1.キャンプに最低限必要な持ち物チェックリスト
キャンプに必要な持ち物は、全てのキャンパーに通用するものから、キャンプスタイルに応じた物まで幅広いです。これからキャンプの準備に取り掛かるという方のために、キャンプ持ち物のチェックリストを作成しました。ぜひ、チェックを付けながら荷造りを始めましょう。
全キャンパー共通 |
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女子キャンパー |
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ファミリーキャンパー |
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ここからはキャンプ持ち物チェックリストの各項目について、詳しく解説していきます。これからキャンプの持ち物を購入検討している方は、参考にしてみてください。
2.【共通】初心者必見!キャンプに最低限必要な持ち物15選
全キャンパーに最低限必要なキャンプの持ち物は、レンタル用品に取り揃えがなかったり、レンタル価格が高かったりする物を抜粋しています。ここで紹介するキャンプの持ち物さえ持参すれば、現地のレンタル用品と組み合わせて、キャンプが楽しめるでしょう。
①テント・タープ
キャンプで最も重要な持ち物と言えるのがテントです。テントは、キャンプ中の居住空間となるだけでなく、次のような役割があります。
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・快適な寝室
しっかりと設営されたテントは、寝具を敷いて快適な寝る場所を確保し、虫や蚊などの不快な昆虫から守ってくれます。
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・プライバシーの確保
他のキャンパーやキャンプ場の観光客との距離を保ち、自分たちだけのスペースを作ることが可能です。
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・貴重品の保護
テント内に荷物を保管しておけば、盗難や気候の悪化から守ることができます。
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・避難場所
突然の天候の変化や野生動物から身を守ることができます。
テントを選ぶ上で重要なのが、「人数」と「設営のしやすさ」です。テントには、目安の定員人数が決まっています。実際に使用する人数よりも大きいサイズを選んでしまうと、持ち運びや設営・撤収が不便です。反対に、小さいサイズを選んでしまうと快適性が失われるだけでなく、追加の購入が必要になることもあります。
また、初心者の方は設営のしやすいものを選びましょう。テントには、ドームタイプ、ツールーム(2ルーム)タイプ、ワンポールタイプ、タープタイプなど、豊富なタイプがあるので、あなたに合うものを選んでみてください。
②テーブル・チェア
次に重要なアイテムがテーブルとチェアです。キャンプの楽しみの一つであるアウトドアダイニングや、自然の中でのリラックスタイムには欠かせません。コンパクトに折りたためるタイプを選べば、持ち運びも便利です。また、テーブルとチェアの高さを合わせることで、より快適なリラックス空間を作れます。
③寝袋(シュラフ)
テントの中で快適に眠るためには、寝袋(シュラフ)が必要です。寝袋は体を包み込むように設計された袋状の寝具で、体を保温し冷たい外気を遮断する役割があります。寒い季節はもちろん、夏でも夜になると気温が下がることがあるため、寝袋があると快適です。
④ポータブルバッテリー
キャンプで快適さを求めるには、ポータブルバッテリーを持ち物に加えるのがおすすめです。ポータブルバッテリーは、電源のない屋外でもスマホや扇風機、電気毛布などに給電できる電力供給アイテムです。
- ・小型冷蔵庫やホットプレートなどの電化製品を使用できる
- ・夏場の暑さ対策に活躍する扇風機や冬場の寒さ対策として電気毛布も使用可能。
- ・スマホ、タブレットやプロジェクター、ドローンなどに長時間給電できる
- ・電気ケトルや炊飯器など調理家電も使えて料理も簡単
など、キャンプでの気温対策も万全にすることができて便利です。焚火での火加減の調整が難しく思ったように調理できない時など、電気調理器があれば手軽に料理が可能です。キャンプに慣れていない初心者の方や、テント内にこもって過ごしたいときに役立ちます。
ポータブルバッテリーを初めてご購入を検討されるなら、「Jackery(ジャクリ)」がおすすめです。
- ・累計販売台数400万台以上の世界リーディングブランド
- ・最大5年の長期保証と修理&無料回収サービス
- ・BMS+NCMで安全機能を自動制御
- ・振動や衝撃、経年劣化に耐える試験を実施
キャンプなどのアウトドア用に設計されているため、大容量でありながらコンパクトで、安心・安全にご利用いただける製品を豊富に取り扱っています。
スマホを充電するには、軽量で持ち運びやすい「Jackery ポータブル電源 240New 」が適しています。ポータブル冷蔵庫や電気毛布などの家電を利用するなら、より大容量で高い消費電力に対応できる「Jackery ポータブル電源 600 Plus」や「Jackeryポータブル電源1000New」がおすすめです。
関連ページ:キャンプに革命を。Jackeryのポータブル電源で広がる自由
⑤ランタン・懐中電灯
焚き火だけでは薄暗く手元しか明るくないため、周囲を照らす灯りとしてランタン、トイレや炊事場への移動用には懐中電灯が必要となります。ランタンは、
- ・電気で動くLEDライト仕様:光度調整や光の色を変えられるものなど様々
- ・燃料(オイル)を入れて火を灯す仕様:火が持つ独特な明るさで雰囲気が楽しめる
があるので、お好みのランタンを選ぶと良いでしょう。ランタンの置き場所をこだわることで自然と共存している雰囲気を味わうのもキャンプの醍醐味です。
キャンプなどのアウトドアで使用する照明器具にはこだわりたい方は、Jackery充電式LEDランタンがおすすめです。
- ・レトロ風でキャンプの雰囲気に合ったデザイン
- ・光量無段階調節機能&3色(電球色・昼光色・昼白色)切替が可能
- ・18650リチウムイオン電池を採用し、最大8時間使用可能
充電式のLEDランタンなので、モバイルバッテリーとしても活用可能、キャンプの雰囲気に合ったデザインで、キャンプでの有意義な時間を照らしてくれるLEDランタンです。
関連人気記事:夏キャンプで寝るときどうしてる?朝までぐっすり寝られる6つの暑さ対策
⑥焚き火台
キャンプの醍醐味とも言えるのが”焚き火”です。調理にも使用できキャンプをしている実感が得られるのが特徴です。ただ、キャンプ場によっては直火が禁止のところもあるので、焚き火台は持っていた方が良いでしょう。
焚き火台での調理は、調理器具に煤が付いてしまいます。お手入れが必要になるので、手軽にキャンプで調理がしたい場合はカセットガスで使用できるコンパクトバーナーを使うと後処理も簡単なので便利です。
⑦バーナー・調理器具
野外炊飯を快適に楽しむためには、ガスバーナーやカセットコンロなどのバーナーが必要です。家で使用しているカセットコンロを持参すると良いでしょう。料理だけでなく、お湯を沸かしてコーヒーを淹れるのにも役立ちます。
また、キャンプで作りたい料理に応じて、以下のような調理器具も準備しましょう。
- ・鍋
- ・スキレット
- ・包丁・まな板
- ・ホットサンドメーカー
- ・さいばし・調理用トング
キャンプで作る料理の献立を考え、それに必要な調理器具を揃えておきましょう。
⑧食材・飲み物
キャンプでの食事を楽しむためには、食材や飲み物をしっかり準備することが大切です。キャンプ場の近くにはスーパーがないことが多いので、家の近くの馴染みのスーパーで購入するのをおすすめします。また冷蔵庫に残っている食材や調味料を持参すれば、余計な費用を抑えられます。食材は腐らせないよう、クーラーボックスに入れて持ち運びましょう。
⑨クーラーボックス
安全かつ快適にキャンプを楽しむためには、クーラーボックスが必要です。食材を新鮮に保つだけでなく、飲み物を冷やしておくのにも便利です。夏のキャンプでは、汗をかいた後に冷えたビールやコーラを飲みたい方も多いでしょう。
クーラーボックスを選ぶ際は、「容量」と「ハードorソフト」がポイントです。容量は人数によって変わってきます。容量別の人数の対応表は次の通りです。
容量 |
人数 |
60L |
大人4人〜5人 |
50L |
大人3人 or 大人2人+子ども2人 |
40L |
大人2人 or 大人2人+子ども1人 |
30L |
大人2人 |
ハードタイプは保冷力が高く、収納力は劣ります。一方で、ソフトタイプは保冷力が低い代わりに収納力は優れています。そのため、ファミリーキャンプにはハードタイプがおすすめです。
⑩ペグ・ハンマー
意外と忘れがちなのがペグとハンマーです。せっかくテントやタープを持って行ってもペグとハンマーを忘れてしまっては、意味がありません。ペグは忘れないように、テントやタープとセットにしておくのがよいでしょう。テントとタープでそれぞれペグを分けていると、入れ替える手間が省けていいですよ。
ペグはテントやタープを購入するとセットで付いてくることが多いですが、ハンマーは別途購入する必要があります。ハンマーがあると、設営・撤収がスムーズに行えるので、1つは持っておきましょう。
⑪グランドシート
テントを使用する際に欠かせないのがグランドシートです。グランドシートをテントの下に敷くことで次のようなメリットがあります。
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・テントの底に傷や汚れが付くのを防ぐ
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・雨が降った際にテント内が浸水するのを防ぐ
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・地面からの湿気を防ぐ
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・レジャーシートの代わりとしてピクニックでも使用できる
グランドシートを選ぶ上で重要なのが、防水性です。特に、どれだけ水漏れしやすいかを示す「耐水圧」が1,500mm以上のものがおすすめ。耐水圧が高くなるほど値段も高くなりますので、予算に見合った商品を選びましょう。
⑫カトラリー
カトラリーとは、お箸、フォーク、スプーン、ナイフなどの食事で使用する道具を指します。キャンプ用途で作られたカトラリーは、耐熱性、収納性、利便性に優れているのが特徴です。
ついつい作る料理にばかり気がいってしまい、カトラリーを忘れてしまうことはよくあります。キャンプ場では基本的にカトラリーの取り扱いがないため、忘れてしまった場合には近くのコンビニに買い行く手間と不要な出費がかかります。
カトラリーを選ぶポイントは、「素材」と「持ち運びやすさ」です。素材は、ステンレス、アルミ、木製などがあるため、機能性や見た目などあなたが重視したい要素に特化した素材を選びましょう。持ち運びやすさとしては、折りたたみ式や分解できるタイプを選ぶと、かさばらずおすすめです。100円ショップでもキャンプ専用カトラリーが販売されているので、見てみるといいですよ。
⑬ライター・着火剤
キャンプを楽しむために、「火」は欠かせない要素です。焚き火や料理など、キャンプの醍醐味と言われるものには火が使われています。そんな火をつける道具であるライター、着火剤は必ず持っていきましょう。
薪の芯に火がつくことで焚き火が完成します。ライターだけで薪を熱し続けるだけでは、薪の芯に火がつく前に燃料切れになる恐れがあります。初心者の方は100円ショップなどで着火剤を購入しましょう。
また、キャンプ中上級者になると、着火剤を現地にある天然の物で代用することがあります。着火剤の役割を担ってくれる天然素材は次の通りです。
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・松ぼっくり
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・杉の葉
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・枝
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・フェザースティック
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・白樺の樹皮
⑭耐熱グローブ・火ばさみ
火がつけられても素手で薪を入れたり、調理をしたりするのは危険です。火ばさみのハサミ部分は長さがあるので、薪や炭を追加したり、配置を変えたりする際に便利です。また、火ばさみには熱が伝わるため、持ち手を素手で触ると火傷の恐れがあります。必ず、耐熱グローブを着用しましょう。
耐熱グローブは、クッカーで直火料理をする際にも重宝します。市販の軍手でもないよりはマシですが、耐熱グローブに比べると耐熱性が随分と劣ります。これらもレンタル品として取り揃えがない可能性が高いので、事前に購入し持参するのがよいでしょう。
⑮ごみ袋・洗剤・スポンジ
キャンプでは料理を楽しまれる方が大半かと思いますが、その際にゴミが沢山でます。そのため、キャンプで何をするかに気を取られていると、ゴミ袋を見落としがちです。また、撤収時には使ったキャンプギアをスポンジで洗う必要があります。家で洗おうと、そのままリュックに入れてしまうと、灰や炭で汚れてとても汚くなってしまいます。
また、キャンプ場ではごみの分別を義務付けている場所が多いので、必ずゴミ袋は複数枚用意しましょう。忘れないように、キャンプ用の掃除セット一式を作って常にリュックに入れておくと便利ですよ。
3.女子がキャンプを楽しむために必要な持ち物5選
女子キャンパーは男子キャンパーよりもキャンプ中に気を遣う場面が多いです。女子ならではのキャンプ必要な持ち物を忘れてしまうと、キャンプ中ずっと気になってしまい、思う存分楽しめないかもしれません。ここで紹介する女子キャンプの持ち物は忘れずに準備しましょう。
①メイク落とし
キャンプでは炎天下で活動することが多くなり、汗をたくさんかきます。そのため、メイク落としを忘れて、朝を迎えてしまうと、メイクによる毛穴の詰まりや肌トラブルを引き起こしてしまいます。また、メイクが落ちきらずに就寝することにも気持ち悪さを感じてしまうかもしれません。
キャンプに持っていくメイク落としは、さっと拭き取れるタイプのシートがおすすめです。なぜなら、キャンプ場のコインシャワーには時間制限があり、十分に落とせる時間がない可能性があるためです。日が落ちてきたら、早めにメイクを落とすのがよいでしょう。
②生理用品
キャンプと生理が重なってしまうと、体調面や衛生面、ゴミの処理方法など不安な要素が多いですよね。生理用品を当日忘れてしまうと、買いに行きたいことを言い出しづらい方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、生理用品としてタンポン、ナプキン、月経カップ、ビニール袋、痛み止めは持参するようにしましょう。キャンプ場によって、大浴場やコインシャワーなど入浴設備が様々なので、キャンプ場の設備に合った生理用品を選ぶのが望ましいです。
③日焼け止め
キャンプでは、日焼け止め対策をしないと紫外線を長時間浴びることになりますので、お肌の劣化に直結します。また、河原や湖畔でキャンプをする場合は、太陽の光が水に跳ね返り浴びることにもなるため、尚更注意が必要です。そのため、美容に気を遣う女子にとって、日焼け止めはマストアイテムと言えるでしょう。
日焼け止めを選ぶ際は、SPFとPAの値に着目しましょう。SPFは紫外線B波、PAは紫外線A波を防ぐ指標です。キャンプでは特にSPF50+、PA++++がおすすめなので、参考にしてみてください。
④基礎化粧品
キャンプ中でも普段通りにメイクやスキンケアをしたい方は、いつも使っている基礎化粧品を持参することをおすすめします。キャンプ場の近くで基礎化粧品を入手するのは難しいためです。冬場は乾燥しやすいので、クリームなどの保湿アイテムを忘れずに持っていきましょう。また、化粧水・乳液・美容液などの役割がひとつになったオールインワンタイプは、キャンプでのスキンケアに便利です。
⑤防犯グッズ
女子のソロキャンプや女子だけのグループキャンプだと、不安や危険を感じるケースも珍しくありません。防犯対策は万全に整えて安全なキャンプを楽しみたいものです。おすすめの防犯グッズとしては、
- ・テントへの侵入を防ぐ“南京錠”
- ・不審者の接近を感知する“センサーライト”
- ・大音量で周囲にSOS”防犯ブザー”
などを準備しておくと安心に繋がります。それ以外にも、女子だけと感じさせない工夫や、管理人さんが常駐しているキャンプ場を選ぶなどの対策も考えておきましょう。
⑥膝かけ・ブランケット
膝かけやブランケットなどの防寒アイテムを持参しましょう。キャンプ場では冬はもちろん、夏場でも朝夜は冷えることがあります。膝かけやブランケットがあれば、星空観賞や外でのリラックスタイムなど、肌寒い環境でも快適に過ごせます。また、寝袋だけでは寒さを感じる時にも便利です。
4.子連れのファミリーキャンプに最低限必要な持ち物5選
最も多くの持ち物が必要になるのがファミリーキャンプ。人数が多く、子供がいることにより、持っていくキャンプギアのサイズも大きくなるのが特徴です。子連れのファミリーキャンプにおすすめの持ち物は次の通りです。
①おもちゃ
子どもが退屈しないように、シャボン玉や水鉄砲など外で楽しめるおもちゃを用意しておくと良いでしょう。火を使ったり薪を割ったりする危険な作業中には、子どもを近づけないためのアイテムとしても役立ちます。子どものお気に入りのおもちゃもキャンプに持参しましょう。
②虫・魚取りの道具
自然と触れ合うキャンプでは、虫取り網や魚取りの道具が活躍します。山や川には普段の生活では見つけられない昆虫や魚がたくさんいます。こうした生き物を捕まえることで、自然への興味を深め、楽しい思い出を作ることができるでしょう。
③花火
キャンプの夜の楽しみとして、手持ち花火を持っていくのもおすすめです。小さめの手持ち花火や線香花火など、安全に楽しめる種類を選びましょう。ただしキャンプ場によっては花火が禁止されている場合があるので、必ず事前に確認する必要があります。
④キャリーワゴン
荷物が多くなるファミリーキャンプには、キャリーワゴンがあると便利です。テントやクーラーボックスなどの重い荷物を運ぶのに役立ち、特に駐車場からキャンプサイトまで距離がある場合に重宝します。
また、専用の天板を乗せてテーブルとして使えるモデルもあります。重さや組み立てやすさなど、種類によって特徴が異なるので、自分に合ったモデルを選びましょう。
⑤子ども向けGPS
万が一に備えて、子ども向けGPSを準備しておくのをおすすめします。広いキャンプ場では、子どもが迷子になるリスクがあるためです。子どもがGPSを持っていれば、万が一迷子になってもスマホで位置を確認できるため、安心して遊ばせられます。防水機能が高く、バッテリー持ちの良いタイプを選びましょう。
5.夏のキャンプにおすすめの持ち物6選
キャンプ初心者だと、気づかない部分が出てくることもあります。安全で楽しいキャンプを行うために、持ち物にも気を配ることが大切です。その中で、季節に応じて持ち物を入れ替える必要があることを忘れてはいけません。とくに夏キャンプと冬キャンプでは持ち物が変わってくるので注意しましょう。ここでは、夏のキャンプに便利な持ち物を6つ紹介します。
①扇風機
夏のキャンプには、小型のポータブル扇風機やハンディーファンが活躍します。タープのポールやフックに固定できるものを選べば、日中のキャンプサイトの暑さをしのげるでしょう。また熱がこもりやすいテント内で使用すれば、夜間の寝苦しさを軽減できます。充電式や電池式など様々なタイプがあるので、自分の電源環境に応じたモデルを選びましょう。
②防虫グッズ
夏のキャンプでは、虫除け対策が必須です。以下のような防虫グッズを準備しましょう。
- ・ハッカ油
- ・蚊取り線香
- ・虫除けスプレー
まずは露出した肌に虫除けスプレーをかけます。次に煙による防虫効果を狙い、キャンプサイトの複数の箇所に蚊取り線香を設置しましょう。徹底的に虫除けしたい方は、キャンプ場にいる蚊やアブなどに効果があるハッカ油を手足に吹きかけるのがおすすめです。
③帽子
熱中症や日焼けを防止するために帽子が必要です。できるだけ熱がこもりにくい通気性の良い素材のものを選びましょう。日焼けが気になる方には、つばが広くて首元までカバーできる帽子がおすすめです。
④ポータブル冷蔵庫
夏のキャンプでは、食材や飲み物を新鮮に保つためにポータブル冷蔵庫が便利です。暑い中でもキンキンに冷えた飲み物を楽しめます。車載用の小型冷蔵庫やポータブル電源で動くタイプなど様々な種類があるので、自分に合ったものを選びましょう。
⑤メッシュテント
夏のキャンプでは、通気性の良いメッシュテントが快適です。メッシュテントとは壁面部分が全てメッシュ素材でできたテントのこと。風通しが良く虫の侵入を防げるため、夏でも涼しく快適に過ごせます。フライシートと呼ばれるカバーを上から重ねることで通常のテントとしても使用できる、汎用性のあるモデルが人気です。
⑥ポータブル電源
夏のキャンプで心強いのがポータブル電源です。ポータブル電源とは、持ち運び可能な充電式バッテリーのこと。スマホやタブレットの充電はもちろん、ポータブル冷蔵庫や扇風機を使用できます。またスピーカーで夏らしい音楽をかけたり、プロジェクターで怖い映画を見たりできるため、夏のキャンプがより充実したものになるでしょう。
6.冬のキャンプにおすすめの持ち物5選
虫を気にすることなく美しい星空を眺められる冬キャンプには、寒さ対策が欠かせません。ここで冬のキャンプにおすすめな持ち物を5つ紹介します。
①暖房器具
冬のキャンプでは、以下のような暖房器具があると快適です。
- ・薪ストーブ
- ・石油ストーブ
- ・ガスヒーター
暖房器具を使うことで、寒い夜でも暖かく過ごせます。ただし、暖房器具をテント内で使用する場合は、一酸化炭素中毒を防ぐために十分な換気が必要です。一酸化炭素チェッカーを使用したり、寝る直前には暖房器具を消したりするなど、安全に配慮して使いましょう。
②電気毛布
電気毛布は、冬キャンプで寝袋に入れて使用することで、夜間の冷え込みから身を守り快適な睡眠をサポートします。ポータブル電源と組み合わせて使用することで、どこでも手軽に暖をとれるのが魅力です。冬キャンプを少しでも快適に楽しみたい方には、電気毛布とポータブル電源を準備するのをおすすめします。
関連記事:電気毛布におすすめのポータブル電源とは?|2枚使える容量や一晩に必要な容量も紹介
③ニット帽・防寒グッズ
冬のキャンプでは、防寒のために以下のような防寒グッズがあると便利です。
- ・手袋
- ・ニット帽
- ・マフラー
- ・厚手の靴下
- ・ブランケット
- ・ネックウォーマー
- ・ダウンジャケット など
頭や手足の冷えを防ぐために、これらの防寒グッズを準備しましょう。特に冬キャンプの夜間や早朝の冷え込みが厳しい時間帯には、これらのアイテムが大活躍します。重ね着をすることで、さらに暖かさを確保できるでしょう。
④カイロ
カイロは、手軽に使える暖房アイテムとして冬のキャンプで重宝します。使い捨てタイプのほか、充電式やオイル式など様々な種類があります。ポケットや寝袋に入れて使用することで、冷えた体を素早く温められるのが魅力です。ポータブル電源をお持ちの方には、充電して何度でも使える充電式カイロをおすすめします。
⑤ポータブル電源
冬のキャンプでは、以下の便利なアイテムが使えるポータブル電源が大活躍します。
- ・炊飯器
- ・電気毛布
- ・電気ケトル
- ・電子レンジ
- ・充電式カイロ
- ・電気ストーブ など
ポータブル電源があれば暖房器具を使えるため、冬のキャンプが一段と快適になります。電気毛布や電気ストーブで簡単に暖をとれるのが魅力です。また、炊飯器や電子レンジも使えるため、時短でキャンプ料理を作れます。寒い中で料理をする時間が短くなり、より快適なキャンプが楽しめるでしょう。
7.キャンプにあると便利な持ち物「ポータブル電源」おすすめ4選
最低限必要な持ち物とは別に、キャンプに持っていくと重宝する持ち物がポータブル電源です。ポータブル電源とは、大容量の電気を蓄電し、様々な電子機器や生活家電に給電できるアイテムを指します。
●ポータブル電源のキャンプでの使い道
キャンプでポータブル電源が活躍するのは次のような場面です。
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・小型冷蔵庫や車載冷蔵庫を稼働してキャンプ中ずっと食材を冷やし続けることができる
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・小型クーラー、扇風機や電気毛布が使えることで暑さ対策と寒さ対策が簡単に取れる
-
・炊飯器、電子レンジなどの調理家電が使えることで、キャンプ料理が簡単に作れる
-
・スマホを常にフル充電にできるし、プロジェクターなども動かせる
●キャンプにおすすめのポータブル電源4選
ポータブル電源の中でも、特におすすめなのがJackery(ジャクリ)製です。Jackeryポータブル電源の一番の魅力は、コンパクトで業界最軽量を実現し、容量別に取り揃えられた種類の豊富さです。そのため、女子キャンプ、ファミリーキャンプ、ソロキャンプなどのキャンプスタイルに応じた商品を選ぶことができます。
また、エネルギー効率がよく寿命が長いため、一度購入すると半永久的に使用できるのも魅力と言えるでしょう。ソーラーパネルでの充電にも対応しているため、キャンプ場でポータブル電源を充電することも可能です。
●Jackeryポータブル電源1000New
1000Whクラスに電気ケトルやホットプレートなど高出力家電でも動かせる高定格出力にパワーアップしたNewモデル。市販の同クラス製品で最軽量を実現できてキャンプや車中泊などに手軽に持ち運びができる大容量ポータブル電源です。子連れのファミリーキャンプや連泊キャンプにおすすめです。
●Jackeryポータブル電源600Plus
手軽に持ち運びができる軽量コンパクトボディで一人用テント内に設置してもかさばらない大きさで、定格出力も800Wあるので電気ケトルや小型炊飯器などにも給電可能な中容量モデル。
リン酸鉄リチウムイオン電池搭載型だから、毎日充電しても10年以上は使える長寿命で長期的に利用できるポータブル電源です。
●Jackeryポータブル電源240New
約231×153×168mm、約3.6kgで子供でも手軽に持ち運びができ、リュックサックにも入る大きさでソロキャンプに最適です。夏場は扇風機、冬場は電気毛布と1年を通して便利に使える小型のポータブル電源です。スマホやノートパソコンの充電も含めて、ソロキャンプで一晩過ごすには丁度良いサイズです。
■Jackery ポータブル電源 1000 Plus|ジャクリポータブル電源1000プラス
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Plus |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
■Jackery ポータブル電源 1500 Pro|ジャクリポータブル電源1500プロ
製品名 | Jackery Solar Generator 1500 Pro |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
保証期間 |
5年間 |
8.キャンプの持ち物選びは優先順位を決めて自分が持てる範囲に
キャンプでは、車が乗り入れできないキャンプ場では持ち物が制限されてしまいます。自分が持って移動できる程度に抑えなければなりません。必要なものと考えると、「あれも持っていきたい」、「これも持っていきたい」となることが多いです。その中で、キャンプの持ち物を厳選する必要があるので、注意しましょう。
どうしても荷物を減らせないときは、折りたたみ式のカートを準備して、ある程度荷物は増やすことができます。ソロキャンプの場合、一人でも持ち運びができるように対策をとることも大切です。
キャンプでは、盲点となりがちな持ち物がいくつか存在します。忘れ物をしてしまうと、現地で余計な時間と費用がかかるため、できる限り避けたいですよね。
上記で紹介したキャンプの持ち物リストをぜひ参考にしてみてください。
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