙台名物として有名な“ずんだ”を使用したスイーツを提供しているので、ぜひ寄ってみてください。
[施設情報]
・住所:宮城県黒川郡大郷町中村字北浦51-6
・営業時間:9:00~18:00
・公式サイトURL:道の駅おおさと 満腹満足の里 ずんだ・産直野菜 宮城県大郷町
●道の駅 村田

参照元:道の駅村田(物産交流センター) - 村田町の観光案内サイト
柴田郡村田町にある道の駅です。村田町は紅花の商いで栄えた街と知られ、蔵の街並みを楽しむことができます。車で15分ほど行った場所に温泉施設もあるので、車中泊するのに向いている場所です。施設内にある物流センターには特産品である“そら豆”を使用した商品を取り揃えています。また、レストランで食べられる「そらまめうどん」が人気の道の駅です。
[施設情報]
・住所:宮城県柴田郡村田町村田北塩内41
・営業時間:9:00~17:00
・公式サイト:道の駅 村田
3.仙台市で車中泊したときに立ち寄りたい温泉3選
仙台市で車中泊にはやっぱり旅の疲れは温泉にゆっくり浸かって癒したいものです。仙台市近郊の温泉施設でおすすめの場所をご紹介します。
●スパメッツァ仙台 竜泉寺の湯

参照元:スパメッツァ仙台 竜泉寺の湯 - 仙台 (宮城)|ニフティ温泉
スパメッツファ仙台は、東北のスーパー銭湯・サウナ大好きが集う場所として、「東北の温泉文化を盛り上げていく」という決意のもと運営されています。“MADE IN TOHOKU”の東北各地の作り手の方々とコラボした商品の販売もしているので、おみやげを買うのもおすすめ。
[施設情報]
・住所:宮城県仙台市泉区大沢2丁目5-9
・営業時間:朝6:00~深夜2:00
・料金:大人平日1,100円(子供300円)
・公式サイト:スパメッツァ仙台
●天然温泉 仙台コロナの湯
参照元:天然温泉 仙台コロナの湯(旧 大江戸温泉物語 仙台コロナの湯)
天然温泉コロナ湯は、岩に囲まれたダイナミックな露天風呂で、開放感あふれ屋外から吹く風が気持ちよく爽快な気分にさせてくれる大露天風呂が魅力です。ほかにサウナはもちろんリラグゼーション施設もあるので、ゆっくり旅の疲れを癒せる場所です。
[異説情報]
・住所:宮城県仙台市宮城野区福室字田中前1-53-1
・営業時間:朝6:00~深夜2:00(定休日が不定で年4回)
・料金:大人平日1,100円(子供500円)
・公式サイト:温泉 | 天然温泉 仙台コロナの湯(宮城・仙台)
●仙台湯処 サンピアの湯
社の都で至高のおもてなしをワンランク上の温泉施設で癒しを求めるならココ!「仙台湯処サンピアの湯」です。温泉風呂はもちろん、岩盤浴やリラグゼーション施設も豪華で、ちょっとした贅沢気分を味わえるのに最高です。
[施設情報]
・住所:宮城県仙台市若林区浦町東4番地2
・営業時間:朝9:00~深夜2:00
・料金:大人1,000円(入浴のみ)
・公式サイト:仙台湯処 サンピアの湯|天然温泉・岩盤浴
4.仙台の車中泊でおすすめな持ち物5選
道の駅などを車中泊で利用する場合、最低限の施設しかないため、しっかりと車中泊装備を整えていないと快適な車中泊を過ごすことはできません。快適さを向上させる装備品、仙台の車中泊に最低限必要なアイテムをご紹介します。
●ポータブル電源
道の駅や公園での車中泊では、あるのはトイレくらいです。最低限の施設しかない場所での車中泊で快適さを求める場合、車内の装備を整える必要があります。そこでとても役立つのがポータブル電源です。ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きく、スマホやタブレットだけでなく、電源のない車中泊環境で家電が使えるようになります。たとえば、
・IH調理器具を使って火を使わずに調理ができる
・冬の車中泊で電気毛布を使って暖かく眠ることができる
・夏の車中泊では、ポータブルクーラーや扇風機を使って暑さを凌げる
など、まるで自宅に過ごすのと同等の家電が車内で使用できるため、とても便利です。車内で使いたい家電を持ち込んで、快適な車中泊を楽しむことができるので、おすすめの装備品です。
関連人気記事:車中泊に最適なポータブル電源おすすめ6選!容量の選び方や活用方法
●サンシェード
サンシェードは、車内の様子を見えなくするために使用する装備品です。それ以外にも、窓から伝わる熱を遮断する効果があるので、車中泊をするときに欠かせないものと言えます。たとえば、
・寒さ&暑さ対策ができる
・車内で過ごしている姿を隠すことができる
・朝日の眩しさを防ぎ、ゆっくり眠ることができる
などがサンシェードを取り付けたときに得られる効果です。車内温度を守り、車内の快適さを上げることもでき、なおかつプライバシーも守る役割を果たすため、車中泊をするなら準備しておきましょう。車内カーテンも一緒に取り付けると、車内の雰囲気もより車中泊感が出ます。また、断熱効果もより期待できるのでおすすめです。
●車中泊マット
車中泊マットは、床から伝わる熱を遮断しシート段差を和らげてくれる装備品です。手軽に車中泊を楽しみたい方は、シートをフルフラットにして寝床をつくることが多いのではないでしょうか。フルフラットではシートの段差が気になってしまい寝心地が悪く快眠できません。その段差を手軽に緩和させてくれるのが車中泊マットです。
後部座席を格納できるタイプの車や、跳ね上げて荷室スペースを広く取れる車でも、直接床に寝るよりマットがあった方が、クッション性が高まると同時に床から伝わる熱を遮断でき快適な寝床がつくれるのでおすすめです。
関連人気記事:アクアで車中泊!フルフラットできない車内に快適な寝床をつくる方法
●寝袋
車内で寝床をつくるとき、自宅で使用している布団を持ち込むとかさばってしまいほかの荷物が積み込めなかったりするため、コンパクト性に優れた寝袋が車中泊には向いています。とくに、軽自動車やコンパクトカーでの車中泊では、車内の広さは非常に限られているため、可能な限りコンパクト性に優れた装備を整えることが大切です。
また、車内は外気温の影響を強く受けてしまうため、夏は暑く冬は寒い性質を持っています。季節に応じた寝袋を準備することで、車内温度から身体を守り快適に眠ることができます。寝袋には大きく分けて2種類のタイプがあります。
・封筒型:比較的ゆったりと余裕のある形状で、布団で寝ているのに近い形で使用できる
・マミー型:気密性が高く身体に密着する形状で、封筒型よりも保温性能が高い
快眠しやすい方を選び、毛布や電気毛布などを使ってうまく体温調節ができる環境を整えましょう。
関連人気記事:車中泊では寝袋と布団どっちが最良?経験者が語る季節に応じた使い分け方とは
●LEDランタン
車には基本的に“ルームランプ”が付いていますが、車内で長時間滞在するため光量が足らなかったり、長時間使用するとバッテリーが上がってしまう恐れがあります。そのため、別途LEDランタンを準備した方が良いでしょう。
・日が暮れてからどれくらいの時間車内で過ごすのか
・照明が欲しい場所に設置できるもの
によってLEDランタンは選ぶことが大切です。また、光量を切り替えられるものなど機能性や強度、車内の雰囲気に合った形状のものを選ぶことで、車中泊感が出てより楽しむことができます。
5.Jackeryポータブル電源で仙台車中泊におすすめのポータブル電源2選
前述したおすすめの装備品でご紹介したポータブル電源ですが、最近では様々なメーカーからポータブル電源が販売されています。「どれが良いのかわからない」と感じている方は、Jackery(ジャクリ)を選べば間違いありません。
・累計500万台以上の販売実績を持つ世界リーディングブランド
・リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載した10年以上の長寿命で高性能な製品を販売
・ソーラーパネルも一緒に購入できる豊富なラインナップ
・長期保証と無料回収や修理サービスなど充実したアフターケア
もあるので、長期的にご利用頂ける製品を販売しているメーカーです。また、電気用品安全法(PSE)の適性検査にも合格しているため、安心してご利用いただけます。下記に、車中泊に向いている製品をまとめていますので、ぜひ参考にして検討してみてください。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セットは、車の天井に設置できる車載用ソーラーパネルと軽自動車クラスでの車中泊にピッタリサイズのポータブル電源セットです。ポータブル電源も中容量でパワフル、高出力な家電である電気ケトルやIH調理器も使用可能にグレードアップした最新モデルです。
大きさ(約300×219×197mm)&重さ(約7.3kg)も軽自動車やコンパクトカーでも積み込めるサイズで女性でも持ち運びができるサイズになっています。女性の車中泊のお供にも最適なポータブル電源です。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
かつて大容量のポータブル電源は、とても大きく重さもあって車内使用には適さない大きさでした。Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、従来モデルの大容量サイズから約20%のコンパクト化に成功しつつ、性能アップも実現したポータブル電源セットです。急速充電機能やバッテリー節約モードで1.5倍長持ちする高性能さを実現したモデルなので、車中泊目的に車内に装備するのに最適です。
もっと多くの商品を見る
関連人気記事:車中泊におすすめのポータブル電源10選|必要性や使い道・選び方のポイントを紹介!
まとめ:仙台市付近での車中泊は道の駅となることが多い
東北最大の都市である仙台市内には、人口密集地域でもあるため残念ながら車中泊をするのは難しいかもしれません。しかし、ちょっと視野を広くして探せば、魅力的な車中泊スポットのある地域です。
仙台市近郊にまで視野を広げることで、車中泊ができそうな道の駅もあります。ただ、道の駅などの必要最低限の設備しか利用できない車中泊スポットでは、装備の充実さが快適さを上げるポイントにもなるでしょう。装備品の大きさや必要性を考えながら、自分で過ごしやすい環境を車内に整えてみてください。