キャンピングカーよりハイエース?車中泊仕様にアレンジするポイントとおすすめ車中泊グッズ5選
広い車内で快適に車中泊をしたいと考えたとき、ハイエースを思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。キャンピングカーだと「快適だけど高そう」というイメージの方が強く出てしまうこともあり、ハイエースの方が身近に感じてしまいますよね。
今回の記事では、ハイエースを車中泊仕様にするために必要な装備についてくわしく解説しています。実際どうしてるのかを知るためにも、先人者の方としてYouTubeでハイエースを車中泊仕様にカスタマイズして配信されている方の紹介も合わせてまとめています。
合わせてじっくり読んで頂ければ、あなたのハイエースを自分好みにカスタマイズするための方法を知ることができますよ。
ハイエースは車中泊に向いている3つの理由
車中泊を目的として選ばれるクルマの代表的な車種とも言える「ハイエース」。なぜハイエースが人気なのか。今ではキャンピングカーをちょくちょく見かけるようにもなりましたが、ハイエースと比べると、圧倒的に少ないですよね。
そこで、車中泊にハイエースが選ばれる理由についてまとめています。理由は大きく分けて3つあります。それは、「広さ」・「品揃え」「価格」にありました。
●広さを活かした移動した「秘密基地」となること
●ハイエース専用の車中泊グッズが豊富にあること
●キャンピングカーよりもお手頃な価格であること
順にくわしく解説していきますね。ハイエースの魅力にも関係する内容でもありますので、クルマ選びを検討されている方にはおすすめの情報です。
●広さを活かした移動できる「秘密基地」
普通免許で運転できるクルマの中では最大級とも言えるハイエース。軽自動車であれば、荷物を積んで、寝られる場所を確保したら他にスペースがほぼなくなるのですが、ハイエースであれば、ほぼ倍の広さがあるためかなりの余裕な空間を確保できます。
この広さがハイエースの魅力の1つになっているのは明らかで、
〇荷物をたくさん積むことができる
〇複数人乗っても余裕のあるスペースを確保できる
〇車内にちょっとした秘密基地をつくることができる
など、まさに「移動できる秘密基地」をつくりこむことができます。家族や友達など、2人以上乗って車中泊も余裕でできてしまいます。1週間以上の長期的な旅行でも、荷物はたくさん積み込めるので安心して旅ができそうです。
●ハイエース専用の車中泊グッズが豊富
自分の好きに改造やDIYをして個性的なクルマを演出している方もたくさんいらっしゃいます。ハイエースでも車内を自作している方もいますが、中には
「工作や手作りするのが苦手」「時間に余裕がない」
方も中にはいらっしゃるかと思います。そんな方のためにハイエース専用の車中泊に必要なグッズも豊富に商品化されています。たとえば、カーテンやサンシェード、マットなどの車中泊の三種の神器とも言える必須アイテムにもハイエース専用の商品が販売されています。
既製品も便利だと思えば取り入れて、効率的に必要なものを揃えるのも良いですね。中には自作するには専門的な知識を必要とすることもあるので、自分のやりやすい形でハイエースをコーディネートしてはいかがでしょうか。
●キャンピングカーよりお手頃な価格
キャンピングカーならば、車中泊に必要なものをわざわざ揃える必要はありません。すでに車内で宿泊できる装備が揃っている完成されたクルマ。それがキャンピングカーです。しかし、ネックなのはやはりその価格ではないでしょうか。
キャンピングカーを新車で購入しようとすれば、ハイエース級のクラスでいえば、500万円以上必要です。それに比べてハイエースなら新車で購入しても400万円もあれば良いグレードのものが購入できます。
また、キャンピングカーと言えば「大きすぎる」のも問題になることも。日本の道路事情に合っていないこともしばしばあることから、ハイエースの大きさは価格的な面も含めて丁度良い大きさと言えるでしょう。
ハイエースを車中泊仕様にして配信されているYouTuber5選
「ハイエースを車中泊仕様にするにはどうしたら良い?」
いざハイエースを購入して車中泊仕様にするとき、どんな風に車内をDIYしたら良いかわからない方もいらっしゃるでしょう。そんな時、先人者がどんな風に車内をつくっているのかを参考にするのも良い方法です。ここでは、実際にハイエースを車中泊仕様にしている様子をYouTube配信されている方を5組ご紹介します。
●「やしき夫婦」さん
●「ちえのWA」さん
●「コモレビ」さん
●「旅するGRANADA」さん
●「こむすびチャンネル」さん
実際に素人さんが工夫を凝らして一から車内をDIYされている方から玄人とも言うべき経験者などを考慮して、参考になりそうなYouTuberさんを厳選してご紹介します。
●「やしき夫婦|車中泊100系ハイエース」
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=uTfmPZQUZck
車中泊で日本を一周する旅をするために、ハイエースを購入して素人ながらにも夫婦で頑張ってDIYされています。主に2人が車内で暮らせる空間づくりに重点を置いた車中泊仕様です。DIYされている様子を配信されている内容や、車内を紹介されている内容では、
・防音対策を本格的にされている
・2人車中泊旅ができる必要なものを揃えている
ことが参考になります。中古でハイエースを購入して、自分なりに車中泊仕様にDIYをしながら模様替えを考えている方におすすめのYouTuberさんですね。
●「ちえのWA」
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=mTHPf_YTk-w
比較的新しいハイエースを車中泊仕様にされているちえのWAさん。ハイエース専用の車中泊グッズなどの既製品をうまく利用して車内を車中泊仕様にカスタマイズされています。ちえのWAさんのシャイエースの特徴をまとめると、
・後部座席を残して荷台部分をうまく既製品でカスタマイズしている
・大きい車を女性でも運転しやすいようバックモニターやデジタルインナーミラーを装備
ことです。
ほかの動画で装備を紹介されいてる動画を見ると、夏用、冬用それぞれで車中泊グッズも紹介されています。いろんな便利アイテムを紹介されてもいますので、既製品を利用したハイエースのカスタマイズを検討されている方におすすめですよ。
●「コモレビ」
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=r_AVsbt7Q4s
ハイエースで車中泊キャンプをファミリーで楽しんでいるコモレビさん。クルマとうまく連結させたテントやタープで車中泊キャンプを楽しまれています。昼間はテントの中で過ごし、寝る時は車内で眠る。家族4人がどうやって車内で寝ているのかなど、ファミリーで車中泊キャンプに行きたいと考えている方におすすめのYouTuberさんです。
・家族で車中泊キャンプに必要な装備がわかる
・ハイエースの広さを利用した4人家族が過ごす車内の様子
をリアルを通して学ばせてくれます。キャンプ道具の荷物の収納方法も参考になるので、ぜひご覧になってください。
●「旅するGRANADA」
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=ykgFX6cYFRI&t=6s
ハイエースにはキャンピングカー仕様の特別仕様車が存在します。旅するGRANADAさんは、アネックスWizのエアコンモデルを購入されて検証動画をあげられています。動画を拝見していると、すでに考えられて作りこまれている感じがします。しかし、不便な一面もあるので、そこは追加で揃えていく感じになりそうですね。GRANADAさんの動画では、
・ハイエースのキャンピングカー仕様の特徴やメリット&デメリット
・追加装備のおすすめ車中泊グッズ
がわかりやすく解説されています。
「自分で何かやるよりすでに揃っているものを購入したい」
と考えている方におすすめです。GRANADAさんの動画を見れば、追加装備で何が必要なのかもわかるので、キャンピングカーに興味のある方はおすすめです。
●「こむすびチャンネル」
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=gxVuE_pojaU
30代の独身女性がハイエースをキャンピングカー仕様に大改造して車中泊生活の内容を配信されています。かなり手を加えてありそうな車内は圧巻の一言です。こむすびさんの動画でわかることは、
・ハイエースの車内収納を自作するときの工夫点
・テーブルを自作するときの利便性
など、まさにDIYの理想ともいうべき車内のこだわり感が伺えるので、ハイエースの車内を全てDIYで自作したい方におすすめです。また、車中泊キャンプのことも考えた、タープや社外装備にも注目です。
ハイエースで車中泊するのに欠かせない車中泊グッズ5選
ハイエースの車内を快適な空間に作り替える方法は、YouTubeを配信されている方々の動画をご覧になれば参考にある部分がたくさんあったのではないでしょうか。ハイエースは車中泊として利用されていることが多く、ハイエース専用の車中泊グッズも多数商品化されています。
必要不可欠ともなる車中泊の「三種の神器」を含め車中泊グッズを5つご紹介していきます。あなたのクルマに必要と感じたら、ぜひ揃えてくださいね。
●車中泊するなら目隠し&断熱必須「サンシェード」
車内の温度を適温に保つため。そして外からの視線から車内を守るため、断熱性のあるシェードや目隠しカーテンなどの装備は必要不可欠な車中泊グッズとして三種の神器の1つにもなっています。
三種の神器にあげられているのもあってか、ハイエース専用のサンシェードも品揃えが豊富です。手作りしても問題ありませんが、苦手な方もいらっしゃるかと思います。そんな方は既製品を購入して装備しましょう。
既製品を使う利点は、サイズがピッタリで仕様に合っていることです。たとえば、サンシェードを取り付けても窓が開けられるものも既製品で販売されています。もし、車内で料理を楽しむことを想定している場合は、窓を開けても大丈夫なサンシェードの方が便利です。車内で何をするのかも踏まえて、あなたに合ったサンシェードを探してみましょう。
●快適に車中泊するための「ポータブル電源」
YouTubeを配信されている方のほとんどがポータブル電源を車内に搭載されていました。その理由は車内で快適に過ごすために必要だからです。車中泊をする際は、基本的にエンジンを切るのがマナーです。エンジンを切っても電源を利用できるように装備を整えること。
これが、車中泊をするには必要です。電源を必要とする装備としては、スマホなどの日常的なもの以外では以下のようなものがあげられます。
・車内で料理をするための調理器具を動かすため
・快適な睡眠を得るために必要なもの(スポットクーラーや電気毛布)
・日が暮れてから車内で過ごすための照明器具
などが必要です。これらを動かす動力源として、AC電源が利用できる容量の大きいポータブル電源があれば快適に車中泊を過ごせます。
●ポータブル電源に迷ったら「Jackery(ジャクリ)」がおすすめ
「ポータブル電源」と言っても、いろんなメーカーから様々な種類のポータブル電源があって、どれがよいのかわからないと悩む方もいらっしゃるかと思います。そんなときは、Jackery製品を選ぶと間違いはありません。
Jackery(ジャクリ)は世界的にも有名なメーカーであるとともに、300社以上の企業が推奨するメーカーです。1000回以上充電しても80%以上の能力を維持しているので、1つ買えば10年以上は使える長寿命なこともあり、車中泊をされている方にも人気です。この記事でご紹介している「やしき夫婦」も愛用されていましたね。
●おすすめは「Jackery solar Generator 2000 Plus」
Jackeryポータブル電源2000Plusとソーラーパネル200Wを組み合わせた製品です。
車中泊で旅をしたい。将来的にも数日間車中泊で過ごせるように考えるなら、ソーラーパネルがセットになったものが一番です。車種がハイエースであれば、車内でできることも増える分電力消費も大きくなることが予測されます。複数人で利用することを想定すればなおのこと、大きい容量でエンジンをかけずとも充電できる要素があれば安心です。
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、2042Whの超大容量と3000Wの高出力を実現しています。合計10個の供給源があり、連泊キャンプや家族でのキャンプにも十分な電力を供給してくれます。災害時の備えとしても大活躍するので、一家一台あれば安心できる装備となりますよ。
リン 酸 鉄 リチウム イオン バッテリーを採用したポータブル電源で、毎日使っても10年間以上も使える長寿命です。
また、セットしたソーラーパネル200Wは、業界トップクラスの変換効率(最大24%)を備えているので、長期間の車中泊でもポータブル電源の電力が使い切ったら太陽光さえああれば充電できるので、電源切れの心配がありません。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大24kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
●快適な寝心地を確保「マット&寝袋」
車中泊の三種の神器にも入っている「寝袋」と「マット」は車中泊をするには必要不可欠です。それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。
・寝袋:自分の体温を守るために必要な寝具(季節によって2種類あった方が便利)
・マット:シートの凹凸をフラットに、車体の固さを和らげて快適な睡眠を得るために必要
●寝袋の選び方
寝袋は、夏用と冬用でサイズが異なります。とくに冬用として選ぶなら氷点下にまで気温が下がっても快適に寝られる寝袋が欲しいところ。防寒対策を固めるためにも冬用の寝袋は基本仕様をよく見て選ぶようにしましょう。
●マットの選び方
マットはハイエースの車内をどのようにカスタマイズするかで選ぶとよいでしょう。寝る場所を確保したうえで、そのスペースにあったマット選びをしましょう。マットはハイエース専用のマットも販売されているので、あなたのカスタマイズに合っていたら購入してみても良いでしょう。
●ハイエースの広さを活かした「収納グッズ」
YouTuberさんの車内を見てみると、収納スペースは手作りされている方が多いですね。家庭用の本棚をうまく利用して収納スペースを作ることもできます。ハイエースの車内はかなり広いので、家庭用の収納BOXも利用することで自分なりの収納部分をカスタマイズすることができます。
YouTuberさんの収納グッズの利用方法をアレンジしてスペースを考えてみるのも、自分だけの車中泊仕様になるので挑戦してみてください。
●食事を楽しむための必需品「冷蔵庫(クーラーBOX)」
車中泊をするための装備として「冷蔵庫」があれば食料備蓄が可能になります。クーラーBOXであれば、保冷剤と一緒に冷凍ペットボトルを含め食料品を入れておくと数日なら温度を保つことが可能です。
車内で食事することは非日常を楽しむ車中泊ならではのこと。車中泊の楽しみでもあるのでぜひ優先的に装備は考えたいものです。利用する人数と、どれくらいの期間車内で過ごすのかによって大きさは考えた方が良いでしょう。冷蔵庫を装備するなら、ポータブル電源は忘れないようにしましょうね。
まとめ:ハイエースは自分好みにDIYできる要素満載
今回の記事では、ハイエースを自分好みにカスタマイズして車中泊を満喫できる装備についてくわしくまとめました。ハイエースは車中泊に適したクルマとして人気であるため、ハイエース専用の車中泊グッズが豊富に出ています。
YouTuberの紹介ではハイエースの車中泊仕様のカスタマイズ方法など、先人者がどんな風にカスタマイズしているのかもご紹介していますので、参考になるかと思います。車中泊を目的としたクルマ選びにお悩みであれば、ハイエースを購入して車中泊を満喫してみてはいかがでしょうか。
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