ファミリーキャンプを始めたい!必要な道具や費用は?安全に楽しむポイントも解説
「ファミリーキャンプ」が今非常に人気があるのはご存じでしょうか?子供とのアクティビティといえばキャンプ、というほどの流行を見せています。
しかしファミリーキャンプを始める際の費用感や安全性など、気になるポイントもいくつかあるでしょう。この記事ではファミリーキャンプにかかる費用や安全対策、キャンプ場の選び方などについて詳しく解説するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ファミリーキャンプは2023年「子どもとやりたい遊びランキング」第1位!
引用元:PRTIMES
多くの家庭で重視するのは、「子供が興味があり、楽しめそうか」というポイント。自然を全身で体感できるファミリーキャンプは、子供が全力で楽しめるアクティビティです。いま、もっとも「熱い」ファミリーキャンプを、ぜひあなたもこのタイミングで始めてみませんか?まずはいくらあればファミリーキャンプを始められるか、費用面から順に見ていきましょう。
ファミリーキャンプにかかる費用は?
引用元:auコマース&ライフ株式会社
ただし上記は「ソロキャンプ」の層も含んでいるので、道具をサイズアップするファミリーキャンプでは、もう少し費用がかかります。どこまで快適にキャンプをするか、レンタルで済ませるものがあるかといったポイントで多少前後はありますが、10万円程度の予算があればスタートできるでしょう。
ただしこれはあくまで初期費用で、キャンプ場の利用料金などは含んでいません。最低限揃えるべき道具や、1回あたりの費用感についても見ていきましょう。
最初に最低限揃えるべき道具はコレ!
ファミリーキャンプで最低限揃えるべき道具は下記の通りです。
道具名 |
金額相場(4人時の目安) |
テント(ペグ等を含む) |
1~4万円 |
マット |
1~2万円 |
シュラフ(寝袋) |
8,000円~4万円 |
食器類 |
1,000円~1万円 |
クーラーボックス |
3,000円~15,000円 |
ランタン(LED) |
5,000円~3万円 |
イス・テーブル |
5,000円~2万円 |
安く済ませようと思えば、トータル4万円程度でも十分にキャンプをスタートできます。より快適にキャンプがしたいなら、キャンプやシュラフを中心にグレードを上げてみると良いでしょう。
キャンプ用の照明にはよくガソリン式・ガス式のランタンがおすすめされていますが、お子さんがいる場合は転倒による火事のリスクが高いのであまりおすすめしません。安全のためにLEDのモデルを選んでみてください。
またこれから何度もキャンプをするなら、バーベキューコンロなどの調理器具も揃えたほうが良いでしょう。ただし多くのキャンプ場ではバーベキュー専用の区画が用意されていたり、用具をレンタルできたりするので、必ずしも必要ではありません。
ファミリーキャンプ1回あたりの費用は「1万円~3万円」が6割
株式会社フォーイットのキャンパーに対する調査によると、6割がファミリーキャンプ1回あたりの費用は1万円~3万円と回答しています。
「キャンプ1回あたりの費用」には、主に下記のものが含まれます。
・食材
・キャンプ場の利用料
・交通費(高速代など)
どの程度本格的に楽しむかにもよりますが、特にかかるのは食材です。1人あたり2,000円~4,000円程度を見ておいた方がいいでしょう。キャンプ場利用料は、4人で5,000円~10,000円ほどが相場。設備が充実したキャンプ場を選べばもう少しかかります。
また意外と馬鹿にならないのが交通費です。高速道路を使う距離であれば、ガソリン代を含め往復1万円程度かかるケースもあります。トータルの費用をしっかり計算し、予算内に収まるキャンプを計画してみてください。
ファミリーキャンプを安心・安全に始めるならポータブル電源も用意しよう!
ファミリーキャンプを安全に始めるなら「ポータブル電源」を用意するのがおすすめです。ポータブル電源とは、コンセントやソーラーパネルから充電できる大容量・高出力な蓄電池のこと。お子さんのいるキャンプで発生するリスクや、さまざまなお悩みを解決してくれます。ポータブル電源のメリットについて詳しく見ていきましょう。
ポータブル電源のメリット①:調理に火がいらないので安全
子供がいるファミリーキャンプでは「火」に関するリスクがつきまといます。しかしポータブル電源があれば「火を使わない安全なキャンプ」を実現可能です。ポータブル電源は家庭のコンセントと同じAC100出力ができるので、下記のような調理家電が使えます。
・IHクッキングヒーター
・ホットプレート
・電気圧力鍋
・電気グリル
・炊飯器
火を起こして行っていた調理をすべて電気に置き換えできます。ポータブル電源は「子供がBBQコンロを倒してしまった」というケースをはじめとする、火を原因としたやけどや火事のリスクを解消してくれるのです。
ポータブル電源は調理の時短にもつながるのがポイント。例えばご飯を炊くのは炊飯器が自動でやってくれるので、その間におかずを調理したり、子供と遊んだりできます。ポータブル電源は、家族でゆっくり楽しめる時間も与えてくれるでしょう。
ポータブル電源のメリット②:睡眠時の温度調節ができる
ポータブル電源があれば、睡眠時の温度調節が簡単にできます。子供がいるキャンプの大きな悩みが「子供の寝つきが悪い」という点です。WAQ株式会社のファミリーキャンパー109人に対する調査では、ファミリーキャンプ層の33%が「子供の寝つきが悪い」と回答しています。
引用元:PRTIMES
同調査によると、寝つきが悪い理由の多くが「温度による体温調節がしづらい」という点。しかしポータブル電源があれば、電気毛布やポータブルクーラーなどを活用してカンタンに温度調節ができます。子供の寝つきが良くなって、全力で2日目のキャンプを楽しめるでしょう。
ポータブル電源のメリット③:夜の遊びの選択肢が広がる!
ポータブル電源があれば、通常は暗くなってすることがなくなってしまう、夜の遊びの選択肢が広がります。下記のような家電を駆使して、子供が喜ぶ遊びができるからです。
・ポータブルテレビ
・プロジェクター
・ゲーム
特におすすめなのが「プロジェクター×ゲーム」の組み合わせです。普段テレビや携帯機の画面で行うよりも大迫力で、子供が喜ぶこと間違いなし。ゲーム本体の充電切れの心配もありません。「忙しくて、子供とゲームする時間がなかなか取れない…」という方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ファミリーキャンプにおすすめのポータブル電源
ファミリーキャンプにおすすめのポータブル電源は「Jackery(ジャクリ)」の製品です。Jackeryのポータブル電源は、一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品認証」を取得しており、過充電や過放電による火事の心配なく使えます。豊富なラインナップを用意していますが、特にファミリーキャンプにおすすめな3モデルを見ていきましょう。
Jackeryポータブル電源 1000 Pro
Jackery ポータブル電源1000 Proは、1,002Wの容量と1,000Wの出力を備えたモデル。電気毛布やゲーム・プロジェクターなど、出力の小さい家電製品を動かせれば十分という人におすすめです。
高速充電ができるので、ACコンセントでわずか1.8時間でフル充電できます。急なファミリーキャンプでもすぐにフル充電できるので安心です。
重量はたったの11.5kgとなっており、他社の同レベル製品と比較して圧倒的に軽量。付属のソーラーパネルと一緒に好きな場所に持ち運んで、キャンプの電源として自由に活用しましょう。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1002Wh |
定格出力 |
1000W/正弦波(最大瞬間出力:2000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:1.8時間 |
保証期間 |
5年間 |
Jackeryポータブル電源 1500 Pro
Jackeryポータブル電源 1500 Proは、1,512Wの容量と1,800Wの高出力を備えたモデルです。1,800Wの出力があれば、たいていの調理家電が利用可能。
意外と消費電力が大きいコーヒーメーカーをセットで用意して、夫婦で優雅な朝のコーヒータイムを楽しむのも良いでしょう。
なおソーラーパネルでも充電できます。200Wのソーラーパネルを最大6枚に増設すればわずか2時間でフル充電できます。連泊キャンプを考えている方にもおすすめです。
製品名 | Jackery ポータブル電源 1500 Pro |
容量 |
1512Wh |
定格出力 |
1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
保証期間 |
5年間 |
Jackeryポータブル電源 2000 Pro
Jackery ポータブル電源 2000 Proは、2,160Wの圧倒的大容量と、2,200Wの高出力を備えたポータブル電源。
IHクッキングヒーターをはじめ、電気グリルや電子レンジなど、複数の調理家電を使ってガンガン時短したい人におすすめです。
ソーラーパネルの枚数は1・2・6枚の3つから選択でき、6枚あればこれだけの容量にもかかわらず2.5時間でフル充電が可能です。充電切れの心配なく、キャンプを全力で楽しめるでしょう。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Pro |
容量 |
2160Wh |
定格出力 |
2200W/正弦波(最大瞬間出力:4400W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2.5時間 |
保証期間 |
5年間 |
ファミリーキャンプグッズはキャンプ以外にも使える!
ファミリーキャンプを始めるのにかかる費用は、最低でも4万円ほど。安全・便利なポータブル電源を導入すると、費用は10万円以上に大きく膨れ上がります。「正直、高いし…」と敬遠している方も多いのではないでしょうか。
しかしファミリーキャンプグッズは、キャンプ以外の用途でも活躍します。キャンプ以外の使い方を見ていきましょう。
ファミリーキャンプグッズは防災用品として使える
ファミリーキャンプグッズは、ほとんどが防災用品として使えます。株式会社WAQの調査では、99.1%のキャンパーが「キャンプグッズは防災用品としても活用できる」と回答しました。
引用元:PRTIMES(出典:WAQ(ワック)アウトドア-公式オンラインストア)
具体的には、災害時の下記のような場面で活躍します。
・睡眠の質の確保(シュラフなど)
・ライフライン停止への対応(ポータブル電源など)
・暖を取る(ポータブル電源×電気毛布など)
引用元:PRTIMES(出典:WAQ(ワック)アウトドア-公式オンラインストア)
防災用品として用意すべきものの多くは、キャンプグッズと重複します。「キャンプグッズを揃えれば、ほとんどの防災対策ができる」ので、コスト以上の効果があると考えられるでしょう。
ポータブル電源は節電にも役立つ!
キャンプグッズの中でも、ポータブル電源は特に節電で役立ちます。ソーラーパネルで充電ができるので、コンセントを使わずに普段使いの家電が動かせるからです。例えば下記のような家電の動作は、ポータブル電源でまかなうのが良いでしょう。
・スマホ・タブレットの充電
・ノートパソコンの充電
・ドライヤー
・炊飯器
例えば1,200Wのドライヤーを家族でトータル30分使っているなら、年間の電気代は7,000円ほど抑えられます。最近は電気代も上がっているので、さらにお得になる可能性も。持ち運びができて想像以上に便利なので、ぜひ生活の様々なシーンに取り入れてみてください。
ファミリーキャンプはキャンプ場選びもポイント!
ファミリーキャンプを安全・快適に行うなら、キャンプ場選びもポイントです。選び方の注意点を2つ見ていきましょう。
自宅からなるべく近いキャンプ場を選ぼう
ファミリーキャンプでは、自宅からなるべく近いキャンプ場を選びましょう。自宅から2時間以内で行けるキャンプ場がおすすめです。子供が小さいほど下記のような点が気になるので、できる限り近くのキャンプ場を選んでみてください。
・長距離移動の疲れ
・忘れ物があった際の対応
・急な体調不良への対処
余裕を持って楽しめるキャンプ場選びがポイントです。ぜひ自宅から2時間以内を目安に、すぐ着けるキャンプ場を選びましょう。
設備・売店の充実度をチェックしよう
ファミリーキャンプでは、設備や売店の充実度に着目してキャンプ場を選んでみてください。具体的には、下記がチェックポイントです。
・水洗トイレの有無
・お風呂の有無
・売店の有無・売っているものの充実度
小さい子供であるほど、衛生的に使える水洗トイレがあるかはチェックすべきでしょう。また子供はどうしてもはしゃいで汗をかいてしまうので、お風呂があるキャンプ場がおすすめです。また初心者であるほど、キャンプ用品や食料の買い忘れが起きがち。そもそも売店があるか、どんなものが売っているかも事前にチェックしておきましょう。
まとめ
ファミリーキャンプを始めるには、10万円程度の費用を見ておくと良いでしょう。また1回あたり1万円~3万円のキャンプ場代・消耗品・食料代がかかります。
子供がいるキャンプでは、火についての安全性も気になるポイントです。ポータブル電源があれば、火を使わない調理で子供がいても安心。暗くなってからはポータブルテレビやゲームなどに使えるので、遊びの選択肢も広げてくれます。
ポータブル電源を用意しておけば防災対策になり、普段使いすれば節電の効果も得られます。ぜひ1台用意して、ファミリーキャンプや私生活で活用してみてください。
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