避難所に持って行かない方がいいもの7選!本当に必要だったものも厳選

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避難所まで迅速に避難し、避難所での生活を快適にするためには、持って行かない方がいいものを考慮する必要があります。持ち物の選択を間違えると、他の被災者とのトラブルやストレスの原因にもなりかねません。

 

本記事では、避難所に持って行かない方がいいものについて解説します。避難所に持って行ってよかったものや、在宅避難と避難所のどちらでも活躍するアイテムも掲載しているので、避難生活に必要な持ち物を準備したい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

1.避難所か在宅避難かの判断基準とは

 

地震や台風が発生したからといって、必ずしも避難所に行かなければならないわけではありません。避難所に行くか在宅避難かは、自宅に倒壊や焼損、浸水の危険があるかどうかで判断してください。ただし、上記の危険がなかったとしても、他人のサポートが必要になる場合には避難所に向かうのが望ましいです。

2.経験者が語る!避難所に持って行かない方がいいもの5選

 

避難生活を想定すると、必要になりそうな物が数多く見つかるでしょう。しかし、それら全てを持っていこうとすると、荷物が重たくなりすぎて逃げ遅れるリスクが高まります。 

実際に被災した経験から分かった、避難所に持って行かない方がいいものは、以下のとおりです(※1)。 

※1参考:WITH YOU「【経験者に聞く】防災グッズでいらなかったもの5選!本当に必要なものと備えるポイントを紹介!」

●ロープ

防災グッズとしてロープを用意するケースもありますが、実際に使いこなすのは難しいため、素人は持って行かない方がいいです。ロープは主に救助活動で使用されます。実際に必要になった場面に出くわしても、結び方や運用方法が分からなければ使えません。

●コンパス

避難する際にスマホの充電が切れている場合を想定して、ナビ代わりにコンパスを用意する方がいます。しかし、コンパスで分かるのは方角だけで、避難所の場所は分かりません。的外れな場所に向かい、かえって危険な目に遭うリスクもあります。 

スマホの充電が切れている場合を想定するなら、避難所の場所が分かるハザードマップと被害状況が分かる携帯ラジオを用意しておきましょう。

●乾パン

おすすめの非常食に挙げられることが多い乾パン。避難生活では水の制限があるにも関わらず、口の中の水分を多く持っていかれます。水の消費を促すリスクが高いので、無理に持っていく必要はありません。日頃から食べ慣れていないため、パンの硬さから現実を痛感させられて気分が落ち込む恐れもあります。

●ろうそく

電気が使えない状況の照明代わりにろうろくを持参しようと考える方も多いでしょう。ろうそくは可燃物に引火して火事を引き起こすリスクがあるので、持っていかない方がいいです。災害時の照明には充電式のLEDランタンが役立ちます。非常用電源としてポータブル電源も併せて持っていれば、充電切れに困りません。

●大量の使い捨て皿

災害時に断水が発生していると食器を洗えないため、使い捨て皿があると便利です。しかし、非常時には行政のゴミ処理が機能していない可能性があるため、大量のゴミを放置すると衛生的に問題があります。 

また、家族全員分を用意しようとすると大量の使い捨て皿が必要になり、荷物がかさばります。洗って繰り返し使えるタイプの皿を用意するのがおすすめです。

3.避難所に持って行ってよかったもの5選

 

避難所に持って行ってよかったもの

避難所に持って行くものの選択を誤ると、かえって健康被害を助長するリスクがあります。しかし、持っていくアイテムによっては、避難生活を乗り切るための生命線になりえるのも事実です。避難所に持って行ってよかったものを紹介します。

●水・食料

人間が生命を維持するために、水は欠かせません。避難所で断水が発生している場合、支援物資が到着するまで水が支給されない恐れがあります。500㎖のペットボトルを最低でも2本は用意しておきましょう。 

健康的な生活を送るための栄養補給には、食料も必要です。栄養バランスを考慮して、レトルト食品や缶詰などの非常食を準備しましょう。

●携帯トイレ

避難所に着いたらトイレが必ずあるとは限りません。2011年に震度7を記録した東日本大震災では、3日以内に仮設トイレが来た避難所は全体のわずか34%でした(※2)。 

※2参考:名古屋大学「災害時における自治体の仮設トイレの調達等に関する調査研究」 

人間は毎日用を足す必要があるので、持ち運びできる携帯トイレを用意しておきましょう。

●現金

非常時には小銭を交ぜて2万円ほどの現金が必要です。災害によって停電が発生すると、お店のキャッシュレス決済端末やATMが使えません。キャッシュレス決済ができないばかりか、現金を引き出せず、水や食料を追加で調達できない恐れがあります。

●救急セット

災害時には怪我を負うリスクが高まります。すぐに医師の治療を受けられない恐れがあるので、応急処置のために救急セットを用意しておきましょう。 

また、慣れない環境のストレスから発熱や吐き気、胃痛などの症状が起きるリスクもあります。外傷を手当てするアイテムと併せて解熱鎮痛剤や胃腸薬、頭痛薬などの準備も忘れないでください。

●ポータブル電源・ソーラーパネル

災害によって電気設備が破損すると、停電が発生します。避難所では電気が使えない恐れがあるので、非常用電源としてポータブル電源を用意しておきましょう。ポータブル電源とは、内部に大量の電気を蓄え、場所を選ばずに電化製品を動かせる機器を指します。 

避難所にポータブル電源を持っていくメリットは、以下のとおりです。 

・扇風機や電気毛布を使用して、体温の低下や上昇を防ぐ

・電気ケトルを使って、温かい非常食が食べられる

・LEDランタンを点灯させて、夜の暗闇を照らせる

・被害状況の確認や家族との連絡に必要なスマホを常に稼動できる 

さらに、ソーラーパネルも持っていると、避難所にいながら電気を自給自足できます。 

世界各国の権威ある賞を受賞した実績を誇るJackery(ジャクリ)は、災害対策にぴったりなポータブル電源とソーラーパネルを販売しています。耐久性や放熱性、耐震性、耐衝撃性などに優れており、災害時のあらゆる場面で活躍することは間違いありません。

4.避難所・在宅避難で快適な生活を実現!ポータブル電源4選

 

避難所・在宅避難で快適な生活を実現!ポータブル電源

避難所で電気を使った快適な生活が実現するポータブル電源。大規模停電が起きている状況で在宅避難を余儀なくされた場合にも、大活躍するアイテムです。 

ポータブル電源は数多くのメーカーから販売されているため、防災対策にはどの製品を選べばよいのか分からない方も多いでしょう。業界を牽引しているJackery(ジャクリ)のポータブル電源は、創業から12年間で世界販売台数400万台を突破した実績を誇ります。 

Jackery(ジャクリ)製品の主な特徴は、以下のとおりです。 

・BMS+NCM搭載により、バッテリーの異常を見逃さない

・振動や衝撃、落下に耐える高い耐久性を誇る

・防災に特化した防災製品等推奨品認証やフェーズフリー認証を取得している

・リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、10年以上も防災グッズとして活躍する

・UPS&パススルー機能搭載により、停電時には電気供給源を即座に切り替える

・緊急充電モードを使えば、最短60分でフル充電できる

・バッテリー節約モードで、バッテリー寿命が1.5倍長持ちする

・ソーラーパネルでいつでも太陽光発電できるので、充電切れに困らない 

容量バリエーションも豊富に取り揃えられているので、家庭の人数や用途にマッチした製品が見つかるでしょう。それでは、避難所や在宅避難で活躍する機種を紹介します。

●避難所へ持ち運びやすい機種

避難所まで安全にポータブル電源を持ち運ぶには、軽量かつコンパクト設計の機種がおすすめです。迅速に避難できるので、逃げ遅れる心配もいりません。避難所へ持ち運びやすい機種として、以下の2つを紹介します。

┃Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル  

Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、容量256Wh、定格出力300WのJackery ポータブル電源 240 Newと出力40Wのソーラーパネルのセットです。世界累計50万台以上を販売したJackeryの大ヒットモデル「240」が、容量・定格出力ともに進化しています。約3.6kgと軽量コンパクトなので、リュックに入れて迅速に避難所まで避難できます。一人暮らしの防災対策に最適なモデルです。

Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セット 

Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、容量632Wh、定格出力800WのJackery ポータブル電源 600 Plusと出力100Wで折り畳めるソーラーパネルのセットです。本体とソーラーパネルは合わせて約10kgなので、避難時の邪魔になりません。2人暮らしの防災グッズや車中泊、キャンプなどにちょうどいいモデルです。

●家庭防災におすすめの機種

災害によって電気設備が損傷して停電が起きると、復旧するまでに3日〜7日間も要するケースがあります。在宅避難を余儀なくされた場合には、自宅にあるほとんど全ての家電を長時間動かせるだけの高出力・大容量のポータブル電源が必要です。 

家庭の防災対策におすすめの機種を2つ紹介します。

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル 

Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、大容量1070Wh、定格出力1500Wのポータブル電源 1000 Newと出力100Wのソーラーパネルのセットです。従来モデルに比べると全体のサイズが約20%コンパクトになり、定格出力は50%アップしています。3人家族の在宅避難で大活躍するモデルです。

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット 

Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セットは、大容量2042Wh、定格出力2200Wのポータブル電源 2000 Newと出力200Wのソーラーパネルのセットです。40%の小型化と34%の軽量化を実現し、製品の耐久性はアップしています。3人以上の家族で、3日以上の在宅避難を想定されている方におすすめです。

5.避難所に持って行かない方がいいものに関するよくある質問

 

最後に、避難所に持って行かない方がいいものに関するよくある質問を紹介します。避難所に関する疑問を解消して、大災害が発生した際に正しい行動が取れるように準備しておきましょう。

●避難所で食料を奪われる可能性はある?

災害時には物流が停止するため、得られる食料も限られています。避難所では大人数が共同生活をしているため、状況が過酷になればなるほど食料の盗難被害に遭うリスクは高まります。そのため、避難所では他人の目に付かない場所で食料を保管しておきましょう。

●マンション在住者は避難所に行かない?

自宅に居住できるのであれば、避難所へは行かずに在宅避難が原則です。避難所では1人約1畳程度のスペースしか確保できず、自宅に比べると快適さが劣ります。ただし、マンションは大地震による倒壊のリスクは低いですが、家具の転倒や断水などのリスクはあるので注意してください。

●女性は避難所に行かない方がいい?

避難所に抵抗を抱く女性は、多いのではないでしょうか。しかし、自宅が住めないほどの被害に遭っているなら、避難所に行かざるを得ません。避難所で快適に過ごすために、以下のようなアイテムを持参しましょう。 

・生理用品

・スキンケア用品やメイク落とし

・防犯ブザー

・携帯トイレ

・小型ライト 

赤ちゃんと一緒に避難する方は、授乳ケープも忘れずに準備してください。

まとめ|避難所に持っていくものを選別しよう

 

避難所に持っていくものを誤ると、かえって危険な目に遭いかねません。扱いづらさや二次被害のリスクから、ロープやコンパス、乾パン、ろうそく、大量の使い捨て皿は避難所に持って行かない方がよいでしょう。 

一方で、健康的な避難生活を送るためには、水・食料や携帯トイレ、現金、救急セット、ポータブル電源・ソーラーパネルが必要です。 

この記事で紹介したアイテムを揃えて、いつでも避難できる体勢を整えておきましょう。

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