夜釣りにポータブル電源がおすすめな理由!あると便利な電化製品4選も

釣り人たちのあいだで、高い人気を誇る「夜釣り」。

夜釣りには、日中の釣りにはない魅力もある反面、環境が厳しいものになりやすいというデメリットもあります。

この夜釣りのデメリットを払拭できる、おすすめのアイテムが「ポータブル電源」です。

今回は、夜釣りのメリットやデメリットを説明したうえで、夜釣りにポータブル電源がおすすめな理由から、持っていくと便利な電化製品についてまで紹介していきます。

夜釣りのメリットは大物が狙いやすいこと

夜釣りには、様々なメリットがありますが、なかでも大きいのが、昼よりも大物を狙いやすいということ。なぜなら、大きな魚は、夜に活動することが多いからです。

大きな魚は、小さな魚をエサにしています。

大きな魚ほど、目が大きく、暗視能力に優れています。

対して、小さな魚は、目が小さいために暗視能力が低く、暗い海では身動きがとれません。

明るい時間は、大きな魚が小さな魚を食べようとしても、逃げられてしまいます。

しかし、暗い時間なら、逃げられる確率が低くなるというわけです。

昼は、魚も警戒心が強くなっており、大きな魚は岩場に隠れていることも多いのですが、夜になれば、警戒心も薄くなり、エサを食べるために活動するため、大物も釣りやすくなります。

また、夜釣りでは「投光器」を使うと、より効果的です。

投光器は、「集魚灯」とも呼ばれる、海に光を当てる器械です。

暗い夜に、海に光を当てると、そこにはプランクトンが集まってきます。

このプランクトンを食べるために、小さな魚が集まってきて、さらにその小さな魚を食べるために、大きな魚が集まってくるのです。

こうやって、光を当てた場所に魚を集めることで、より高い釣果が期待できます。

このやり方ができるのも、夜釣りならではのメリットです。

夜釣りのデメリットは不便かつ厳しいものになりやすいこと

昼より大物が狙いやすい夜釣りですが、以下2つのデメリットもあります。

  • 車中泊時には、電化製品が使えず不便
  • 季節によっては、厳しい環境になる

釣り人のなかには、10時間以上などの長時間にわたって、夜釣りをする人も少なくありません。

この場合、車中泊をすることになりますが、電気を使える設備がなければ、不便に感じてしまうはずです。

電気が使えなければ、お湯も沸かせませんし、暇つぶしにスマホをいじったり、ゲームをしたりするのにも、電池切れがネックになってしまいます。

また、冬に行う夜釣りでは、厳しい寒さにも耐えなければなりません。

潮風が吹く海沿いは、気温も低いため、しっかり対策しておかないと、寒さに凍えてしまいます。

冬に行う夜釣りでは、防寒対策が必要

ポータブル電源があれば夜釣りのデメリットが払拭できる

大物を狙うために、あえて厳しい環境の夜釣りに挑むのも、1つの方法です。

しかし、これではまるで修行のようで、せっかくの釣りが楽しめません。

そこでおすすめしたいのが、夜釣りにポータブル電源を持っていく方法です。

ポータブル電源を持っていけば、ここまで紹介したような、夜釣りのデメリットがなくなります。

つまり、便利かつ快適に、夜釣りが楽しめるようになるのです。

夜釣りにポータブル電源を持っていくメリット

夜釣りにポータブル電源を持っていく、具体的なメリットは以下のとおりです。

ここでは、ポータブル電源がどんな製品なのかを説明しながら、これらのメリットについて紹介していきましょう。

・夜釣り時に電化製品が使用できる

ポータブル電源は、持ち運びできる「電源(コンセント)」であり、「蓄電池」でもあります。

使用にあたっては、まず自宅のコンセントから、ポータブル電源を充電します。

充電が完了したら、ポータブル電源の「AC(コンセント)出力」にコンセントを挿すことで、電化製品を使用可能です。

夜釣りにポータブル電源を持っていくメリット

ポータブル電源を持ち出せば、コンセントのない屋外や車内でも、電化製品が自由に使えるようになります。

これなら、夜釣りをするときも、電気が使えず不便に感じることはありません。

・夜釣り中にポータブル電源の充電もできる

ポータブル電源を持ち出すうえで気になるのが、ポータブル電源本体のバッテリー切れではないでしょうか。

特に、長時間の夜釣りで車中泊をする場合は、途中でバッテリーが切れないか、心配な方も多いはずです。

しかし、ポータブル電源は、夜釣りの最中にも充電できます。

ポータブル電源は、自宅のコンセントだけでなく、車のシガーソケットからも充電可能です。

付属の充電ケーブルの両端子を、それぞれシガーソケットとポータブル電源に接続することで、エンジンをかけている間、ポータブル電源が充電されます。

夜釣り中にポータブル電源の充電もできる

夜だけでなく、朝や昼にも釣りをする場合は、ソーラーパネルを使った充電もおすすめです。

ソーラーパネルでの充電方法は、ポータブル電源にケーブルを接続して、日の当たる場所に広げて立てるだけ。

夜だけでなく、朝や昼にも釣りをする場合は、ソーラーパネルを使った充電もおすすめ

こうすることで、パネルが太陽光をエネルギーにして発電し、発電した電気はポータブル電源に蓄えられます。

「Jackery(ジャクリ)」では、ソーラーパネルを、ポータブル電源とのセットのほか、パネル単体でも販売しています。

ただし、Jackeryのソーラーパネルは、Jackeryのポータブル電源にしか使用できないので注意しましょう。

夜釣りにポータブル電源を持っていくときの2つの注意点

夜釣りが快適かつ便利になるポータブル電源ですが、持っていく場合は、以下2つの注意点もあります。

ここでは、それぞれの注意点について、説明していきます。

・電化製品の消費電力が定格出力を超えないようにする

ポータブル電源には「定格出力」があります。

定格出力とは、ポータブル電源が安定して出力できる、電力の量です。

一方、電化製品にはそれぞれ、「消費電力」があります。

ポータブル電源の定格出力より、消費電力が大きい電化製品は、ポータブル電源に接続しても使用できません(例えば、ポータブル電源の定格出力500W<電化製品の消費電力700Wのようなケース)。

そのため、夜釣りにポータブル電源を使用する場合は、ポータブル電源の定格出力より、消費電力の小さい電化製品を持っていくようにしましょう。

各電化製品の消費電力は、製品本体や取扱説明書、メーカーの製品紹介ページなどに記載されています。

ポータブル電源の定格出力は、製品ごとに異なります。

Jackeryのポータブル電源のラインナップと、それぞれの定格出力は、以下のとおりです。

消費電力の高い電化製品を使いたいのなら、定格出力の高いポータブル電源がおすすめです。

・雨天での使用や海への落下に注意する

ほとんどのポータブル電源は、完全防水ではありません。

そのため、夜釣り中に雨が降ってきたら、ポータブル電源を車にしまうようにしましょう。

また、ポータブル電源やソーラーパネルは、海の中に落としてしまわないようにも、注意が必要です。

特にソーラーパネルは、強風で飛ばされる危険もあるため、風が強いときは使わないようにしましょう。

夜釣りにおすすめな電化製品4選!

夜釣りにポータブル電源を持っていくメリットや注意点が分かったところで、夜釣りのときにあると便利な、おすすめの電化製品を紹介しましょう。

夜釣りにおすすめの電化製品は、以下の4つです。

ここでは、各電化製品の、夜釣りでの使い方について、紹介していきます。

夜釣りにおすすめな電化製品4選!

・暗い海を照らして魚を集める「投光器(集魚灯)」

海に光を当てることで、その場所に魚を集められる投光器は、夜釣りに欠かせないアイテムです。

投光器は、主に以下3つのタイプに分けられます。

  • 仕掛けに付けるタイプ
  • 海に沈めるタイプ
  • 陸上から海を照らすタイプ

ポータブル電源に接続すれば、このうち、陸上から海を照らすタイプの投光器が使用できます。

このタイプの投光器は、海に当てるだけでなく、ふつうのライトとしても活用可能です。

・寒い夜も温かく過ごせる「ハロゲンヒーター」

あ海に光を当てることで、その場所に魚を集められる投光器は、夜釣りに欠かせないアイテムです。

投光器は、主に以下3つのタイプに分けられます。

  • 仕掛けに付けるタイプ
  • 海に沈めるタイプ
  • 陸上から海を照らすタイプ

ポータブル電源に接続すれば、このうち、陸上から海を照らすタイプの投光器が使用できます。

このタイプの投光器は、海に当てるだけでなく、ふつうのライトとしても活用可能です。

寒い夜も温かく過ごせる「ハロゲンヒーター」

気温が低い時期に夜釣りをするなら、ほしいのが暖房器具。

夜釣りの最中に使うなら、ハロゲンヒーターがおすすめです。

ハロゲンヒーターは、消費電力が500W以上のものが多いのですが、強弱の設定ができるタイプなら、設定を「弱」にすることで消費電力を抑えられます。

・車中泊でも温かく眠れる「電気毛布」

夜釣りにあたって、車中泊をするときにも、寒い時期には暖房器具がほしいところです。

車内で使うのにおすすめの暖房器具は、電気毛布です。

短時間の使用が前提の電化製品は、瞬間的な消費電力が高いのですが、長時間使用が前提の電化製品は、消費電力も低くなっています。

電気毛布なら、消費電力55W程度(目安)で使用できるので、車中泊で暖をとるのにおすすめです。

・ほっと一息つきたいときに「電気ポット」

気温が低い時期に行う夜釣りでは、温まったり、眠気をさましたりするために、ホットコーヒーでも飲みたくなるもの。

そんなときに、あると便利なのが、電気ポットです。

同じ用途の電化製品でも、短時間で一気にお湯を沸かす電気ケトルは、消費電力が1200~1300Wと高くなっています。

その点、電気ポットはお湯を沸かすのに少し時間がかかるものの、そのぶん消費電力が少なく済みます。

まとめ

明かりもなく、暖もとれない状況下での夜釣りは、厳しいものになりがちです。

しかし、ポータブル電源があれば、暖房器具を含めた、様々な電化製品も使用でき、快適に夜釣りを楽しめます。

快適に夜釣りをしたいなら、ポータブル電源は欠かせないアイテムだと言ってもいいでしょう。

これからはじめて夜釣りをする方や、近々夜釣りに行く予定がある方は、ぜひポータブル電源の使用を検討してみてはどうでしょうか。

ご参考になるブログサイト:なかせの気ままな釣りブログ

釣りをもっと楽しみたい人に情報を発信中です。


コメント

このサイトはhCaptchaによって保護されており、hCaptchaプライバシーポリシーおよび利用規約が適用されます。