北海道の秋を堪能するおすすめキャンプ場5選!魅力や楽しみ方も紹介
広大な自然が広がる北海道は、キャンプをするのにはもってこいの場所です。北海道といえば寒いというイメージがある方も秋キャンプであれば、寒すぎることなく楽しめます。北海道の秋キャンプでしか味わえない魅力として、旬の海の幸や温泉の豊富さなどが挙げられます。道路も比較的空いているので、ドライブを楽しみながらキャンプができます。
この記事では、北海道の秋キャンプの魅力やおすすめのキャンプ場をご紹介します。北海道の秋キャンプは初めてという方に向けて、必需品や注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
北海道の秋キャンプにしかない5つの魅力と楽しみ方
暑さが落ち着いた北海道の秋は、キャンプを楽しむのにぴったりです。北海道の秋キャンプでしか味わえない魅力と楽しみ方を5つご紹介します。
●美しい紅葉が見られる
北海道は紅葉の名所が多い地域。北海道ならではの広大な土地いっぱいに広がる紅葉は見応えがあります。針葉樹の緑が混じるのが、北海道の紅葉の特徴です。
9月の中旬頃から紅葉がスタートするので、夏が終わってすぐに楽しむことができます。道南の函館では、11月上旬まで紅葉が見られるので、日本随一のロングランも魅力です。
●旬を迎える海の幸が豊富にある
北海道の秋は海の幸が豊富です。特に鮭は9月から10月が里帰りの時期で、秋鮭と呼ばれます。脂がのっていて美味しさの詰まった鮭を、キャンプの直火で塩焼きにして召し上がってみてください。
鮭以外にも、牡蠣、ししゃも、さんま、イクラ、ボタンエビ、しゃこなどが秋に旬を迎えます。時間がある方は、漁港で釣りをして採った魚を捌き、キャンプの食材に取り入れるとその美味しさは格別です。バーベキューや塩焼き、パエリアなど北海道の旬の海鮮を使った秋キャンプ料理を楽しんでみてはいかがですか。
●道路が空いているため移動しやすい
11月頃の北海道はオフシーズンなので、どこを訪れても比較的空いています。そのため、人気のキャンプ場も予約が取りやすく、道路も空いているので移動しやすいです。
そんな北海道でおすすめの楽しみ方は、ツーリングキャンプです。地平線が見えるほど広大な大地を感じながら、バイクや車で駆け抜ける気持ちよさは北海道でしか味わえません。
また、北海道はキャンプ場の宝庫で、乗り入れができるオートキャンプ場も多いです。オフシーズンである北海道の秋キャンプは、レンタカーやレンタルバイクを利用して、ツーリングキャンプをしてみてはいかがですか。
●温泉が気持ちいい
北海道は温泉施設が豊富です。北海道の秋は涼しい風が吹き、気温が下がっているので、自然に囲まれた温泉施設での入浴はリラックスできる至福の時間となります。
北海道で特におすすめの、キャンプ場付近にある日帰り温泉施設は次の通りです。
施設名 |
住所 |
ながぬま温泉 |
〒069-1317 北海道夕張郡長沼町東6線北4−番地 |
新篠津温泉「たっぷの湯」 |
〒068-1100 北海道石狩郡新篠津村第45線北2 |
びらとり温泉「ゆから」 |
〒055-0101 北海道沙流郡平取町二風谷92−6 |
エルム高原温泉「ゆったり」 |
〒079-1102 北海道赤平市幌岡町377−1 |
遊湯ぴっぷ温泉 |
〒078-0327 北海道上川郡比布町北7線 |
みついし昆布温泉「蔵三」 |
〒059-3233 北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞162 |
温泉「来夢人の家」 |
〒052-0105 北海道有珠郡壮瞥町仲洞爺30−11 |
特に秋の訪れとともに、温泉地の風景も美しさを増し、紅葉と共に楽しむことができます。秋の温泉地では、露天風呂から美しい紅葉を望むこともでき、季節を感じながら温泉を楽しむことができるでしょう。
温泉の泉質によっては、肌に良い成分を含んでいるものもありますので、秋の乾燥した空気で傷んだ肌を保湿し、リフレッシュする効果も期待できます。
北海道の秋キャンプを楽しんだ後に入る温泉は、自然との調和を感じつつ、心身ともにリラックスすることができるでしょう。
●虫が圧倒的に少ない
キャンプといえば虫というイメージが強い人は多いのではないでしょうか。テントの中に虫が入ってきただけで大騒ぎ。食事中も虫が飛んでいると気になったり、夜になると光に集まって虫が密集していたり、キャンプを嫌になる要素ですよね。
そんな方でも北海道の秋キャンプなら安心です。北の地方は元々虫が少ないですが、オフシーズンの秋になるとさらに虫は少なくなります。そのため、虫を警戒することなく思う存分キャンプを堪能できるのでおすすめです。
広大な北海道のおすすめ秋キャンプ場5選
オフシーズンである北海道の秋を満喫できるおすすめのキャンプ場を5つご紹介します。湖畔や星空が綺麗なキャンプ場など、あなたの好奇心を刺激してくれる場所がきっと見つかるはずです。
①星に手のとどく丘キャンプ場
北海道のどこよりも綺麗な満天の星空が見えると言われているキャンプ場です。富良野岳の麓は、人の手が加わっていないありのままの大自然だからこそ、星屑までも映し出される星空を見ることができます。
優雅に歩く羊や可愛いウサギと触れ合えるのも、当キャンプ場の魅力です。温泉巡りができるほど温泉施設が近くにあるので、旅の疲れを癒せます。
住所 |
北海道空知郡中富良野町ベベルイ |
電話番号 |
080-3234-9169 |
料金 |
大人1,000円 |
公式サイト |
https://www.hoshioka.com/ |
②霧多布岬キャンプ場
高台から太平洋を一望できるキャンプ場。浜中町が運営しているので、テントサイトは無料で楽しめます。無料にも関わらず、トイレや炊事場、駐車場が完備しています。
アザラシがいる帆掛岩や、迫力ある海岸線など、海辺の絶景が見たい方におすすめのキャンプ場です。映画「ハナミズキ」のロケ地としても有名な湯沸岬灯台は、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。
住所 |
北海道厚岸郡浜中町湯沸41 |
電話番号 |
0153-62-2239 |
料金 |
無料 |
公式サイト |
https://www.townhamanaka.jp/kakuka/syoukoukankouka/kankou/2021-0428-kyanpu.html |
③東大沼キャンプ場
カヌーやSUP、ボートなどのウォーターアクティビティが楽しめるキャンプ場。フリーサイトで料金はなんと無料です。近くには湖があるので、湖畔キャンプが楽しめます。
夕方になると夕日が湖の水平線上に沈み、北海道の広大な地でしか見られない絶景を見ることができます。家族で来ても1日満喫できるキャンプ場と言えるでしょう。
住所 |
北海道亀田郡七飯町字東大沼 |
電話番号 |
0138-47-9439 |
料金 |
無料 |
公式サイト |
https://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/kakarigyoumu/shizentop/higashioonumacamp.html |
➃支笏湖モラップキャンプ場
「美肌の湯」として知られる支笏湖温泉が近くにあるキャンプ場。支笏湖付近での湖畔キャンプが楽しめます。正面に見える恵庭岳の壮大さと透明度の高い湖が織りなす絶景をぜひ見てみてください。
「手ぶらでキャンプ」というプランがあり、テントや寝具、食材まで全てが準備されているので、身一つで楽しめます。
住所 |
北海道千歳市支笏湖温泉 |
電話番号 |
0123-25-2201 |
料金 |
大人1,000円 |
公式サイト |
https://www.qkamura.or.jp/shikotsu/camp/ |
⑤仲洞爺キャンプ場
洞爺湖の林間部分で湖畔キャンプが楽しめるキャンプ場。天然の広葉樹に囲まれながら、湖の絶景を堪能してください。車の乗り入れが可能なエリアがあるので、ツーリングキャンプでもおすすめです。
場内に源泉掛け流しの温泉施設があるので、キャンプをしてすぐに温泉で疲れを癒せます。洞爺湖ロングラン花火大会を10月下旬まで開催しているので、湖に打ち上がる花火が見たい方はぜひお越しください。
住所 |
北海道有珠郡壮瞥町仲洞爺30−11 |
電話番号 |
0142-66-3131 |
料金 |
700円 |
公式サイト |
https://sobetsu-kanko.com/shun/hotspring-nakatoyacampsite |
これで快適!北海道の秋キャンプの必需品5選
北海道の秋は本州に比べて気温が寒くなるので、秋キャンプの場合、寒さ対策は必須です。そんな北海道の秋キャンプに持っていくべき必需品を5つご紹介します。
①秋キャンプの醍醐味「焚き火台」
秋キャンプは焚き火が最も楽しめる季節です。夏は暑すぎてその恩恵は受けられず、冬は寒すぎてキャンプに行くこと自体が少なくなります。特に北海道の秋は、夜にかけて肌寒さが強くなるので、焚き火の炎で温まりましょう。
焚き火に欠かせないのが「焚き火台」です。焚き火台はレンタル用品として取り揃えがない場合があるので、事前に購入して持参するのがよいでしょう。
②地面からの冷えを防ぐ「コット」
北海道の秋キャンプは夜が冷え込むので、防寒対策をしっかりした寝具も重要です。コットは地面から高さがあるので、地面からの冷気を防ぐことができます。
コットには高さによってローコットとハイコットがあります。北海道に住んでいない方は特に、荷物を最小限にできた方が移動が楽です。そのため、コンパクトに収納できるローコットを検討するのがよいでしょう。
③冬用の厚めがおすすめ「シュラフ」
北海道の秋は寒暖差があるため、日中は気温が高くても夜になると10度以上気温が下がることがあります。そのため、冬用の厚めのシュラフを持っていくのがおすすめです。
夏から秋に移り変わった時期に行く場合は、3シーズン対応や3層構造で自由に体温を調節できるタイプのシュラフもあります。
➃電気で体を温める「電気毛布」
就寝時に温かく快適に過ごせるアイテムが電気毛布です。火を使わないため、火事の危険もありません。電気毛布はマットとシュラフの間に挟むことで、故障を防いで、体中にまんべんなく熱を分散させられます。
⑤キャンプの快適性を向上させる「Jakceryポータブル電源」
冷え込む北海道の秋キャンプにあると便利なのがポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を蓄え、スマホやパソコンだけではなくに、電気毛布や炊飯器等の家電に対しても給電できる機器のことを指します。
ポータブル電源があることで、電気毛布や充電式湯たんぽを夜から朝方まで使用できます。さらに、電子レンジやオーブンなどの家電が使えるので、北海道の海の幸を手早く調理できるのも魅力です。
ポータブル電源の中でもおすすめなのが、コンパクトで高い安全性や機能性が特徴的な有名ブランドJackery(ジャクリ)製のポータブル電源です。今回は、キャンプに人気のJackeryポータブル電源1000Plusを紹介いたします。
■Jackery ポータブル電源 1000 Plus
1264Whの大容量と2000Wの定格出力により、電気毛布を14時間使用できます。その他、電気ストーブや充電式湯たんぽも同時に使用でき、北海道の寒さ対策は万全です。
商品の特徴
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・バッテリー容量を1.2kWhから5kWhまで拡張できるので、北海道の広大な地を利用した長距離の車中泊や連泊キャンプでも重宝する
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・広いサイトであっても、Jackery専用アプリを使うと遠隔で操作できる
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・ソーラーパネルを使うと、キャンプをしながら最短2時間でフル充電が可能
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・同時に8つのデバイスに接続できるので、寒さ対策をしながら、家電でキャンプ料理を簡単に作れる
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・EPS機能搭載により、遭難時や災害時にも電気を給電し続けられる
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
北海道の秋キャンプを満喫するための3つの注意点
北海道の秋キャンプに初めて行くという方は、楽しむために注意すべきポイントが3つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
①1日の気温変動が激しい
北海道の秋は、日中と夜の寒暖差が激しいのが特徴です。9月はまだ夏の暑さが残る日もあり、日中は最高気温23.1度であっても、夜になると10度以上下がることも珍しくありません。
そのため、冬用の寝具や防寒着を持っていくのがよいでしょう。服装は自由に脱ぎ着することで、体温を調節できるようにしておくのが望ましいです。
②野生動物が頻繁に出没する
北海道は広大な自然が広がっているがゆえに、野生動物も多く出没します。ツーリングキャンプを楽しんでいると出くわすことがあるキツネは、噛まれるとエキノコックスという感染症を発症し、最悪死に至る危険もあるので注意が必要です。
また、秋はヒグマにとって冬眠のために食いだめをする季節です。ヒグマの活動が活発になるため、林間や山でキャンプを楽しむ際は遭遇する危険があります。出会ってしまった場合は、走って逃げずに目を合わせてじっと後退りして逃げましょう。
③キャンプ前後の長距離運転は危ない
せっかく北海道に行くのだから長距離をバイクや車で走りたい!と考えている方は、キャンプにかかる負担も考慮しましょう。
北海道の秋を満喫したいという想いから、いつも以上にやりたいことをキャンプに詰め込む方は多いと思います。慣れていない地で運転するのは疲労が溜まりやすいので、長距離運転で疲れた後からキャンプを始めると楽しさよりも疲れが勝ってしまうかもしれません。
まとめ|北海道の秋キャンプを堪能しよう
北海道の秋は、紅葉が美しく、海の幸が豊富で、温泉施設が多いキャンプにもってこいの地です。道路が空いているので、ツーリングキャンプを楽しむのもよいでしょう。
この記事で紹介した北海道の秋キャンプを満喫するための注意点をよく読み、おすすめのキャンプ場に、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。
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