1.大自然を独占!無人島でキャンプをする魅力とは
キャンプ経験を積んでくると、誰もいない場所でもっとリアルなキャンプがしたいという欲が湧いてくることがあります。それを実現できるのが、無人島です。
水道や電気が通っていないので、自力で飲料水を抽出し、焚き火で暖をとる必要があります。まさに究極のサバイバルと言っても過言ではありません。
日常を忘れて、大自然の恵みを浴びながら、生きることに没頭できる。それこそが無人島で行うキャンプの最大の魅力と言えるでしょう。
2.【全国】キャンプにおすすめの無人島7選
人が住んでいない島であれば、どこでもキャンプができるわけではありません。無人島には必ず所有者がいます。所有者に確認した上でキャンプができる、全国のおすすめの無人島は、以下のとおりです。
人が住んでいない島であれば、どこでもキャンプができるわけではありません。無人島には必ず所有者がいます。所有者に確認した上でキャンプができる、全国のおすすめの無人島は、以下のとおりです。
●【東北】オランダ島
江戸時代にオランダ船「ブレスケンス号」が上陸したことから名づけられた無人島。東北唯一の海水浴場がある無人島としても有名です。オランダ島では定期的にキャンプツアーが開催されており、キャンプインストラクターが常駐しているため、安全に無人島のキャンプが楽しめます。無人島からは本州の街の灯りが見え、まるで別世界に来ているようです。
●【関西】兵庫|黒島
出典:無人島プロジェクト
兵庫県・姫路市にある44の島々から成る家島諸島の無人島「黒島」。完全なる無人島なので、上陸するには所有者の許可が必要です。本格的なサバイバルキャンプがしたいというキャンプ上級者の方は、ぜひ挑戦してみてください。他の39個の島も無人島なので、あなたの好みの無人島を見つけるのも楽しいですよ。
●【東海】愛知|沖島
出典:沖島 - 無人島セレクト
愛知県西尾市にある無人島「沖島」。港から約10分で行けるので、気軽に無人島のキャンプが楽しめます。一泊二日、二泊三日のプランが用意されており、キャンプギアもレンタルが可能です。チャーター船で行き帰りの送迎をしてもらえるので、無人島のキャンプ初心者にもぴったりですよ。
●【近畿】和歌山|地ノ島
出典:無人島プロジェクト
和歌山県有田市にある東京ドーム10個分の無人島です。エメラルドグリーンの綺麗な 海が周囲を囲んでいます。1日1組だけが上陸できるエリアがあり、プライベート感を満喫できるのが魅力です。キャンプ道具やBBQ用品のレンタルができる上に、トイレも設置されているので、初心者でも安心して楽しめます。
●【四国】愛媛|見近島
出典:見近島自然公園
能島村上海賊の駐屯地という過去を持つ無人島です。自転車・バイク・徒歩でしか渡ることができません。トイレや炊事場は完備されています。しまなみ海道の一角にあり、伯方大島大橋で本州と繋がっているため、無人島キャンプの初心者にもおすすめです。キャンプ場は予約不要で無料で利用できます。
●【中国】広島|龍王島
出典:東広島市ホームページ
瀬戸内海に浮かぶ無人島です。16サイトのキャンプ場があり、かまど・水道・流しの設備も備わっています。テントやバーベキューセットのレンタルも行っています。
綺麗な夕日と満天の星空、地平線から昇る朝日、瀬戸内海に浮かぶ無人島ならではの絶景が広がっています。島の各所には展望台が設置されており、それぞれ異なる景色が楽しめるのも魅力です。
●【九州】熊本|産島
熊本県天草市にある無人島です。島内には産島キャンプ場があり、キャンプギアを全てレンタルして、手ぶらでキャンプが楽しめます。テント泊に抵抗があるという方には、バンガロー泊という選択肢もあります。
中央には標高262mの産島山があり、山頂からの眺めは絶景です。全棟貸し切りプランも用意されているので、誰にも邪魔されずに無人島キャンプが満喫できます。
3.無人島のキャンプにあると便利な5つのアイテム
無人島に何が必要なのかは、実際に行った経験がある人にしか分かりません。普段のキャンプとは異なり、必要だと現地で気付いたとしても、スーパーもコンビニもないです。これから紹介する5つのアイテムを揃えて、快適なキャンプにしましょう。
●ポータブル電源
電気が通っていない無人島でも、電化製品を稼働させられるアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、内部に溜めた大量の電気で、コンセントがない環境でも電化製品への給電ができる機器を指します。
無人島では本来、自ら起こした火を使い、暖をとったり、料理を加熱したりする必要がありますが、ポータブル電源があれば、そのような手間は一切不要です。ポータブル電源があると、以下のようなことが可能になります。
・扇風機や電気毛布を使い、快適な気温に自由に調節できる
・電気ケトルや電子レンジを使い、火を起こさずに簡単に調理が行える
・夜の暗闇を照らすLEDランタンを、夜通し点灯させられる
・無人島で釣った魚を車載冷蔵庫に入れて、長時間保存しておける
不自由さこそが無人島のキャンプの醍醐味という方は、自身のキャンプのレベルに合わせて、電気の力を借りる範囲を制限するのが良いでしょう。
無人島で使用するポータブル電源は、創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇るJackery(ジャクリ)製品がおすすめです。耐久性と安全性を兼ね備えているため、無人島でも安心して使い続けられます。
また、持ち運び可能なソーラーパネルとセットになった「Jackery Solar Generator」であれば、コンセントがない無人島でも、いつでも太陽光から電気を蓄電できますよ。
関連人気記事:キャンプにポータブル電源は必要か?メリット・使い道・選び方・おすすめ商品を徹底解説
●サバイバルナイフ
薪割りや調理、食材調達などで活躍するアイテムが、サバイバルナイフです。無人島で使うサバイバルナイフは、以下のようなタイプを選びましょう。
・刃とハンドルが一体になった頑丈な構造をしている
・ステンレススチール素材で切れ味と錆びにくさを合わせ持つ
・刃渡り10cm以上で、魚も豪快に捌ける
●蚊取り線香
無人島には手つかずの自然が広がっているので、虫も多いです。アウトドア用の蚊取り線香を持参し、拠点の周辺から虫を追い出しましょう。万が一虫に刺された場合は、発熱や意識障害に見舞われるリスクもあるので、注意してください。
●釣り竿
本格的な無人島のキャンプでは、食材も自分で調達しなければなりません。釣り竿を持っていれば、釣りで魚を調達できます。ナイフを手に素潜りで調達する方法もありますが、体温が奪われたり、毒を持った魚に刺されたりする危険もあります。
●ファイヤースターター
せっかく無人島に行くなら、火起こしの方法もこだわりたいですよね。そんな方にはファイヤースターターがおすすめです。ロッドにストライカーを擦ることで、火花を起こし、着火させます。ガスやオイルなどの燃料を必要としないので、燃料調達ができない無人島のキャンプで活躍してくれます。
4.快適な無人島生活!おすすめのポータブル電源3選
無人島のキャンプが初めてで不安という方も、ポータブル電源があれば安心です。家電が使えるので、万が一火が使えなかったとしても、問題なく調理や気温対策が行えます。
ポータブル電源は、数多くのメーカーから販売されているので、無人島で使用する場合にどれを選べばよいか迷いますよね。そこでおすすめなのが、耐久性と安全性に優れたJackery(ジャクリ)製品です。ソーラーパネルとセットになった「Jackery Solar Generator」にすれば、無人島にいながら電気を自給自足できます。
無人島に持っていくのにおすすめの機種は、以下のとおりです。
●Jackery Solar Generator 240 New 100Wポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。ポータブル電源はリュックに入るコンパクトサイズ、ソーラーパネルは折り畳み可能な軽量設計なので、無人島でも身軽な装備で移動できます。
ソーラーパネルは、24%の高変換効率を誇り、キャンプ中の約3.3時間でフル充電が可能です。無人島で電気に頼るのは必要最低限にしたい方に、おすすめのモデルと言えるでしょう。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。バッテリー節約モードを搭載しているので、無人島で電気の残量が少なくなれば、バッテリー寿命を1.5倍まで延ばせます。
緊急充電モードを使えば、無人島に出発する前の1時間で満充電が可能です。中容量モデルなので、無人島で家電を使った簡単な調理や夜間の気温対策に使用したい方に、おすすめのモデルと言えるでしょう。
●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。ほぼすべての家電を動かすことができ、快適な無人島のキャンプが実現します。
宿泊を伴う無人島のキャンプで消費電力の高い家電もフル稼働させたい方におすすめのモデルです。合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載しているので、無人島のキャンプでも安心して使用し続けられます。
5.無人島でキャンプをする上での3つの注意点
初めて無人島でキャンプをする方は、その危険性も理解しておく必要があります。まずは、命を守ることが最優先事項です。無人島で安全にキャンプを行うために、以下の3つの注意点に気を付けてください。
●飲料水を十分に持参する
炊事場や水道が存在しない無人島には、飲料水が存在しません。食料がなかったとしても人間は2〜3週間は生きられますが、水を飲まなければ、4〜5日で命は尽きます。荷物は重くなってしまいますが、宿泊予定の日数+1日分の水を確保しておけば安心です。
●悪天候の日は避ける
キャンプをしている期間中に悪天候が予想されるなら、決行しないのが最善です。無理に決行すると、津波の被害に遭うリスクがあるだけでなく、せっかく楽しみにしていた無人島のキャンプが辛いものになりかねません。
●虫除け対策を徹底する
無人島で快適に過ごすには、虫除け対策が必須です。無人島には自然が溢れているので、多くの虫が生息しています。油断していたら、体中が虫に刺される事態にもなりかねません。虫除け対策として、虫除けスプレーや蚊取り線香を持参し、長袖長ズボンを着用しましょう。
6.無人島でキャンプに関するよくある質問
日本には数多くの無人島がありますが、キャンプができる無人島は限られています。また、無人島とはいっても、日中帯には人が大勢いる場合もあります。無人島に関するよくある質問は、以下のとおりです。
●無人島でキャンプをするのに許可取りは必要?
日本には約6500もの無人島がありますが、どこでも自由にキャンプできるわけではありません。もし、無許可で船を出してキャンプをした場合、不法侵入として罪に問われる可能性が高いです。無人島の所有者に許可を取った上で、キャンプを楽しみましょう。
●貸切でキャンプができる無人島はある?
無人島のキャンプといえば、その島にいるのは自分一人という状況で行うのをイメージした方も多いでしょう。しかし、実際には他の観光客や管理人で賑わっていることも少なくありません。貸切でキャンプがしたい方は、沖ノ島や地ノ島を選びましょう。
まとめ|無人島でサバイバルキャンプを楽しもう
手つかずの自然で自由なキャンプがしたいなら、無人島がおすすめです。全国には数多くの無人島がありますが、必ず所有者の許可を取る必要があります。悪天候は避け、体調と準備を万全にした状態で臨みましょう。
この記事で紹介した無人島を参考に、ぜひサバイバルキャンプを楽しんでください!
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