1.300W前後のポータブル電源を選ぶ6つのポイント
300Wクラスのポータブル電源を選ぶポイントは、6つあります。どのような項目を重視して選べばよいか、順に確認していきましょう。
①出力ポートの種類を確認する
家電に供給する出力ポートは、種類が多いほど多くの機器に充電できます。以下の出力を備えていると理想です。
·AC100V(家庭用電源)
·USB-A
·USB-C
·シガーソケット
一方で300W前後のポータブル電源は、多くの機器に電力を供給できるほど大量の容量を持つわけではありません。このためそれぞれの出力は、1箇所ずつでも問題ありません。
②充電方法の多様性
ACコンセント充電だけでなく、ソーラーパネル充電や車のシガーソケット充電が対応できるポータブル電源を選ぶと、AC電源のない停電時や屋外でも電力を確保しやすくなります。
例え、Jackeryポータブル電源の全機種がAC充電、ソーラー充電、DC(車のシガーソケット充電)と3つの充電方法を対応しています。
③寿命(充放電サイクル数)
ポータブル電源の充放電サイクル数(寿命)が多いほど、長く使用できます。市販のポータブル電源には、リン酸鉄バッテリーを採用した製品のほうが、充放電サイクル数約4,000回以上と長く、三元系バッテリー(約500~1,000回)と比べて約4倍の寿命を誇るため、おすすめです。
例えば、りん酸鉄リチウムイオン電池を採用したJackeryポータブル電源(Plusシリーズ、NEWシリーズ)は、最大4,000回充放電した後も、容量は初期の70%以上維持できるので、10年間以上使えます。
④低自然放電
「低自然放電」の300Wポータブル電源を選ぶと、長期間使用しない場合でも電池残量がありすぐに使える状態を維持できるで安心です。
例えば、Jackeryのポータブル電源は、独自の低自然放電技術を採用して、100%の電池残量で1年間放置しても5%程度しか電力が減りません。防災用や非常時の備えとしても、長期間安心して保管できます。
⑤安全性の高さ
安全性が低いポータブル電源は発火・爆発・感電のリスクがあります。特に過充電・過放電・過熱・ショートを防ぐ機能がないと、事故につながる可能性が高くなります。安全基準を満たしたポータブル電源を選ぶことで、家庭やキャンプ、災害時でも安心して電力を確保できます。特にBMS(バッテリーマネジメントシステム)搭載、PSE認証、リン酸鉄リチウムバッテリー採用のモデルが推奨されます。
Jackeryのポータブル電源は、全てBMS(バッテリーマネジメントシステム)を搭載して、PSE・UL認証も取得し、冷却ファンと耐熱素材を採用しているなど高い安全性を備えております。
⑥メーカーの信頼性
実績のあるメーカーの製品を選ぶことで、品質やサポート面で安心できます。さらに、保証期間やアフターサービスが充実しているメーカーなら、万が一のトラブル時も対応しやすいです。
例えば、13年以上の実績と500万台以上の販売実績を持つJackeryのポータブル電源は、「防災製品等推奨品」の認証を取得できており、最長5年間の製品保証も提供しているので、安心してお選びいただけます。
2.容量が300Wh前後のポータブル電源5選
ひとくちに「300Wのポータブル電源」といっても、定格出力が300Wなのかバッテリー容量が300Whなのかによって、製品選びは変わります。まずバッテリー容量が300Wh前後のポータブル電源のおすすめの製品を確認していきましょう。
●Jackeryポータブル電源240 New|市販の同容量帯で最コンパクト
世界で売れたロングベストセラーからパワーアップした【Jackeryポータブル電源240 New】は、容量が256Wh、定格出力が300Wで、わずか3.6kgの超軽量設計でありながら、4000サイクル(約10年)以上の長寿命を実現した1台。電気毛布(55W)なら約3.7時間も使えます。
幅231×奥行153×高さ168.19mmと市場の同容量帯の製品より約22%コンパクトな設計を実現。コンパクトさを極限まで追求し、リュックに入れて持ち運べるサイズ感は、日帰りキャンプや釣り・車での小旅行、一人暮らしの防災にピッタリです。コスパも良く、「ポータブル電源デビューの1台」としてもおすすめします。
製品名 | Jackery ポータブル電源 240New |
容量 |
256Wh |
定格出力 |
300W/正弦波(最大瞬間出力:600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ1(100V-120V、50Hz/60Hz)、 |
満充電時間 |
AC充電:1時間(緊急充電モード) |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
使える機器 |
消費電力300W以下の家電 |
●Jackery ポータブル電源300 Plus|リュックに入れるモデル
Jackeryポータブル電源 300 Plusはバッテリー容量が288Wh、定格出力は300Wあります。リュックに入るコンパクト設計のため、どこでも手軽に持ち運べます。
スマホやタブレットだけではなく、消費電力300W以下の小型家電(プロジェクターや扇風機など)も動かせます。キャンプに手軽に持ち出して家電を使ったり、災害時にスマホの充電や暑さ寒さ対策として、扇風機や電気毛布を使用するなど、様々なシーンでご活用いただけます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、3000回充放電した後も出荷時の80%の残量を維持できます。0.9mの高さから3回落下しても問題なく動作する、UL 94V-0 認定の耐衝撃性だからアウトドアでも安心して使えます。
製品名 | Jackery ポータブル電源 300 Plus |
容量 |
288Wh |
定格出力 |
300W/正弦波(最大瞬間出力:600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ1(100V~50Hz/60Hz) |
満充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
使える家電 |
消費電力300W以下の家電 |
●Jackeryポータブル電源600Plus|防災にもアウトドアにもちょうどい中容量モデル
「300Whだとちょっと足りないけど、ハイスペックな値段の高い機種はちょっと……」なあなたにおすすめなのがアウトドアにも防災にもちょうどいい中容量モデル【Jackeryポータブル電源600Plus】(容量:632Wh,定格出力:800W)。定価10万円以下ながら、スマホを30回以上充電できる大容量がポイントです。
また7.3kgと軽くて持ち運びやすく、個人のアウトドア用にはもちろん、オフィス用のサブ電源にもおすすめします。最長5年の保証があるので、初めての方も安心して使えるでしょう。
製品名 | Jackery ポータブル電源600Plus |
容量 |
632Wh |
定格出力 |
800W/正弦波(最大瞬間出力:1600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ2(100V~50Hz/60Hz)、 |
満充電時間 |
AC充電:1時間(緊急充電モード) |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
使える機器 |
冷蔵庫や電気ケトルなど消費電力800W以下の家電 |
●Jackeryポータブル電源600Plusサンドゴールド|インテリアにフィットするモデル
人気な中容量モデル【Jackeryポータブル電源600Plus】のサンドゴールド色製品となります。淡いゴールドカラーの洗練されたデザインは、インテリアにも自然に溶け込みます。
●Jackery ポータブル電源400
Jackery ポータブル電源400の定格出力は200Wと低めですが、容量は403Whと高めです。ノートパソコンや液晶テレビなど、この機種なら長時間使えるというケースも多いでしょう。出力の数はAC100Vとシガーソケットが1つ、USB-Aが2つですが、スペックに見合った数が備わっています。重量も4.1kgと軽いため、持ち運びが楽なことは特徴的です。
製品名 | Jackery ポータブル電源 400 |
容量 |
403Wh |
定格出力 |
200W/正弦波(最大瞬間出力:400W) |
出力ポート数 |
ACⅹ1(100V~60Hz)、 |
満充電時間 |
AC充電:7.5時間 |
寿命 |
三元系リチウムイオンバッテリー採用 |
使える家電 |
スマホや扇風機、電気毛布など消費電力200W以下の機器 |
3.消費電力が300W以上の機器を使えるポータブル電源おすすめ6選
皆さまのなかには、「定格出力が300W前後の機種を探している」「消費電力300Wの家電を使いたい」といった方もいるのではないでしょうか?今回は、消費電力が300W以上の家電を使えるポータブル電源を人気の6機種取り上げ、特徴を確認していきましょう。
●Jackeryポータブル電源240New|定格出力:300W
製品名 | Jackery ポータブル電源 240 new |
容量 |
256Wh |
定格出力 |
300W/正弦波(最大瞬間出力:600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ1(100V-120V、50Hz/60Hz)、 |
満充電時間 |
AC充電:1時間(緊急充電モード) |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackeryポータブル電源600Plus|定格出力:800W
Jackeryポータブル電源600Plusの定格出力は800W、容量は632Whもあり、300Wのポータブル電源を使いたい方にとっては十分なスペックといえるでしょう。家庭用冷蔵庫(15W~520W)なら、1時間(冷凍)~22時間(0度保温)稼働できます。
AC100Vコンセント2口、USB-Aポートを1口、USB-Cポートを2口備えるため、最大6台の機器に同時給電できます。大容量でありながらコンパクトで持ち運びやすい。アウトドアにも災害にもちょうどいいモデル。
製品名 | Jackeryポータブル電源600Plus |
容量 |
632Wh |
定格出力 |
800W/正弦波(最大瞬間出力:1,600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ2(100V~50Hz/60Hz)、 |
充電時間 |
AC充電:1時間(緊急充電モード) |
寿命(サイクル数) |
リン酸鉄採用、4,000回 |
●Jackeryポータブル電源1000 New |1000Whクラスで業界最軽量
Jackeryポータブル電源1000 Newは1,500Wの定格出力に、1,070Whもの大容量を備える製品です。AC100Vのコンセントを3口備えており、300Wの家電なら3台まで同時に使用できます。
大容量でありながら緊急充電機能により最短1時間でフル充電できます。さらに、テストするモノ批評誌『MONOQLO』の2025年1月号で、ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2024 ポータブル電源部門の「MVP1位」に選ばれ、アウトドアや、いざというときにも安心して使うことができ、ほぼ公称値どおりの優秀な出力と実用量という点が高く評価されました。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000New |
容量 |
1070Wh |
定格出力 |
1,500W/正弦波(最大瞬間出力:3000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:最短1時間(緊急充電モード) |
寿命(サイクル数) |
リン酸鉄採用、4,000回 |
Jackeryポータブル電源 2000Newは定格出力が2,200W、容量は2,042Whあります。消費電力330Wの炊飯器なら5.3時間も使い続けられます。AC100Vコンセントは3口、USB-A 1口とUSB-Cポートは2口あるため、多くの家電を長時間使える利便性の高さは魅力的です。
寿命の長さと保存性の高さは、ポータブル電源 2000Newならではの魅力です。寿命は4,000サイクルあり、1日1回充放電しても10年以上使えます。また100%の電池残量で5年間以上も保管できる自然放電の少なさも、この製品を選ぶ見逃せないメリットです。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 New |
容量 |
2,042Wh |
定格出力 |
2,200W/正弦波(最大瞬間出力:4,400W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ3 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命(サイクル数) |
リン酸鉄採用、4,000回 |
●Jackeryポータブル電源1000 Plus|容量は最大5,000whまで拡張できる
Jackeryポータブル電源 1000 Plusの定格出力は2000Wと、高い性能を持つ機器です。容量は1264Whあり、300Wの家電を4時間程度使えます。コンセントは3口ありますから、複数の家電も併用可能です。またUSB-AとUSB-Cポートも2つずつありますから、スマートフォンへの充電も十分です。AC100V電源を使うと充電を1.7時間で済ませられるところも、嬉しいポイントといえるでしょう。
4,000回の寿命を持つリン酸鉄リチウムイオン電池の採用で、長く使えることも魅力的です。製品の重量は14.5kgあり、サイズは幅が約36cm、奥行が26cm、高さが約28cmあります。容量が不足した場合はバッテリーパックを追加して、最大で5kWhまでアップできる拡張性の高さも見逃せません。
製品名 | Jackery ポータブル電源 1000 Plus |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
●Jackeryポータブル電源2000 Plus|容量は最大24,000whまで拡張できる
Jackeryポータブル電源 2000 Plusの定格出力は3000Wもあり、ほぼすべての家電を使えます。容量も2042Whあるため、消費電力300Wの家電も7時間近く使えるでしょう。コンセントは5口もあり、USB-AとUSB-Cポートも2口ずつあるため、使いたい家電をつなげられることは魅力的です。充電もAC100Vなら2時間しかかかりません。
ポータブル電源 2000Plusの魅力は、寿命の長さと拡張性の高さです。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、4,000回もの充放電が可能です。またバッテリーパックを5台まで追加して容量を12kWhまで拡張できるため、最小構成で始められるメリットも見逃せません。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
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4.ソーラーパネルで300Wポータブル電源をフル活用!
300Wポータブル電源をより便利に活用するには、ソーラーパネルとのセット購入がおすすめです。アウトドアや災害時など、コンセントが使えない環境でも太陽光だけで充電できるため、長期間の電力確保が可能になります。
特に300Wクラスポータブル電源は比較的小型で、同じくコンパクトなソーラーパネルと組み合わせれば「お手軽太陽光発電システム」ができます。 これからは、300W前後のポータブル電源とソーラーパネルセットのおすすめ製品を紹介します。
●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
●Jackery Solar Generator 300 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Prime ポータブル電源 セット
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
5. 300Wのポータブル電源で使える家電と稼働時間の目安
300Wのポータブル電源で使える家電は、意外に多いものです。Jackeryポータブル電源300Plus(容量:288Wh,定格出力:300W)を例にしてポータブル電源300Wがどのような家電が使えるかと稼働時間を以下に紹介します。
家電の種類 |
消費電力の目安 |
稼働時間 |
ノートパソコン(Macbook Pro13'') |
80w/63.5WH |
2.2回 |
スマートフォン(IPHONE 14) |
20W/3200mAh |
13回 |
プロジェクター |
100W |
2.3時間 |
ゲーム機 |
18W Max |
10回 |
液晶テレビ(32インチ) |
60W |
4.2時間 |
ドローン |
90W Max |
5回 |
LEDライト |
5W |
22時間 |
電気毛布 |
55W |
4時間 |
スタンド扇風機 |
45W |
4.5時間 |
車載冷蔵庫 |
60W |
4H冷凍/20H保温 |
ブレンダー |
300W Max |
0.8時間 |
小型冷蔵庫 |
90W |
冷凍2.5H/保温20H |
炊飯器 |
330W |
0.7時間 |
電動エアポンプ |
50W |
4時間 |
ポータブル電源300Wは、パソコンやスマートフォン、LEDの電気スタンド、電気シェーバーやマッサージ器、扇風機などは問題なく使えるでしょう。電気毛布やプロジェクター、小型の液晶テレビなどは、消費電力が300W以下の家電も使用可能です。
6.300Wクラスのポータブル電源に関するよくある質問
300Wクラスのポータブル電源を検討する方に多い、よくある質問とその回答をまとめました。同じく検討中の方は参考にしてみてください。
①300Wクラスのポータブル電源は冷蔵庫も動かせますか?
定格出力300Wのポータブル電源は、一般的な家庭用冷蔵庫(400L以上)は起動時に500W以上の電力を必要とするため稼働が難しいですが、小型の車載冷蔵庫(20~40L程度)であれば使用できます。
車載冷蔵庫や小型冷蔵庫の消費電力は通常60~150W程度なので、300Wクラス(容量300Wh)のポータブル電源なら2~4時間(冷凍の場合)程度動きます。
「車載冷蔵庫で十分」という方は「Jackeryポータブル電源240 New」のような300Wクラスの機種を。「家庭用冷蔵庫も動かしたい」という方は「Jackeryポータブル電源1000 New」のような、1000W~クラスの上位機種を選んでみてください。
②300Wクラスのポータブル電源は電気毛布が何時間使えますか?
電気毛布の消費電力を60Wと想定した場合、容量300Whのポータブル電源なら約4~5時間使えます。就寝時などに使えれば良いなら、これだけでも十分な稼働時間です。
「昼間も使いたい」「他の家電を動かす余裕がほしい」という方は、ソーラーパネルと組み合わせたり、「Jackery ポータブル電源 600 Plus」のような500Wクラス以上のポータブル電源を選んだりするのが良いでしょう。
③ワンランク上の500Wクラスのポータブル電源だと何がおすすめですか?
300Wクラスよりもう少し出力や容量に余裕が欲しい方には「Jackery ポータブル電源 600 Plus」がおすすめです。定格出力800W・容量632Whで、300Wクラスと比較して約2倍のスペックを備えています。電気ケトルや小型炊飯器などの調理家電も短時間なら使用可能。また電気毛布なら約8時間、LEDランタンなら約50時間と、消費電力が小さい家電は長時間の使用が可能です。
④300Wクラスのポータブル電源にデメリットはある?
300Wクラスのポータブル電源は軽量・コンパクトで持ち運びやすい反面、使用できる家電の範囲や稼働時間に制限があります。メリットだけでなくデメリットも押さえて、後悔なくポータブル電源を選びましょう。
●家電の稼働時間は少なくなりがち
300W前後のポータブル電源は、大きな容量を持たない機器が多いです。このため大容量のポータブル電源を使う場合と比べて、家電の稼働時間は少なくなりがちです。
例えば「ポータブル電源 300 Plus」の定格出力は300W、容量は288Whです。消費電力300Wの家電は、1時間弱しか使えません。また消費電力40Wの家電でも、使える時間は7時間程度です。
長時間使用したい場合は、ソーラーパネルとセットで購入することをおすすめします。例えば、Jackery SolarSaga 100Wと300Plusの組み合わせなら、晴れた日には1日あたり約400Whの発電が可能。40Wの家電を約9~10時間追加で使用できる計算になります。連泊キャンプや長期停電時でも、日中に充電しながら夜間の電力を確保できるため、容量が少ないデメリットを払拭して使えるでしょう。
●使える家電の種類は限られる
300W前後のポータブル電源は、使える家電の種類が限られることに注意が必要です。パソコンやスマートフォン、LED照明などの家電は使えるでしょう。車載冷蔵庫も、短時間であれば使うことが可能です。
一方で、多くの冷暖房家電やほとんどの調理家電は使えません。これらの家電は、300W以上の電力を要求する機器が多いためです。
消費電力の高い電子レンジやホットプレート、ドライヤーなどを使いたい場合は、「Jackery ポータブル電源 1000 New」のような定格出力1000W以上、容量1000Wh以上の高性能ポータブル電源をおすすめします。使用目的に合わせたポータブル電源を選んで便利に使いましょう。
まとめ
300Wの家電を使えるポータブル電源は、数多くあります。そのためポータブル電源を選ぶ際、300Wの定格出力にこだわる必要はありません。ポータブル電源をどのように使いたいかシミュレーションしたうえで、あなたのニーズに合った製品を選ぶと満足度が高まります。まずはどの家電を使いたいのか、リストアップしてみましょう。
Jackery(ジャクリ)では取り扱いがしやすく安全で、出力ポートの種類が多いポータブル電源を多数提供しています。この機会に製品の特徴を比較して、Jackery製品の活用をご検討ください。
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