ポータブル電源は防災に必要?災害時の使い方と事前の準備をご紹介
アウトドアなどの屋外空間で活躍するポータブル電源。持っていればキャンプや車中泊が快適になること間違いなしです。しかし、なかには「ポータブル電源は防災に必要か?」「防災にはどこのポータブル電源がおすすめ?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、防災にポータブル電源の必要性、災害時の事前準備やポータブル電源の使い方、注意事項を詳しくご紹介いたします。ぜひご参考下さい。
ポータブル電源は防災に必要か?
ポータブル電源とは、本体に電気を充電しておくことで、いつでも家電に電力を供給できる持ち運びできる給電アイテムで、緊急の避難時にも持っておくと便利な防災アイテムです。ポータブル電源が防災に必要な理由は以下の3つです。
①電子機器が利用できる
②スマホが充電できる
③外でも使える
こちらの3つの理由をそれぞれ詳しく紹介します。
①様々な電化製品が利用できる
ポータブル電源を使うことで、様々な電化製品が利用できます。ポータブル電源に蓄えた電源にはAC出力ポートが付いているため、ACコンセントを使う様々な電化製品に電力を供給できます。電子レンジや冷蔵庫、扇風機やストーブも動かせます。
そのため、災害による緊急停電の場合、急にブレーカーが落ちた場合でも、ポータブル電源があれば安心して家電を使えるので心強いです。持っているだけで、災害時に電子機器を動かせる安心感が得られるので、防災に必要不可欠なアイテムと言えるでしょう。
②スマホやタブレットなどUSB充電できる
スマホが充電できるのも、ポータブル電源のポイントのひとつです。特に地震や洪水などの緊急災害時に活躍してくれます。災害時前のタイミングで、スマホの充電を満タンにできるとは限りません。場合によっては、充電がない時に災害が起きてしまう可能性もあります。そんな時にポータブル電源と充電器を準備しておけば、スマホを充電できます。緊急の連絡をしたい際に、活躍してくれるでしょう。
また、大容量のポータブル電源を購入すれば、数十回スマホに電力を供給できますので、電源切れによる通信問題のご心配がありません。
③外でも使える
ポータブル電源は、屋外でも動かせるのが魅力です。蓄えた電力をAC電源として出力できるので、コンセントが用意されていない屋外や避難所でも、家電に電力を供給できます。
緊急災害時には、家を出ないといけない場合もあります。そうすると、さまざまな電子機器が使用できなくなってしまうでしょう。そんな時でもポータブル電源があれば、スマホや電気ポットなどに電力を供給できます。その場を凌ぐために必要なアイテムなので、必ず準備しておきましょう。
ポータブル電源の防災の準備
ポータブル電源の防災の準備は以下の3点です。
- ①充電をする
- ②カバンを準備する
- ③ソーラーパネルを購入する
上記3つのポイントが大切です。ここからは、ポイントの詳細について紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
①ポータブル電源に充電をする
ポータブル電源は、最初に充電をする必要があります。そもそも扱える電気が蓄えられていないと、電子機器に電力を供給できません。災害時には停電の恐れがあるため、手遅れになってしまう可能性があります。いざという時に使えるようにするために、事前に充電しておくと良いです。本体を100%の状態に充電しておけば、安心して利用できます。もし、ポータブル電源を使う機会があったら、その後に充電をするクセをつけておくと良いでしょう。
②カバンを準備する
カバンも準備しておくと良いです。緊急災害で避難をする際には、ポータブル電源を持っていかないといけません。そのままの状態で持ち運ぶと、落としたり、手が疲れたりする場合もあるでしょう。破損や故障の原因に繋がってしまう恐れもあるので、おすすめしにくいです。そんな時にカバンを準備しておけば、ポータブル電源を収納して運搬できます。傷や破損を防げるだけでなく、持ち運びやすくもなるのでおすすめです。収納力に長けたポケットが多くあるカバンや、大容量のカバンを選ぶと、安心して持ち運ぶことができます。
③ソーラーパネルを購入する
ソーラーパネルを購入しておくのも、ひとつの手です。ポータブル電源のモデルにもよりますが、ソーラーパネルから給電できます。晴れている日であれば、屋外でも充電することができるのです。自宅で充電ができない場合でも使えるので、準備しておくと良いですね。
ただし、メーカーによって、対応しているソーラーパネルが変わります。また、接続端子も変わってくるので、よく確認してから購入するようにしましょう。
ポータブル電源災害時の使い方と注意事項
ポータブル電源には、災害時の使い方のポイントが存在します。その災害時の使い方のポイントと注意点は以下です。
- ①必要な電子機器にのみ使う
- ②ソーラーパネルと併用する
- ③雨に注意する
- ➃保管場所に注意する
こちらの3つのポイントを以下で詳しく解説します。災害時に正しい使い方をするために、確認しておくようにしましょう。
①必要な電子機器にのみ使う
災害時には、ポータブル電源を必要な電子機器にのみ使ってください。本体に蓄えておける電力に限りがあるからです。もし、消費電力の高い冷蔵庫や電子レンジに使ってしまうと、充電が大きく減ってしまいます。小容量のポータブル電源の場合、すぐに充電がなくなってしまうでしょう。
ですので、緊急災害時には、生活に必要な家電やスマホの充電にのみ使うのが好ましいです。必要じゃない電子機器に使って、貴重な充電を減らさないように気をつけてください。
②ソーラーパネルと併用する
ポータブル電源を使う際は、ソーラーパネルと併用すると良いです。ポータブル電源の電力が使い切って、災害で停電などにより充電ができない状態でも、太陽光発電を利用してポータブル電源に充電できます。太陽光発電により、災害による長期間の停電も乗り越えられます。
また、複数のソーラーパネルを同時に使えるポータブル電源もあります。素早く充電ができるため、こちらの点も確認しておくと良いです。ポータブル電源のメーカーが推奨しているソーラーパネルを同時に購入するようにしましょう。
③雨に注意する
ポータブル電源を使用する際には、雨に注意する必要があります。メーカーから発売されているポータブル電源は防水できない場合があります。また、本体に防水機能があっても、接続口は防水仕様になっていません。
そのため、ポータブル電源電源の接続ポートに雨が付着したり、内部に侵入したりしてしまうと、破損や故障をしてしまう場合があります。家ではもちろん、屋外へ持ち運ぶ時には、特に気をつけなければいけません。専用のケースに入れたり、袋を被せたりして、ポータブル電源を雨から守るようにしましょう。
③保管場所に注意する
防災のためにポータブル電源を準備する場合は、保管場所に気をつけてください。押し入れや倉庫など、どこにしまったか分からない場所に保管してしまうと、いざという時に使えません。
また、温度が上昇したり、寒かったりする場所に保管してしまうと、故障の原因に繋がる可能性もあります。災害時や避難時に取り出しやすい場所且つ、風通しの良い場所に保管しておくと良いです。緊急でポータブル電源が必要な時に、すぐに持ち運んだり、使えたりできるようになります。
防災におすすめのポータブル電源
数あるポータブル電源のメーカーの中でも、防災にはJackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。その理由は以下の5つになります。
●一般社団法人防災安全協会の認定を取得
●幅広い家電に給電できる
●ソーラーパネルで充電できる
●高い安全性・品質
●充実したアフターサービス
上記5つの理由をそれぞれ具体的に紹介します。防災に役立つポータブル電源の購入を検討している方は、最後までチェックしてみてください。
●一般社団法人防災安全協会の認定を取得
Jackeryポータブル電源・ソーラーパネル各機種は、全部日本一般社団法人防災安全協会の推奨品認証を取得できています。災害時に、有効に活用でき安全と認められる製品に対して、「防災製品等推奨品マーク」が授与されます。
評価基準は、防災製品のうち、一般備蓄品は原則として、製品サンプルと品質の安全性・耐久性・劣化等の使用期限、該当する公的な検査機関等の報告書(有・無)を提出する上で、防災分野で、緊急時に有効に活用でき、安全・安心できるガイドラインに基づき、消防、防災、 災害医療、非常食、製品技術、消費者等の分野から専門的な有識者により厳しく審査れます。
そのため、防災向けポータブル電源を購入するなら、防災推奨マークを取得できたJackeryを選ぶと、品質と安全性を保証できます。
●幅広い家電に給電できる
防災にJackery(ジャクリ)ポータブル電源をおすすめする理由は、さまざまな出力方法に対応している点です。あらゆる電子機器に電力を供給できる仕様になっています。災害時には、新たな変換器や接続機を購入している暇はありません。できるだけ迅速な給電が求められます。Jackeryのポータブル電源には、ACコンセントやUSB-C(機種による)、USB-A、シガーソケットと4つの出力方法があります。これにより、変換器などがなくても、そのまま差し込んで充電できるのです。万が一災害が起きた場合でも、安心して使えるでしょう。
Jackeryの商品には、大容量モデルの「ポータブル電源 2000 Pro」や「ポータブル電源 1500」などのアイテムがラインナップ。容量や定格出力が高いので、停電時に使いたい冷蔵庫や電子レンジなどの家電も動かせます。
ちなみに容量とは、電力の量を表す言葉で、Wh(ワットアワー)という数値で表します。Wは(消費電力)hは(時間)を意味する言葉です。例えば、容量が1000Whならば、消費電力が100Wの電子機器を1時間動かせるという計算になります。容量が多ければ多いほど、電子機器を長く利用できるのです。
以下にJackery全機種ポータブル電源の出力方法、容量と定格出力詳細を記載しているので、参考にしてみてください。
製品 |
容量 |
定格出力 |
出力方法 |
241.9Wh |
200W |
ACコンセント×1 シガーソケット×1 |
|
403Wh |
200W |
ACコンセント×1 USB-A×2 シガーソケット×1 |
|
708Wh |
500W |
ACコンセント×2 USB-A×2 USB-C×1 シガーソケット×1 |
|
1002Wh |
1000W |
ACコンセント×3 USB-A×1 USB-C×2 シガーソケット×1 |
|
1002Wh |
1000W |
ACコンセント×3 USB-A×2 USB-C×2 シガーソケット×1 |
|
1264Wh(最大5KWhまで拡張できる) |
2000W |
ACコンセント×3 USB-A×2 USB-C×2 シガーソケット×1 |
|
1534Wh |
1800W |
ACコンセント×3 USB-A×2 USB-C×1 シガーソケット×1 |
|
1512Wh |
1800W |
ACコンセント×3 USB-A出力×2 シガーソケット×1 |
|
2160Wh |
2200W |
ACコンセント×3 USB-A×2 USB-C×2 シガーソケット×1 |
|
2042Wh(最大12KWhまで拡張できる) |
3000W |
ACコンセント×5 USB-A×2 USB-C×2 シガーソケット×1 |
|
3024Wh |
3000W |
ACコンセント×5 USB-A×2 USB-C×2 シガーソケット×1 |
●ソーラーパネル太陽光発電で充電できる
ソーラーパネルを利用した太陽光発電で充電できるのも、Jackeryポータブル電源の魅力です。Jackeryから発売されているソーラーパネルを使うことにより、設置工事必要なく、簡単に太陽光発電でポータブル電源に電力を蓄えられます。
災害時には、停電して電気の供給がストップする可能性もあります。そのような状況でも電力の使い切ったポータブル電源に充電できるので、数日間の停電でも安心できます。
●高い安全性と品質を持つ
高い安全性と品質を持つのもJackeryのおすすめポイントです。お客様が安心して使えるような工夫と技術がふんだんに盛り込まれています。
まず、安全性の高いリチウムイオン電池が使用されている点です。耐久性に優れていて、ニッケルカドミウムの2倍使用することができます。通常の電池が使用されているポータブル電源と比較して、長く扱えるのです。
また、Jackeryのポータブル電源には「BMS(バッテリーマネジメントシステム)」と「NCM制御機能」が搭載されており、過充電保護、過電流保護、過放電保護、短絡保護、温度保護を行ってくれます。これらは流れている電圧や本体の温度を感知して、必要な場合に充電停止や放電停止にしてくれる機能です。万が一のトラブルを防いでくれるので、安心して使えますね。
さらにJackeryは、全機種に防災マークとPSEマークがついています。この防災マークは、消費者から防災性の性能が評価されて与えられる称号です。PSEマークは、電化製品の安全のために設けられた「電気用品安全法」の基準に合格したものに与えられるマークです。厳しい基準をクリアしていることから、第三者の方からでも安全性が伺えます。
このように安全性が確保されているので、災害時の二次被害を防ぐことができるでしょう。
●アフターサービスも受けられる
Jackeryでポータブル電源を購入すると、アフターサービスも受けられます。商品に不具合やトラブルが生じた場合の対応が可能です。商品を購入してから7日間は、返品期間があります。この期間内に不具合や故障がみられた場合には、新品と取り替えることができるのです。
また、当社に原因がある場合の商品交換は、商品到着後の2年以内まで対応させていただきます。
Jackeryは、カスタマーサポートも充実しています。お客様が商品の疑問について質問できるサービスです。メーカーから直接対応しますので、安心してお使いいただけます。気になる点があれば、当社にチャットや電話でご連絡ください。
●災害の停電時におすすめのポータブル電源ソーラーパネルセット製品
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まとめ
緊急の災害時に必要とされるポータブル電源。防災の準備として、ポータブル電源を持っておくことで、日々の生活に安心感が生まれます。実際に停電をした際には、本体に蓄えられている電力を供給できるので、必要な電子機器を問題なく動かすことが可能です。この際に、大容量且つ定格出力の高いポータブル電源を選んでおくと安心できますね。
Jackeryのポータブル電源には、さまざま機種がラインナップされており、大容量モデルのアイテムもあります。停電で止まってしまった冷蔵庫や電子レンジ、エアコンなどの家電も動かせるので、一台持っておくと便利です。さらにJackeryは、全機種に防災マークとPSEマークがついています。安全性が認められている商品なので、安心して使えるアイテムです。
今回の記事を確認し、防災のためにポータブル電源を準備したい方は、Jackeryの商品の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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