電気代節約にも貢献する!ポータブル電源の思わぬ使い道とは
電気代が高騰する中でポータブル電源による節電術が注目を集めています。方法は簡単で、電気代の仕組みを理解しながらポータブル電源を使うだけ。また、節電だけでなく防災対策も同時に担えるので『節電』と『防災』の一石二鳥が実現します。今回はそんなポータブル電源による節電対策について徹底解説していきます。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源のメリットとは
ポータブル電源のメリットは日常から災害時まで幅広い場面で発揮されます。例えば女性でも持ち運びができるほど携帯性の高さです。
ポータブル電源はコンパクト設計で作られており、軽いものだと3kgの軽量タイプも販売されています。性別を問わず利用でき、携帯性の高いので、室内外様々な場所で電源として活躍します。
また、蓄電機能が高い点も魅力になります。一度の充電で1年以上電気を保存する商品があるようにポータブル電源は蓄電機能が高く、自然放電を最大限防ぐように設計されています。長い期間充電していなくても使えたり、充電した容量を失わずに使えるためポータブル電源の需要は増え続けています。
このように携帯性と保存性能の2つがポータブル電源の最大の魅力で、様々ンなシーンをより快適にしてくれます。
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電気代の節約にも使える?ポータブル電源の使い道
電気代高騰により注目されるポータブル電源
●電気代を取り巻く現状とは?
2023年1月電気代が過去最大というデータを東京電力ホールディングスが発表するほど電気代を取り巻く環境は悪化しています。なぜこれほどまで悪化しているのでしょうか?電気代の高騰には大きく分けて3つの原因があります。
『火力発電の休廃止・脱原発』『ウクライナ侵攻・新型コロナウイルス』『再生可能エネルギー発電促進賦課金の増額』の3点により電気代が高騰するようになりました。
・火力発電の休廃止・脱原発
東日本大震災による脱原発や老朽化した火力発電が相次ぎ、火力発電への依存度が高まり、国内電力の供給不足に陥いりました。
さらに冬季などの電力需要が高まると電力がひっ迫しやすい状況になっています。こういった国内の発電環境のゆらぎが、電気代の高騰の根底にあります。
・ウクライナ戦争・新型コロナウイルス
ロシア・ウクライナ戦争や新型コロナウイルスの影響で石炭や液化天然ガスの燃料費が高騰しました。日本は火力発電を主な発電元としており、火力発電に使う燃料を海外に依存しているため、海外での燃料の高騰が燃料調達費の増額に繋がり、結果的に電気代に影響を与えています。
・再生可能エネルギー発電促進賦課金の増額
再生可能エネルギー発電促進賦課金といって再生可能エネルギーの普及を目的とした賦課金が電気代には含まれています。経済産業省によって年度ごとに価格が決定されるのですが、年々再エネ賦課金は増加しています。毎年増加傾向の再エネ賦課金も電気代の高騰に影響を与えています。
ポータブル電源で節電するメリット
ポータブル電源を使って電気代を節約する方法とは?
●節電方法①:電気代の安い夜間帯でポータブル電源を充電
1つ目は『ポータブル電源を夜間のうちに充電して昼間に使う家電をポータブル電源の給電でまかなう方法』です。
なぜ夜間の間に充電する必要があるのでしょうか?その訳は電気代の仕組みにあります。
通常の昼間従量電灯料金は安くても17円程度で、使用量が多いとさらに20円ほどにまで上がります。しかし夜間は最低で7.6円と半額相当まで安くなります。契約プランや契約先によって価格は異なるものの、夜間のほうが電気代が安いことには変わりありません。
そこで安い電気代のうちにポータブル電源を充電し、高い昼間の電気を使わずにポータブル電源に置き換えます。例えば日中テレワークする方はパソコンなどの充電をポータブル電源に変えるだけで大幅な電気代カットになります。これを繰り返すだけでもかなり電気代の節約に貢献します。
●節電方法②:太陽光発電と併用する
2つ目は『太陽光発電(ポータブルソーラーパネル)を併用して再生可能エネルギーから無料の電気を作る方法』です。
この方法はシンプルで、晴れている日にベランダにポータブルソーラーパネルを設置し、太陽光から発電された電気をポータブル電源にためて使う方法で、節電に最も使用されている方法です。
太陽光から電気を作るので当然電気代は無料です。貯金をするような感覚で電気をためることができるので、電気がたまったときは格別な気分を味わうことができます。
また、ポータブル電源は自然放電が少ない仕組みになっているため、ソーラーパネルでできた電気をポータブル電源に蓄えてすぐに使わず長時間に貯めることもできます。このように再生可能エネルギーとポータブル電源を使って電気代を節約することもできます。
ポータブル電源に置き換えて節電効果が大きい電化製品とは?
1000Wh |
1500Wh |
2000Wh |
· 炊飯器 ・オーブントースタ· ・ドライヤー· ・電気ケトル |
・コーヒーメーカー · ドライヤー· · ホットプレート · 電気ケトル |
· IH調理機 · 電気調理鍋· ・ドライヤー ・ホットプレート |
ポータブル電源の容量が1000Whを超えると多くの電化製品が使えるものの、調理機などのキッチン家電の一部は使えません。
しかし1500Whや2000WhにもなるとホットプレートやIH調理機などの高出力家電も使えるようになります。こういったキッチン家電をポータブル電源で給電できると電気代の節約に大きく貢献します。
しかしポータブル電源で給電を置き換える際は、バッテリーの容量や出力が家電の消費電力とあっているのか確認するようにしましょう。
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節電に向けておすすめのポータブル電源3選
●Jackery ポータブル電源 1000 Pro
Jackery ポータブル電源 1000 ProはJackeryの人気モデル「ポータブル電源 1000」にソーラー/コンセントともに最速1.8時間の高速充電が可能になったProモデルです。
充電時でも45dB以下の優れた静音性で夜間の充電も気になりません。
搭載されているUSBはデュアルPD100W出力に対応しているため、ノートPCも急速充電ができ、テレワークにも活躍してくれます。
【節約法も】ゲーミングPCの電気代はどれくらい? - ゲーミングPCをおすすめするメディア:だらメモろぐ
●Jackery Solar Generator 1500 Pro
Jackery Solar Generator 1500 Pro ポータブル電源 ソーラーパネル セットはJacekryの大容量・高出力モデルの「ポータブル電源 1500」に高速充電を実現するUltra-Charging Systemを搭載したProモデルとソーラーパネル「Jackery SolarSaga 200」を組み合わせたセット商品です。定格出力は1800Wの高出力のため、ほとんどの電化製品に使えます。
自然放電が少なく、80%の電池残量で472日間保管することができます。そのため電気貯金で充電を使い忘れても問題ありません。
ソーラパネル/ACコンセント充電は全部最速2時間で充電できるため、午前中や朝の少ない時間でもその日の電気をまかなうことができます。
●Jackery Solar Generator 2000 Pro
Jackery Solar Generator 2000 Pro ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、Jackery最高クラスの2160Whの大容量と定格出力2200Wのポータブル電源 2000 Proと最速2.5時間で充電ができるソーラーパネルSolarSaga 200を組み合わせたセット商品です。
太陽光さえあれば充電ができ、最速2.5時間で家族やグループの電力をまかなえます。また家庭用冷蔵庫を稼働させるほどのパワフルさで家電製品を選ばずに使うことができます。
電気代節約は常に意識しています。こまめにオンオフする時は、あえてつけっぱなしにします。
最近、家計の支出を削減しようと考えている中で、特に気になるのが高い電気代です。私たち家族は、家計簿をつけるようになってから、毎月の電気代がかなり高いことに気づきました。そこで、できるだけ電気代節約するように心がけています。
この記事で紹介された、Jackeryのポータブル電源を使った節電方法は、私にとってもとても参考になりました。特に、夜間に充電して昼間に使用する方法は、簡単にできることで電気代を削減することができるので、ぜひ試してみたいと思います。
ただ、夜間帯に充電することができるように、ポータブル電源を事前に充電しておかなければいけないことがあります。私は、充電が必要なポータブル電源を、普段使わない時に充電するようにしています。また、Jackery Solar Generator 1500 Pro ポータブル電源 ソーラーパネル セットも持っているので、太陽光発電で充電することもできます。これらの方法を取り入れることで、電気代の節約に貢献しています。
日常生活でも、できるだけ電気を節約するようにしています。例えば、LED照明を使用することや、電気を使わない代替手段を取ることなどがあります。特に、冬場の暖房は、電気代がかなり高くなってしまうので、適温を設定することや、暖房器具を使わずに厚手の衣服を着るなどの工夫をしています。
家族で協力して、できるだけ電気代を削減するようにしていますが、中々うまくいかないこともあります。しかし、この記事を読んでポータブル電源を使った節電方法を知ることができたので、今後も積極的に取り入れていきたいと思います。
昨今の電気代の上昇から投資額は大きいかったですが、「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」とパネルを購入しました。
2023年2月の電気代が18,000円ほどで3月から使用開始し、日中は充電し、夜間に洗濯機やパソコン、サーキュレーター、掃除機の充電等に使用して3月の電気代は11,000円まで圧縮できました。7,000円を月々節約できるのであれば、2年ちょっとで投資額は回収できるのではないかと思います。
ポータブル電源ですので、屋内・屋外を問わず使えるのは、電化製品を使う上で強みだと思います。
昼間は職場の駐車場にソーラーパネルを広げてたっぷり充電。夜、自宅に持ち帰って卓上にあるミニIHコンロにミニフライパンを乗せて、晩酌のおつまみお肉などを焼いてます。朝は電気ケトルでお湯を沸かしお茶を飲んでいます。電気代節約しているのでカミさんに文句は言われませんね。
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