1.台風が起こりやすい時期は7月〜10月!家の中・外の対策をしよう
1991年〜2020年には年間で平均約25個の台風が発生しています。接近や上陸をするのは7月〜10月が多いです。
参照:国土交通省 気象庁
台風は暴風や大雨を伴い、下記のようなさまざまな被害をもたらします。
・浸水
・高波
・高潮
・土砂災害
増水した河川に流される事故や土砂により人家や畑が押しつぶされてしまう土石流など、大きな被害が発生することがあります。被害を最小限にするためにも、台風が発生したら早めに家の中と外の対策が必要です。
2.台風のときに家ですべき9の対策まとめ
台風のときに家出するべき対策を9つ紹介します。
・窓や雨戸を閉めて補強する
・排水溝と側溝を掃除する
・近所の避難場所と避難経路を確認する
・湯船に水をためておく
・停電対策を行う
・屋根や門に劣化している箇所がないか確認しておく
・浸水対策をしておく
・防災グッズを用意しておく
・エアコンの室外機を保護する
それぞれ詳しく解説します。
●窓や雨戸を閉めて補強する
台風が接近している場合は窓や雨戸をしっかり閉め、必要に応じて雨戸を板で補強してください。窓や雨戸を閉めることで、窓ガラスの破損や室内に飛来物が入るのを防げます。万が一窓が割れた際にガラスが室内に飛び散るのを防ぐため、飛散防止シートを貼っておくのがおすすめです。
天窓やトイレの窓などは閉め忘れやすいので、全ての窓が閉まっているか確認しましょう。
●排水溝と側溝を掃除する
家の周りの排水溝と側溝を掃除しておくことが大切です。排水溝や側溝にゴミや泥などが溜まっていると、雨水が流れず溢れてしまい浸水や水漏れの原因になります。日頃から排水溝や側溝の掃除をしておき、補修の必要はないか確認しておくのがおすすめです。
ただし台風が接近して雨風が強くなった際に作業するのは危険なので、早めに対応するようにしてください。
●近所の避難場所と避難経路を確認する
避難が必要になった場合に備えて、次のように避難場所と避難経路を事前に確認するのがおすすめです。
1.防災マップやハザードマップで自宅周辺にある避難場所を地図で確認する
2.実際に歩いて避難経路を確認する
実際に歩いて危険な場所をチェックし、安全な避難経路を把握します。そして、避難場所や避難経路を家族間で共有しておくと安心です。
避難が必要になったときに慌てないためにも、事前に避難場所と避難経路を確認しておきましょう。
●湯船に水をためておく
台風の接近や上陸により断水の危険があるため、湯船に水をため生活用水を確保する必要があります。暴風や大雨による取水施設の破損や、水道管の破損が原因で断水が数日続く可能性があるからです。湯船に水を溜めておけば、トイレや食器洗いなどの生活用水として使えます。
台風が上陸する危険があるときは、生活用水を確保するため湯船に水を溜めておきましょう。
●停電対策を行う
台風による電柱や電線の損傷が原因で停電が数日間続くことがあるため、下記のような停電対策が必須です。
・非常用電源を用意する
・保冷剤を準備しておく
・パソコンのデータをバックアップしておく
・スマホやモバイルバッテリーを充電しておく
それぞれの対策について詳しく紹介します。
┃非常用電源を用意する
停電になると電化製品が使えなくなるため、非常用電源を用意しておく必要があります。非常用電源には、持ち運び可能で大容量バッテリーのポータブル電源がおすすめです。
ポータブル電源はAC電源(コンセント)が使えるので、停電しても扇風機や電気毛布を使ったりラジオで情報収集したりできます。停電しても落ち着いて過ごせるよう、ポータブル電源を用意してください。
台風対策用のポータブル電源には、防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得し、災害時に有効かつ安全に使える製品と認められた「Jackery」(ジャクリ)の製品がおすすめです。
┃保冷剤を準備しておく
保冷剤があれば、停電時の暑さ対策や冷蔵庫の温度上昇を抑えるのに活用できます。保冷剤で首回りやわきの下などの太い血管が通っている箇所を冷やすことで暑さ対策が可能です。
また、冷蔵庫の一番上の棚に保冷剤を入れると、冷気が下に行くため冷蔵庫内に行き届き、食材が傷むのを防げます。暑さ対策や食材の保存のためにも、保冷剤を準備しましょう。
┃パソコンのデータをバックアップしておく
台風のときにパソコンを使用している場合は、データをこまめにバックアップする必要があります。停電が起こるとパソコンへの電力の供給が急に停止し、作業中のデータの保存ができずデータが消失する可能性があるからです。
データの消失を防ぐためにも、台風の際にはパソコンのデータをこまめにバックアップしてください。
┃スマホやモバイルバッテリーを充電しておく
台風の際には、停電に備えてスマホやモバイルバッテリーを充電しておきましょう。停電が起こるとスマホやモバイルバッテリーに充電ができず、電子機器が使用できなくなります。
台風進路や気象情報などの情報収集は、台風から身を守るために重要です。スマホがあれば、気象庁のホームページから台風に関する情報を確認できます。情報収集をするためにも、スマホやモバイルバッテリーの充電を忘れないようにしましょう。
なおモバイルバッテリーだけでは長期間の停電に対応できないため、大容量の「ポータブル電源」も用意しておくと安心です。
●屋根や門に劣化している箇所がないか確認しておく
台風の被害を最小限にするために、屋根や門に劣化している箇所がないか確認しておくことが重要です。屋根や門が劣化していると、強風で瓦や門の劣化部分などが飛んでしまい周辺の住宅に被害が及ぶ可能性があります。また、門の劣化部分が倒壊してケガをするかもしれません。
台風が接近してから屋根の点検をすると強風で転落する危険があるため、早めに確認するようにしてください。
●浸水対策をしておく
台風の暴風雨により雨水が侵入する可能性があるため、次のような浸水対策が必要です。
・土のうを設置する
・簡易止水板を設置する
・サッシ枠の溝をタオルでふさぐ
土のうやテーブルやボードなどの長い板状の簡易止水板を設置することで、道路から家への雨水の侵入を防げます。さらにサッシ枠の溝をタオルでふさぐことで、レールのすき間から雨水の浸入を防ぐことが可能です。
自宅の浸水被害を防ぐためにも、早めに浸水対策をするようにしてください。
●防災グッズを用意しておく
台風による断水や停電などのライフラインの停止に備えて、防災グッズを用意する必要があります。例えば断水に備え飲用水は1日3リットルを3〜5日分、食料は3日分用意しておくと安心です。
また、停電に備えてポータブル電源や懐中電灯の準備も必要です。台風が接近する前に防災グッズがそろっているか確認し、足りないものは用意しておきましょう。
●エアコンの室外機を保護する
台風の接近や上陸の可能性がある場合は、エアコンの室外機を保護する必要があります。保護しないと強風で転倒したり、室外機の位置がずれたりすることがあり、エアコンの故障につながるからです。次のような対策をしましょう。
・設置する土台をコンクリート製の重量のあるものにする
・防振マットや転倒防止用の金具を使用する
ただし室外機を無理に動かすと配管が破損し故障する危険があるため、対策をする際には修理業者やメーカーに相談してください。
3.台風対策で家に用意すべき防災グッズ10選
台風対策で家に用意すべき防災グッズを10個紹介します。
・飲料水
・食料
・貴重品
・数日分の衣類・タオル
・常備薬
・乾電池
・懐中電灯
・ラジオ
・ヘルメット
・ポータブル電源
防災グッズを準備する際に参考にしてください。
●飲料水
台風の接近や上陸の可能性がある場合は、断水に備えて飲用水を準備する必要があります。1人あたり1日3リットルを目安に、1週間分準備しておくと安心です。台風だけでなく地震などの災害に備えて、日頃から飲用水を準備しておくと良いでしょう。
●食料
断水や停電が起こると調理が困難になるため、下記のような食料を用意しておきましょう。
・アルファ米
・缶詰
・レトルト食品
・乾パン
このような長期保存できる食材を1週間分準備しておけば、ライフラインが止まってしまっても安心して過ごせます。
●貴重品
台風で避難する場合に備え、次のような貴重品を準備するのがおすすめです。
・現金
・印鑑
・預金通帳
・健康保険証
災害時にはATMが使えなくなる可能性があるため、小銭と紙幣をバランスよく用意しておきましょう。
●数日分の衣類・タオル
停電時や避難所へ避難する場合に備え、数日分の衣類やタオルを用意しておきましょう。停電が数日続く場合や、避難所で過ごす場合は洗濯ができません。特に暑い時期には汗をかくため、数日分の衣類やタオルがあれば着替えられて安心です。
●常備薬
災害時にはストレスで体調を崩しやすくなるため、下記のように常備薬を準備しておくと安心です。
・風邪薬
・鎮痛剤
・胃腸薬
・整腸剤
常備薬は数日分準備しておき、お薬手帳や処方箋も一緒に用意しておくと良いでしょう。
●乾電池
懐中電灯やラジオに使える乾電池を準備しておきましょう。停電時に懐中電灯やラジオの電池が切れてしまうと、明かりがなくなったり情報収集ができなくなったりします。乾電池があれば、懐中電灯やラジオの電池が切れてしまった場合でも安心です。
●懐中電灯
停電に備えて懐中電灯を準備しておくのがおすすめです。懐中電灯があれば、家の中や避難時にも周りの状況を確認しながら安全に移動できます。停電中、真っ暗で明かりのない中で歩くのは、割れたガラスなどを踏んでケガをするリスクがありたいへん危険です。
突然停電が起こっても慌てないように、懐中電灯を準備しておきましょう。
●ラジオ
台風の動きや停電の復旧までの正確な情報を収集するため、ラジオを用意しておくことが重要です。停電でテレビを視聴できなくなっても、ラジオがあれば情報収集ができます。
ラジオはAM放送とFM放送の両方聞けるものを選ぶのがおすすめです。両方聞けるものを選ぶことで、AM放送で聞きにくい場合でもFM放送に切り替えて情報を集められます。
●ヘルメット
ヘルメットは、避難の際に飛来物や落下物が頭に当たってケガをするのを防げます。頭に当たると、打ちどころによっては命に関わるためとても危険です。安全に避難するためにも、ヘルメットを用意しておきましょう。
●ポータブル電源
停電が起こった場合でも、ポータブル電源があれば電化製品を使えます。扇風機を使った暑さ対策や、電子ケトルや電子レンジを使用した調理が可能です。ポータブル電源は持ち運び可能なので、避難所へ持ち込んで使うこともできます。
スマホの充電が目的なら「モバイルバッテリー」で十分と思うかもしれません。しかし、モバイルバッテリーは大容量のものでも1~4回程度のスマホ充電が限度となっています。停電時でも電化製品を使ったり、モバイルバッテリーを繰り返し充電したりできるよう、予備電源としてポータブル電源があると安心です。
たとえば当社の容量254Whのポータブル電源「Jackery ポータブル電源 240 New」の場合、スマホ充電は約11回、タブレット(iPad Air)の充電は9回できます。
4.家の台風対策におすすめなポータブル電源4選
台風による暴風雨が原因で、浸水や土砂崩れなどの災害が起こる可能性があります。これにより、停電や断水などライフラインが停止することもあるため、早めの台風対策が必要です。そこで、停電対策として持ち運び可能な大容量バッテリー「ポータブル電源」をしましょう。
ポータブル電源なら、12年間で全世界400万台以上の販売実績があるJackery(ジャクリ)がおすすめです。Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、365日で10%しか減らないほど自己放電率が非常に低くなっています。そのため、長期保管しても非常時に取り出してくれば、十分な電力の供給が可能です。
さらに防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得しており、災害時に有効に活躍できて安全だと認められています。
今回はJackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」から、とくに台風対策におすすめの4モデルを紹介します。台風の停電対策にJackeryのポータブル電源を、予算や用途に合わせて選びましょう。
●Jackery Solar Generator 300 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
Jackery ポータブル電源 300 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネル がセットになっています。
扇風機を約4.5時間使用でき、夏でも暑さ対策ができるため熱中症や体調を崩すリスクを軽減できるでしょう。
本体は重さ約3.75kgと軽量で持ち運びしやすく、持ち運び用の非常用電源におすすめです。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット
Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネル がセットになったモデルです。
LEDライトは約50時間使用できるので、停電時にも部屋を明るくして過ごせます。
ポータブル電源はアプリ対応で電池残量や充電状況を確認でき、バッテリーの寿命を延ばすモードを選択可能です。
●Jackery Solar Generator 1000 New 200W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 200W ソーラーパネル がセットになっています。
10年間毎日使えるほど長寿命なので「まだ買って2年なのに調子が悪い……」といった状態に陥る心配はありません。
また最短60分でフル充電が可能な「緊急充電モード」で、台風上陸前に本体の充電を完了できます。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット
Jackery ポータブル電源 2000 PlusとJackery SolarSaga 200W ソーラーパネル のセットモデルです。
ポータブル電源はハンドルとキャスター付きで持ち運びできます。
365日経過しても自然放電は約10%と自己放電率が非常に低く、長期保管していても非常時に電力の供給が可能です。
まとめ
台風は7月〜10月にかけて発生しやすく、暴風や大雨が原因で浸水や土砂災害などの被害をもたらします。そのため台風が接近する場合は、家の中と外でそれぞれ対策する必要があります。
台風による電柱や電線の損傷が原因で停電が数日間続く可能性があるため、停電対策は必須です。
Jackeryのポータブル電源があれば、扇風機やエアコンを使用できるので夏や冬でも温度調節ができます。炊飯器や電子レンジも使えるため、普段と大きく変わらない生活ができる安心感を手に入れることが可能です。
台風による停電に備えて、非常用電源としてJackeryのポータブル電源を準備してみてください。