ソロキャンプで絶対に準備するべきアイテムは?服装や注意事項について
ソロキャンプがものすごくブームとなっており、今すぐはじめたいとお考えの人は多いのではないでしょうか。しかし、キャンプ経験がない場合は、そもそも何を準備するべきなのかが分からないものです。今回は、ソロキャンプで必要なアイテムや服装、注意事項についてお話ししますので参考にしてみてください。
ソロキャンプが流行っている理由は?
ソロキャンプとはその名の通り、ひとりでキャンプを楽しむ方法のことを指します。
本来は複数人でキャンプをするのが当たり前でしたが、今はひとりでキャンプをするという方法が大流行しています。
たとえば複数人でキャンプに行くと、日程を合わせないといけませんし、現地でもいろいろ気を使って準備しなければなりません。おいしいご飯を作らないといけませんし、焚火も相手に気づかって用意しなければなりません。
ソロキャンプであれば、自由と気軽さがあるため好きなタイミングでキャンプができますし、周りを気にせずゆっくりできるというメリットがあります。
最近では、YouTubeの影響もあってか、ソロキャンプの楽しさを知り実際に体験してみたいという人がかなり増えています。
ソロキャンプに合う服装やスタイルは?
複数人で行くキャンプであれば、経験者に服装を確認すればいいですが、ソロですと聞く相手がいません。
キャンプ中は予想外のトラブルもあるため、服装はしっかり確認をして間違いない着こなしをするべきです。基本的にソロキャンプは、動きやすい服装を選ぶのがベストです。なぜなら、テントの設営や料理の準備等で体をよく動かすからです。
そして夜になると思った以上に寒くなるため、重ね着できるアウターを用意しておくべきです。場所によっては蚊やヒルなどの虫が多いため肌を露出する服装はよくありません。長袖や長ズボンを着用して、肌の露出をできるだけなくすようにしましょう。
また、日焼け対策も考えますと帽子の着用も必須です。標高が高くなればなるほど、紫外線量が多くなるため、涼しくても帽子はつねに着用するべきです。
ソロキャンプの場所はどうやって決めるの?
地方に行けば、山や川がいたるところにあり、ソロキャンプができそうな場所があるはずです。しかし、そもそも勝手にソロキャンプをしていいのかどうかは分からないものです。
●キャンプ場
ソロキャンプ初心者の場合は、管理者がいるキャンプ場を選ぶようにするべきです。
なぜなら、ソロキャンプはひとりであるからこそ、事件や事故に巻き込まれる可能性があるからです。
管理人が常駐しているキャンプ場を選ぶことで、万が一のことがあっても安心です。
●河川敷
基本的に、河川敷でもソロキャンプはしてもいいとされています。
なぜなら、河川法という法律により誰もが自由に使ってもいいからです。河川敷は利用料はかかりませんが、かわりに炊事場やトイレ、ゴミ捨て場などがありませんので事前準備は必要です。
また、天気によっては急な増水により危険な目にあう可能性があるのでご注意ください。
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はじめてのソロキャンプ!注意するべきことは?
YouTubeなどの動画を見ますと、適当な山や河川に行ってソロキャンプをしているように見えてしまうかもしれません。だったら自分も、適当な場所を探して勝手にソロキャンプをしようと考えてしまうはずです。
●どこでもソロキャンプができるわけではない
ソロキャンプはどこでもしていいわけではありません。私有地だった場合は不法侵入となるため、トラブルにつながります。
基本的にYouTubeで発信している人は、誰もが自由に使ってもいい場所を使っている、許可を取っている、自身で山を購入しているなど、正しい方法でソロキャンプを楽しんでいます。
初心者の場合は事前にSNSやソロキャンプのWebサイトを見て、どこに行けばいいのかをチェックしておきましょう。
●盗難や事件に注意
ソロキャンプということは、最初から最後までひとりです。トイレに行きたい、釣りをしたいなどでテントから離れる場合があります。テントの中が無人だとわかると、タイミングを見て物を盗む悪い人がいるのは事実です。ちょっとした移動でも貴重品は絶対に持ち歩くことが重要です。
また、場所によっては動物からの危害に合う可能性もあります。盗難や動物からの危害を考え、できるだけ管理者のいるキャンプ場所を選ぶことが重要です。
●ソロキャンプに行くことを伝える
万が一、家族に黙ってソロキャンプに行き、事件や事故に巻きこまれたとしたらどうでしょうか。きっと家族は心配しますし、必死になって探されるはずです。
できるだけ、最悪の事態も考えて家族や信頼できる人に、ソロキャンプに行くことと場所を伝えておくようにするべきです。
もし、万が一のことがあっても家族はソロキャンプに行ったことと場所を知っているため、対応してくれます。
●場所によっては気温の変化が激しい
普段、ラフな格好で生活をしていてそのままの勢いでキャンプ場や河川敷に行くと、かなり冷え込むため後悔します。
普段の格好でソロキャンプを行うと、とんでもなく寒く体調を崩すことにもなりかねませんので、できるだけ暖かい服装や暖房器具を準備しておくといいでしょう。
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ソロキャンプの必須アイテム一覧【季節別】
ここからは、季節別とオールシーズンで使えるソロキャンプのアイテムについてお話しします。
・春のソロキャンプに必要なアイテム
春は暖かいですが、キャンプ場の場所によってはかなり寒くなるため、暖房器具や羽織れるブランケットが必須です。
たとえば、電気毛布やセラミックヒーターなどが該当します。とくにセラミックヒーターは密室状態でも安全に使えるため、おすすめです。
また電気毛布は消費電力がかなり少ないので、ポータブル電源に接続する際には長時間使用できます。
・夏のソロキャンプに必要なアイテム
夏のソロキャンプでは、場所によっては涼しく快適ですが、それでもグッズは必要です。たとえば、扇風機やポータブルクーラー、飲み物などを保存するクーラーなどが該当します。
また、場所によっては紫外線が強いため帽子の着用はもちろん、日焼け止めクリームを塗って徹底的に対策をしておきましょう。
・秋のソロキャンプに必要なアイテム
秋になると涼しくなり快適に過ごせますが、それでもキャンプ場や河川敷は寒い可能性が高いため、厚手の長袖やカーディガンなどが必須となります。
また、夜間の寒さをしのぐために暖房器具などもあると安心です。そして昼間は日差しが強いため、帽子も持っていくといいでしょう。
・冬のソロキャンプに必要なアイテム
冬のキャンプ場はとても寒いため、暖房器具は必須です。ヒーターやカイロ、湯たんぽなど、あらゆる暖房アイテムを用意しておくと安心です。
それ以外にはダウンジャケット、手袋、ニット帽、耳あてなど、体を暖かくしてくれる衣類は必ず着用しましょう。
・季節問わず必須なソロキャンプアイテム
季節に関係なく、ソロキャンプに必要なアイテムもいくつかあります。
まずは、ソロキャンプに欠かせないテントや寝具が該当します。リビングスペースを作るのであればタープもあればベストです。
それ以外には、地面からの湿気を防ぐためのグランドシート、床と寝具の間に敷くテントマット、テントを固定するペグやハンマーなどがあると、最低限の生活スペースは完成します。
より快適に過ごすためには、テーブルやチェア、調理器具、ランタンなどがあれば1日を快適に過ごせます。
そしてよりソロキャンプのランクを上げてくれるのが、ポータブル電源です。
ソロキャンプを快適にしてくれるアイテム「ポータブル電源」とは
ポータブル電源とは、モバイルバッテリーが大きくなったようなもので、家電製品などを給電できる機器のことを指します。ポータブル電源は持ち運びができるため、充電をしておけばソロキャンプでも活躍します。
ソロキャンプでは、ポータブル電源があるだけで楽しさや安心感が何段階もアップするため、多くの人が利用しています。
・防寒・暑さ対策
ポータブル電源があれば、家電製品が使えるため、夏は扇風機やポータブルクーラー、冬はヒーターや電気毛布などが使用できます。
たとえば冬の場合、電源がないソロキャンプにおいて厚着をしたり焚火をしたりで寒さをしのぎますが、ポータブル電源によりヒーターや電気毛布で暖かさが安定します。
・スマホやパソコンへの充電
ソロキャンプ中にスマートフォンで写真や動画を撮ったり、パソコンでインターネットを見たりでゆっくり過ごす時間が多くあるはずです。
その際にバッテリー切れを起こしてしまうと、とてつもなく不安に感じてしまうものです。
ポータブル電源があれば、スマートフォンやパソコン、タブレット等も余裕で充電できるため、バッテリーの容量を気にせずに使い続けられます。
・調理
ソロキャンプの醍醐味と言えば調理ではないでしょうか。
調理は焚火やアルコールストーブ、カセットコンロなどを使用しますが、ポータブル電源があれば、家電製品が使えるためもっと調理の幅が広がります。
たとえば、ホットプレートや圧力鍋、トースター、電気ケトルなども使えるため、普段と同じような調理ができます。
・ライト照明(ライト付き)
ポータブル電源によっては、ライト機能が搭載されています。
ソロキャンプでは夜間は予想以上に真っ暗になるため、スマートフォンやランタンなどの照明では心細くなる可能性があります。
そんなときにポータブル電源に搭載されているライト機能があれば、強力な光で周りを照らしてくれますので安心感が高まります。
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ソロキャンプにJackeryのポータブル電源がおすすめ!
ソロキャンプならJackeryのポータブル電源がおすすめです。Jackeryは2012年にアメリカのカリフォルニアで誕生した、ポータブル電源のメーカーです。2016年以降は、アウトドア専用のポータブル電源やソーラーパネルを販売しているパイオニア的存在として知られています。ソロキャンプ用のポータブル電源では、もっとも歴史のあるメーカーです。
・安全性
Jackeryのポータブル電源は、BMS(バッテリーマネジメントシステム)やNCM制御機能が搭載されています。
これらの機能により、過充電や過放電を防止し、仮に異常発熱が発生しても自動で充電や放電を停止してくれるため、かなり安全に配慮して作られています。
また、家電製品が安全だと認識できるPSEマークや、防火推奨マークも取得済みです。
・コンパクトさ
ソロキャンプでポータブル電源を使うということは、持ち運びをしなければなりません。当然、岩のように重たければソロキャンプどころではなくなります。
Jackeryは他社同等製品と比べて重量は20~50%、サイズは10~15%ほどコンパクトに作られていますので、ソロキャンプにもっとも適したポータブル電源メーカーです。
・耐振動・耐衝撃・耐低温
ポータブル電源は頻繁に持ち運びをするため、振動や衝撃に弱ければすぐに壊れてしまいます。
Jackeryのポータブル電源は、0.9mから3度の落下に耐えられる耐衝撃と耐振動、米国規格で最高の94V-0の耐火素材を使用しているため、性能だけではなく安全面でも非常に優れています。
また、-10℃から40℃までの動作環境が確認されているため、ほとんどの場所で問題なく使えます。
・様々なシーンに備えた豊富な製品ライン
Jackeryのポータブル電源は用途に備えて小型容量から大容量まで様々な機種を用意しており、使用用途や利用する家電、泊数などによって、自分に合ったものを選んでください。
Jackery Solar Generator 2000 Pro
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×1枚)
通常価格:¥285,000(税込)
Jackery Solar Generator 1000 Pro
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:17時間(Solarsaga 80W×1枚)
通常価格:¥178,600(税込)
Jackery Solar Generator 1500pro
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
通常価格:¥206,210(税込)
Jackery Solar Generator 1000
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:17時間(Solarsaga 100W×1枚)
通常価格:¥169,900(税込)
関連人気記事:「徹底解説」用途別のポータブル電源容量目安を紹介
ソロキャンプに関するFAQ
Q:ソロキャンプでポータブル電源の購入を検討していますが、どれを選べばいいのでしょうか?
A:2~3日用で頻繁に持ち運びをするなら最軽量のJackeryポータブル電源708がおすすめです。3~6日用で大容量・高出力のポータブル電源ならProシリーズ(1000、1500、2000)がおすすめです。複数の家電製品を利用する予定でしたらJackeryのなかでももっとも大容量・高出力の2000Proがあれば安心です。
Q:ソロキャンプだと貴重品の盗難が心配ですが対策はありますか?
A:買出しでテントから離れる際には、ポータブル電源のような高価なものは、なるべく車に乗せて移動することをおすすめします。意外にもテントの外に置くような椅子やランタンも盗難されやすいため、できるだけ中に入れてテントを閉めるようにしましょう。5分10分程度なら大丈夫という気のゆるみが盗難につながるため、1分でも2分でも離れるのであれば対策はしておきましょう。
Q:ソロキャンプは、誰もいない場所でひとりでこっそりするべきですか?
A:誰もいないような場所は上級者向けです。事故や事件に巻き込まれる可能性を考え、初心者の場合はできるだけ人がいるキャンプ場を選ぶようにしましょう。管理者がいるキャンプ場は安心して利用できます。
Q:ソロキャンプをやりたいですが、どうやって場所を探しますか?
A:ソロキャンプ専用のブログやYouTubeを見て、GoogleMap等で検索すると指定のキャンプ場の情報が確認できます。その際に、値段や定休日、チェックイン・アウト、トイレの有無を確認しておくといいでしょう。
Q:女性のソロキャンプは危険ですか?注意することはありますか?
A:ファミリー向けや人が多いキャンプ場は安全です。できれば管理者がいる有料のところを選ぶようにしましょう。もしくは最初だけ複数人で体験し、慣れてからソロキャンプという方法もあります。ただし、有料のキャンプ場でも盗難の可能性がありますので、貴重品はしっかり身につけておきましょう。
まとめ
ここ数年で、ソロキャンプが大注目され、多くの人がキャンプ場や河川敷で楽しんでいます。ですが、これからソロキャンプをはじめる人からすれば、どこに行けばいいのか、何が必要なのかは分からないものです。場所や必須アイテム、注意事項を知ったうえで行動すると満足度が高いソロキャンプができることでしょう。
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