徒歩キャンプの魅力とは?関東・関西のおすすめのキャンプ場や装備を紹介

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徒歩キャンプの魅力とは?関東・関西のおすすめのキャンプ場や装備を紹介

キャンプ場の最寄り駅までは、公共交通機関を利用し、そこからは徒歩で現地へと向かうキャンプスタイルが「徒歩キャンプ」です。荷物を最小限にでき、道中の自然を感じながら、キャンプ場に向かえます。

 

この記事では、徒歩キャンプの魅力やおすすめのキャンプ場を紹介します。徒歩キャンプを快適にするための注意点やアイテムも掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

徒歩でキャンプを楽しむ4つの魅力

 

徒歩でキャンプ

キャンプ場には車で行くことがほとんど、という方は、徒歩キャンプを体験してみることで、より大きな達成感と充実感を得られるかもしれません。徒歩キャンプの主な魅力は、以下のとおりです。

交通渋滞に巻き込まれない

徒歩キャンプでは交通渋滞に巻き込まれることがありません。土日・祝日に車で行く場合、高速道路や下道で渋滞が起きる可能性が高いです。渋滞に巻き込まれると、チェックインの時刻に遅れて楽しめる時間が少なくなります。 

徒歩キャンプでは、公共交通機関が遅延していない限り、予定通りに着けます。また、帰宅時もスムーズです。そのため、徒歩キャンプの方が計画が立てやすくなります。

道中の自然を感じられる

周囲の移り変わる風景を眺めて、感傷に浸りながら、キャンプ場に向かえるのも大きな魅力です。車の場合、運転に集中する必要があるため、景色を見ている余裕はありません。一方の徒歩キャンプでは、キャンプ場までの自然を感じながら、楽しみを増幅されられます。 

また、帰路においても、自分のペースで周りの風景を楽しみながら帰れるので、キャンプの楽しさが持続します。

身軽な装備で楽しめる

身一つで持っていける荷物には限界があります。快適性を重視し、必要最低限の荷物にまとめることになるでしょう。重たい荷物を持ち運ぶストレスがなく、キャンプ場に着いてすぐにキャンプを始められるので、その手軽さに魅了されること間違いありません。徒歩キャンプでは、以下のような重量のあるキャンプギアは、現地でレンタルするのがおすすめです。 

・テント

・タープ

・テーブル

・チェア

運動不足を解消できる

荷物を背負い、キャンプ場まで「自分の足」で向かう徒歩キャンプでは、相当なカロリーを消費します。道中では運動不足を解消し、キャンプ場では心の栄養を補給する。したがって、徒歩キャンプが終わるころには、心身共に健康になっているのです。 

また、長距離を徒歩で移動し、キャンプ場に到着すると、その運動量の分だけ達成感を味わえます。まさに、不自由さを楽しむのが醍醐味のキャンプに、ぴったりの選択肢です。

関東で徒歩キャンプで人気なキャンプ場3選

 

関東は交通網が発達しているため、徒歩キャンプが楽しめるキャンプ場が豊富に存在します。また、レンタル品が充実しているキャンプ場も多いので、徒歩キャンプに最適です。関東の徒歩キャンプにおすすめのキャンプ場を紹介します。

【東京】氷川キャンプ場

【東京】氷川キャンプ場

出典:氷川キャンプ場 

奥多摩駅から徒歩5分で行けるキャンプ場です。ビル群が立ち並ぶ東京とは思えない大自然が味わえます。寝具は無料でレンタルを行っており、有料のレンタルになる調理用具も充実しています。薪や炭、着火剤も現地で調達が可能です。河原サイトは直火可能なので、手軽に本格的なキャンプが楽しめます。 

住所

〒198-0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川702

公式ページ

氷川キャンプ場

【神奈川】なみのこ村キャンプ場

【神奈川】なみのこ村キャンプ場

出典:オートキャンプ&バーベキュー なみのこ村 

根府川駅から徒歩10分で行けるキャンプ場です。バーベキューの食材はキャンプ場で販売しているので、スーパーなどで食材を調達する必要がありません。 

荷物を最小限にするためにキャンプ料理を作らない場合は、カフェテリアでビーフカレーやピラフなどが食べられます。ダイビングショップが併設しているので、マリンアクティビティを楽しみたい方にもおすすめです。 

住所

〒250-0024 神奈川県小田原市根府川161

公式ページ

オートキャンプ&バーベキュー なみのこ村

【千葉】 清水公園キャンプ場

【千葉】 清水公園キャンプ場

出典:ソニー損保 × MAPPLE 

清水公園駅から徒歩10分で行けるキャンプ場です。デイキャンプなら、一人450円という安さで楽しめます。ポニー牧場やニジマス釣り場、フィールドアスレチックも併設しているため、キャンプ以外でも楽しめるのが魅力です。園内のレストランで快適に食事を摂ることもできます。 

住所

〒278-0043 千葉県野田市清水906

公式ページ

キャンプ・バーベキュー – 清水公園 公式ホームページ

徒歩キャンプに一番おすすめの関西のキャンプ場3選

海や川、山といった自然のバリエーションが豊かな関西では、大自然の中で徒歩キャンプが楽しめます。徒歩キャンプにおすすめの関西のキャンプ場は、以下のとおりです。

【京都】笠置キャンプ場

【京都】笠置キャンプ場

出典:笠置キャンプ場 - 笠置町観光協会 

笠置駅から徒歩5分で行けるキャンプ場です。予約不要なので、思い立った直後に向かえます。河川敷ならではの水遊びや河原バーベキューが楽しめます。「わかさぎの湯」という温泉施設が近隣にあり、徒歩キャンプの疲れを癒せるのも大きな魅力です。 

住所

〒619-1303 京都府相楽郡笠置町笠置佃

公式ページ

笠置キャンプ場 - 笠置町観光協会

【大阪】アクトランドYAO

【大阪】アクトランドYAO

出典:アクトランドYAO 

恩智駅から徒歩17分で行けるキャンプ場です。丸鍋や包丁、まな板といった軽量な調理器具は無料でレンタルを行っています。テントや焚き火台、シュラフといった最低限必要なキャンプギアもレンタルを行っているので、手ぶらで徒歩キャンプが楽しめます。 

住所

〒581-0000 大阪府八尾市恩智 中町4丁目55

公式ページ

アクトランドYAO

【滋賀】 高木浜オートキャンプ場

【滋賀】 高木浜オートキャンプ場

出典:びわ湖高島観光ガイド 

マキノ駅から徒歩10分で行けるキャンプ場です。奥琵琶湖の絶景を目の前で眺められる、最高のロケーションが魅力です。予約時には希望のサイトまで選べるので、現地に行って良い場所が埋まっているということがありません。 

急がずにゆっくり琵琶湖周辺の自然を感じながら、キャンプ場に向かえます。トイレやシャワー室、炊事場、売店が完備されているので、快適に徒歩キャンプを満喫できます。 

住所

〒520-1812 滋賀県高島市マキノ町西浜763−1

公式ページ

マキノサニービーチ高木浜オートキャンプ場

快適な徒歩キャンプにするための3つの注意点

 

自分の足でキャンプ場に向かう徒歩キャンプでは、荷物の軽量化が最大の課題です。また、徒歩キャンプが不向きな時期もあります。快適な徒歩キャンプにするための注意点は、以下のとおりです。

真夏・真冬・悪天候を避ける

気温対策が必要になる真夏や真冬は、持っていく荷物が多くなるので、徒歩キャンプは避けた方が良いです。真夏であれば扇風機や多くの飲料水、タープなどが必要になります。猛暑の中、キャンプ場まで歩くことになるため、体力の消耗も激しいです。 

真冬は厚手のシュラフや電気毛布、重ね着の衣服など、最も持ち物が多くなります。気温対策グッズはレンタルを行っていないことも多く、全て背負っていくのは大変です。同様に、雨や風、雪といった悪天候も、道中の大変さの割に十分に楽しめない可能性があります。

自宅から持っていく持ち物を最小限にする

徒歩キャンプでは、持っていかない物を選定することが重要です。特に、重量のある大型ギアは現地のレンタル用品を利用しましょう。食材も現地の近くで調達することにして、薪や炭も売店で購入するのがおすすめです。クッカーは様々な調理方法が一つで行えるメスティンを持っていくだけでも、十分にキャンプ料理が楽しめます。

荷物は軽量かつコンパクトなものを選ぶ

徒歩キャンプの快適性を左右するのが、持っていく荷物の重さと大きさです。徒歩キャンプでは、長距離を徒歩で移動する場合があり、軽量かつコンパクトにパッキングする必要があります。以下のような工夫をして、持っていく荷物を選びましょう。 

・シュラフは軽量かつコンパクトなダウンシュラフを選ぶ

・アルミやステンレス製の調理器具を、軽量なチタン製に変える

・小さく折りたためるカトラリーを揃える

・調理器具は重ねて小さく収納できるタイプを選ぶ

・ランタンを小型のLEDランタンにする

徒歩キャンプに最低限必要なアイテム5選

 

徒歩キャンプに最低限必要なアイテム

荷物を最小限にする工夫が欠かせない徒歩キャンプにおいて、最低限必要なアイテムを厳選しました。身軽な徒歩キャンプを楽しむために、以下のアイテムを揃えてみてください。

テント

衣住空間を作り出すテントは、キャンプの必需品です。重量が重く、かさばるアイテムでもあるので、以下のポイントに気を付けて、軽量かつコンパクトなタイプを選びましょう。 

・1人用テントは2kg以下、2人用テントは3kg以下を選ぶ

・フロア部分に軽量のナイロン素材が使用されている

・ポール部分に軽量のカーボンやアルミニウム合金が使用されている

・コンパクトかつ軽量なシングルウォールタイプを選ぶ

シュラフ

キャンプにおける寝具であるシュラフは、徒歩キャンプの疲れを癒すために重要なアイテムです。テントと同様にかさばるアイテムではありますが、軽さやコンパクトさだけを求めると、寝心地が悪いと感じる可能性があります。以下のポイントを抑えて、シュラフを選びましょう。 

・軽量かつコンパクトに収納できるマミー型

・ダウンの充填量が300~850g

・現地の最低気温から-5℃の快適使用温度

マット

持ち物を最小限にするために、マットは持っていかないという選択を取りたくなりますが、必ずと言ってもいいほど必要なアイテムです。テントの床に直接シュラフを敷いた場合、地面の凹凸や冷気の影響をもろに受けてしまい、眠るどころではありません。 

徒歩キャンプには、軽量かつコンパクトに収納でき、バルブを開放すると自動で空気を充填し、クッション性を発揮する「インフレーターマット」がおすすめです。

調理道具

キャンプ料理をする場合、調理道具も必要になります。ソロキャンプなら、軽量かつコンパクトなメスティン一つでも、十分に料理が可能です。メスティンを使うと、炊く・炒める・蒸す・煮るといった様々な調理方法が行えます。軽量なシングルバーナーもあると、簡単に着火させられるので、おすすめです。

ポータブル電源

徒歩キャンプの荷物を軽量化し、快適性を向上してくれる必需品がポータブル電源です。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄電し、アウトドアなどのコンセントがない環境でも電化製品に給電できる機器を指します。ポータブル電源があることで、徒歩キャンプでは以下のようなメリットがあります。 

・電気毛布や扇風機など、物理的な燃料を必要としない軽量の冷暖房器具が使える

・電気ケトルや電気鍋で調理することで、火を起こす道具が不要になる

・電池が不要の充電式LEDランタンで、夜の暗闇を長時間照らせる

・電車の時刻や近隣スーパーまでの道を調べるスマホを、常にフル充電にしておける 

キャンプで使用するポータブル電源は、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇るJackery製がおすすめです。Jackeryのポータブル電源は、軽量かつコンパクト設計のため、持ち運びの邪魔になりません。また、高い安全性も兼ね備えています。 

徒歩キャンプに最適な機種は、以下のとおりです。 

Jackery Explorer 100 Plus

99Whの容量かつ最大128Wを備えているので、ナビ代わりになるスマホやLEDランタンの充電などに使用できます。 

■商品の特徴

・USB-CやUSB-Aから、同時に3台の機器にキャンプ場で充電できる

・手のひらサイズで軽量なので、徒歩キャンプの荷物の負担にならない

・6つの保護機能と耐火性、耐衝撃性により、道中の振動や気温変化にも対応する

・徒歩キャンプに出かける前の約1.8時間で高速充電が行える

・容量99Whにより、飛行機を使う徒歩キャンプでも、機内に持ち込んで使える

Jackery ポータブル電源 300 Plus

288Whの容量かつ最大300Wを備えているので、扇風機や電気毛布を使用して、快適なキャンプが実現します。AC出力搭載により、家電の使用も可能です。 

■商品の特徴

・コンパクトサイズなので、徒歩キャンプのバックパックにも入れられる

・リン酸鉄リチウムイオン電池搭載により、毎日使っても10年以上使い続けられる

・UL規格の耐衝撃性により、リュックの揺れの影響を受けない

・専用のアプリを使うと、鞄に入れたままでも遠隔で操作できる

・ChargeShield技術により、安全かつ効率的に最短2時間でフル充電できる

関連人気記事:ポータブル電源はキャンプでどんな使い方ができるのか?

徒歩キャンプに関するよくある質問

 

初めて徒歩キャンプをする方は、持ち物やキャンプ場について、どんな基準で選べば良いか分からないのではないでしょうか。徒歩キャンプに関するよくある質問を紹介します。

徒歩キャンプに向けてバックパックはどのくらいの容量がおすすめですか?

電車や徒歩での移動になる徒歩キャンプでは、大きすぎず、扱いやすい30Lのバックパックがおすすめです。ラインナップが豊富なミドルサイズなので、軽量なタイプも数多く取り揃えられています。ただし、寝具やテントをレンタルする場合は、20Lサイズでも十分です。

徒歩キャンプに向けてキャンプ場の選び方は?

最寄り駅から徒歩で向かうことになるため、駅から徒歩10分以内の場所にキャンプ場があると安心です。その他にも、以下のような条件を満たすキャンプ場を選びましょう。 

・レンタル用品にテントやシュラフなどの大型ギアが含まれている

・薪や炭の販売を行っている

・食材を調達できるスーパーが近くにある

まとめ|自由な徒歩キャンプを満喫しよう

 

自分の足だけでキャンプ場に向かう徒歩キャンプ。道中では、交通渋滞に巻き込まれることなく、周囲の自然を存分に感じられます。身軽な装備になるため、設営や撤収も楽ちんです。 

この記事で紹介した最低限必要なアイテムを携え、ぜひ徒歩キャンプデビューを果たしてください。

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