夏のキャンプには冷房(ポータブルクーラー)が最適!おすすめ5選を解説

夏のキャンプには冷房(ポータブルクーラー)が最適!おすすめ5選を解説

夏のキャンプを快適に過ごすためには、冷房「ポータブルクーラー」の存在が欠かせません。ポータブルクーラーを利用することで、テントの中や車中泊でも暑さを気にすることなく過ごせます。しかし、「そもそも冷房(ポータブルクーラー)って何?」「おすすめの冷房(ポータブルクーラー)って何?」といった疑問が出てくるでしょう。

そこで本記事では、夏のキャンプに最適な冷房「ポータブルクーラー」の概要からおすすめの商品5選を解説します。ポータブルクーラーを利用する際にマッチするポータブル電源についても紹介するため、ぜひ参考にしてください。

冷房(ポータブルクーラー)とは?

冷房(ポータブルクーラー)とは、室外機がない場所でも電源が確保できれば使用できる冷房器具です。

ポータブルクーラーは一般的なエアコンよりもサイズが小さいものの、持ち運び可能なモデルが多いため、キャンプや車中泊に最適な製品です。

また、電源さえ確保できれば長時間冷風を送れるため、どのような環境でも使用できます。暑さが気になる環境なら、ポータブルクーラーがおすすめです。

冷房(ポータブルクーラー)と冷風扇の違い

ポータブルクーラーと冷風扇の違いは、冷たい風を発生させる方法が異なります。

ポータブルクーラーは持ち運べる冷房であり、電気を用いて冷媒や熱交換器を介して冷たい風を送ります。家庭用の冷房と仕組みは同じですが、コンパクトなサイズ感と室外機なしで利用できる点が特徴です。

一方、冷風扇は水を蒸発させ、希母熱を利用して冷たい風を送る仕組みです。冷風機よりもサイズ感の小さい機器が多いです。冷房効果はポータブルクーラーに劣るものの、幅広いシーンで活用できます。

夏のキャンプに冷房(ポータブルクーラー)が必要な理由

夏のキャンプにポータブルクーラーが必要な理由は、以下の通りです。

・脱水症・熱中症対策になる

・食中毒を防げる

・快適な環境をすぐに作れる

それぞれ順に解説します。

①脱水症・熱中症対策になる

夏場のキャンプは気温が非常に高いため、脱水症や熱中症に陥りやすいです。

特にキャンプは冷房が完備されている環境が少なく、水分を取っていても熱中症になる危険性があります。このような場合にポータブルクーラーがおすすめです。ポータブルクーラーは、冷房と同じく瞬時に空間内に冷たい空気を送り出します。

ポータブルクーラーを利用した場合、瞬間的に冷風を送り出せるため、すぐに空間内の温度を下げられます。夏キャンプを行う場合、空間自体の温度が高いため、扇風機より効果的に脱水症や熱中症になるリスクを防げるでしょう。

②食中毒を防げる

ポータブルクーラーを利用することで、食中毒のリスクを防げます。

夏キャンプを行う際、使用する食材をクーラーボックスへ保存するのが一般的です。しかし、クーラーボックスを車やテント内に長時間置いていると、内部の氷が溶けてしまい食材が腐ってしまいます。

ポータブルクーラーを持ち込んだ場合は、空間自体を冷やすため、クーラーボックス内の温度が高まることなく、氷が溶けるのを防いでくれます。

安定した環境下で食材を保存することで、食中毒のリスクを減らして夏キャンプを楽しめます。

③快適な環境をすぐに作れる

夏キャンプにポータブルクーラーを持ち込む最大のメリットとして、快適な環境をすぐに作れることが挙げられます。

夏場のキャンプは川沿いでも強い日差しに当てられ、気温が30℃以上を超えるケースも少なくありません。テントを張って日差しを防いでいても、過ごしやすい環境を作るのは難しいでしょう。

しかし、ポータブルクーラーを使えば、気温の高い環境でも周りの温度を下げて快適な環境を作り出せます。使用する際に難しい設定や準備は必要なく、電源を入れるだけで活用できるのも最適なポイントと言えます。

夏のキャンプに持っていく冷房(ポータブルクーラー)を選ぶポイント

夏のキャンプにポータブルクーラーを持っていく際の選ぶポイントは、以下の通りです。

・冷却性能の高さ

・端末のサイズ感

・排熱・排水方法

・静音性

・電気の供給方法

それぞれ順に解説します。

●冷却性能の高さ

ポータブルクーラーを選ぶ際は、どれだけ空間を冷やせるか確認しましょう。

使用を想定している場所に対して、冷却範囲や温度設定が合っていなければ、快適な空間は作れません。

事前にテントの大きさや屋外の気温を考慮した上で、ポータブルクーラーを選びましょう。

●端末のサイズ感

ポータブルクーラーを選ぶ上で、端末のサイズ感は非常に重要です。

サイズの大きい端末は冷却性能が高いものの、場所を取ってしまったり持ち運びが難しかったりします。

一方、サイズの小さい端末は小回りが聞く分、冷却効果が低い傾向にあります。夏キャンプではポータブルクーラー以外にも様々な機材も持っていくため、あらかじめサイズ感をチェックしておきましょう。

●排熱・排水方法

ポータブルクーラーを選ぶ際は、排熱・排気方法もチェックが重要です。

一般的にポータブルクーラーには、排気と排水を行うノンドレン方式と室外機分離型の2種類が存在します。

ノンドレン方式の場合、仕組みが冷房と同じであるため、基本的に本体と室外機が一体化されています。夏のキャンプで利用するなら、ノンドレン方式を採用しているポータブルクーラーの方が、効率的に使用し続けられます。

また、ポータブルクーラーの排熱ダクトは、長さが重要になります。できるだけ排熱ダクトは1m以上の製品を選ぶことで制限なく利用が可能です。

●静音性

夏キャンプに利用するポータブルクーラーを選ぶ場合、静音性のチェックは欠かせません

音の大きいポータブルクーラーを使用する場合、キャンプ中に音が気になって使い続けられないケースがあります。特にテント内での使用を想定している場合、音の大きいポータブルクーラーは邪魔になってしまう可能性が高いです。

そのため、夏キャンプ中に居心地のいい環境を作り出すためには、音の大きさも重要と言えます。近年はサイズの大きいポータブルクーラーでも、静音性に優れている機器があるため、事前にチェックした上で選択すると良いでしょう。

●電気の供給方法

ポータブルクーラーを使用する上で、給電方法は必ず確認しておきましょう。

ポータブルクーラーの中でも、電気の供給方法はシガーソケットやUSB・AC電源など、使用するタイプによって様々です。給電方法によっては場所が限られてしまうため、必ず確認が必要です。

また、使用時間や車中泊を選ぶのかによって、選択すべき給電方法は異なります。キャンプ場をはじめとした、様々な条件を確認した上で選択すると安心です。

夏のキャンプに最適な冷房ポータブルクーラー5選

夏のキャンプに最適なポータブルクーラーは、以下の通りです。

・ナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8A

・ナヴィック クレクールⅢ 楽座クーラー

・シロカ ポータブルクーラー

・CORONA冷風・衣類乾燥除湿機 どこでもクーラー

・サンコー ワイルドクーラー

それぞれ順に解説します。

①ナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8A

サイズ

20×61.5×27cm

本体重量

12㎏

消費電力

165/205W

騒音値

約54/56dB

価格

17,616円

ナカトミ ポータブルミニクーラー PMC-8Aとは、ナカトミが提供しているポータブルクーラーの一つです。

持ち運び可能なサイズ感となっており、工事不要で使用が可能です。風量切替やk座向き調整、連続排水など様々な機能を搭載しています。本体だけでも利用できますが、別売りのドレンホースを接続することで、連続排水しながら利用できます。

AC電源のあるところであれば、どこへでも持ち運べます。満水検知機能が搭載されているため、単体でも十分に利用できるでしょう。                                                                                                                                                                                                                                       

②ナヴィック クレクールⅢ 楽座クーラー

サイズ

‎28.5 x 37.5 x 50cm

本体重量

13.2Kg

消費電力

350W

騒音値

67.1dB

価格

34,650円

ナヴィック クレクールⅢ 楽座クーラーは、NAVIC社が提供するポータブルクーラーです。

ナヴィック クレクールⅢ 楽座クーラー最大の特徴は、冷房から加湿・空気清浄機など、5つのモードを選択できる点です。冷房機能を活用すれば夏キャンプに、空気清浄機機能はキャンプ以外でも使用できます。

また、購入時はオプションパーツとしてダクトホースが付属しています。最長1.8mまで伸ばせるため、場所を選ばず熱放出が可能です。比較的コンパクトなサイズ感となるため、夏キャンプでも活用できるでしょう。

③シロカ ポータブルクーラー

サイズ

22cm × 22cm × 41.4cm

本体重量

6.5kg

消費電力

160W

騒音値

55dB

価格

44,880円

シロカ ポータブルクーラーは「涼しさを、ほしいときに、ほしいところに」をコンセプトに提供しているポータブルクーラーです。

業界トップクラスの最小・最軽量で設計されています。どんな場所でもすぐに持ち運んで使用できるため、夏キャンプに最適です。

また、シロカ ポータブルクーラーは騒音値も55dBとなるため、稼働中の音もさほど気にならないでしょう。購入時はダクトホースも搭載されているため、利用状況に合わせて選択が可能です。

炎天下の中でポータブルクーラーを利用する際は、ダクトホースを取り付けて使用すると良いでしょう。

➃CORONA冷風・衣類乾燥除湿機 どこでもクーラー

サイズ

25×38.6×60cm

本体重量

13.5kg

消費電力

423W

騒音値

38dB

価格

31,800円

CORONA冷風・衣類乾燥除湿機 どこでもクーラーは、コロナ社が提供しているポータブルクーラーです。

1台にスポット冷風・衣類乾燥・除湿機能など様々な機能が搭載されています。持ち運びには少し大きいサイズ感であるものの、最大吹き出し温度差マイナス11℃の冷風を送り出します。

また、冷風は3段階に調整でき、環境に合わせて設定できます。本体にはキャスターが付いているため、室内での利用も可能です。付属の布製排熱ダクトを取り付ければ、より効率的に排熱を行い快適な環境を作り出します。本体には5.8Lの大容量タンクを搭載しているため、長時間の利用にも最適です。

⑤サンコー ワイルドクーラー

サイズ

21×52×29cm

本体重量

9.8kg

消費電力

270w

騒音値

68.4dB

価格

29,800円

サンコー ワイルドクーラーは「運べるスポットクーラー」をコンセプトにしているポータブルクーラーです。

本体重量は9.8kgとなるため、片手でも簡単に持ち運びが可能です。コンプレッサー方式を採用しているため、どのような環境でも高い冷却効果を発揮します。

持ち運びや取り回しの良さを重視した設計となり、夏キャンプでも快適な環境構築をサポートしてくれます。本体にはライトも付属しているため、テント内も明るく照らしてくれます。

ポータブル電源あれば電源のない場所でもポータブルクーラーを自由に利用できる

ポータブル電源あれば電源のない場所でもポータブルクーラーを自由に利用できる

夏キャンプで最適な環境を構築する際は、ポータブル電源も必要です。ポータブル電源が1台あれば、コンセントがないキャンプ先でも使用する冷房やポータブルクーラーなどの家電に給電できるので、いつでもどこでも思う存分に自由に利用できます。

ポータブル電源とは?

ポータブル電源とは、モバイルバッテリーよりも大容量で家電に給電できるアイテムです。

ポータブル電源は大容量のバッテリーを蓄電でき、USBやAC電源の供給に対応しています。スマホやポータブルクーラーなど、様々な機器を充電できます。さらに、コンパクトな設計となっており、持ち運びがしやすいことから夏キャンプに最適と言えます。

また、ポータブル電源によってはソーラーパネルを搭載しており、屋外に設置しておくだけで充電が可能です。1台保有していれば、キャンプだけではなく災害が発生した際の心強い機器となるでしょう。

関連人気記事:ポータブル電源はキャンプでどんな使い方ができるのか?

●ポータブル電源の夏キャンプでの使い道

ポータブル電源を夏キャンプで利用する際の使い道は、以下の通りです。

・暑さ対策(ポータブルクーラーや扇風機、冷風機などに給電できる)

・調理

・照明

それぞれ順に解説します。

①暑さ対策(ポータブルクーラーや扇風機、冷風機などに給電できる)

ポータブル電源は、夏キャンプ時の暑さ対策に活用できます。

夏キャンプを行う際は、熱中症や脱水症状を防ぐために、ポータブルクーラーや扇風機・冷風機を活用するケースが多いです。

しかし、キャンプ場によっては給電場所が用意されていないケースも少なくありません。このような場合、ポータブル電源があればどんな場所でもポータブルクーラーや扇風機など家電機器を使用できます。継続的な暑さ対策のためにも、ポータブル電源の活用は最適です。

②調理

ポータブル電源は夏キャンプ時の調理にも活用できます。特に車中泊をする場合、調理機器があってもケーブルやソケットが対応しておらず、機器自体を利用できないケースも少なくありません。

一方、ポータブル電源があれば、IHや炊飯器などの調理家電をキャンプで自由に使えるので、火を使わずに安全で幅広い調理方法を活用できるでしょう。

③照明

ポータブル電源は、照明としても活用が可能です。ポータブル電源の中には、本体にLEDライトが付属しているケースが多いです。ポータブル電源内に充電が残っていれば、ライトとして活用できます。

また、他の機能を使いながらライトを付けられるため、夜間キャンプにもおすすめです。夏キャンプ以外にも、災害時の非常ライトとしても活用できるため、使用用途の広い機器と言えるでしょう。

キャンプにおすすめのポータブル電源

キャンプにおすすめのポータブル電源

キャンプにおすすめのポータブル電源は、安全で高品質を備えたJackery(ジャクリ)のポータブル電源です。
Jackeryシリーズは世界累計販売台数200万台を突破しており、150社以上のメディア・団体から推奨されています。使用時はコンセント・ソーラーパネル。シガーソケットの3種類の充電方法に対応しています。夏キャンプにピッタリなポータブル電源を2機種紹介致します。

・Jackeryポータブル電源1000Pro

・Jackeryポータブル電源1500Pro

それぞれ順に解説します。

●Jackeryポータブル電源1000Pro|ジャクリポータブル電源1000プロ

Jackeryポータブル電源1000Proは、1002whの容量を誇るポータブル電源です。

満充電時間はコンセントで約1.8時間となり、AC出力は3ポート搭載しています。USBポートも合計4つ存在するため、同時に様々な機器へ給電が可能です。

また、ソーラーパネルによる充電に対応しており、最大4枚から電気を取り込めます。軽量コンパクトで持ち運びやすく、安全性も考慮して設計されています。LEDライトも付属しているため、キャンプをはじめとした様々なシーンで活用できるでしょう。

製品名 Jackeryポータブル電源1000Pro

容量

1002Wh

定格出力

1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:1.8時間
ソーラー充電:最速1.8時間
シガーアダプター:12時間

保証期間

5年間

●Jackeryポータブル電源1500Pro|ジャクリポータブル電源1500プロ

Jackeryポータブル電源1500Proは、2時間の急速充電に対応しているポータブル電源です。

また、大容量・高出力のポータブル電源となるため、電子レンジやIH調理器・スマートフォンなど、様々な機器を同時に使えます。耐振動・低音・衝撃に対応しているため、どのような環境下でも安心して利用できます。携帯性にも優れているため、1台あれば夏キャンプで快適な環境を作り出せるでしょう。

製品名 Jackeryポータブル電源1500Pro

容量

1512Wh

定格出力

1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:16.5時間

保証期間

5年間

まとめ

以上、夏のキャンプに最適な冷房(ポータブルクーラー)の概要からおすすめの商品5選を解説しました。

ポータブルクーラーがあれば、炎天下でも快適な環境を作り出せます。ポータブルクーラーを使いこなすためには、ポータブル電源も合わせて取り入れましょう。

ポータブル電源があれば、ポータブルクーラーだけではなく、調理器機やライトなど様々な機器を使用可能です。夏キャンプを快適にするためにも、ポータブルクーラーとポータブル電源を積極的に導入してみてください。


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