炊飯器を使えるポータブル電源おすすめ3選!|必要性・選び方・注意点も紹介
日本人の食事には「ご飯」が欠かせませんが、炊飯器をアウトドアなどで使用できたらいいなと思う方も多いでしょう。しかし炊飯器は意外に消費電力が高いので、ポータブル電源で炊飯器を使用する際にはいくつかの注意点があります。
この記事では、炊飯器を使用する際のポータブル電源の選び方や実用例、おすすめのモデルなどをご紹介します。
ポータブル電源で炊飯器を使う実用例
ポータブル電源で炊飯器を使用する例としては、おもに次の4つが考えられます。
・車中泊
・アウトドア・レジャー
・停電時の非常用電源
・避難所生活
それぞれの実用例を見てみましょう。
●車中泊
長距離ドライブをするときに、車中泊を楽しみたい方ならば炊飯器を持参したい方もいるでしょう。そんなときにはポータブル電源が役に立ちます。旅先で温かいご飯を食べることができたら、楽しい思い出となるでしょう。
●アウトドア・レジャー
キャンプなどのアウトドア・レジャーでは、大自然の中でバーベキューなどを行うことが何よりの楽しみとなります。炊飯器を使用すれば、ご飯を簡単に炊くことができるので、より一層料理を楽しむことができるでしょう。
●停電時の非常用電源
停電の少ない日本ですが、近年では異常気象が増えて大規模な災害が時々発生しており、それに伴う停電は復旧にも時間がかかります。ポータブル電源を家庭に用意しておけば、停電時でも普段どおりに炊飯器を使用し、温かいご飯が食べられます。
●避難所生活
自宅から避難しなければならないような大災害に見舞われたときには、避難所での生活を余儀なくされることもあります。そんなときもポータブル電源があれば、炊飯器を使用して美味しい食事を召し上がることができるでしょう。
炊飯器が使えるポータブル電源の選び方
ここでは、炊飯器の使用に適したポータブル電源の選び方を解説します。
●容量
炊飯器をポータブル電源で使用する場合は、ポータブル電源の容量に注意する必要があります。なぜなら、炊飯器は消費電力が高いうえに、モードによっては炊飯に1時間程度の時間がかかる場合があるので、多くの電力を必要とするからです。
ポータブル電源の容量が小さい場合、炊飯器を1回炊くだけでポータブル電源の電力のほとんどを使い切ってしまい、他の用途に使えなくなってしまう可能性があります。
Jackeryのポータブル電源は、2000Whを超える大容量のモデルが用意されているので、消費電力の高い炊飯器も問題なく使用していただけます。
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●定格出力
炊飯器をポータブル電源で使用する場合は、ポータブル電源の定格出力が炊飯器の消費電力よりも大きい必要があります。なぜなら、ポータブル電源の定格出力は、ポータブル電源が一度に供給できる電力の最大値を表しているからです。
ポータブル電源の定格出力が炊飯器の消費電力に対して不足している場合は、炊飯器が十分に稼働しなかったり、ポータブル電源が故障してしまう可能性があります。
Jackeryのポータブル電源は、上位モデルに定格出力の高い製品が揃っているので、消費電力の高い炊飯器も安心して使用できます。
関連人気記事:初心者必見!ポータブル電源の購入前に知っておくべき定格出力とは?
●周波数(50Hz/60Hz)
ポータブル電源で炊飯器を使用したい場合は、双方の周波数が一致している必要があります。なぜなら、日本では50Hzと60Hzの2つの周波数が使われているからです。ポータブル電源の周波数が炊飯器の周波数と異なっている場合、炊飯器が正常に動作しない可能性があります。
Jackeryのポータブル電源ならば、PlusモデルとProモデルは周波数を自動で切り替えができるので、どちらの周波数にも対応できます。
●安全性と耐久性
ポータブル電源は、安全性と耐久性にも注意する必要があります。ポータブル電源に搭載されている安全装置には、過充電保護・過放電保護・過熱保護・短絡保護などがあります。安全性の低いポータブル電源は、発火や感電などの事故につながりやすいのです。
また、ポータブル電源は屋外で使用することが多いため、衝撃に対する耐性や防水・防塵機能付きなど、耐久性の高いものを選ぶ必要があります。
Jackeryのポータブル電源ならば、Plusモデルは安全性の高いリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているほか、数多くの安全装置を備えています。また、Proモデルではデュアルバッテリーチップや特許取得済みの冷却機能などが機器を加熱から保護するので安心です。
●ソーラー発電ができる
ポータブル電源で炊飯器を使用するときは、自宅から離れた場所にいたり、停電しているとき等の可能性が高いので、基本的に家庭用コンセントからの充電はできない場合が多くなるでしょう。
そんなときに役に立つのが、ポータブル電源にソーラーパネルを接続して、太陽光発電で充電する方法です。ポータブル電源がソーラー発電に対応しているかどうかで、炊飯器の使用以外でも利便性に大きな差が生じます。
その点、Jackeryのポータブル電源ならば、どのモデルでもソーラー発電に対応しているうえに、最大6枚までソーラーパネルを接続できるので安心です。
炊飯器が使えるポータブル電源おすすめ3選
ここでは、炊飯器の使用に適した3種類のおすすめポータブル電源をご紹介します。
●Jackeryポータブル電源2000Plus
具体的には、フル充電/放電を行う「サイクル回数」が約4,000回も可能で、これは毎日使用しても10年間能力を保つという超長寿命モデルです。また安全性においても、従来のリチウムイオン電池より高温耐性が高いため、消費電力の高い家電製品を複数使用しても過熱による故障の心配はありません。
そのうえ、合計62個もの保護システム・12重のバッテリーマネジメントシステム・自動安全点検機能などを搭載しており、安心して使用していただけます。ポータブル電源の基本スペックである容量と出力も業界トップクラスで、容量は2,048Wh、出力は定格出力3,000W・最大出力6,000Wという高出力を誇ります。
さらに多くの電力を使用したい方のために、最大で5つのバッテリーを拡張することもでき、その場合の最大容量は12,000Whにものぼります。炊飯器はもちろん、冷暖房を含むあらゆる家電製品を複数同時に使用できるほか、EV(電気自動車)の充電までも可能です。
また、Plusモデルのみ利用できるスマートフォン用アプリも用意されており、電源のオンオフやバッテリー残量などの確認といった操作を遠隔で行えます。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大24kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
●Jackeryポータブル電源2000Pro
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」は、容量2160Whと定格出力2200Wという高スペックを持つ、Jackery最高クラスのモデルです。炊飯器を始めとする消費電力の高い家電製品を、いつでもどこでも使用できるほか、同時にポータブルクーラーやヒーターなども使用できるほどスペックに余裕があります。
一般的な家電製品のほとんどが使用可能なので、キャンプや車中泊、避難所生活でも普段と同じように過ごせるでしょう。大人数で使用したい方や、連泊のキャンプ・車中泊をしたい方など、多くの電力を必要とするケースに適したモデルです。
製品名 | Jackery Solar Generator 2000 Pro |
容量 |
2160Wh |
定格出力 |
2200W/正弦波(最大瞬間出力:4400W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2.5時間 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackeryポータブル電源1500Pro
「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」は、比較的コンパクトなボディに優れた機能を備えた魅力的なモデルです。容量1512Wh・定格出力1800Wという余裕のあるスペックは、炊飯器を始めとする消費電力の高いさまざまな家電製品の使用を可能にしています。
また、高速充電が可能なUltra-Charging Systemを搭載しているので、バッテリーの残量が少なくなっても電力の補充が容易です。ソーラーパネルは最大6枚まで接続することができ、最短2時間でフル充電できます。炊飯器はもちろん、ホットプレートや電子レンジなども使用できるので、キャンプや車中泊、避難所などでも普段と変わりなく過ごせるでしょう。
製品名 | Jackery Solar Generator 1500 Pro |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
保証期間 |
5年間 |
ポータブル電源で炊飯器を使う際の注意点
ポータブル電源で炊飯器を使う際の注意点は、おもに次の3つです。
・炊飯器の加熱方式を確認する
・高温多湿の環境で使用しない
・充電しながら給電しない
以下で、それぞれの詳細を順に解説します。
●炊飯器の加熱方式を確認する
炊飯器の加熱方式は、おもに次の3種類あり、それぞれのおよその消費電力は以下の通りです。
加熱方式 |
消費電力 |
マイコン式 |
600〜700W |
IH式 |
1100〜1200W |
圧力IH式 |
1100〜1300W |
それぞれ消費電力が異なるので、必要な電力に対応したポータブル電源を用意する必要があります。
マイコン式炊飯器は最も消費電力の少ないタイプです。マイコンを使って炊飯の工程を制御し、水温・お米の量・お米の種類などを感知して、最適な炊飯方法を判断します。マイコン式炊飯器は比較的低価格で、消費電力も少なくて済みます。
IH式炊飯器は、マイコン式よりもはるかに消費電力が多くなります。
電磁誘導を使ってお米を加熱しますが、マイコン式炊飯器に比べて熱効率が高いため、お米を短時間で炊き上げることができます。IH式炊飯器はマイコン式炊飯器に比べて、2倍ほどの消費電力が必要です。
圧力IH式炊飯器は、IH式よりもさらに消費電力が多くなります。IH式炊飯器に圧力を加えた炊飯器で、IH式炊飯器よりもさらに短時間でお米を炊き上げることができます。それゆえ、高い消費電力が求められるのです。
●高温多湿の環境で使用しない
ポータブル電源で炊飯器を使用する際には、高温多湿の環境を避けましょう。なぜなら、ポータブル電源を高温な環境にさらしたり湿度の高い環境に放置すると、バッテリーの寿命が短くなったり、故障の原因にもなるからです。
例えば、夏にキャンプなどのアウトドアで使用する際に、直射日光を浴びる状況で長時間使用すると、バッテリーが熱くなって劣化してしまいます。また、雨に濡れるような場所にさらして使用することも、同じようにバッテリーの寿命が短くなったり、故障するリスクが生じます。
基本的には、人間が過ごしやすい環境をバッテリーも好むのだと覚えておきましょう。20〜30℃程度での使用が最も適切で、40℃を超える環境での使用は避けたほうが無難です。
●充電しながら使用しない
ポータブル電源で炊飯器を使用する際には、充電しながら使用することは避けましょう。なぜなら、充電しながらの給電(パススルー充電)を行うと、バッテリーに大きな負荷がかかって寿命を縮めてしまうおそれがあるからです。
まとめ
ポータブル電源で炊飯器を使う際には、定格出力に余裕があり、かつ周波数の切り替えが可能なモデルが特におすすめです。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源ならば、おすすめしたモデルはどれも炊飯器が利用しやすく、高い安全性も備えているので、安心してお使いいただけます。
この機会にぜひJackeryのポータブル電源をお手元に置いていただき、いつでもどこでも温かくておいしいご飯が食べられる喜びを実感して下さい。
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