京都で車中泊できるスポット10選!停泊可能な場所や便利なアイテムも紹介
風情ある街並みが美しい京都で、時間と場所に縛られない車中泊の旅がしたいと思われている方は多いのではないでしょうか。実際に現地で停泊できる場所を探してみても、なかなか見つからず、車中泊を断念することにもなりかねません。
この記事では、京都のおすすめの車中泊スポットを紹介します。京都の車中泊にあると便利なアイテムも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
車中泊はどこでもできる?停泊可能な場所3選
車の中で寝泊まりするとはいっても、駐車スペースであればどこでも停泊できるわけではありません。施設の駐車場では、他の利用者の使用を妨げるために仮眠を禁止している場合もあります。車中泊が許可されている主な場所は、以下のとおりです。
●道の駅
ドライバーのための休憩施設である「道の駅」には、車中泊が許可されている場所があります。道の駅には、以下のような設備が整ってる場合があるので、生活拠点に最適です。
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・24時間無料で利用できる駐車場
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・24時間利用できる電話やトイレ
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・レストラン・名産品の物販
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・温泉施設
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・シャワー
道の駅は停泊場所として最適であるだけでなく、土地の名産品も味わうことができ、旅先を満喫できるという魅力があります。ただし、全ての道の駅で車中泊が許可されているわけではないので、公式サイトで確認してから向かうようにしましょう。
●RVパーク
日本RV協会が「快適に安心して車中泊できる場所」として定めた車中泊施設が、RVパークです。RVパークは全国各地で設置が進んでおり、停泊場所を探す必要がなく、快適に車中泊が楽しめる時代がくるかもしれません。RVパークでは、以下のような条件を満たしています。
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・横4m×縦7m以上の余裕のある駐車スペース
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・24時間利用できるトイレ
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・100V電源が使用できる
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・入浴施設が車で15分圏内にある
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・ゴミの処理ができる
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・複数日の車中泊ができる
無料のものから1万前後で泊まれるものまで、利用料金は様々です。
●オートキャンプ場
車の横付けが可能なオートサイトが設置されているオートキャンプ場も、車中泊が可能な場所の一つです。キャンプ場なので、シャワーやトイレが設置されているのは勿論のこと、炊事場やレンタル用品、物販など生活するのに便利な設備も充実しています。
ただし、オートキャンプ場によっては荷物の乗り入れだけが許可されていたり、車中泊は禁止されていたりする場合があります。車中泊が禁止されている主な要因は、利用者のマナー違反です。車中泊が許可されているオートキャンプ場であっても、以下のようなマナーは必ず守りましょう。
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・ドアの開け閉め・ライト点灯は極力控える
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・エンジンはつけっぱなしにしない
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・車中泊が許可されたサイトで停泊する
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京都で車中泊できるおすすめスポット10選
11種類のお風呂があるスーパー銭湯「伏見力の湯」の駐車場は、車中泊が許可されています。天然温泉の露天風呂とサウナがあるので、1日のドライブの疲れをしっかり癒せるのが魅力です。
トイレは24時間使用でき、コインランドリーも設置されています。館内にはお食事処やマッサージがあり、快適な車中泊生活が送れるでしょう。
住所 | 〒612-8426 京都府京都市伏見区竹田青池町130 |
公式ページ | https://chikara-u.com/ |
●RVパーク京都南 鴨川RVサイト
京都駅付近の鴨川のほとりにあるRVパーク。観光の拠点にするのに絶好の場所にあります。無人営業で24時間入退場が可能です。給水、トイレ、ゴミ処理は全て無料で行なえます。
コインシャワー、コインランドリー、自動販売機、電源(100V 20A)も完備してあるので、不自由を感じることはありません。
住所 | 〒612-8469 京都府京都市伏見区中島河原田町62 |
公式ページ | https://www.vantech.jp/rvsite/kyotominami.html |
●京都大呂ガーデンテラス
RVパークが設置されたキャンプ場です。AC電源(100V)が使用できたり、焚き火ができたりと野外キャンプをしながら車中泊が楽しめます。共同浴場や24時間使用できるトイレもあるので、生活には困りません。
家族で遊べる小川やグランドゴルフ場が隣接しているので、宿泊場所としてだけでなく、アクティビティの拠点としてもおすすめです。
住所 | 〒620-0077 京都府福知山市大呂298-5 |
公式ページ | https://oro-gardenterrace.com/ |
●加悦双峰公園
標高500mの大江山にある絶景が見えるキャンプ場です。オートキャンプサイトやキャンピングカーサイトがあり、車中泊も楽しめます。加悦谷平野の広大な景色を眺めながら、車中泊がしたい方にはおすすめです。
温水シャワーやトイレ、売店などの基本的な設備は整っています。バードウォッチングや昆虫採集もできるので、子供連れでも楽しめます。
住所 | 〒629-2423 京都府与謝郡与謝野町字与謝292−2 |
公式ページ | https://yosano-kankou.net/kankou/soubou/ |
●芦見谷芸術の森
出典:芦見谷芸術の森公式サイト
奥京都の里山にあるRVパークが設置されたキャンプ場です。駐車場3台分のスペースを1サイトとして利用でき、広々と敷地を使えます。100V電源が使用でき、トイレ・給水は24時間可能です。大浴場は共有設備として利用できます。
住所 | 〒601-0262 京都府京都市右京区京北細野町芦見奥13−1 |
公式ページ | http://odedeko-kyoto.blogo.jp/ |
●道の駅 海の京都 宮津
日本三景「天橋立」に最も近い道の駅です。農家自らお店に足を運び、販売する直売所があるので、新鮮な野菜を使った料理が食べられます。「さかなキッチンみやづ」では、宮津・丹後の食材が味わえるカフェやレストランが営業しています。
近くには天橋立温泉「知恵の湯」があったり、24時間使用できるトイレがあったりと生活に困ることはありません。
住所 | 〒626-0012 京都府宮津市浜町3007 |
公式ページ | http://michinoeki-miyazu.jp/ |
●道の駅 てんきてんき丹後
オートキャンプ場に隣接する道の駅です。フードコートや喫茶コーナーなどの食事スペースが充実しています。24時間無料で利用できるのが魅力です。海を眺めながらのキャンプがしたい場合は、すぐにサイトを借りれます。
住所 | 〒627-0221 京都府京丹後市丹後町竹野313−1 |
公式ページ | https://tenkitenki-mura.jp/ |
●京都アボカドヴィレッジシェアハウス
出典:キャンプ場・車中泊スポットが探せるスペースシェアはCarstay
ラウンジやキッチン、浴室などの生活設備が完備されたシェアハウスです。駐車場で車中泊ができ、施設内のキッチン、シャワー等が利用できます。伏見稲荷神社や醍醐寺といった観光名所が近くにあるので、拠点にするのにも最適です。
住所 | 〒601-1433 京都府京都市伏見区石田大山町20−5 |
公式ページ | https://kansai.hituji.jp/comret/info/kyoto/kyoto/avocado-village |
●星の降る里 久多の里オートキャンプ場
満天の星空が綺麗な、車中泊ができるオートキャンプ場です。全サイトで車の乗り入れができます。シャワー室、電源、トイレ、売店があり、快適に車中泊生活を送れます。
センターハウスにあるトイレは、バリアフリー仕様なので、足腰の不自由な方がいる場合にもおすすめです。レンタル品が充実しているので、必要なものは現地で調達できます。
住所 | 〒520-0461 京都府京都市左京区久多川合町151 |
公式ページ | https://kutaauto.jp/ |
●保津川オートキャンプ場
出典:京都・亀岡
保津川下りの乗船場の近くにあるオートキャンプ場です。全サイトに車1台の駐車スペースがあります。レンタル用品が充実しているので、手ぶらで行ってもキャンプが楽しめます。
保津川オートキャンプ場の魅力は、宿泊料金の安さです。また、チェックインは9時、チェックアウトは翌日17時と長く遊びたい人にももってこいの施設と言えるでしょう。
住所 | 〒621-0005 京都府亀岡市保津町三ノ坪60 |
公式ページ | https://camp.hozugawakudari.jp/ |
京都の車中泊であると便利なアイテム5選
車中泊では車内に衣食住の設備が必要です。また、夏や冬では気温対策も欠かせません。京都にある数多くの観光地を巡るためにも、道具を活用して、快適性を向上させましょう。京都の車中泊であると便利なアイテムは、以下の5つです。
●車載冷蔵庫
持ち運び可能な冷蔵庫である車載冷蔵庫があれば、電源さえあればいつでも冷たい飲み物が飲めます。クーラーボックスとは異なり、冷却機能が付いているので、食材が腐る心配もいりません。特に以下のような条件下で車中泊をする場合は、マストアイテムと言えます。
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・気温の高い夏場
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・子供を連れている
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・2泊以上の車中泊をする
アイスなどのデザートも食べられるので、車内の快適性は一段と向上します。
●カーサイドタープ
自動車の横に設置するタープが、カーサイドタープです。生活空間を増設し、リビングを作り出せるので、快適な車中泊が実現します。雨や日差し除けとしても効果を発揮します。一方で、カーサイドタープを使用する際は、以下の3点に気をつけましょう。
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・カーサイドタープの下で火起こしをしない
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・風が強い日の使用は避ける
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・設置している間は、車を移動しない
火に強い素材を使用していないカーサイドタープの下で火起こしをすると、火災の危険があります。また、風の強い日には飛ばされたり、破損したりする恐れがあるので避けましょう。車に連結しているタイプの場合、車の移動はできません。
●ルーフキャリア
車中泊では、宿泊に伴う衣類や食材が宿泊日数分必要な上に、就寝スペースを確保しなければなりません。そのため、車内だけでは荷物の収納スペースが足りない場合があります。そんな時に活躍するのが、ルーフキャリアです。
ルーフキャリアとは、車の屋根に荷物を載せられるアイテムです。荷物を屋根に載せることで、車内空間を有効活用できます。また、食事で出たゴミや、焚き火で使う木材などの車内に載せたくない物を車外に出せるのも魅力です。
●電気ストーブ
車中泊ができる場所では、騒音トラブルを避けるためにエンジンを切るように定められている場合があります。エンジンを切った状態では、冷暖房機能が使えないので、外気の影響を直接受けてしまいます。
冬の車中泊における暖房器具として、あると便利なのが電気ストーブです。スイッチを押すとすぐに車内を温めることができ、灯油やガスと違い、電気を燃料としているので安全性が高いのもメリットと言えるでしょう。
●ポータブル電源
車中泊を快適にするために欠かせないアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、車中泊などのアウトドアで、内部のバッテリーに貯めた大量の電気を電化製品に給電できる機器を指します。
車中泊にポータブル電源があるメリットは、以下のとおりです。
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・電子レンジや電気ケトルで、車内で簡単に加熱料理ができる
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・車載冷蔵庫を稼働させ、冷たい飲み物を常備し、食材を長期保存できる
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・電気ストーブや扇風機を稼働させ、暑さ・寒さ対策が行える
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・停泊場所の検索やナビ代わりで使うスマホを常にフル充電にしておける
さらに、ポータブル電源と合わせてソーラーパネルがあると、車中泊をしながら、太陽光発電でポータブル電源に蓄電できます。Jackery製のポータブル電源は、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇り、揺れる車内でも問題なく使える高い耐震性を備えています。Jackeryの車中泊におすすめの機種は、以下のとおりです。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
Jackery Solar Generator 2000 Plus
2042Whの大容量と定格出力3000Wを備えた「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」と「Jackery SolarSaga 200W ソーラーパネル」のセットです。
■商品の特徴
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・合計10ポートから、消費電力を気にせずに複数の家電に同時給電できる
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・ChargeShield技術による急速充電により、安全に2時間で高速充電できる
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・リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載により、京都だけでなく、全国各地を車で旅しても10年以上使用し続けられる
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・365日経過しても、自然放電は10%程度なので、自宅では非常用電源として活躍する
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・約30dB以下の静音設計により、車内での睡眠の邪魔にならない
製品名 | Jackery Solar Generator 2000 Plus |
容量 | 2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 | 3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 | ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 | AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 | 約4000回サイクル |
保証期間 | 5年間 |
まとめ|京都の車中泊は許可された場所で楽しもう
京都の車中泊では、どこでも停泊できるわけではなく、道の駅、RVパーク、オートキャンプ場などの許可された場所である必要があります。ポータブル電源や冷暖房器具、車載冷蔵庫などを車内に備え、快適性を向上しましょう。
この記事で紹介した京都の車中泊できる場所を参考に、京都の旅を満喫してください。