冬の車中泊を快適に!防寒対策グッズの電気毛布&ブランケット8選
冬の車中泊は、気温が氷点下にもなり油断すると命に関わる危険もあります。しかし、冬の車中泊は幻想的な雪景色や、澄んだ夜空に浮かぶ満天の星空など絶景とも言える場所を独り占めできる魅力がありますよね。
冬の車中泊に挑戦したいとお考えの方は、防寒対策として電気毛布を考えていらっしゃる方も多いかと思います。今回の記事では、車中泊に向けて電気毛布の選び方やおすすめの電気毛布を詳しくご紹介します。また、車中泊で電気毛布を利用する上で重要な電力源であるポータブル電源に関してもまとめていますので、冬の車中泊を快適に過ごしたい方にお勧めの内容になっています。
冬の車中泊に最適な電気毛布を選ぶ4つのポイント
●電気毛布の生地はチェックしておいた方が良い
1つ目のポイントは電気毛布の生地です。電気毛布の素材には
·アクリル素材
·ポリエステル素材
·フランネル素材
といくつか生地の素材が使われています。アクリル・ポリエステル素材は安価でダニにも強い特徴があり、フランネル素材は天然素材なので肌触りが良く保湿性に優れています。敏感肌の方にはフランネル素材がおすすめです。
●洗濯できる電気毛布は重宝する
2つ目の選び方として電気毛布は洗濯できるものが良いです。自宅で使用するときは布団と敷物の間に電気毛布を挟んで使用しますが、車内で使用するときは直接肌に触れる場合があります。
その分、自分の生活臭が付きやすくなるので、洗濯ができる電気毛布の方が清潔さを維持できるためおすすめです。
●電気毛布の温度調節はスライド式のリモコンが便利
3つ目は、電気毛布の機能として「温度調整機能」は基本的に付いているものがほとんどです。その中の「温度調節」はスライド式で、微調整が利くものがおすすめです。
·室内温度に合わせた温度に調節できる
·ポータブル電源の容量とどれくらいの時間使用するのかでレベルを調整する
ことができます。
電気毛布は温度を上げれば上げるほど、消費電力は上がってしまいその分ポータブル電源の消費も激しくなります。あまり高温で使用すると、低温火傷の原因にもなります。適度な温度調整を行いましょう。
●ダニ退治モードやタイマー機能があると便利
4つ目は、電気毛布の機能である「温度調整機能」のほかに、
·タイマー機能
·ダニ退治機能
がある電気毛布があります。冬の車中泊では、眠るときの使用は寝袋の中に電気毛布を入れるととても暖かく快適に眠ることができますが、ある程度寝袋の中が温まれば保温が効くため長時間使用していると逆に汗をかいてしまうことも。そんなときにタイマー機能があれば、冷え切ったカラダを温める時間のみ使用できるので、電力を無駄遣いしなくてすむので重宝します。
ダニ退治機能は、電気毛布の中に潜むダニをやっつけてくれるのでとても重宝する機能です。ダニは人間やペットのフケや毛が大好物です。布団だけでなく電気毛布にも潜伏していることが多いです。ダニは熱に弱く50℃以上の温度を30分くらい与えることで死滅します。
定期的にダニ退治機能を使ってダニを駆除しましょう。使用した後は、死滅したダニを叩いて飛ばしておくことを忘れずに。
冬の車中泊に最適な電気毛布&ブランケット5選
●ニトリ「USB給電ヒーター付3WAYブランケット」
USB給電式のヒーター付きブランケットです。ボタンが付いているのでポンチョや腹巻き、ブランケットの3通りの使い方ができます。とても肌触りが良く使い心地の良いブランケットです。
[基本スペック]
サイズ |
125×70cm |
機能 |
自動電源OFFタイマー付き 3段階温度調節機能 |
素材 |
ポリエステル |
洗濯 |
洗濯できない 水で薄めた台所用中性洗剤を使用して汚れたところをふき取る |
消費電力 |
10W(DC5V/2A) |
価格 |
3,990円(ニトリ ネット通販) |
●RAVAcoco「20000mAhモバイルバッテリー付き電気ブランケット」
●PoweaArQ「電気毛布 掛け敷き兼用 ベージュシングル」
アウトドアブランド「PoweaArQ」が提供するアウトドア向けに作られた掛け敷き兼用電気毛布です。アウトドアシーンに合わせやすいカラーで大きめの電気毛布です。長さが180cmあり男性の大人がスッポリカラダを覆い隠せるくらい大きいサイズなので、マットの上に敷いて利用することもできます。機能も充実していてアウトドア向けに考えられて作られた商品です。
[基本スペック]
サイズ |
180×100cm |
機能 |
無段階温度調節機能 室内センサー 8時間連続稼働で自動オフ機能 ダニ退治機能 |
素材 |
ポリエステル |
洗濯 |
洗濯機洗いOK |
消費電力 |
55W |
価格 |
14,300円(Az Market) |
●Sugiyama「電気敷き毛布 140×80cm NA-023S」
Amazonでベストセラーになっている電気毛布です。安心の日本製で気温が下がると自動的に温度が上がる温度センサー付きです。車中泊には嬉しい機能「ダニ退治」「洗濯機丸洗いOK」で値段もお手頃です。
[基本スペック]
サイズ |
140×80cm |
機能 |
ダニ退治機能 室温センサー |
素材 |
ポリエステル70% アクリル30% |
洗濯 |
洗濯機洗いOK |
消費電力 |
55W |
価格 |
3,099円(Amazon |
●パナソニック「電気毛布 掛け敷き兼用 180×130cm DB-R31MS」
全身が温まるコイル形状や、温度設定の目盛りの細かさ、暗いところで光るコントローラーなど、細部に工夫が行き届いている電気毛布です。パナソニック製という日本製の安心感もあって、お値段もお手頃です。
[基本スペック]
サイズ |
140×80cm |
機能 |
ダニ退治 室温センサー |
素材 |
アクリル |
洗濯 |
洗濯機洗いOK |
消費電力 |
54W |
価格 |
4,036円(Amazon) |
電気毛布以外に冬の車中泊におすすめの防寒対策グッズ3選
●ニトリ「着るフード付き毛布」
電気の力を借りずとも、毛布を着込むことができ車内で過ごすときに暖かい「着る毛布」です。フード付きなのでカラダ全身を寒さから守ってくれます。
「蓄熱機能」
「保湿加工」
「吸湿発熱」
などの機能性も十分で、見た目よりはるかに暖かいです。レーヨン素材も含まれているので、ふんわりなめらか、着心地の良い着る毛布です。サイズはフリーサイズ(着丈105cm)で男性から女性まで幅広い方にご利用いただけます。
●DR.PREPARE「着る電気毛布 USB電気ブランケット」
150×80cmと大きめのポンチョのように羽織れる電気掛け敷き兼用毛布です。フランネル素材で柔らかく、肌触り抜群です。最大55℃まで発熱することができ、温度は3段階に調節が可能。USBによる電力供給で消費電力はわずか10W。電熱ヒータが冷えやすい肩口、背中、首筋にあるので寒い車内でも暖かく過ごせるアイテムです。
●Rokomi「電熱ベスト フード脱着可能 丸洗いOK」
寒い車内で寒さから身を守ってくれる電熱ベストです。11か所の発熱エリアを持っていて、電源を入れて3秒で温かくなる速暖性能を持っています。温度は瞬間的に上がりますが、指定された温度まで上昇すると保温に自動的に切り替わる優れものです。
車中泊キャンプに行ったとき、車外でも使えます。フード付きですが、取り外しができるので用途に応じて使うことができます。
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車中泊で電気毛布を長時間に稼働できるポータブル電源おすすめ
●モバイルバッテリーとポータブル電源の違い
そもそもモバイルバッテリーは電力の小さいもの。例えばスマホやタブレットなど2~3A程度のものを利用するときに使います。車中泊の暖房設備としては、電気毛布が対象になりますが、全身を覆い隠すくらいの大きさがほしいときは、やはり必要となる電力が大きいのでモバイルバッテリーでは使うことができません。
ポータブル電源なら、モバイルだけではなく、消費電力の大きい家電でも利用できますし、モバイルバッテリーで利用できるものも使うことができるので、とても便利です。しかも、容量の大きいポータブル電源なら複数枚の電気毛布や機器を同時に使えます。
「スマホを充電しながら電気毛布も使う。」
なんて自宅でやっていることがそのままできてしまうことがポータブル電源を車中泊に装備する最大のメリットです。
●ポータブル電源に迷ったら「Jackery(ジャクリ)」がおすすめ
もし、ポータブル電源を購入するときに、どのメーカーにしようか迷ったらJackery(ジャクリ)製品を選べば間違いありません。Jackery(ジャクリ)は世界で300万台以上のポータブル電源・ソーラーパネルを販売した実績を持ち、長期間のメーカー保証や長寿命でも有名なメーカーです。世界で200社以上の企業が推奨していることもあり、不動のメーカーブランドとも言えるでしょう。ここでは、車中泊で人気なポータブル電源を下記のようにご紹介いたします。ぜひご確認して見てください。
①Jackery Solar Generator 1000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター1000プラス
製品名 | Jackery ポータブル電源 1000 Plus |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
②Jackery Solar Generator 2000 Plus|ジャクリソーラージェネレーター2000プラス
「Jackery Solar Generator 2000 Plus」は前述した「Jackery Solar Generator 1000 Plus」よりも容量が大きいタイプのポータブル電源です。同じくソーラーパネルがセットになっており、Jackery製品の中で1、2を争うくらい容量の大きさを誇るポータブル電源です。主にファミリーやカップル、友達同士など、複数人で車中泊をするときに大活躍してくれます。
·合計10個の出力ポートを持っていて同時に利用できる
·容量が最大12Kwhまで拡大できるため、複数人数や長期間の車中泊での利用に向いている
·定格出力が3000という高出力で、消費電力の高い家電も同時複数稼働できる
なため、ファミリーやカップルなど、グループでよく車中泊に行く予定がある方におすすめのポータブル電源です。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
車中泊で電気毛布を使う際によくあるFAQ
①車のバッテリーで電気毛布を使用できますか?
DC12V以下で動くものや、変換器を利用する場合、または車種によって電源がある場合は使用可能です。しかし、おすすめしません。理由は、電気毛布は消費電力が比較的高い電化製品であり、長時間利用することもあり車のバッテリー上がりが起こるリスクがあります。
一番おすすめなのは、ポータブル電源で電気毛布に給電することです。
②ポータブル電源で電気毛布を何時間使用できますか?
消費電力55Wのものを例にあげて計算すると以下のようになります。
·Jackery Solar Generator 1000 Plusの場合
「1264Wh×0.8÷55W=約18時間」
·Jackery Solar Generator 2000 Plusの場合
「2042Wh×0.8÷55W=約29時間」
となります。Jackery製品なら1晩は余裕で利用可能ですね。
●冬の車中泊で電気毛布の使用以外におすすめの寒さ対策は?
車中泊で電気毛布以外の寒さ対策と言えば、
·湯たんぽ
·カイロ
·セラミックヒーター
·冬用寝袋
以上4つです。氷点下にまで冷え込む寒さの中での車中泊は、寝袋も分厚く外気温の影響を受けにくい寝袋を用意する必要があります。中に毛布や湯たんぽを入れて眠ることで、暖かく眠ることが可能です。
まとめ:冬の車中泊では氷点下にも耐えられる防寒対策を
冬の寒さを侮ると、風邪を引いてしまったり、宿泊を断念せざるを得ないことにもなってしまいます。寒さ対策はしっかり整えて、冬の車中泊を満喫してほしいです。今回の記事では、冬の車中泊を快適に過ごすための電気毛布についてまとめました。
·車中泊向け電気毛布の選び方
·車中泊におすすめの電気毛布
·電気毛布以外のおすすめ防寒グッズ
·車中泊で電気毛布を使うときのFAQ
など、冬の寒さ対策に必須な装備として電気毛布やブランケット、防寒グッズをご紹介しています。その設備を長時間使うためにはポータブル電源が必要不可欠です。電力不足で不便さを感じないためにも、容量の大きいポータブル電源を購入しましょう。