1.ポータブル電源はキャンプに必要か?モバイルバッテリーとの違いは?
ポータブル電源とは、大容量・高出力が可能で、家庭のコンセントと同じAC100V電源を備えた持ち運び可能な大容量バッテリーです。電源のないキャンプ先でも家電や電子機器に給電できます。
例えば、炊飯器でご飯を炊いたり、電気毛布で暖を取ったり、扇風機やポータブルクーラーで暑さ対策ができるため「初めてのキャンプで火を起こせずに何も食べられなかった…寒くて眠れなかった…暑すぎて熱中症にかかった...」という最悪の事態も避けられます。
結論、キャンプにポータブル電源は「必須」ではありませんが、あると圧倒的に利便性が増します。
キャンプをより快適に楽しみたいなら、ポータブル電源は必要です。特にキャンプ初心者はポータブル電源があると心強いでしょう。
●モバイルバッテリーとの違い
ポータブル電源とモバイルバッテリーの違いは、以下のとおりです。
容量 |
定格出力 |
サイズ |
用途 |
出力ポート種類と数 |
|
ポータブル電源 |
99Wh~3,000Wh以上 |
高い |
大きい |
・家電の給電 ・スマホの充電 |
AC・USB・DC |
モバイルバッテリー |
100Wh以下 |
低い |
小さい |
スマホの充電 |
USBのみ |
主な違いは容量と定格出力にあります。モバイルバッテリーは、スマホなど小出力のデバイス向けに設計されており、ポータブル電源に比べて容量が少なく定格出力も低めです。
ポータブル電源の高い定格出力により、電気ケトルや電子レンジといった高出力家電が使用可能になるのです。
さらにポータブル電源は、出力ポートの種類と搭載数が多いのも特徴。USBポートだけでなく、ACコンセント、DC出力ポートも搭載しているので、電子機器や家電だけではなく、車載冷蔵庫なども使えます。
キャンプ先で便利な家電を使って、優雅で快適なキャンプを楽しみたいなら「ポータブル電源」がおすすめします。
2.キャンプで使うポータブル電源の選び方4ポイント
キャンプで使うポータブル電源は下記の4つのポイントを押さえて選びましょう。
・容量
・定格出力
・出力ポート
・安全性
●選び方①:容量|電力の使用効率もチェック
まずはポータブル電源の容量をチェックしましょう。どれだけの時間家電が使えるかは容量によって決まります。例えば60Wの電気毛布を使う場合、容量400Wのポータブル電源では最大でも6時間強しか使えませんが、容量1,000Wなら16時間ほど使用可能です。
キャンプで使用するなら、電池容量が200Wh以上あるものを選びましょう。Jackeryのポータブル電源は、容量99Whから3,024Whまで多彩なラインナップを揃えております。「キャンプでどのくらいの時間、どれくらいの数の家電を使いたいか」をイメージして、それに合ったポータブル電源を選びましょう。
また、実際に家電で使える電力量を決める、電力の使用効率も重要です。使用効率が悪いモデルは、ディスプレイや冷却ファンなどに電力を多く使うため、家電に供給できる電力が少なくなります。
「Jackery」のポータブル電源のように、高効率のリチウムイオンバッテリーを搭載した電力変換ロスが少ないモデルを選びましょう。
関連記事:大容量ポータブル電源一覧|Jackery Japan●選び方②:定格出力|600W以上あると安心
容量とあわせて絶対にチェックしておくべきなのが定格出力です。消費電力がポータブル電源の定格出力を超える家電は基本的に使えません。例えば定格出力400Wのポータブル電源の場合、消費電力1,000Wのケトルは使用できないでしょう。
Jackeryのポータブル電源は、定格出力128W~3,000Wの間でモデルを選択できます。使いたい家電に合わせて選んでみてください。
関連記事:初心者必見!ポータブル電源の購入前に知っておくべき定格出力とは?
●選び方③:出力ポート
出力ポートもチェックしておきましょう。一般的なポータブル電源の出力ポートは下記の通りです。
・AC100V
・USB
・DC
たいていのポータブル電源はすべての出力ポートを備えていますが、USBポートが1個しかないモデルがよくあります。Jackeryのポータブル電源は最大10つの出力ポートを搭載して同時に10台の機器に給電できます。
●選び方④:安全性
安全性に配慮されたポータブル電源を選びましょう。製品の安全性を高め、故障や火災のリスクを抑える下記の装置が搭載されたモデルがおすすめです。
・BMS(バッテリーマネジメントシステム)
・NCM制御装置
Jackeryのポータブル電源は上記2つの装置を内蔵しており、さらに防災安全協会が認証する「防災製品等推奨品」を取得した安全な製品です。ぜひ安心してお使いください。
さらに、Jackeryのポータブル電源には、「フェーズフリー」製品として認証された機種があります。フェーズフリーとは、一般社団法人フェーズフリー協会が提唱する「普段使いも非常時にも役立つものを作ろう」という考え方です。
参考:フェーズフリー協会
つまり、Jackeryのポータブル電源は、普段使いだけでなく災害などの非日常時にも役立つアイテムだと認められました。ちなみにフェーズフリー製品に認証された製品はJackery ポータブル電源 600 Plusです。
なお、Jackeryのポータブル電源のACアダプターは、電気用品安全法の基準を満たしていることを示すPSEマークを取得しています。
Jackeryのすべてのポータブル電源は、購入日から2~3年間の製品保証期間付きです。さらに機種により製品ユーザー登録をすることで、最長5年間の保証が受けられます。
3.ソロキャンプにおすすめなポータブル電源4選
ソロキャンプにおすすめのポータブル電源を4種類紹介します。
●Jackery ポータブル電源 240New
Jackery ポータブル電源 240Newは、世界累計50万台以上売れた大ヒットモデル「240」をパワーアップさせたモデルです。容量256Wh・定格出力300Wで、以前のモデルよりも容量と定格出力ともにパワフルになっています。
軽量かつコンパクトなので、なるべく荷物を軽くしたいソロキャンパーにうってつけです。バックパックにも収納可能で、公共交通機関やバイクでキャンプに行く方にも適しています。「今まで重くてポータブル電源を導入できなかった…」と「Jackery ポータブル電源 240New」がおすすめです。
●Jackery ポータブル電源 300Plus
Jackery ポータブル電源 300Plusは、1泊のソロキャンプにぴったりのモデルです。タブレットで映画を見たりスマホやPCを充電したりしても、ソロキャンプなら2日間は余裕で使える容量があります。
さらに10年使える長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、3,000サイクルの使用後も80%の容量を維持できます。1〜2日のソロキャンプに適した、耐久性抜群のポータブル電源がほしい方は、「Jackery ポータブル電源 300Plus」を検討しましょう。
●Jackery ポータブル電源 600Plus
Jackery ポータブル電源 600Plusは、定格出力800W・容量632Whの1〜2泊のソロキャンプに適したポータブル電源です。スマホを約24回充電でき、電気毛布を約8時間使用できます。コンパクトでありながら消費電力が800W以内の家電を稼働させられるのが特徴です。
小型の炊飯器や調理家電を使って簡単にキャンプ料理を作れるのは、ソロキャンパーにとって魅力といえます。1〜2泊のソロキャンプを快適に楽しみたい方は、「Jackery ポータブル電源 600Plus」をおすすめします。
●Jackery ポータブル電源 708
Jackery ポータブル電源 708は、2泊以上のソロキャンプに適したポータブル電源です。車載冷蔵庫を稼働したり車のシガーソケットから充電したりできるので、車中泊キャンプにもぴったり。2泊以上のキャンプや車中泊をより快適に過ごしたいなら、「Jackery ポータブル電源 708」を選びましょう。
4.ファミリーキャンプにおすすめなポータブル電源5選
ファミリーキャンプまたは大人数キャンプにおすすめのポータブル電源を6種類紹介します。
●Jackery ポータブル電源 1000 Plus
Jackery ポータブル電源 1000 Plusは、3〜4人家族に適した、大容量(1,264Wh)のポータブル電源です。定格出力2,000Wで冷蔵庫やIHクッキングヒーターなど、ファミリーキャンプに便利な消費電力の大きい家電を同時に使用できます。
またACコンセント3つを含んだ8つの出力ポートを備えており、家族全員分のスマホを同時に充電可能です。安心して快適にファミリーキャンプを楽しみたいなら、「Jackery ポータブル電源 1000 Plus」をチョイスしてください。
●Jackery ポータブル電源 2000 Plus
Jackery ポータブル電源 2000 Plusは、大人数のファミリーキャンプや、連泊キャンプに適した大容量ポータブル電源です。2家族以上で楽しむグループファミリーキャンプでも十分使用できる容量があります。足りなければ拡張バッテリーを追加し、最大12,000Whまで容量を増やすことも可能です。
定格出力は3,000Wもあるので、電気グリルやIHクッキングヒーターなどの高出力家電も使用可能。火起こし不要でバーベキューが楽しめます。また火を使わないで調理できるため、小さな子どもがいる家庭でも安心です。高出力家電を使って、グループファミリーキャンプを快適に楽しみたい方は「Jackery ポータブル電源 2000 Plus」をチョイスしましょう。
●Jackery ポータブル電源 1000 Pro
Jackery ポータブル電源 1000 Proは、1,002Whの大容量でスマホを約55回充電できるポータブル電源です。合計8つのポートを備えており、最大8台の機器を同時に使えます4人以上のファミリーキャンプには、電力を気にせず使える「Jackery ポータブル電源 1000 Pro」がおすすめです。
●Jackery ポータブル電源 1500 Pro
Jackery ポータブル電源 1500 Proは、従来の人気製品「Jackery ポータブル電源 1500」をアップデートしたモデルです。火を起こさずに料理を楽しんだり、家族全員分のスマホを同時に充電したりできるので、快適なキャンプを楽しめるでしょう。
電気毛布やポータブルヒーターを使用すれば、寒さで眠れない心配もなくなります。また80%の電池残量で472日間保管できるため、いざという時の防災用電源としてもおすすめです。高出力の家電をファミリーキャンプで存分に使用したいなら、「Jackery ポータブル電源 1500 Pro」を手に取ってみてください。
●Jackeryポータブル電源2000Pro
「Jackery ポータブル電源 2000 Pro」は、容量2,160W・定格出力2,000Wで圧倒的な容量と高出力のおかげで、電子レンジや炊飯器などを使った時短料理はもちろん、家族全員のスマホの充電や電気毛布の使用もOK。安全で便利に過ごせるので、家族でキャンプに行くならぜひ用意してみてください。
5.連泊キャンプにおすすめなポータブル電源5選
連泊キャンプや車中泊には、太陽光発電で繰り返し充電できる「ポータブル電源とソーラーパネルのセット」を持って行くのがおすすめです。連泊キャンプ・車中泊におすすめのポータブル電源ソーラーパネルセット商品を5つ厳選して紹介します。
●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 240 New 100Wポータブル電源ソーラーパネルは、容量256Whのポータブル電源240Newと、変換効率が高い100Wのソーラーパネルのセットです。軽量でコンパクトなデザインが特徴で、気軽に持ち運べるモデルとなっています。100Wのソーラーパネルで太陽光から充電できるため、連泊のソロキャンプに最適です。
定格出力は300Wで、小型の電気ケトルやポータブル冷蔵庫も使用できます。キャンプ場で温かいコーヒーやキンキンに冷えたビールをすぐに飲めるのが魅力です。
またテント内で電気毛布や扇風機なども使えるため、夏でも冬でも快適に眠れる環境を整えられます。連泊でキャンプや車中泊を楽しみたいソロキャンパーには、太陽光から充電できる「Jackery Solar Generator 240 New 100W」がおすすめです。
●Jackery Solar Generator 300 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネルセット
Jackery Solar Generator 300 Plus100Wポータブル電源ソーラーパネルセットは、定格出力300W・容量288Whのポータブル電源300Plusと、24%の高変換効率を持つ100Wソーラーパネルがセットになったモデルです。288Whの容量を持ち、スマホやLEDランタンなど、キャンプ中に必要なデバイスを十分に充電できます。
コンパクト設計でリュックに入れられるので、駐車場から遠いキャンプサイトでも楽に持ち運べます。定格出力300Wで小型プロジェクターも使えるため、夜は星空の下で映画を楽しむのも良いでしょう。ソーラーパネルを使えば、ミニ太陽光発電システムを作れます。まとまった休みに連泊ソロキャンプを楽しみたい方は「Jackery Solar Generator 300 Plus」を選択しましょう。
●Jackery Solar Generator 600 Plus ポータブル電源 ソーラーパネルセット
Jackery Solar Generator 600 Plusポータブル電源ソーラーパネルセットは、中容量モデルのポータブル電源600Plusと、100Wのソーラーパネルのお得なセットです。定格出力は800Wなので、炊飯器や冷蔵庫などキャンプで便利な家電を使用できます。
また、災害時にも役立つアイテムとして「フェーズフリー製品」に認定された機種です。2人で行くデュオキャンプ用としてだけでなく、2人家族の非常用電源にも適しています。キャンプと防災の両方に備えたい方は、「Jackery Solar Generator 600 Plus」を検討しましょう。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 ソーラーパネルセット
Jackery Solar Generator 1000 Plusポータブル電源ソーラーパネルセットは、ポータブル電源1000Plusと、変換効率が高い100Wソーラーパネルのセットです。容量1,264Wh・定格出力2,000Wにより、電気ケトルやコーヒーメーカーなどの高出力家電を長時間使用できます。家族全員分の温かい飲み物を簡単に素早く準備できるでしょう。
またキャンプ用冷蔵庫を約45時間使用できるため、長期間のキャンプでも食材を新鮮に保つことができ、安心して連泊キャンプを楽しめます。
さらにソーラーパネルを使用すれば、半永久的に電力を使えます。太陽光を活用して充電できるので、より自然を感じられ連泊キャンプがより充実したものになるでしょう。連泊ファミリーキャンプで、より快適に過ごしたい
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源セット
Jackery Solar Generator 2000 Plusポータブル電源セットは、2,042Whの大容量ポータブル電源2000Plusと、200Wのソーラーパネルのセットです。定格出力3,000Wでほぼすべての家電を使用できます。
炊飯器でご飯を炊いたり、電気ケトルでコーヒーをいれたりできるので、自然の中でもまるで家のリビングのような快適さを味わえるでしょう。
また業界最高レベルの変換効率を誇るソーラーパネルを使えば、日中の太陽光で迅速にバッテリーを充電できます。長期間の大人数キャンプで電力不足の心配がありません。大人数のファミリーキャンプで快適な電力環境を整えたいなら、「Jackery Solar Generator 2000 Plus」をおすすめします。
関連記事:ポータブル電源の太陽光発電セットが便利すぎる!5つのメリットを紹介
6.ポータブル電源のキャンプでの活用方法3つ
キャンプでポータブル電源の使い道は下記の3つです。
- ・冷暖房を使って快適に過ごせる
- ・調理家電をフル活用した時短・手の込んだ料理ができる
- ・容量を気にせず電子機器やゲーム機などを充電できる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
①:冷暖房を使って快適に過ごせる
キャンプでポータブル電源があれば、冷暖房機器を駆使して快適に過ごせます。AC100V電源があるので、持ち運べるタイプの機器ならほとんど動作可能です。具体的には、下記のような冷暖房機器が使えます。
- ・ポータブルクーラー
- ・電気ストーブ
- ・電気毛布
- ・扇風機
キャンプでポータブル電源があれば、暑さ・寒さ対策はバッチリ。暖房にも火を使わなくて済むので、一酸化炭素中毒のリスクもありません。快適性を上げたいなら「ポータブル電源×冷暖房機器」の組み合わせを用意しましょう。
②:調理家電をフル活用した時短・手の込んだ料理ができる
キャンプでポータブル電源があれば、調理家電をフル活用した時短料理や手の込んだ料理が可能です。ポータブル電源の容量・出力にもよりますが、下記のような調理家電が利用可能です。
- ・炊飯器
- ・電子レンジ
- ・電気圧力鍋
- ・電気ケトル
- ・ホットプレート
特に炊飯器や電子レンジが使えるのは大きなメリットでしょう。火を使ってお米を炊いた場合は、焦げ防止や安全のためにずっと火元を確認している必要がありますが、炊飯器なら放置でOK。また電子レンジがあれば、何品か冷凍食品でまかなって時短できます。
火を使わなくて済むので、安全性を確保できるのもポイントです。初めてのキャンプや、小さいお子さんがいるキャンプでも安心でしょう。
③:容量を気にせず電子機器を充電できる
モバイルバッテリーは容量が小さいので、キャンプ中に充電が切れてしまうケースも少なくないでしょう。 ポータブル電源があれば、ほとんど容量を気にせずスマホやタブレットなどの電子機器を充電できます。
例えば10,000mAhのモバイルバッテリーでは、iPhoneを1~3回しか充電できません。1人ならまだしも、複数人いる場合は何台も用意する必要があります。対して1,000Whのポータブル電源なら、約55回の充電が可能です。
キャンプをしながらパソコンで仕事をしたい人にもポータブル電源はおすすめ。1,000Whの容量を持つポータブル電源があれば、一般的なノートパソコン(消費電力25W)を約32時間使用できます。キャンプで1泊しながらパソコンで仕事をするなら、ポータブル電源はもはや必需品といえるでしょう。
7.キャンプでポータブル電源を使う際の注意点
キャンプでポータブル電源を使用する際の注意点は以下のとおりです。
- ●直射日光が当たらない場所に置く
- ●高温の車内に長時間放置しない
- ●水気のある場所で使用しない
- ●焚き火などの火に近づけない
- ●冬のキャンプ時には冷えすぎないように毛布にくるむ
- ●シガーソケットから走行充電する際には、コネクタを奥までしっかりと差し込む
- ●キャンプの前日に充電する
- ●使用後は電力量が0%のまま保管しない
- ●保管時は定期的に充電状態を確認し、60〜80%の充電量をキープする
ポータブル電源は精密機械なので、安全に長く使い続けるためには、適切な取り扱いが求められます。熱に弱いため、直射日光が当たらないようなテントの中やタープの下で使用してください。決して焚き火の近くや、雨ざらしの場所に置いてはいけません。
また40℃以上、-10℃以下の環境で使用すると、出力が低下してバッテリーが劣化しやすくなります。夏場の車内や氷点下の環境では、使用や保管を避けてください。ちなみに過充電(電気量100%)や完全放電(電気量0%)は、バッテリーの劣化を進めます。電力量を0%にせずに、60〜80%充電して保管しましょう。
8.キャンプだけじゃない!ポータブル電源が日常生活やDIY、防災などでも活躍できる
ポータブル電源はキャンプ以外の場面でも活躍します。それなりの金額なので、キャンプのためだけに買うのは気後れするかもしれません。しかし他の用途まで考えると十分にお得感のあるアイテムといえます。主な3つの活躍シーンを見ていきましょう。
●防災グッズとしても活躍!
ポータブル電源は地震や台風などの防災グッズとして活躍します。スマホの充電はもちろん、冷暖房の使用や冷蔵庫の維持などに活用可能です。
なおソーラーパネルも用意しておくと、長期の停電にもしっかり対応できます。予算的に余裕があるなら、ぜひソーラーパネルも揃えてみてください。
関連記事:ポータブル電源は防災に必要?災害時の使い方と事前の準備をご紹介●DIY用電動工具への電力供給にも!
ポータブル電源を活用して、DIY用の電動工具へ電力供給できます。自宅でDIYをしようと思っても、コンセントを引っ張れないためにコード式の電動工具が使えず、断念する人は少なくありません。しかしポータブル電源があればどこでもコンセントが使えるので、持っている電動工具を活用してDIYができます。
関連記事:ポータブル電源があれば憧れの電動工具を思いのままに操れる!
●日常的に使って節電できる!
日常的にポータブル電源を上手く使えば、節電効果が得られます。もっともおすすめなのは、電力プランのもっとも安い時間帯でポータブル電源を充電し、それ以外の時間はポータブル電源から家電へ給電する方法です。例えば東京電力の「夜トク8」プランの場合、電気料金は下記のように設定されています。
- ・23時~7時:21.75円
- ・7時~23時:32.71円
参考:東京電力「夜トクプラン」
23時から7時の夜間にポータブル電源を充電しておいて、昼間の家電への給電をポータブル電源から行えば、理論値で33.5%も節電できます。現実的にすべての家電にポータブル電源から給電するのは難しいですが、10~20%の節電は十分に可能でしょう。
まとめ
キャンプにポータブル電源は必須ではありませんが、あると圧倒的に利便性が増します。暑さや寒さに弱い人、時短したい人、ランニングコストを下げたい人などにおすすめです。
キャンプに使うポータブル電源は、容量・定格出力・出力ポートが用途に合っており、安全性の高いモデルを選ぶのがポイントです。多彩なラインナップがあり、安全性が保証された「Jackery(ジャクリ)」のモデルをぜひ選んでみてください。
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