【2025年版】ポータブル電源を普段使いする方法を徹底解説!製品を選ぶ7つのコツも紹介

災害やアウトドアだけでなく、ポータブル電源は普段の日常生活や仕事などでも幅広く活用できるアイテムです。この記事ではポータブル電源を普段使いにも活かしたい方に向けて、ポータブル電源のさまざまな用途を紹介します。

こんな使い方も!ポータブル電源を普段使いする10の方法

こんな使い方も!ポータブル電源を普段使いする10の方法

ポータブル電源は日常生活でさまざまな使い方ができます。この記事ではポータブル電源を普段使いする12の方法を取り上げ、ポータブル電源の便利さを解します。

①屋外やコンセントから遠い場所での電源確保

屋外やコンセントから遠い場所で作業をする際、電源の確保に役立ちます。延長コードを用意すれば良いわけですが、数十メートル先まで電源を伸ばす場合は5,000円以上の出費を要する場合もあります。コードの取り回しや後片付けに、面倒臭さを感じる方も多いでしょう。

ポータブル電源があれば、コンセントから遠い場所でも家電や電動工具などを使えます。延長コードを使うと起こりがちな「プラグが抜けてしまった」「コードが踏まれて傷ついた」というトラブルも、ポータブル電源なら心配いりません。

②ブレーカー落ちが心配なタイミングのサブ電源に

「洗濯機を回しながらドライヤーを使いたいけど、いつもブレーカーが...」「エアコンを付けたまま電子レンジを使うのが心配」こんな経験はありませんか?家庭のコンセントとは別でポータブル電源を使うようにすれば、電力使用量が多くなる時間帯でも、ブレーカー落ちの心配なく家電が動かせます。アンペア契約を上げる必要がないので、基本料金はそのままでおトクです。

③普段の電気代節約に役立つ

ソーラーパネルで太陽光発電した電力を貯めて使えることは、ポータブル電源の大きな強みです。日中に太陽光で生み出した電力を家電に使うことで、電気代の節約になり、SDGsの実践にもつながります。

ポータブル電源に使うソーラーパネルは、設置工事不要で届いた時点から庭やベランダなどの空地に広げれば、すぐに太陽光発電を実現できます。太陽光発電の効果は、以下の記事をご参照ください。

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また、ポータブル電源単体で電気代の節約も可能です。料金単価が低い深夜や早朝にポータブル電源の充電を済ませ、電気代の高い昼間にポータブル電源から家電に給電することで電気代を節約できます。電気使用量の多い家庭におすすめです。

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④ホームパーティーやおうちキャンプを楽しむ

ホームパーティーでは、人が集まる場所に家電が集中しがちです。必要なアンペア数も多くなるでしょう。ポータブル電源を使えばあちこちのコンセントから延長コードを引き回す必要なく、調理家電や照明、音響などパーティーを盛り上げる家電を使えます。楽しいひとときを演出できるでしょう。

おうちキャンプの場合は、ベランダや庭で行う場合も少なくありません。ポータブル電源を使えば、自宅から延長コードを伸ばさなくても庭やベランダで家電を使えます。キャンプ場にいるような雰囲気を演出できるでしょう。

⑤コンセントが足りなくなりがちなキッチンの電源に

「新しく調理家電を買ったけど、キッチンのコンセントが足りない!」というトラブルに見舞われた経験がある人も多いのでは。かといってテーブルタップでタコ足配線すると、火災などのリスクが心配ですよね。 

ポータブル電源があれば、タコ足配線しなくてもコンセントを増設可能。しかも好きな場所に置けるので、電源との距離を気にする必要もありません。キッチンの電源の悩みをまとめて解消します。

⑥ガーデニングを充実させる

ポータブル電源は庭づくりや園芸植物の栽培、家庭菜園でも活躍します

●電動芝刈り機や草刈り機をコードレスで使用できるため、広い庭でも自由に動ける。

●夜間の作業やイベント用の照明として使用

●季節ごとのデコレーションライトを設置するのにも便利

●生け垣や植木の剪定も電源の確保がしやすく、効率がアップ

●ビニールハウスなど室内を暖房をする

扇風機を使って、よどんだ空気を動かす

ポータブル電源を上手に使うことで、より楽しいひとときを過ごせるでしょう。

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⑦ワークスペースの電源確保

ポータブル電源があれば、「どこでもオフィス化」が可能になります。外出先でも安定した電力をPCやスマホなどに長時間提供できるので、自由な働き方をサポートしてくれます。

また、在宅ワークでもパソコンやルーター、プリンターなど使う機器の数が多い場合、ポータブル電源1台で複数の機器に同時給電できるので、自宅でコンセントの数が少なくても悩む必要がありません持ち運びが可能ですから、気分に合わせて仕事する場所を変えられることもメリットに挙げられます。

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⑧より良い農業を実践する

農業でも、電気を使えるケースは意外と多いです。代表的な場面を、以下に挙げました。

●農機具への電源供給や充電手段として使う

●潅水ポンプを使用する

●夜間照明の点灯

●農地の空撮や農薬散布に使用される農業用ドローンを充電する

●ビニールハウス内の温度計や湿度調整機器に電源を供給

電源確保の難しい農地や屋外作業でポータブル電源は役立ちます。特に、広い農場や電源が届かないエリアでも農作業効率を大幅に向上できます。

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⑨好きな場所で加湿器や扇風機と併用して快適な昼寝スペース作り

「加湿器とサーキュレーターを同時に使いたいけど、コンセントが足りない」そんな悩みはありませんか?ポータブル電源があれば、これらの機器を好きな場所に集めて使用できます。加湿器で適度な湿度を保ち、サーキュレーターで空気を循環させながら、LEDライトでほどよい明るさを確保するなど、理想的な昼寝環境を作ることが可能です。

⑩ベビーモニターカメラの電源に使って落下防止

赤ちゃんが寝ている寝室の様子を見られる便利なアイテム「ベビーモニター」。カメラと電源の距離が離れていると、ハイハイしていた赤ちゃんが引っかかって、カメラが落ちて壊れてしまう……なんてことも。 

そこでポータブル電源から配線するようにすれば、カメラの配線が最小限で済みます。台の上にカメラとポータブル電源を置けば、赤ちゃんが引っかかる心配はありません。 

ポータブル電源の普段使い以外の14の使い道

ポータブル電源の普段使い以外の14の使い道

ポータブル電源は日常生活での普段使いのほかにも、さまざまな場面やアクティビティで活かせます。山や海、街での活動にポータブル電源がどのように活かせるか、ぜひご確認ください。

①災害時の非常用電源として家電を使える

被災した地域では、しばしば停電が発生します。このような状況でもポータブル電源があれば、家電を使えます。以下の用途で、日々の生活を支えることでしょう。

●食品の冷蔵や冷凍

●温かい料理をつくる。加熱により食中毒のリスクを下げる

●暖房や冷房用の家電を使って快適に過ごす

●パソコンやスマートフォンに電源を供給し、必要な情報を得る

災害時の非常用電源としての使い方は、以下の記事でも解説しています。

関連人気記事:災害時におすすめのポータブル電源|必要性と選び方のポイントを解説!

②車中泊でガソリンの消費を気にせず快適に楽しめる

ポータブル電源でバッテリー上がり防止

車中泊において、ガソリンなどの燃料は貴重です。あらかじめポータブル電源に電気を貯めることで車から電気を取らずに済み、より遠くまで移動できます。電源のない車中泊先でも調理家電やヘアドライヤーなどを使えるので、快適に過ごせます。

また、車のエンジンを切っても車内でLEDライトや車載冷蔵庫、扇風機などを動かせるので、車のバッテリー上がりに心配がありません。

また、ソーラーパネルで充電すれば、長期間の車中泊も繰り返し充電できるので、電気切れの心配がありません

関連人気記事:車中泊にポータブル電源は本当にいらないのか?ポータブル電源を使うメリットをご紹介

③キャンプをより楽しく安全に

電源のないキャンプ先でもさまざまな家電を使えることは、ポータブル電源の魅力です。スマートフォンの充電はもちろん、暖房をつけて暖まる、理美容家電で身だしなみを整えることもできます。

火を使わずに調理ができるため、やけどのリスクを下げられることは魅力的です。冷蔵庫や冷凍庫も使えるため、使える食材の幅が広がるメリットも見逃せません。

ポータブル電源の活用で、キャンプをより多彩に楽しめます。以下の記事もあわせてご覧ください。

関連人気記事:キャンプに革命を。Jackeryのポータブル電源で広がる自由

④釣りを快適に楽しむ

海や川での釣りは風が吹き込みやすく、季節によっては寒さを感じがちです。ポータブル電源なら暖房器具や電気毛布を持ち込み、暖を取りながら釣りを楽しめます。

夏なら扇風機も使えるでしょう。長時間の釣りでは小型のIHクッキングヒーターを持ち込み、料理や湯沸かしもできます。夜の釣りでは、灯りをつける手段としても活躍します。

関連人気記事:夜釣りにポータブル電源がおすすめな理由!あると便利な電化製品4選も

⑤路上ライブで充実したパフォーマンスを後押し

電源確保の難しい路上ライブでは、下記電気機材を使えます。

●アンプ

●電子ピアノなど電気で動く楽器

●iPadやスマートフォン

●照明

ポータブル電源があれば、どこでもこれらの機器にも電源を供給できます。充実したパフォーマンスを後押しすることでしょう。

⑥騒音を出さずに移動販売ができる

キッチンカーや食料品、雑貨の移動販売にも、ポータブル電源は重宝します。照明やレジの稼働に加えて、冷蔵庫や調理器具、換気扇などの運転にも使えるでしょう。

発電機と異なり燃料を用意する必要がなく、騒音も出ないことは大きなメリットに挙げられます。ソーラーパネルがあれば、移動販売先で充電も可能です。

関連人気記事:移動販売を始めたい!保健所の許可を得る要件と必要な手続きを解説

⑦暖まりながら天体観測を楽しめる

本格的に天体観測を楽しむ方は、天体望遠鏡を現地に持ち込む場合も多いでしょう。天体望遠鏡は、電気を必要とする機器も多いです。一方で観測する場所は真っ暗で、コンセントが無い場所も少なくありません。このような場所でもポータブル電源があれば、電源を確保しながら天体観測を楽しめます。

また天体観測は、夜間の寒さをしのぎながら行う場合も多いでしょう。暖かく過ごす手段としても、ポータブル電源は役立ちます。

⑧サイクリングでもバッテリーを充電できて便利

近年では「電動アシスト自転車」も増えてきました。快適に走らせるためには、定期的なバッテリーの充電が必要です。ポータブル電源があればコンセントを気にせず自転車の近くで充電を行えます。

ポータブル電源は、自転車を使った旅でも役立ちます。電動アシスト自転車のバッテリー充電はもちろん、スマートフォンの充電などの用途でも活躍するでしょう。荷物に余裕があれば、用意してみてはいかがでしょうか。

⑨サーフィンやSUPなど、マリンスポーツを楽しめる

サーフィンやSUP(サップ)などのマリンスポーツでも、ポータブル電源の良さを活かせる場面があります。SUPボードに空気を注入する電動ポンプは、ポータブル電源で動かせます。また以下の場面でも使えるため、海をより楽しめます。

●冷えた身体を温める

●髪を乾かす

●湯沸かしや料理を作る

●スマートフォンを充電する

マリンスポーツの楽しみ方は、以下の記事でも解説していますのでぜひご覧ください。

関連人気記事:ジャクリがあれば、遊びがもっと楽しくなる! 湘南・辻堂海岸でのSUPサーフィンに密着

⑩登山やハイキングで充実した体験ができる

ポータブル電源はキャンプ場に荷物を置き、日々あちこちへ移動するスタイルの登山でも使えます。夜はキャンプ場やテントの中に入り、家電を使った料理で温まれます。また日帰りのハイキングでは、山頂で温かい飲み物や料理を楽しめることも魅力です。

登山用ガスバーナーと異なり、可燃性の燃料を持たずに済むことは大きなメリットです。もちろんスマートフォンの充電に使えるメリットも見逃せません。

関連人気記事:テント泊登山にもポータブル電源はおすすめ?テント場やキャンプ場も紹介

⑪森の中でオフグリッド生活を実現できる

皆さまの中には「森の中で電気もガスも契約せず、自然に近い暮らしをしたい」というライフスタイルに憧れる方もいるかもしれません。大容量のポータブル電源とソーラーパネルがあれば、電気をまかなうことは可能です。購入時の初期費用はかかりますが、ランニングコストが無料となることは大きな魅力です。

⑫長時間の屋外撮影をサポート

「せっかくの撮影なのに、バッテリー切れで撮影中断...」「予備バッテリーも切れてしまった」ポータブル電源があればこんな悩みとはおさらば。現場で予備バッテリーの充電が可能です。バッテリー数本とポータブル電源があれば、充電と使用をループして1日中カメラやドローンを楽しめます。

⑬動画撮影用の照明がどこでも使える

また、外で大掛かりな照明を使うとき、従来は発電機を使う方法が一般的でした。しかし発電機は音が大きいので、撮影に支障が出てしまうことも。一方でポータブル電源なら騒音の心配はなし。静かな環境で撮影に集中できます。 

また、ポータブル電源は移動を前提に設計されているので、シーンに合わせて照明と一緒に動かして、位置や角度を自由に調整可能。よりプロフェッショナルな映像表現が可能になります。音声・映像どちらもこだわりたい動画クリエイターにとって、ポータブル電源は強い味方となるでしょう。

⑭ラジコン趣味を最高に快適に

オフロードラジコンが趣味の方は、一度はバッテリー切れに悩まされたことがあるのでは。ラジコン本体とプロポのどちらかの充電が完全に切れれば走れなくなってしまいます。走らせに行くときは、何本も何本もバッテリーを持って行く……という方も多いようです。

そこでポータブル電源を用意すれば、使い終わったバッテリーを充電できるので、持って行く数が最小限で済みます。寒い冬は、ついでに電気毛布で暖を取りながら、快適にラジコンを楽しみましょう。 

3.普段使いできるポータブル電源を選ぶ7つのコツ

普段使いできるポータブル電源を選ぶ7つのコツ

普段使いできるポータブル電源は、お使いになる状況に応じて変わります。このため、適切なポータブル電源の入手が重要です。7つのコツを確認し、普段使いできるポータブル電源を選んでください。

①出力ポートの数は使い勝手を左右する

ポータブル電源を普段使いするにあたり、出力ポートの数は重要です。容量が大きくても家庭用100Vコンセントが1口しかなければ、同時に使える家電の数は限られます。使いたいシーンに合った出力ポートの数が備わっているかどうか、購入前にチェックしましょう。

ここからは家庭用100Vコンセント、USBポート、シガーソケットの3種類に分けて解説します。

●家庭用100Vコンセントが多ければさまざまな家電を同時に使える

家庭用100Vコンセントが多ければ、さまざまな家電を同時に使えます。定格出力が小さいポータブル電源なら1口でもよいですが、定格出力が3000Wもある機種には3~4口以上欲しいという方も多いでしょう。

家庭用100Vコンセントの数が多いポータブル電源を使えば、IHクッキングヒーターで料理しながら残った食材を冷蔵庫で冷やし、ヒーターをつけて暖まりながら加湿器をつけてスマートフォンを充電するといった使い方も可能です。

●USBポートが多いとモバイル機器を多く使える

近年ではUSBを使って給電する家電も多くなっています。スマートフォンやタブレットは代表的な製品です。USBポートの数が多ければ、複数の機器を同時に充電できるため便利です。

USBには、USB-AとUSB-Cの2種類があります。どちらにも対応するポータブル電源を選ぶことをおすすめします。

●シガーソケットで出力できると便利

家電のなかには、シガーソケットでの給電に対応する機種もあります。給電したいがACコンセントがすべて埋まっているという場合でも、シガーソケットを使って動かせることは強みです。車載用の家電をよく使う方は、シガーソケットの有無にも注目してください。

②定格出力の高さ

家電は機種ごとに消費電力が異なります。ポータブル電源の定格出力は、家電の消費電力以上でなければなりません。特にIHクッキングヒーターやケトル、ホットプレートなど、消費電力の高い家電を使う場合は要注意です。例えば消費電力が1400WのIHクッキングヒーターを使う場合、ポータブル電源の定格出力は1400W以上でなければなりません。

複数の家電を同時に使う場合、要求される定格出力はすべての家電の消費電力を合計した値です。消費電力1400Wと1000Wの家電を同時に使う場合は、定格出力が2400W以上のポータブル電源を選びましょう。定格出力については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連人気記事:【徹底解説】ポータブル電源の購入前に知っておくべき定格出力とは?

③バッテリーの容量や重さ

バッテリーは容量が大きいほど、家電を長時間使えます。消費電力の大きな家電を長い時間使いたい場合は、できるだけ容量の大きな製品を選びましょう。

一方で容量の大きい製品は、どうしても重くなりがちです。同じバッテリー容量でも、メーカーや製品によって重さは異なることに注目してください。必要な容量を確保しつつなるべく軽い製品を選ぶと、持ち運びが楽になるためおすすめです。

④充電方法が多く充電時間が短い製品をおすすめ

ポータブル電源は、常に家の中で使うとは限りません。キャンプや車中泊など、外出先で活躍する場面もあります。充電しながら使えば、ポータブル電源をより有効に使えるでしょう。また停電中に使う場合は、家庭用電源以外の方法で充電する必要があります。選ぶなら、さまざまな方法で充電できるポータブル電源をおすすめします。

ポータブル電源の充電時間は、機種によりさまざまです。充電時間が短い製品を使えば満充電までの待ち時間が短縮され、ポータブル電源をより長い時間使えます。

⑤LEDライトがあると周囲を照らせて便利

ポータブル電源のなかには、LEDライトを搭載する製品もあります。ボタンを押せば周囲が明るくなるため、キャンプ場など灯りの少ない場所で役立つ機能です。懐中電灯が不要となるため荷物が減るほか、ヘッドライトの電池を消耗させずに済むメリットも見逃せません。

⑥充電できるサイクル数の多さ

長持ちしやすいポータブル電源を選ぶなら、サイクル数の多さにもぜひ注目してください。例えば1日1回充電と放電を繰り返す場合、サイクル2,000回の製品なら5年以上、サイクル4,000回の製品なら10年以上使えます。使い慣れた製品を、長く使い続けることができるでしょう。買い換え費用を節約でき、SDGsを実践できるメリットも見逃せません。

⑦安全性が高い製品を選ぶと安心して使える

便利なポータブル電源を安心して使うためには、安全性が重要です。リチウムイオン電池には引火性の有機溶媒が使われているため、火災や発煙を防止する工夫がされた製品を選ぶとよいでしょう。加えて本体など、さまざまな部品の安全性が考慮されているとベストです。詳しくは以下の記事をご参照ください。

関連人気記事:Jackery ポータブル電源の安全性について

4.普段使いにおすすめのポータブル電源4選

ポータブル電源を普段使いしたいなら、業界トップクラスのコンパクトと軽量を実現できたJackeryポータブル電源製品を3つ紹介します。

●Jackery Solar Generator 2000 New|2000Whクラスで最軽量|家庭防災・日常節電・屋外作業におすすめ

●Jackery Solar Generator 2000 New|2000Whクラスで最軽量|家庭防災・日常節電・屋外作業におすすめ

市販2,000クラスで最小を実現できた「ポータブル電源2000New」と次世代の耐衝撃性能を備える「Jackery SolarSaga 200ソーラーパネル」をセットにした製品です。

定格出力は2,200Wと高くほぼ全ての家電を動かすことができ、消費電力が大きい家電も同時に複数使えます。容量は2042Whの大容量で、電気毛布(55w)なら25時間、電動ドリル(400~800w)なら約4時間持続給電できます。

自然放電が非常に少なく100%の電池残量で5年間も保管可能。パススルー充電とUPS機能も搭載して、4,000サイクルの長い寿命を魅力に感じる方も多いでしょう。家族防災や車中泊、宿泊を伴うキャンプ、農業や太陽光発電の有効活用などの用途におすすめの製品です。

製品名 Jackery Solar Generator 2000 New

容量

2042Wh

定格出力

2,200W/正弦波(最大瞬間出力:4,400W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USB-Aⅹ1、
USB-Cⅹ2(最大出力はそれぞれ30W、100W)

充電時間

AC充電:2時間(緊急充電モードは最速1.7時間)
ソーラー充電:最速6時間(2枚接続時)
シガーアダプター:24時間

寿命/サイクル数

約4000回サイクル
※4,000回サイクル放充電後も工場出荷時の容量の70%以上をキープできます。

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W|「第6回防災グッズ大賞2024」防災部門の優秀賞を受賞|車中泊・防災・ファミリーキャンプ

Jackery Solar Generator 1000 New 100W|「第6回防災グッズ大賞2024」防災部門の優秀賞を受賞|車中泊・防災・ファミリーキャンプ

市販の1,000Wh~1,500Whクラス帯で最コンパクトと軽量を実現できた「ポータブル電源1000New」と両面発電により業界トップクラスの25%の変換効率を誇る「Jackery SolarSaga 100W (JS-100F) ソーラーパネル」を組み合わせた製品です。

定格出力が1,500Wでほとんどの家電(エアコンや冷蔵庫など)を稼働できます。容量は1,070Whと高く、電子レンジ(1160w)なら約48分間、ノートPC(80w)なら約7回充電できます。

家庭用100Vコンセントを使えば、最短1時間で満充電にできます。またJackeryアプリを使用でき、スマートフォンで電源のON・OFFや電池容量のチェックができるので便利です。おうちキャンプやコンセントが無い場所での家電の使用、ガーデニングやSUPなど、さまざまな用途で活躍するポータブル電源です。

製品名 Jackery Solar Generator 1000 New 100W

容量

1,070Wh

定格出力

1,500W/正弦波(最大瞬間出力:3,000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、
USB-A×1、USB-C×2(それぞれ最大100W、30W)

満充電時間

AC充電:1時間
ソーラー充電:最速3時間
シガーアダプター:12時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W|防災にもアウトドアにもちょうどいい中容量モデル

Jackery Solar Generator 600 Plus 100W|防災にもアウトドアにもちょうどいい中容量モデル

定格出力は800W、容量は632Whで、小型家電の利用におすすめです。消費電力800W以下の家電(炊飯器や電気毛布)を動かすことができ、さらにデュアルPD高速充電対応だから、スマホとパソコンの同時充電も可能。

本体は約7.3kg、ソーラーパネルは約4kgと軽量コンパクトだからアウトドアや避難所に手軽に持ち出せることも魅力的。ソーラー高速充電も対応できて、Jackery SolarSaga 100W×2枚を接続した場合、4.3 時間で満充電できます。車中泊やソロキャンプ、釣り、2人~3人家族の防災におすすめです。

製品名 Jackery Solar Generator 600 Plus 100W

容量

632Wh

定格出力

800W/正弦波(最大瞬間出力:1,600W)

出力ポート数

ACⅹ2、DCⅹ1、USB-Aⅹ1,USB-Cⅹ2(それぞれ最大30W、100W)

満充電時間

AC充電:最短1時間
ソーラー充電:最速4.3時間
シガーアダプター:7.5時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4,000サイクル数(10年使える)

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini|リュックに入れるコンパクト|ノマドワーク・釣り・ツーリングなどにおすすめ

Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini|リュックに入れるコンパクト|ノマドワーク・釣り・ツーリングなどにおすすめ

世界で売れたベストセラーがパワーアップしたモデルです。定格出力は300W、容量は256Wh消費電力の小さな家電(電気毛布や扇風機、電子機器)を使う際におすすめです。一方で家庭用100VコンセントとUSB-A、USB-C、シガーソケットの出力を備えており、パソコンやスマートフォン用の電源として使えます。

また、ポータブル電源は重量が3.6kgと軽く、リュックに入るコンパクトで、付属のソーラーパネルは、タブレットサイズに折りたためるので携帯性が抜群。停電時に情報を得る手段として、また車中泊をする方がサブ機として使う目的でも使えます。

製品名 Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini

容量

256Wh

定格出力

300W/正弦波(最大瞬間出力:600W)

出力ポート数

ACⅹ1、DCⅹ1、USB-Aⅹ1、USB-Cⅹ2(それぞれ最大15W、100W)

満充電時間

AC充電:最短1時間
ソーラー充電:最速11時間
シガーアダプター:5時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4,000サイクル数(10年使える)

保証期間

5年間

ライフスタイルに合わせて、普段使いのポータブル電源を選ぼう

普段使いに適したポータブル電源といっても、ライフスタイルは人それぞれです。どのように使うかによって、おすすめする製品も変わるでしょう。生活のなかでポータブル電源をどのように活かしたいかを考えたうえで、目的に合ったポータブル電源を選びましょう。

Jackeryでは容量や定格出力、出力ポートの数、充電時間など、さまざまな特徴を持つポータブル電源を用意しています。Jackeryの公式サイトをご確認のうえ、あなたに合った1台を選んでください。


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