ポータブル発電機って何?比べるとポータブル電源がおすすめの理由
「アウトドアで電気を使いたい」「災害時の備えとして発電機を持っておきたい」このように考えてポータブル発電機を検討していませんか?複数の家電を動かせるポータブル発電機ですが、実は使用時の音が大きかったり室内で利用できなかったりなどのデメリットもあります。今回は、ポータブル発電機とは何かということから、アウトドア・災害時にぴったりな緊急電源について解説します。
目次
3.ポータブル発電機のデメリット3つ
ポータブル発電機とは
ポータブル発電機の特徴
ポータブル発電機の特徴は以下の通りです。
● 燃料があれば長時間使用できる
● 複数の家電を使用できる
まずは、特徴を押さえて、ポータブル発電機とはどんなものかを把握しましょう。
・燃料があれば長時間使用できる
ポータブル発電機は、ガソリンなどの燃料さえあれば長時間使用できます。
1回燃料を補給すれば連続して8時間程使えるものもあり、個人商店を運営している方なら災害時に向けて備えておくのも良いでしょう。
ただ、肝心の燃料が危険物のため、しっかりとした保管環境が必要です。
・複数の家電を使用できる
ポータブル発電機は出力できる電力量が大きいため、一度にいくつもの家電を使用できます。冷蔵庫やライトなどを同時に使えるので、縁日などの野外イベントにチャレンジしたい方にぴったりです。
一方で、出力量が大きいほど本体が重くなる傾向にあるため、持ち運びを考えている方は要注意。どうしても出力量の大きいポータブル発電機を携帯したい場合は、専用のキャリーを購入しましょう。
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ポータブル発電機のデメリット3つ
ポータブル発電機は、出店や建築作業に向いていますが、個人で使用するには以下3つのデメリットからおすすめできません。
・使用時の音が大きい
・災害時に使用しづらい
・細かいメンテナンスが必要
「こんなはずではなかった…」と後悔する前に、ポータブル発電機のデメリットを確認しておきましょう。
①使用時の音が大きい
ポータブル発電機の特徴として、使用時の騒音が挙げられます。
パチンコの店内やバイクのモーター音ほどの騒音が出てしまうので、一般家庭で利用すると近隣から苦情が来ることに。
アウトドアシーンでも、近くに人がいる場合は迷惑になるため、使用することができません。個人用として使用したい場合は、周りに人がいない状況のみで利用してみてください。
②災害時に使用しづらい
ポータブル発電機を、停電したときの備えとして検討している方もいるかもしれませんが、おすすめできません。
これは、ポータブル発電機の主な燃料がガソリンのため、稼働時には排気ガスが出て室内で使用できないからです。
屋内や倉庫、車内やトンネルなど、排気ガスがこもりやすい場所で使うと、換気ができずに一酸化炭素中毒になる危険性があります。
災害時の備えを用意したい方は、後ほど紹介する「ポータブル電源」を検討してみましょう。
③細かいメンテナンスが必要
ポータブル発電機は、稼働するために様々なメンテナンスが必要です。
例えば、エンジンオイルの交換時は、排出したオイルをガソリンスタンドに持ち込んで処理するなどの手間がかかります。
さらに、定期的にプラグを交換しなければ、エンジンが始動しにくくなることも。
また、ポータブル発電機の燃料であるガソリンは、気温がマイナス40度でも気化し、わずかな火で燃焼するリスクがあります。
保管には必ず消防法令に基づいた容器を使い、保管場所にも注意しましょう。
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ポータブル電源が注目されている理由:
ポータブル発電機より「ポータブル電源」がおすすめの理由
ポータブル電源とは
ポータブル電源とは、あらかじめ充電することで様々な家電を動かせる機械です。充電方法としてコンセントを使うほか、ソーラーパネルを利用すれば持続的に使用できます。
ポータブル発電機ほど出力量は大きくないですが、モデルによって炊飯器や電子レンジなど消費電力の大きい家電も稼働可能です。
使用時の音や排気がほぼ出ないため、室内と屋外のどちらでも使うことができ、アウトドアや災害時にも大活躍します。
ポータブル電源のメリット
・使用時の音がほぼ出ない
ポータブル電源の大きなメリットは、稼働時の音が静かなことです。
利用している時に音が全く気にならないので、住宅街はもちろん、キャンプ場などのアウトドアシーンでも安心して利用できます。
夜間の使用も問題ないため、車中泊をする方にもぴったりですね・
・室内・屋外のどちらも使用できる
ポータブル電源は、利用時に排気ガスを出さない上、コンパクトで持ち運びやすいため、室内と屋外のどちらでも使用できます。どんなところでも使えるからこそ、災害時だけではなく日常的にも重宝すること間違いなし。
例えば、外で扇風機を回しながらガーデニングをしたり、リモートワークを庭で行うときの充電源として使用したりなどが考えられます。
最近は、ベランダや庭でお家キャンプをする方も増えているので、手軽に家電を使い、美味しいご飯を作るのも楽しそうですね。
安全に使用できるポータブル電源は、備えとしての用途以外にも、日常をさらに楽しく彩るサポートをしてくれます。
・細かいメンテナンスは必要なし
ポータブル電源に細かいメンテナンスは一切なく、充電をするだけで利用できるので、手軽に電気を使いたい方にぴったりです。
もちろん、コンセントに泥が詰まっていたら取り除くなど、基本的なメンテナンスは必要ですが、エンジンオイルを交換するなどの細かい作業は何もありません。
・屋外でもソーラー充電をすれば何日も使える
ポータブル電源は、ソーラーパネルがあれば屋外や停電時でも長期間利用できます。
実際に、車中泊をしている人の多くが、ポータブル電源とソーラーパネルで毎日の電気をまかなっているとか。
ソーラーパネルと聞くと取り付けが難しいように思えますが、専用のケーブルでポータブル電源と繋げ、太陽光に向かって設置するだけでOK。
弊社「Jackery(ジャクリ)」では、ポータブル電源とソーラーパネルのセットを41,500円(税込)からご提供しております。ポータブル発電機の相場よりも安く購入できるので、チェックしてみてください。
おすすめのポータブル電源3選
こちらでは、業界最大手ブランド・Jackery(ジャクリ)一押しの急速充電対応できるポータブル電源を3つ紹介します。「どんなポータブル電源を選べばいいんだろう?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
●Jackery ポータブル電源 2000 Pro
●Jackery ポータブル電源 1500Pro
「Jackeryポータブル電源 1500Pro」は、キャンプや災害時に最大6日使用できる頼りがいのあるモデルです。
定格出力が1800Wだからこそ、炊飯器や電子レンジなど、大抵の電化製品を使うことができます。AC/ソーラーパネルで最速2時間フル充電できます。また、寿命が2000リサイクルで長寿命化を実現できています。自然放電も少なく、80%の電池残量で472日間も保管できます。
容量は「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」よりも少し落ちますが、その分価格もかなり安くなるので、もしものために検討してみてください。
●Jackery ポータブル電源 1000 Pro
アウトドアや家庭の太陽光発電に最適!人気ソーラーパネル3選
こちらでは、Jackery(ジャクリ)が自信をもってご提供する4つのソーラーパネルを紹介します。ポータブル電源は、ソーラーパネルを取り付けることで停電時や屋外でも発電可能です。さらに、0円で家電を使用できるため、電気代の削減にも繋がりますよ。
手元にポータブル電源を持っていない方は、「ポータブル電源×ソーラーパネルのセット」なら個別で購入するより安くゲットできるので、ぜひチェックしてみてください。
●Jackery SolarSaga 200 (JS-200A)
●Jackery SolarSaga 100
ソーラーパネル活用のポイント:
まとめ
今回は、ポータブル発電機の概要と、「ポータブル電源」をおすすめする理由について解説しました。出力できる電力量が大きいポータブル発電機ですが、騒音や排気ガスが出ることを考えると、ポータブル電源が一押しです。
ポータブル電源は、使用時の音が出ないうえ、ソーラーパネルと共に使えば0円でいつでも発電できます。アウトドアや災害時の備えとして、ぜひポータブル電源を検討してみてください。
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