【簡単に揃う】非常食はどこで買う?おすすめの販売店7つや食品を紹介

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日本は災害の多い国です。たとえば2011年〜2020年に世界で起きたマグニチュード6.0以上の地震における17.9%が、日本付近で発生しているとの調査結果が出ています。

 

参考:JICE国土技術研究センター-国土を知る / 意外と知らない日本の国土

 

また、災害はいつ発生するか予想するのが難しく、緊急時に備えて日頃から非常食を用意しなければいけません。

 

そこで本記事では、身近にある非常食を購入できる販売店や、備えておくべき食品を紹介します。

目次

1.【身近にある】手軽に非常食を揃えられる販売店7つ

 

身近にある手軽に非常食を備えられる販売店は、主に以下の7つです。 

・ホームセンター(コーナン・カインズなど)

・業務スーパー

・薬局

・ドラッグストア

・地域のスーパー(イオンなど)

・ネット通販

・コンビニ 

自宅から近いお店がないか見ていきましょう。

●ホームセンター(コーナン・カインズなど)

コーナンやカインズなどのホームセンターでは、レトルト・アルファ米・乾パンといった長期保存できる保存食が豊富にあります。また、非常食だけではなく、カセットコンロや給水タンクなどの防災グッズも手に入れられます。 

非常食と防災グッズを一緒に揃えたい場合は、ホームセンターを利用すると良いでしょう。

●業務スーパー

業務スーパーは食品の種類が豊富で、家族の人数や好きなものを考慮しながら非常食を購入できます。たとえば、下記のような非常食を安く揃えたいなら業務スーパーの活用がおすすめです。 

・高齢者がいる場合:レトルトの野菜スープ

・小さい子どもがいる場合:ゼリーやお菓子 

通常のスーパーよりも安く購入できるケースが多く、費用を抑えながら非常食を備えられるでしょう。

●薬局

薬局でも次のような非常食を購入できます。 

・フリーズドライご飯

・OS-1

・スポーツドリンク 

また、除菌シート・生理用品などの衛生グッズや、簡易トイレといった緊急時に役立つ商品も一緒に揃えられる点がポイントです。

●ドラッグストア

店舗によりますが、次のような非常食が豊富に揃っているドラッグストアもあります。 

・インスタント食品

・フリーズドライ加工食品

・缶詰 

また、ドラッグストアでは、風邪薬や整腸薬などの常備薬から汗拭きシートや食品用ラップなど、緊急時に役立つ商品が豊富です。

●地域のスーパー(イオンなど)

イオンやマックスバリューなどの地域にあるスーパーでは、さまざまな非常食を手に入れられます。また、日常的に食べ慣れている食品を置いているため、ローリングストック※用として備えられる点がポイントです。

※ ローリングストックは、普段から少し多めに食材や加工品を購入し、古いものから順に消費しながら使った分を新しく買い足していく備蓄方法です。 

緊急時でも飽きずに満足感のある食事をしたいなら、スーパーでさまざまな種類の非常食を揃えると良いでしょう。

●ネット通販

ネット通販を利用すると、自宅にいながら非常食を揃えられます。特に飲料水や缶詰の箱買いなど、重たいものを購入する際に最適です。箱で購入すればまとめて手に入るだけではなく、一つあたりの単価も安くなります。 

また、近くの販売店に目当ての食品がなかった場合でも、ネット通販では見つかる可能性もあります。まとめて購入したい場合や、近くの販売店に目当ての商品がなかった場合はネット通販を利用しましょう。

●コンビニ

コンビニではレトルトご飯や缶詰などの定番非常食だけではなく、お菓子・ナッツ・おつまみといったさまざまな商品を手に入れられます。 

自宅の近くにコンビニがある方は、一度、非常食として役立つ商品がないか探してみましょう。

2.【手軽に揃う】非常食として備えておくべき食品7つ

 

【手軽に揃う】非常食として備えておくべき食品

近くの販売店で手軽に揃えられる非常食は、以下の7つです。 

・飲料水:3L/日×人数分

・ご飯パックやおかゆ:人数分×3日分

・缶詰:人数分×3日分

・レトルト食品:人数分×3日分

・お菓子:子どもがいる家庭

・ゼリー:高齢者がいる家庭

・野菜スープ:非常食でも栄養補給 

非常食を購入する際は、上記の7つを優先して選びましょう。

●飲料水:3L/日×人数分

飲料水は、優先して備えるべき非常食の一つです。また、飲料用だけではなく、手洗いや調理用として使用する可能性もあるため、最低でも一人当たり9L(3L/日×3日分)は用意しておくと良いでしょう。 

飲料水は持ち運びが大変なため、ネット通販でまとめて購入するのがおすすめです。

●ご飯パックやおかゆ:人数分×3日分

ご飯パックやおかゆも非常食として優先度が高く、人数分×3日分は用意すると良いです。緊急時は電子レンジを使えない場合もあるため、そのままでも食べれるおかゆは重宝するでしょう。

●缶詰:人数分×3日分

缶詰は長期保存が可能で、非常食の定番です。種類が豊富なため、デザートから主食までさまざまな缶詰を購入すれば、緊急時でも飽きずに食事を楽しめます。 

また、サバ缶・ツナ缶・トマト缶などの料理によく使うものは、古いものから普段使いしつつ備蓄分も購入すると良いでしょう。

●レトルト食品:人数分×3日分

レトルト食品は調理が必要なものもありますが、緊急時でも美味しい食事をするために備えておくと良いです。カレーやシチューなどの子どもが好きな食品を購入すれば、普段の食事にも活用できます。 

また、加熱しなくても美味しく食べられるレトルト食品も中にはあるため、見つけたら購入してみると良いでしょう。

●お菓子:子どもがいる家庭

小さい子どもがいる家庭では、お菓子も備えておくと良いです。栄養不足で体調を崩さないために緊急時でもしっかり食事を取る必要がありますが、好き嫌いの激しい子どもは口にしてくれない場合もあるでしょう。そういった際にお菓子があれば、食べてくれる確率は高まります。 

また、お菓子の甘さでストレスを和らげて、緊迫した状況が続く緊急時でも平常心を保てるでしょう。

●ゼリー:高齢者がいる家庭

高齢者がいる家庭では、噛まなくても飲み込みやすいゼリーがおすすめです。エネルギー補給系のゼリーなら、水分と栄養を同時に確保できるのでおすすめです。 

ゼリーはコンビニやスーパーなど、ほとんどの販売店で置かれているため、手軽に購入できます。

●野菜スープ:非常食でも栄養補給

野菜スープは、栄養が不足しがちな緊急時に最適です。レトルトのスープなら簡単に調理できるため、手間もかかりません。 

また、具材が柔らかく咀嚼しやすいので、高齢者の方でも手軽に栄養を確保できるでしょう。

3.非常食を買う際のポイント4つ

 

非常食を買う際のポイント

非常食を買う際のポイントは、以下の4つです。 

・一人当たり3日分は最低でも用意する

・常温で食べられる(調理が簡単)ものを選ぶ

・保存期間が長いものを選ぶ

・ローリングストックを意識して安く買い揃える 

緊急時に困らないために、上記のポイントを意識しながら非常食を購入しましょう。

●一人当たり3日分は最低でも用意する

非常食は、最低でも一人当たり3日分は用意すると良いです。被災後の3日間は人命救助のタイムリミットとされており、人間が食事や水分をとらずに生存できる限界の期間です。実際に阪神・淡路大震災では、3日間を過ぎたあとの救出人数・生存率がともに減少しています。

参考:国土交通省「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ-第1章 死者を減らすために 」 

また、地域や災害の規模によっては人命救助が優先されるため、救援物資がすぐに届くとは限りません。被災時に国からの支援を期待するのではなく、自分たちの力で生き抜くために、最低でも一人当たり3日分の非常食を備えておきましょう。

●常温で食べられる(調理が簡単)ものを選ぶ

非常食を購入する際は、常温で食べられるものや調理が簡単なものを選びましょう。災害が起きると、電気やガス、水道などのライフラインが停止する可能性が高いからです。 

調理が必要な非常食ばかりだと、実際の被災時に食事を取れないケースもあるかもしれません。被災時に備えるなら、常温で食べられる、調理が簡単な非常食を選びましょう。

●保存期間が長いものを選ぶ

非常食として購入する商品は、なるべく保存期間が長いものを選ぶと良いです。保存期間が短い商品だと、被災時に消費期限が切れており、食べられない可能性があります。また、無理に食べてしまえば、体調を崩しかねません。 

昨今は保存期間が長い食品が多いため、非常食として備えるなら最低でも3年以上保存できるものを選びましょう。

●ローリングストックを意識して安く買い揃える

ローリングストックを意識し、日常的に食べられる食品を多めに購入して消費する度に買い足すことで、非常食の新鮮さを保てます。消費期限切れで食品を無駄にすることもありません。結果として非常食を安く買い揃えられます。 

ローリングストックのポイントは、日常の中に食料備蓄を取り入れることです。消費期限が長く、日頃から食べ慣れている食品を非常食として購入すると良いでしょう。

4.【緊急時は停電の可能性も!】非常食とあわせて備えたいポータブル電源3選

 

【緊急時は停電の可能性も!】非常食とあわせて備えたいポータブル電源

緊急時はライフラインが停止する可能性が高く、停電も起こりやすいです。そのため、非常食とあわせてポータブル電源も備えておくと、緊急時でもストレスなく過ごせるでしょう。 

特に「Jackery(ジャクリ)」のポータブル電源は、以下のようなメリットがあります。 

・ソーラーパネルとセットで安価に太陽光発電システムが組める

・寿命が長く10年以上も使用できる

・充電しながら給電できるため普段使いも可能

・静音レベルは約30dB以下で眠りを妨げない

・接続が簡単で誰でも手軽に使用できる 

これから、非常食とあわせて備えたいJackery(ジャクリ)のポータブル電源3選を紹介します。予算や家族の人数などを考慮しながら、最適な製品がないか見ていきましょう。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット:軽くてコンパクトな中容量モデルながらスマホを約24回も充電可能 

Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100がセットになった商品です。約7.3kgのコンパクトサイズで、避難先にも手軽に持ち運べます。 

また、UPS機能※を搭載しており、急に停電が起きた際でも家電に給電し続けられる点が魅力です。

※ UPS機能とは、停電発生時に家庭のコンセントからバッテリーに電源を自動で切り替えるものです。

●Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット:定格出力2200Wで複数の家電を同時に動かせる 

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セットは、Jackery ポータブル電源 2000 NewとJackery SolarSaga 200がセットになった商品です。震度7に相当する耐震試験に合格した本体の堅固さで、被災時でも壊れにくく、安心して使い続けられます。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル:約10.8kgと軽量ながら1070Whの大容量 

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 100がセットになった商品です。ポータブル電源は1070Whの大容量ながら、約10.8kgの軽量サイズ。さらに折りたたみ式の持ち手が搭載されているため手軽に持ち運べます。

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まとめ

 

災害はいつどこで起きるか分からないため、緊急時に備えて、日頃から準備しなければいけません。今回紹介したポイントを意識しながら、安く被災時に役立つ非常食を購入してみてください。 

また、ライフラインの停止に備えてポータブル電源を用意しておくと、緊急時でもストレスを感じずに安心して過ごせるでしょう。

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