大雪による停電に備えよう!絶対に用意すべき10の対策アイテムを紹介

大雪による停電に備えよう!絶対に用意すべき10の対策アイテムを紹介

「昔大雪で停電したとき、寒すぎて大変だった…」「雪が降る地域に引っ越すけど、何を備えれば良いのか分からない…」と、大雪への停電対策について悩んでいる方は多いでしょう。そこで今回は大雪による停電に備えるべく、絶対に用意すべき10の対策アイテムをまとめました。過去に大変な思いをした人も、大変な思いをしないために万全に対策しておきたい人も要チェックです。

日本は大雪大国!いつ起きるか分からない停電への備えは必須

日本は大雪大国といえるほど雪が降る地域で、いつ起きるか分からない停電への備えは必須です。まずは日本の雪事情についてチェックしておきましょう。

●毎年のように大雪で停電が起きている

日本では毎年のように、どこかの地域で停電が起きています。たとえば2022年には、新潟県で1週間にわたる大規模停電がありました。12月18日から大雪で停電になる地域が発生し、完全に復旧したのは7日後の25日です。

参考:東北電力ネットワーク株式会社新潟支社「大雪等の影響による新潟県内の停電状況について

つまり雪のひどい地域では、1週間ものあいだ電気が使えない生活を強いられたということ。備えなしで大雪による長期間の停電に直面したら、下記のような問題が発生してきます。

・暖を取れない

・温かい食事が食べられない

・真っ暗で身動きが取れない

・トイレすら使えない

最悪の場合には低体温症で死に至るケースも。そして仮に水道の凍結を免れていたとしても、電気がなければポンプを動かせないのでトイレすら使えない可能性があります。想像以上に過酷な大雪の停電、しっかりと対策しておいた方が良いでしょう。

●特に復旧が遅れやすい山間部などは注意

特に注意が必要なのは、復旧が遅れやすい山間部などの地域に住む方です。雪の影響で道路が封鎖され、停電を復旧するための車すら通れない事態が起きるリスクがあります。

道路が封鎖されれば買い物で物資を確保するのも極めて困難になるため、より綿密な雪停電対策をしておかないと命にかかわります。まずはこのあと紹介する大雪停電対策アイテムだけでも、最低限揃えておきましょう。

大雪による停電に絶対備えておきたい10の対策アイテム

大雪による停電備えて、最低でも下記10種の対策アイテムは揃えておきましょう。

・非常用電源(モバイルバッテリーやポータブル電源など)
人数×9L程度の飲料水
非常食(3~7日分)
カセットコンロ・ボンベ
電気を使わない暖房器具
使い捨てカイロ
LEDライト
救急用品
携帯トイレ
ラジオ

それぞれ必要な理由について解説します。

①非常用電源(モバイルバッテリー・ポータブル電源)

大雪の停電備えとして絶対に用意しておきたいものが、モバイルバッテリーやポータブル電源のような非常用電源です。家族・友人への連絡や情報収集ができる、まさに命綱的な存在であるスマホの充電ができます。より容量・出力が大きくコンセントの穴(AC電源)もある「ポータブル電源」なら、炊飯器やケトルなどの家電も動作可能です。

モバイルバッテリーはほぼスマホの充電しか用途がないため、大雪への停電の備えとしてはポータブル電源をおすすめします。自分や家族の安心のために絶対用意しておきたい「ポータブル電源」について後で詳しく紹介いたします。ぜひ最後までご覧ください。

関連人気記事:停電時に「非常用電源」って本当に必要?

②人数×9L程度の飲料水:最低でも丸3日分は用意しよう

「人数×9L」を目安に飲料水を確保しておきましょう。1日1人あたり3L程度飲むと考えておくのがおすすめです。私たち人間の身体の約半分は水でできていますが、このうち10%でも失われると命の危険があります。

なお2022年11月には国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の研究によって、丸1日飲食をしないと約10パーセントの水分が失われてしまうのが科学的に証明されました。

参考:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所「ヒトの体の水の代謝回転量を予測する式を世界で初めて発明

「水がないなら雪を食べればいい」という反論もありますが、雪100gを体内で水に変えるには8キロカロリーものエネルギーが必要といわれています。不純物も大量に含まれており衛生面の問題もあるため、しっかりと用意した飲料水で水分補給しましょう。

③非常食(3~7日分)

人数×3~7日分を目途に非常食も用意しておいてください。意外にも人間は水分さえとっていれば、1ヶ月程度は生き延びられる可能性があります。しかし栄養失調による体調不良を引き起こし、それを引き金に低体温症を悪化させるリスクがあるため注意が必要です。乾パンなどの簡単に食べられるものから、常温でも食べられるレトルト食品までいくつか用意するのが良いでしょう。

➃カセットコンロ・ボンベ

下記のような用途で使えるカセットコンロとボンベのセットは、1家に1台必須といえます。

・お米を炊く

・お湯を沸かす

・レトルト食品を加熱する

主に調理の用途で活躍しますが、他にも沸かしたお湯を湯たんぽに入れ暖を取るなどして活用できます。カセットコンロは普段使いできるので、10本程度のボンベとともに保管しておくのがおすすめです。

また、大容量のポータブル電源を用意しておけば、カセットコンロ・ボンベがなくても、電気ケトルや炊飯器を使えます

⑤電気を使わない暖房器具

停電時はエアコンなどの暖房が使えないため、低体温症を引き起こすリスクが大きく高まります。下記のような電気を使わない暖房器具を用意しておきましょう。

・石油ストーブ

・ガスストーブ

石油・ガスストーブは電気がなくても燃料さえあれば使えます。ただし地震により点灯して火災が起きては元も子もないので、安全性の高い製品選びに注意しましょう。また、排気ガスがあるので、室内で使用する際は、定期的に換気も行いましょう。

また、排気ガスのないポータブル電源があれば、電気毛布やヒーターなどの暖房器具を使えるので、安全に寒さ対策を取れるのでおすすめです。

⑥使い捨てカイロ

使い捨てカイロの用意も忘れずに。カイロがあるだけでも低体温症のリスクは大きく下がります。一般的な使い捨てカイロの使用期限は2~5年程度となっているので「今年と来年使う分」をストックしておけば災害時も安心です。へその下や肩甲骨の下に貼ると、より大きな効果が期待できるので覚えておきましょう。

⑦LEDライト

停電中は夕方から世界が真っ暗になってしまうので、LEDライトなどの照明機器も必須です。火を使うろうそくやマッチは、転倒による引火のリスクがあるのでNG。充電して使えるLEDライトがおすすめです。

⑧救急用品

大雪の際には交通網がマヒし、絆創膏ひとつ買いに行けない事態も起こり得ます。ちょっとした切り傷でも放置すれば雑菌が繁殖して悪化する可能性があるので、消毒液やガーゼ・絆創膏などの救急用品も必須といえるでしょう。

⑨携帯トイレ

停電時には水道のポンプも止まってしまうため、携帯トイレの用意も必須となります。1日5個は使うと考えて、3日分の「人数×15個」を最低限用意しておきましょう。なお携帯トイレは生ごみやその他の汚物の処理にも使えるので、多めに用意しておいて損はありません。

⑩ラジオ

情報を収集する手段としてラジオも用意しておきましょう。スマホの充電を維持できればインターネットでも情報は集められますが、まれに電波塔の破損により通信障害が起きる場合があります。情報収集の手段は複数持っておくと安心です。

大雪による停電への備えにはポータブル電源が最強

大雪による停電への備えにはポータブル電源が最強

下記3つの理由から大雪による停電への備えには、大容量・高出力でコンセントの穴も用意された蓄電池「ポータブル電源」といえるでしょう。

スマホの充電・暖房・ライト・調理まで1台で完結

ソーラーパネルで繰り返し充電して使える

車内や避難所でも使える

それぞれ詳しく解説します。

ポータブル電源が最強な理由①:スマホの充電・暖房・ライト・調理まで1台で完結

大容量でACコンセントの穴があるポータブル電源なら、スマホの充電はもちろん暖房からライトまで停電時に使いたい家電をほとんど動かせます。たとえばポータブル電源「Jackery Solar Generator 2000 Plus」なら、50~60Wの電気毛布を約30時間利用可能。震えながら極寒の夜を過ごす心配はありません。

LEDライトに充電できるのはもちろん、ポータブル電源本体にもライトが搭載されているため1台で全てが完結します。ポータブル電源を用意しておけば、大雪の停電時の悩みの多くは解決するでしょう。

また、ポータブル電源は、炊飯器や電子レンジ、電気ケトル等の調理家電も稼働できるので、大雪による停電が発生しても、暖かい料理が食べられまます。

ポータブル電源が最強な理由②:ソーラーパネルで繰り返し充電して使える

ポータブル電源のほとんどは、ソーラーパネルで日中充電しておけば繰り返し使えます。大雪の降る季節は太陽が雲に隠れがちですが、実は曇りの日でも日光はすり抜けるので充電は可能です(ただし効率は10~25%程度に落ちるといわれています)。

大雪による停電が長期化しても、太陽光発電でポータブル電源に充電できるので、最低限のスマホの充電や電気毛布の使用は行えます。「ポータブル電源&ソーラーパネル」があるかないかで、停電時の安心感は格段に変わるでしょう。

ポータブル電源が最強な理由③:車内や避難所でも使える

ポータブル電源は持ち運びが可能なため、車内や避難所などの環境でも使えます。特に大雪時は道路のトラブルや事故により渋滞が発生しやすいため、ポータブル電源を車内に備えておけば安心です。

もし車のマフラーが雪に隠れても、ポータブル電源があればエンジンを止めたまま電気毛布等の暖房が使えます。JAFの実験によれば、マフラーが雪に埋もれたままエンジンをかけると、約22分で車内の一酸化炭素濃度が致死量の1,000ppmになると分かりました。

参考:JAF「雪で埋まった場合の一酸化炭素中毒の危険性とは?

ポータブル電源を携帯しておけば、緊急事態発生時の安心感は抜群です。ぜひ車に備えておきましょう。

※氷点下10℃未満での保管・使用は推奨されていないため、極端に寒い日は自宅での保管をおすすめします。

大雪による停電への備えに最適なポータブル電源4選

大雪による停電への備えに最適なポータブル電源4選

大雪による停電への備えに最適な「ソーラーパネルとセットのポータブル電源」を4モデルピックアップしました。Jackery(ジャクリ)の製品はすべて防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得しており、災害時にも安心して使えるレベルの品質が保証されています。

さらに他社製品よりもコンパクトで持ち運びやすく、多くのユーザーから人気で販売実績は300万台以上にのぼります。ぜひ気に入ったモデルを選んで、大雪による停電へしっかり備えておきましょう

●Jackery Solar Generator 3000 Pro|ジャクリソーラージェネレーター3000プロ

Jackery Solar Generator 3000 Proは、3,024Whの容量を備えた最高クラスのポータブル電源です。1,200Wの電子レンジを2時間以上動かしても問題ない容量で、大雪による停電時にも温かいご飯を食べられます。もちろん電気毛布やヒーターなどで暖を取るのもOKです。

同クラスの市場製品と比較し約30%も小型化・軽量化しており、さらにキャスター付きで持ち運びもラクラク。自宅はもちろん、避難所に行くことになっても手軽に持ち運べるでしょう。電子レンジをはじめとする、消費電力の大きい家電を動かして普段に近い生活がしたい人におすすめします。

製品名 Jackery Solar Generator 1500 Pro

容量

3,024Wh

定格出力

3,000W/正弦波(最大瞬間出力:6,000W)

出力ポート数

ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2.8時間
ソーラー充電:最速3時間
シガーアダプター:35時間

寿命/サイクル数

2,000回のサイクル数
(2,000回充放電後も初期容量の70%を維持)

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 2000 Plus|10年以上長持ちするポータブル電源

Jackery Solar Generator 2000 Plus最新のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを内蔵し、10年以上の長寿命化を実現したポータブル電源です。普段使いしなくても、定期的に充電して備えておけば停電時に引っ張り出して使えます。

容量は2,042Whで、電気毛布なら30時間以上使用可能。「拡張バッテリー」を購入すれば、最大で12,000Whまで容量を増やせます。試してみて「ちょっと家族で使うには足りないかも?」と感じたら、もう1台買わずに拡張バッテリーで安く補えるのがポイントです。安く長持ちするポータブル電源が欲しい人は「Jackery Solar Generator 2000 Plus」を選びましょう。

製品名 Jackery ポータブル電源 2000 Plus

容量

2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能)

定格出力

3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W)

出力ポート数

ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速2時間
シガーアダプター:25時間

寿命/サイクル数

約4000回サイクル
※4,000回サイクル放充電後も工場出荷時の容量の70%以上をキープできます。

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 1500 Pro|トップクラスの安全性を誇る1台

Jackery Solar Generator 1500 Proは、数あるポータブル電源の中でも高い安全性を実現した1台です。0.9mの高さから3度落下させても問題ない耐衝撃設計で、業界でもトップクラスの安全性を誇ります。大雪による停電だけでなく、大地震などの災害対策にもおすすめです。

1,512Whの容量と1,800Wの高出力を誇り、スマホの充電はもちろん電子レンジや炊飯器、電気毛布など停電時に役立つ家電は一通り使えます。もちろんLEDライトを搭載しているため、災害時には電源のみならず簡易照明としても活用可能。まさに「災害対策」に適したモデルといえるでしょう。

製品名 Jackery Solar Generator 1500 Pro

容量

1512Wh

定格出力

1800W/正弦波(最大瞬間出力:3600W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

充電時間

AC充電:2時間
ソーラー充電:最速1.8時間
シガーアダプター:16.5時間

保証期間

5年間

●Jackery Solar Generator 1000 Plus|1~2人世帯の非常用電源に最適

Jackery Solar Generator 1000 Plusは、1~2人世帯の非常用電源に最適なモデルです。容量はここまで紹介した3モデルより少なめの1,264Whですが、2,000Wの高出力を誇り電子レンジやヒーターも動かせます

「人数が少ないからたくさんの容量がいらないけど、停電時に電子レンジで温かいご飯が食べられると嬉しい」というニーズにぴったりはまるのがこの1台。もし容量が足りなかったら、拡張バッテリーで最大5,000Whまで増やせますリーズナブルながらバッチリ大雪による停電へ対策できる「Jackery Solar Generator 1000 Plus」をぜひ用意しておきましょう。

製品名 Jackeryポータブル電源1000Pro

容量

1264Wh(5kWhまで拡張可能)

定格出力

2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W)

出力ポート数

ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4

満充電時間

AC充電:1.7時間
ソーラー充電:最速4.5時間
シガーアダプター:7時間

寿命

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用
4000サイクル数(10年以上使える)

保証期間

5年間

まとめ

ほぼ毎年どこかで大規模な停電が起きている大雪大国の日本では、大雪による停電への備えは必須といえます。特に復旧が遅れやすい山間部在住の方は、しっかりと準備をしておく必要があるでしょう。

停電中の最大の問題である「暖房が使えない」問題は、ポータブル電源があれば解決します。ぜひ「Jackery Solar Generator」シリーズからお好みのモデルを選んでみましょう。