ポータブル電源はバイクでも役立つアイテム!4つのメリットを紹介
ポータブル電源はバイク好きな方、日常的にバイクを乗りこなす方にも役立つアイテムです。この記事ではまず、バイクに乗る方にとってうれしい4つのメリットを紹介します。ポータブル電源の魅力をぜひご確認ください。
移動の途中でも家電に充電できる
バイクで移動を楽しむ際は、デジタル機器を中心に家電を使う機会も多いでしょう。ポータブル電源があれば、移動の途中でも家電に充電できます。ノートパソコンやタブレット、小型の扇風機やライトなどの機器に対して、休憩時間を活用して充電できます。
ポータブル電源への充電も可能です。電源を使える施設があれば、プラグをコンセントに挿して充電できるでしょう。ソーラーパネルを持参すれば休憩時間にソーラーパネルを広げて、ポータブル電源へ蓄電できます。
バイクでのキャンプを楽しめる
休日にお気に入りのバイクで移動し、キャンプを楽しむ方もいるのではないでしょうか。ポータブル電源があれば、キャンプで役立つ以下の家電を使えます。
・ランタン
・ヒーター
・小型のIH調理器
・携帯用の扇風機
・電気ひざ掛け
良い雰囲気づくりやおいしい料理で、キャンプがより楽しくなるでしょう。夏は扇風機、冬はヒーターや電気毛布を活用し、快適に過ごすことも可能です。
高圧洗浄機を使ってバイクを洗浄できる
定格出力が高く容量の大きなポータブル電源なら、バイクの洗浄にも役立ちます。高圧洗浄機を使えば、汚れたバイクもきれいに洗浄できるでしょう。例として、競技用のオフロードバイクが挙げられます。
高圧洗浄機は小型の製品でも、1000W程度の消費電力があります。バイクの洗浄に使いたい場合は、定格出力が1000W以上のポータブル電源を選びましょう。
バッテリーへの給電手段としても使える
乗用車と同様に、バイクにはバッテリーが搭載されています。バイクのエンジンをかける、ライトを点灯させるなどの目的で使われており、重要な部品の一つです。バイクを使い続けるためには、バッテリーへの給電も欠かせません。
バイク用バッテリーの充電は専用の充電器を使い、コンセントから行うことが一般的です。ここでポータブル電源があれば、充電器のプラグを挿してバッテリーを充電することが可能です。バイクでの移動中でも充電でき、バッテリー上がりを防げます。マンションやアパートなど電源のない駐輪場でも、手軽にバッテリーの充電を行えるでしょう。
バイクでもモバイルバッテリーよりポータブル電源がおすすめの理由
機器に給電する電源には、ポータブル電源のほかにモバイルバッテリーもあります。実際に、モバイルバッテリーを携帯する方も多いでしょう。
しかしバイクで移動する際には、モバイルバッテリーよりもポータブル電源が便利と感じる場面もあります。2つの理由から、ポータブル電源が役立つ理由を確認していきましょう。
コンセントでつなぐ家電を使え、バイクでの移動を楽しめる
家電のなかには、コンセントにつながないと動かないものが多いです。すでに紹介した小型のIH調理器、洗浄に使う高圧洗浄機、バッテリーへの給電は、コンセントが無いと行えません。モバイルバッテリーでは動かせない機器も、ポータブル電源なら行えることは魅力です。バイクでの移動も、より楽しめるでしょう。
モバイルバッテリーよりも使える機器が幅広い
ポータブル電源はモバイルバッテリーと比べて出力ポートの種類が多く、電池容量も大きくなっています。モバイルバッテリーで3.7V、30,000mAhの機種は大容量ですが、Whに換算すると111Wh。ポータブル電源では小容量の機種に該当します。同じ家電でもポータブル電源から給電することで、より長く使えることは魅力的です。
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バイクで使えるポータブル電源を選ぶ5つのポイント
バイクで移動する際は、乗用車のように重くてかさばる物を持ち運ぶわけにはいきません。このためポータブル電源を選ぶ際は、機種選びが重要です。5つのポイントをもとに、あなたに合った1台を選んでください。
ポータブル電源を使うシーンを考える
バイクに関する用途でポータブル電源を活用したい場合、オールマイティーの機種はありません。「Jackery ポータブル電源 300 Plus」など持ち運びやすい機種の場合は定格出力が低く、高圧洗浄機は使えません。一方で「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」など定格出力が高い機種はどうしても重くなるため、バイクで持ち運べるとは限りません。
このため、ポータブル電源の活用シーンや目的を決めて購入しましょう。外出先で家電を便利に使う目的か、自宅でメンテナンス用(バッテリーへの給電やメンテナンス用電動工具への給電など)に使うかで、選ぶべきサイズは変わります。ご希望に合った製品を選びましょう。
衝撃に強く、安全性が高い製品を選ぶ
バイクでの移動中は道路の凸凹や左右へのカーブなどがあるため、どうしても揺れやすいです。万が一転倒した場合も、破損したり火災を起こしたりしないポータブル電源を選ばなければなりません。
バイクで使う場合は、衝撃への強さや安全性もポータブル電源を選ぶ重要なポイントです。0.9メートルの高さから3回落としても問題なく動く「UL 94V-0認定規格」は、一つの目安となるでしょう。
使用可能な最高温度が高めの製品を選ぶ
屋外での移動は直射日光を浴びるため、温度が高くなりやすいことに注意が必要です。ポータブル電源を選ぶ際は、使用可能な最高温度が高めの製品を選びましょう。
Jackery製品の場合、Proシリーズは40℃までの対応ですが、Plusシリーズは45℃まで使用・充電が可能です。60℃の環境に対応できる「UL認定」があると、より安全に使えるでしょう。
ポータブル電源で動かす家電の消費電力を計算する
ポータブル電源で動かせる家電は、消費電力がポータブル電源の定格出力以下のものに限られます。例えば「Jackery ポータブル電源 300 Plus」の定格出力は300Wですから、消費電力が350Wの家電は使えません。
もっとも、ほとんどの家電は消費電力が1500W以下です。これ以上の定格出力を持つポータブル電源なら、家電の種類を気にせず動かせるでしょう。
USB-AとUSB-Cの両方を使える機種を選ぶ
最近ではライトや扇風機など、USB接続で動作する家電も増えました。しかしType-Cの端子を持つ家電を変換ケーブルでType-Aに変え、USB-Aの出力ポートしかないポータブル電源につないで動かすことはできません。これからポータブル電源を購入する方は、USB-AとUSB-Cの出力ポートを両方揃えた機種を選びましょう。
ポータブル電源をバイクで使うならJackery製品をおすすめ
バイクに合ったポータブル電源を選ぶなら、Jackeryのポータブル電源がおすすめです。数あるメーカーのなかでJackeryならではの良さはなにか、またバイクで使えるおすすめの製品を5つ紹介します。
Jackery製品の活用をおすすめする理由
ポータブル電源を製造するメーカーは数多くあります。そのなかでもJackery製品を選ぶことで、以下のメリットを得られます。
手のひらに載るサイズから家庭用蓄電池に匹敵するサイズまで、要望に応じて選べる
・Plusシリーズは45℃まで使用可能。過酷になりがちなバイクでの移動も安心
・USB-AとUSB-Cの両方に対応する製品が多く、USBの規格を気にする必要がない
・正弦波を出力するため、家電を安心して使える
「Jackery Explorer 100 Plus」を除き、家庭用100Vコンセントも使えます。ソーラーパネルでの充電も可能ですから、電源が確保しにくい場所でも電気を貯められることは魅力的です。保証期間も3年や5年と、長い製品が多くなっています。
ここからはおすすめする5種類の製品について、それぞれの魅力を紹介します。あなたに合った1台を選んでください。
おすすめ製品①:Jackery Explorer 100 Plus
Jackery Explorer 100 Plusは、Jackery製品のなかでも他に無い特長を持っています。
・重量はわずか965グラム。荷物を少しでも軽くしたい方におすすめ
・サイズは幅12.6cm、奥行と高さが8.7cm。小型で場所を取らない
・USB-Cケーブルによる充電で、1.8時間で満充電にできるスピード
・UL規格の耐衝撃テストをクリア。ツーリングでも安心して使える
定格出力は128W、容量は99.2Whです。本体にはUSB-Cの出力ポートが2口、USB-Aが1口用意されています。家庭用コンセントはつなげませんが、USBで給電する家電の多くを使えます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を使っており、寿命は約2,000サイクル。毎週土日に使っても、10年以上使えます。保証期間は2年。一般的な家電よりも長いことが魅力です。
おすすめ製品②:Jackery ポータブル電源 300 Plus
Jackery ポータブル電源 300 Plusは、ツーリングにうれしい以下の性能を備えています。
・リュックに入る小型サイズ。わずか3.75kgの軽さで持ち運びやすい
・家庭用100V電源、USB-A、USB-C、シガーソケットと、多種多様な電源に対応
・0.9メートルの高さから3回落としても動く「UL 94V-0認定規格」を取得
・充電や使用は45℃まで可能。60℃でも対応できるUL認定を取得
定格出力は300W、容量は288Whです。ノートパソコンやタブレット、ライトや電気毛布、扇風機など、さまざまな家電を使えます。家庭用コンセントなら2時間で満充電にできるスピードも魅力的。Jackeryアプリを使えば、ポータブル電源の状況もチェックできます。
寿命は約3,000サイクル。10年以上使えるため、普段の生活でも活用できます。保証期間は5年で、長期間安心して使えます。コンパクトな本体に頼もしい機能を備えたポータブル電源です。
おすすめ製品③:Jackery ポータブル電源400
Jackery ポータブル電源 400は、以下の特長を持つ機器です。
・サイズは「ポータブル電源 300 Plus」とほぼ同じで、リュックに入る大きさ
・重さは4.1kg。片手で持ち運べる重量
・家庭用100V電源、USB-A(2口)、シガーソケットと、出力ポートの種類が豊富
バッテリーは三元系リチウムイオン電池です。ポータブル電源 300 Plusと同じサイズに、403Whの容量を備えています。一方で定格出力は200Wですから、消費電力が250Wや300Wの機器は使えません。それでも電気毛布など、数多くの家電を使えます。
なおポータブル電源400では、50ヘルツ専用の家電やUSB-Cでつなぐ機器は使えません。寿命は500サイクルですが、土日にツーリングに行く程度であれば5年程度使えます。保証期間は3年と、Plusシリーズの製品より短いです。
おすすめ製品④:Jackery ポータブル電源 600 Plus
Jackery ポータブル電源 600 Plusはこれまで解説した製品よりも重いぶん、性能も高くなっています。
・Jackeryアプリに対応。30デシベル以下で充電できる「サイレント充電」を使える
・重さは7.3kgと、比較的持ち運びしやすい
・0.9メートルからの落下試験を実施。激しい衝撃にも対応できる
定格出力は800W、容量は632Whです。コーヒーメーカーやトースターなど、ちょっとした調理を行える家電を使えるため、ツーリングやキャンプが楽しくなります。出力ポートもAC100V(2口)、USB-A、USB-C(2口)、シガーソケットと、4種類揃っています。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、4,000サイクルの寿命があります。ツーリングだけでなく、日常生活で活用しても10年以上使用可能。5年間の長期保証も魅力的です。
おすすめ製品⑤:ポータブル電源1000 Plus
ここまで解説したポータブル電源は、どちらかというと小容量がターゲットでした。Jackeryポータブル電源 1000 Plusは、以下の特長を持つ機器です。
・定格出力は2000W、容量は1264Wh。100V電源を使うほぼすべての家電を動かせる
・家庭用コンセントでの充電時間は1.7時間。忙しいときでもすばやい充電が可能
・4種類・合計8口の豊富な出力ポートで、2台以上の家電を同時に動かせる
定格出力が大きいため、洗浄に便利な高圧洗浄機を動かせることは特徴的です。出力ポートはAC100Vが3口、USB-AとUSB-Cが2口ずつ、シガーソケットが1口。コンセントやUSBでつなぐ家電も2台同時に使えます。Jackeryアプリによる操作も可能です。
容量はJackery Battery Pack 1000 Plusの追加で、5kWh(3台追加した場合)まで増やせます。蓄電した電気は高圧洗浄など、バイクのメンテナンスに活用できるでしょう。また家庭用蓄電池の代わりとしても使えます。サイクル数は4,000回、保証期間も5年と長いことも見逃せません。
バイクでポータブル電源を選ぶ際によくある質問
ポータブル電源の機種選びには、バイクで使うという観点を踏まえた疑問や質問も出てきます。バイクに乗る方ならではの3つの質問を取り上げ、回答していきましょう。
軽いポータブル電源はありますか?
5kgの米袋よりも軽いポータブル電源は、Jackeryから以下の製品が発売されています。
・Jackery ポータブル電源 240(3.1kg)
・Jackery ポータブル電源 300 Plus(3.75kg)
・Jackery ポータブル電源 400(4.1kg)
家庭用100V電源のコンセントが不要であれば、1kgを切る軽さが魅力の「Jackery Explorer 100 Plus」も選べます。
調理家電や暖房機器は使えますか?
家電の消費電力と、ポータブル電源の定格出力に着目してください。家電の消費電力がポータブル電源の定格出力以下なら、ポータブル電源につないで動かせます。
例えば消費電力が600Wの調理家電や暖房機器の場合、「ポータブル電源 300 Plus」では定格出力が300Wのため動かせません。一方で、定格出力が800Wの「ポータブル電源 600 Plus」なら使えます。
冬のツーリングでも使えますか?
走行する場所の気温によります。ポータブル電源は氷点下10℃まで使えますので、太平洋側や瀬戸内の海岸をめぐる旅など、温暖な地域でツーリングする場合は使えるでしょう。一方で北海道や本州の内陸部では氷点下10℃以下になるケースも珍しくないため、この地域での活用は不向きです。
目的や用途に合ったポータブル電源を選び、バイクのある生活を楽しくしよう
ポータブル電源はバイクでの外出や清掃、メンテナンスに役立ちます。さまざまな家電を活用して、アクティビティを楽しむ、清掃やメンテナンスを楽にできるでしょう。
バイクにポータブル電源を使う場合、容量と重さはトレードオフの関係です。オールマイティーの製品はありません。「ポータブル電源を購入して良かった」と思うためには、目的や用途をはっきりさせることが重要です。あなたにピッタリのポータブル電源を、Jackery製品のなかから選び活用してください。
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