台風の停電対策に備えるべきグッズ10選!停電事例や季節別の対策も紹介

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大規模な台風が発生すると、停電が長期化するケースも少なくありません。2019年に発生した房総半島台⾵(台⾵第15号)は、最大瞬間風速57.5メートルの記録的な暴風雨となり、停電が復旧するまで最大16日間もかかりました。(参考:東京電力ホールディングス株式会社 

そこで日頃から防災グッズを備えることや停電対策をすることが大切です。今回は台風の停電対策に備えるべきグッズ10選と、停電事例や季節別の対策も紹介します。

目次

1.台風で停電が起きるのはなぜ?対策が必要な理由

 

台風で停電が起きる主な要因は、倒木による電柱の倒壊や飛来物による送電線の切断です。停電が起きると、復旧までに長期化する可能性があります。家族や友達の命を繋ぐために、十分な量の備蓄品を準備する対策が必要です。 

たとえば、沖縄県に大きな被害をもたらした令和5年の台風第6号では、復旧まで最大7日間もかかりました。 

参考:経済産業省 

万が一の停電に備えて日頃からグッズリストを確認し、準備しておきましょう。

2.台風の停電対策に備えるべきグッズリスト10選

 

台風の停電対策に備えるべきグッズリスト

ここでは、台風の停電対策に備えるべきグッズリストを10個紹介します。 

グッズリスト

目安量

飲料水

1人当たり:1日3Lを最低3日分以上

食料

1人当たり:缶詰やパンなど最低3日分以上

ポータブル電源

出力1,000W以上・容量1,000Wh以上

懐中電灯

1人当たり:1個

携帯ラジオ

1世帯あたり:1台

使い捨てカイロ

1人当たり:2〜4枚

小型扇風機

1世帯あたり:1台

1人当たり:3日〜7日分

軍手

1世帯あたり:人数分

簡易トイレ

1世帯あたり:3日〜7日分

台風の停電に備えて上記のグッズリストを確認しましょう。厚生労働省が2019年に行った「令和元年 国民健康 栄養調査」では、災害時に備えて飲料水・非常用食品を用意している世帯は53.8%です。 特に水と食料は命を繋ぐのに必要不可欠なため、最低3日分以上をストックしてください。

参考:災害に備えた食品の備蓄に関する実態調査  

台風の規模によっては、「電力・水道・ガス」などのライフラインが全て止まります。そこで調理家電を動かせる非常用電源の「大容量ポータブル電源」を備えると、スマホを充電して家族に安否確認ができるほか、扇風機やエアコンを動かして夏の台風停電による暑さ対策を取ることも可能です。 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源なら、災害時に有効活用でき、安全性の高い製品のみ認められる「防災製品等推奨品マーク」を取得できるので、おすすめです。

関連記事:防災におすすめの非常用電源一覧

3.【過去の事例】台風の停電対策は長期間を想定しよう!

 
台風の規模や被害状況によっては、停電の復旧まで長期化する恐れがあります。停電対策をする際は長期間を想定しましょう。ここでは、台風によって発生した過去の停電事例を2つ紹介します。

①:令和元年房総半島台風(ぼうそうはんとう)

令和元年の房総半島台⾵(台⾵第15号)は、倒木の処理に時間がかかったことで、停電の復旧作業が最大16日間まで長期化しています。 

参考:東京電力ホールディングス株式会社

台風が強い勢力を保ったまま上陸した千葉市の最大瞬間風速は、57.5メートル(観測史上1位)です。記録的な暴⾵によって、送電線の鉄塔や電柱の倒壊、倒⽊や⾶散物による配電設備の故障などが発⽣し、最⼤約934,900戸の⼤規模な停電となりました。 

参考:内閣府防災情報

②:令和5年台風第6号(沖縄県)

令和5年に発生した台風第6号は、最大瞬間風速が50メートルを超える地点もあり、最長停電時間が166時間53分(約7日間)となっています。沖縄県の総戸数633,670戸のうち、最大215,800戸(停電率34%)が停電となりました。

参考:経済産業省 

時期は真夏の8月だったこともあり、自宅のクーラーが止まると心配なのが熱中症です。部屋の温度が30度近くまで上がっていた場所もありました。事前にタオルや、うちわなどを準備して体温を下げることが命を繋ぐために重要です。

4.【季節別】台風の停電による暑さ対策と寒さ対策

 

ポータブル電源

台風の停電対策に行うことを季節別に3つ解説します。

●夏はタオルやうちわを用意する

熱中症の主な原因は、体温の上昇です。夏はタオルやうちわを用意して体温を下げると、熱中症対策に効果が期待できるでしょう。 

さらに、あらかじめお風呂に水をはっておくと、タオルを濡らしたり水を浴びたりして体を冷やすことができます。熱中症対策だけでなく、汗を流してサッパリするのにもおすすめです。

●冬はカイロや毛布を用意する

冬はカイロや毛布を用意すると、低体温症対策に効果的です。停電時に電気を使うことなく全身をあたたかく包んでくれます。真冬の夜に「寒さで震えて眠れない...。」といったことはないでしょう。 

秋や冬の台風停電対策に、ネット通販・近くのお店でカイロや毛布を備えてみてください。

●ポータブル電源を用意する

夏と冬の体温管理で活躍できるアイテムとして、ポータブル電源を用意するのがおすすめです。ポータブル電源とは、モバイルバッテリーよりも大容量で、消費電力の高い家電(エアコンや扇風機、調理家電など)にAC電力を給電できる可搬型蓄電池のことです。 

たとえば、台風による停電時、エアコン、扇風機や電気毛布を動かせば、季節を問わず熱中症や低体温症を防げるでしょう。さらにソーラーパネルをあわせて導入すれば、台風による停電が長期化しても、太陽光で電源を確保可能です。 

自分と家族の命を守りたい方は、家庭に1台備えてみてください。

5.台風の停電対策にポータブル電源を備えるべき4つの理由

 

災害の停電で役立つ小型ポータブル電源

台風の停電対策にポータブル電源を備えるべき4つの理由を紹介します。

①冷蔵庫を動かせる


ポータブル電源を備えると、モバイルバッテリーでは動かせない冷蔵庫を動かせます。1,000Wh以上の容量なら、まる1日冷蔵庫を動かすことが可能です。 

男女計400名を対象として2022年4月4日〜5日に実施された「節電に関するアンケート」では、停電に困るものランキング1位が「冷蔵庫が使えない(46.3%)」となっていました。 

参考:PRTIMES 

Jackery ポータブル電源 2000 Plusなら、2,042Whの大容量で冷蔵庫(1時間あたりの平均消費電力300W)を約3.1時間~70時間(モードにより異なる)稼働できます。

②室内でも安全に利用できる


非常用電源として、ポータブル電源は騒音や排気ガスの問題がなく、避難所や自宅の庭でも気兼ねなく使えます。対してガソリンなどの燃料で動かす発電機は、約70〜100dBと稼働音が大きく、排気ガスには毒性の強い「一酸化炭素」が含まれています。 

Jakery(ジャクリ)の ポータブル電源なら、30dB~50dBと「静かな住宅地」ほどの静音レベルです。動力が電気なので排気ガスはなく、一酸化炭素中毒になる危険性もありません。 

③停電が長引いてもソーラーパネルで繰り返し充電できる


ポータブル電源はソーラーパネルとセットで使えば、日中に太陽光発電で繰り返し充電できます。台風により停電が長引いても安心です。対して一般的なモバイルバッテリーはUSBやコンセントから充電する必要があるため、災害時に繰り返し使用できません。 

なおソーラーパネルの見た目はどれも同じですが、製品によって太陽光エネルギーの変換効率が異なります。一般的なソーラーパネルの変換効率は20%ほどです。一方でJackeryのソーラーパネルなら、エネルギー変換効率が25%と業界最高レベルを誇っています。太陽の光が少ない曇りの日でも効率的な充電が可能です。 

効率的に繰り返し充電できるハイスペックモデルを求めている方は、Jackeryのポータブル電源・ソーラーパネルのセットJackery Solar Generator」がおすすめです。

④コンパクトでどこにも持ち運びできる


据付型の蓄電池と異なり、コンパクトで作られているポータブル電源は避難所やアウトドアなどどこへもお手軽に持っていけます。 避難所にポータブル電源を持ち込むと以下のことができます。

・スマホを充電して連絡ができる

・携帯ラジオを動かして情報が得られる

・電気毛布を動かしてあたたまれる

・手持ち扇風機を動かして涼しくなれる 

避難所で家電を動かせない場合、暑さや寒さが厳しくて眠れないこともあるでしょう。そこでポータブル電源を使うと電気毛布であたたまれたり、手持ち扇風機を動かして体温を下げられます。 

Jackeryのポータブル電源とソーラーパネルは軽量設計で力に不安のある女性の方でも持ち運びがラクラクです。

6.台風の停電対策に備えるポータブル電源おすすめ3選

 

台風の停電対策に備えるポータブル電源おすすめ3選


Jackeryのポータブル電源には、12年間で全世界400万台以上の「ソーラーパネル・ポータブル電源」を販売した実績があります。また災害時に有効的に活用できる安全な商品のみ認められる「防災製品等推奨品認証」を取得済みです。 

ここでは、台風の停電対策に備えるポータブル電源製品を3つ紹介します。

●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット

大きな台風で長期間停電しても安心な容量 

 

●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット

家にある一般的な家電はすべて稼働OK 

 

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

避難所に手軽に持ち運べる軽量モデル

 

7.台風は停電以外に安全対策必須!家の中・外でやるべき備え6選

 

停電対策以外に台風防災に向けて取るべき行動は以下のとおりです。 

家の中・外でやるべき備え

理由

室内の家具に補強用具で固定する

暴風によって室内の物が倒れないように、かなづちや釘、板などの補強用具で家具を固定します。

必要なものを準備する

被害状況によっては長時間外出が困難になるケースがあるので、食べ物や水など必要なものを準備しておきます。

避難経路を確保する

自治体が提供するハザードマップなどで、避難経路を確認できます。

物が飛ばされないように固定する

ベランダに置いてある物干し竿や植木鉢などは、ロープで固定をして飛ばされないようにします。飛来物がガラスに直撃すると、破片が散乱して危険です。

屋根や板塀が壊れないように補強する

屋根の瓦や庭の板塀が壊れたり倒れたりすると、被害が拡大しやすい傾向です。

水の流れをよくする

側溝などの水が流れるところが木の枝や葉っぱ、土で詰まらないように取り除きます。

停電以外の安全対策も確認し台風の被害を最小限に抑えましょう。

関連記事:意外と知らない素朴な疑問「台風とは?」被害に巻き込まれない行動と対策

まとめ

大規模な台風によって停電が長期化したときも、家族や友達の命を繋ぐために十分な量の備蓄品を用意しておく防災対策が必要です。 

台風による停電対策には家電を動かせる「ポータブル電源」の導入がおすすめです。Jackery(ジャクリ)は12年間で全世界400万台以上の「ソーラーパネル・ポータブル電源」を販売した実績があります。停電が長引いてもソーラーパネルで繰り返し充電可能です。 

どれにするか悩んでいる方は圧倒的な実績で安心できる、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになった「Jackery Solar Generator」を選んでみてください。

関連記事:台風の日の過ごし方9選!絶対引きこもる日を有意義に使おう

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