防災の日はいつ?2024年に災害から学べる防災対策や防災グッズとは

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防災の日は、防災意識を高め、自然災害に対する備えを行う日です。災害大国である日本に住んでいる以上、いつ大規模な災害に巻き込まれるか分かりません。防災の日を通じて、いざという時に迅速かつ的確に行動できるように備えを万全にしておきましょう。

 

本記事では、防災の日ができた背景や2024年に振り返るべき災害について解説します。防災の日に実施すべき防災対策や備えるべき防災グッズも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

1.防災の日とは

 

毎年9月1日に定められている防災の日とは、国民が災害についての知識を深め、災害に対する備えを強化する日です。国や地方公共団体、関係団体は一丸となって、防災に関する行事を全国各地で開催しています。

●防災の日を含む「防災週間」

防災の日を含む8月30日から9月5日までは、防災週間とされています。災害時には「自助」「共助」「公助」のそれぞれの役割が適切に果たされることが重要です。そのために、国や公共機関は以下のような取り組みを実施しています。 

・ハザードマップや気象情報を踏まえた避難訓練

・避難情報の発令・伝達の訓練

・感染症対策に配慮した避難所の運営訓練 

防災訓練に参加したり、災害グッズの準備を行ったりと積極的な防災行動を行いましょう。

●防災の日の背景にある関東大震災

防災の日が9月1日に定められた理由には、1923年9月1日に起きた関東大震災が関係しています。相模トラフを震源とした震度6弱以上の大地震は、約10万5千人にも上る死者・行方不明者を出しました。 

二度と関東大震災の悲劇が起きないように、地震や風水害などに対する心構えを育成すべく、1960年に防災の日が創設されました。

2.【2024年】防災の日に振り返るべき災害

 

2024年は、関東大震災からちょうど100年となる節目の年です。近年、多くの死者を出した以下の災害を振り返り、その恐ろしさと防災対策の必要性を再認識してください。

●2024年1月|能登半島地震

2024年の元旦に石川県で発生した能登半島地震。これまで260人の死亡者と3人の行方不明者が確認されています。死亡した方のうち30人は、地震が起きた後の避難生活によるストレスや疲労によって亡くなっています。最大約4万戸が停電し、復旧までに約30日を要しました。

●2019年10月|令和元年東日本台風

令和元年10月6日に発生した令和元年東日本台風は、伊豆半島に上陸後、関東地方や東北地方を通過しました。降雨量は1,000ミリを超え、多くの地域で48・72時間降水量の観測史上1位を記録しています。河川の氾濫や浸水害、土砂災害が相次ぎ、死者は91名でした。停電は最大約52万戸で起き、断水も約17.3 万戸で発生しました。

3.防災の日に個人でできる防災対策5選

 

防災の日に個人でできる防災対策

ここでは、防災の日に個人で実践できる具体的な防災対策を5つ紹介します。事前の対策を万全にしておけば、災害時の対応力を高め、被害を最小限に抑えることが可能です。

●ハザードマップを確認する

地域の危険箇所が地図上に記されたハザードマップを確認しておきましょう。地震、洪水、津波、土砂災害など、あらゆる災害のリスクが分かるので、必要な対策や適切な避難経路を導き出せます。ハザードマップは市区町村のHPから入手可能です。

●災害時の緊急連絡手段を確認

災害が発生した際の家族や大切な人との連絡手段は、あらかじめ確認しておきましょう。被害がインフラにまで及んでいる場合は、電話やインターネットが使えない可能性があります。災害情報の入手経路や救急車・消防署への連絡手段も、併せて控えておくと安心です。

●家の周囲と家の中の安全点検

地震や台風などの被害を最小限に抑えるために、家の周囲と家の中の安全点検は欠かせません。防災週間には、主に以下のような安全点検を行いましょう。 

・建物の外壁や屋根にひび割れや損傷がないか

・ブロック塀の土中に30センチ以上の基礎部分があるか

・ベランダに植木鉢などの飛散リスクがあるものがないか

●家具・家電の転倒防止対策を行う

地震による負傷者の30〜50%は、家具や家電などの転倒・落下・移動が原因です。ネジ止めや突っ張り棒、粘着マットなどを使って家具・家電の転倒防止対策を行いましょう。家具の移動を防ぐには、滑り防止マットがおすすめです。

●防災グッズを準備する

災害時に備えて防災グッズを準備し、自分や家族の安全を確保しましょう。緊急時の支援物資はいつ到着するか分かりません。最低でも1週間は生活できるだけの防災グッズがあれば安心です。防災グッズの選び方として、以下のような認証があるか確認してみてください。

┃フェーズフリー認証

商品やサービスが日常だけでなく、非常時も役立つことを認証する制度が「フェーズフリー認証」です。一般社団法人フェーズフリー協会が審査を行い、認証を取得した商品にはPF認証マークが付与されます。 

業界を牽引するポータブル電源メーカーであるJackery(ジャクリ)が販売するJackery ポータブル電源 600 Plus」もフェーズフリー認証を取得しています。停電時も安心のUPS機能&パススルー機能やバッテリー節約モード、緊急充電モードなど、災害時に役立つ機能が数多く搭載されています。

┃防災製品等推奨品認証

一般社団法人防災安全協会が災害時に役立つ製品に対して推奨する制度が、防災製品等推奨品認証です。消防、防災、災害医療などの観点から専門的な有識者が審議・審査を行い、合格点に達したもののみが認証を受けられます。 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネル製品も防災製品等推奨品認証を取得しているので、客観的に災害時の安全性が認められています。被災した後の生活で、自分や家族の健康維持に大きく寄与してくれることでしょう。

4.防災の日にチェックしたい防災グッズ5選

 

防災の日にチェックしたい防災グッズ

災害時には、水道・ガス・電気などのライフラインが寸断する恐れがあります。いざという時に健康的な生活を維持できるように、以下の5つの防災グッズを備蓄しておきましょう。

●食料・飲料水

生命維持に必要不可欠な食料・飲料水は、最優先で揃えるべきです。1日に必要な飲料水は、1人あたり3Lと言われています。飲み水だけでなく、調理に使用する水も含まれています。食料は、長期保存でき、栄養バランスに優れた非常食を選びましょう。

●ポータブル電源

地震や台風などによって電気設備が破損すると、停電が発生します。復旧までに1週間以上要する場合もあるので、非常用電源としてポータブル電源を用意しておきましょう。 

ポータブル電源とは、大量の電気を蓄えておき、コンセントが使えない状況でも電化製品に給電できる機器を指します。災害時にポータブル電源があるメリットは、以下のとおりです。 

・停電が起きても、エアコンや扇風機を稼働して過ごしやすい気温を保てる

・停電時に冷蔵庫を稼働させて、食品が傷むのを防ぐ

・ガスと電気の供給が途絶えても、電子レンジやケトルで簡単に調理が行える

・避難した先で、扇風機や電気毛布を使い、快適な気温で過ごせる

・災害情報の収集源や家族と連絡手段になるスマホに充電できる 

数あるポータブル電源の中でも、Jackery(ジャクリ)製品は防災グッズに最適です。フェーズフリー認証や防災製品等推奨品認証を取得しているため、災害時にも安心して使用できます。コンパクトで軽量、自然放電が少ないので、災害が起きてすぐに使えるのも魅力です。

関連人気記事:ポータブル電源は防災に必要?災害時の使い方と事前の準備をご紹介

●携帯ラジオ

災害時に最新の情報を入手するために、携帯ラジオを準備しておきましょう。情報収集には、スマホを使えばいいと思われた方もいるのではないでしょうか。スマホは家族との連絡手段として重要なので、充電は残しておくべきです。携帯ラジオは、手回し式を選べば、充電切れを心配する必要もありません。

●衛生用品・生理用品

ライフラインの供給が途絶えた自宅や避難所での生活において、健康と清潔を保つために衛生用品・生理用品が必要です。主に以下のアイテムを揃えておきましょう。 

▲<衛生用品>

・マスク

・消毒液

・ウェットティッシュ

・携帯トイレ

・ボディシート

▲<生理用品>

・ナプキン

・タンポン

・生理用ショーツ

●救急セット

災害時にはすぐに診療を受けられない可能性があるので、救急セットが必要です。応急処置を迅速に行うことで、症状の悪化を防ぎます。また、傷口を清潔に保つための消毒も重要です。外傷だけでなく、発熱や頭痛、腹痛にも対応できる市販薬も準備しておきましょう。

5.災害時の停電に備える!ポータブル電源4選

 

災害によって発生する停電は、1週間以上も続くケースがあります。ポータブル電源を持っていても、事前にコンセントで充電していた電気だけでは、停電生活を乗り切れません。そこで、おすすめなのがソーラーパネルとポータブル電源の併用です。 

ソーラーパネルがあれば、太陽光発電によって電気を自給自足できます。創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇るJackery(ジャクリ)は、ソーラーパネルとポータブル電源のセット「Jackery Solar Generator」を販売しています。

●Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル

容量256Wh、定格出力300Wのポータブル電源 240 Newと出力40Wのミニソーラーパネルのセットです。本体約3.6kg、ソーラーパネル約1.2kgと軽量コンパクト設計により、女性やお年寄り、子供でも気軽に持ち運べます。台風が予測できれば、接近前の1時間で高速充電が可能です。家族全員のスマホ充電や扇風機・電気毛布を使った気温対策におすすめです。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

容量632Wh、定格出力800Wのポータブル電源 600 Plusと100Wのソーラーパネルのセットです。緊急充電モードに対応しているので、いざという時に1時間でフル充電できます

ソーラーパネルを2枚使えば、約4.3時間で満充電が可能です。中容量モデルなので、2人暮らしの防災グッズにおすすめです。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

60万人に選ばれた大人気1000モデルの後機器「ポータブル電源 1000 New」とソーラーパネル100Wのセットです。 コンセントを使えば、1時間で高速充電が可能です。大容量でありながら業界屈指のコンパクトさを実現。3人家族の防災グッズに最適です。

●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット

容量2042Wh、定格出力3000Wのポータブル電源 2000 Plusと折り畳みソーラーパネル200Wのセットです。365日自宅に保管していても、自然放電は10%程度です。

約30dB以下の静音設計なので、睡眠中も使用し続けられます。容量は2kWhから24kWhまで自由拡張できるので、4人家族以上で3日を超える停電生活を想定している方におすすめです。

6.防災の日に関するよくある質問

 

.防災の日に関するよくある質問

最後に、防災の日に関するよくある質問を紹介します。防災の日に何をするかがまだ決まっていない方は参考にしてください。また、3月と11月にある防災関連の記念日も覚えておくとよいでしょう。

●防災の日には具体的に何をする?

防災の日には、以下のような行動が望ましいです。 

・ハザードマップを確認する

・災害時の緊急連絡手段を確認する

・家の周囲と家の中の安全点検をする

・家具・家電の転倒防止対策を行う

・防災グッズを準備する

・公共機関が主催する避難訓練に参加する 

防災の認識を深め、適切な対策を講じれば、災害を未然に防ぎ被害を軽減できます。

●11月にある津波防災の日とは?

国民の津波に関する理解と関心を高めるために、11月5日は「津波防災の日」と定められています。津波は、迅速な避難によって多くの命が助かる災害です。海の近くに住んでいる方は、津波防災の日を通して日々の防災対策を見直してみてください。

●3月にある防災品点検の日とは?

1923年9月1日に発生した関東大震災をきっかけに定められた記念日として、9月11日の「防災の日」以外に「防災品点検の日」があります。3月1日・6月1日・9月1日・12月1日の年に4回あるのが特徴です。備蓄している防災用品の見直しを行います。

まとめ|防災の日は防災・減災の備えを徹底しよう

 

毎年9月11日に定められている防災の日は、防災意識を高めて、災害に対する備えを万全にする日です。防災の日を含む1週間を防災週間と呼びます。防災に関する知識が乏しいと感じる方は、国や地方自治体が開催するイベントに参加するのもおすすめです。 

防災の日には、この記事で紹介した防災対策をぜひ実践してみてください。

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