地震から身を守るために!キッチンに必要な地震対策7選

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キッチンが地震が起きた際の影響が大きな場所とわかっていても、具体的な地震対策を行っていない方は多いのではないでしょうか。キッチンには食器や刃物などがあり地震の際の危険が多く潜んでいます。

 

本記事では地震から身を守るために必要なキッチンの地震対策から地震時に必要となるアイテムまで紹介するので参考にしてみてください。

目次

1.地震がもたらす自宅への影響とは?

 

地震がもたらす自宅への影響

大規模の地震は普段の生活を一変させるほどの影響力があります。地震による影響の主だった内容を次の項で解説します。

●建物構造への影響

日本の建築物件は耐震基準が幾度と改正が行われており、特に2000年に改正された新基準に基づく建築物は高い耐震性能を誇ります。しかしながら、建物が倒壊や崩壊を避けるための基準であり、建物へのダメージは多少なりとも考えられます。 

建築時期により建物の耐震基準が異なるため自宅がどの基準で建てられているのかを知るのは安全確保に繋がります。

●家具の転倒

大きな地震となれば、家具が転倒するリスクがあります。倒れてきた家具で怪我をすることや、地震で家具が動くことで二次災害につながるケースもあります。家具が移動、転倒することで避難導線を塞ぐことや、倒れた家具により宅内機器の破損で電気のショートやガス漏れが発生し、火災につながる場合があります。 

地震時の危険を減らすためにも大きな家具や重い家具ほど固定しておくのがおすすめです。また、キャスター付きの家具も移動する危険が高いため地震で動かないような対策をしておきましょう。

●ガラスの破損

地震が起きた際に危険なものの一つにガラスが挙げられます。建物の歪みや家具の転倒で窓ガラスが割れることがありますが、割れた鋭利なガラス片による怪我の危険が考えられます。 

飛散したガラスが避難経路を邪魔することもあるため、室内用の履物を用意しておくと安心です。 

また、地震時にはガラスが割れないようにする工夫と割れてもガラスが飛散しないような工夫を施すようにしましょう。窓ガラスが割れる対策としては飛散防止のフィルムなどがあるので利用するのも良いでしょう。

●ライフラインの断絶

地震がライフラインへ影響を及ぼすことが考えられます。ライフラインが止まることは、日常生活に最も影響を与える要因となります。ライフラインが止まってしまった際に復旧まで時間がかかることが少なくないため、電気、ガス、水道それぞれが止まってもいいような事前の備えをしておきましょう。

●火災の発生

地震の二次被害として火災のリスクに備える必要があります。地震の揺れにより電化製品の配線が損傷し出火したり、ガス漏れが原因の出火、暖房器具の転倒による出火など出火原因は様々です。 

地震による火災の対策としては、以下の3点に注意しておきましょう。

・モノが動かないようにする

・不用意に火を使わない

・停電した場合にはブレーカーを落とす

●健康への影響

地震では転倒してきた家具による怪我など、直接的な身体への影響以外にも様々な身体への影響をもたらします。 

地震のように強いストレスを受けることで心的外傷のような精神的な影響をもたらす場合や、地震後に普段の生活とは異なる生活習慣となることで健康被害が起きるなど様々です。 

非常時になってからの不安を少しでも和らげるためにも、事前の対策を万全にしておくように心がけましょう。 

2.身を守るためにも必要なキッチンの地震対策

 

身を守るためにも必要なキッチンの地震対策

キッチンには食器棚やガラスをはじめとしたワレモノ、重たい家電など地震の際には危険を伴うものが多くあります。適切な対策の助けとなるようにキッチンの地震対策を次で解説します。 

必要になる地震対策は以下の3点に注目して行いましょう。 

●食器を守る対策

地震時に食器を守る対策は、キッチンに怪我の原因を作らないことに繋がります。

▲食器の保管方法

食器を保管する際には滑り止めのシートなどを利用し棚の中で食器が動きにくいようにします。重い食器ほど下の方に保管するように心がけ、食器を重ねて保管する場合は同じ形状のものだけを重ねるように注意しましょう。 

普段使わない食器がある場合は、箱に入れて別途収納しておくなど不要な食器を置かないことも効果的です。

▲食器棚の利用方法

食器棚自体が倒れることを防ぐために、壁や天井に固定するのが大切です。また、揺れの影響が少なくなるように食器棚の上に重たいものを置かないように注意しましょう。また、食器棚の扉が地震で開かないように「耐震ラッチ」と呼ばれる補助具を使用するとより安心です。 

また、食器棚の扉にガラスがある場合は飛散防止用のフィルムを張っておくと、ガラスが割れた際の危険が減ります。 

●家具・家電の固定

キッチンには食器棚や冷蔵庫といった大きなモノがあります。転倒や落下防止のために家具家電は固定しておくようにしましょう。固定方法を紹介するので自宅で可能な対策の参考にしてください。

▲L字金具での固定

L字金具を使用してネジで壁に固定する方法です。ネジでの固定になるため非常に効果が高い固定方法ですが、壁にネジで直接設置するため賃貸物件の場合は難しい選択肢です。

▲ポール(突っ張り棒)での固定

ポールを使って天井と家具を固定する方法です。L字金具よりは強度が低いですが、穴を開けての設置などではないので賃貸物件でも導入しやすい方法です。

▲粘着マット・ストッパー

転倒防止をしたい家具の下に貼るだけで耐震性を強化できるアイテムです。ポールよりも強度は低いですが、設置が容易で安価なものが多いのが特徴です。 

転倒や落下がより危険なものほど強度の高い固定方法を選ぶとよいでしょう。ポールと粘着マットを組み合わせるなど強度を上げる方法もあるので自宅で可能な組み合わせで導入するのがおすすめです。

●ライフラインの対策

停電や断水に備えた準備をしておくことが重要です。非常時に使用する食料や水の備蓄や非常時にも使用できる調理器具の備えがあると安心して過ごすことができます。

▲非常時の飲料水を確保するテクニック

災害の対策として一般的には非常用の飲料水を備蓄しておくことが推奨されますが、冷凍庫の空きスペースにペットボトルの水を敷き詰めて置く方法も有効です。停電時に冷蔵庫や冷凍庫内の温度を保つのに利用もでき、溶かせばそのまま飲料水とすることができます。

▲非常時にも使用できる調理器具

非常時に簡単な調理ができるようにカセットコンロとカセットボンベを常備しておくと良いでしょう。特に、冬場には温かい食事ができる備えがあると心から温まることができるのでおすすめです。 

3.地震が起きたときのための防災への備え

 

防災グッズJackeryポータブル電源1000New

ここまでで地震の被害を減らすための対策を紹介しましたが、地震をやり過ごしたあとに必要となる防災グッズがあります。ここでは地震のあとに必要となるものを紹介します。 

●飲料水

断水した場合には飲料水の確保が必要となります。防災の目安として3日分以上の飲料水を用意しましょう。1日で一人当たり3Lの飲料水が目安になります。冷凍庫を活用した飲料水の備蓄テクニックでプラスアルファの飲料水確保しておくと、より安心です。

●非常食

調理不要の食品を3日分以上用意しておくようにしましょう。カセットコンロなど温めるための機器を用意できる場合にはレトルト食品などもおすすめです。 

●ポータブル電源

ポータブル電源の主な役割は電源の供給にあります。モバイルバッテリーとは異なり大容量でACコンセントを備えているため、停電や電源のない場所でも家庭のコンセントから電気を使うのと同じように電化製品や電子機器に給電できます。非常時の電源問題を解決してくれます。

関連人気記事:災害に備えるためにポータブル電源がおすすめできるわけとは?

●懐中電灯

地震によって停電した際は明かりの確保が重要になります。地震のあとにはモノが足元に散らばっていることが考えられます。安全に夜を過ごすためにも懐中電灯を備えておきましょう。

●ラジオ

情報収集の手段としてスマートフォンは優秀ですが、アクセスが集中することで希望する情報が得られないことがあります。緊急時には情報収集の手段が必要になるため、いくつかの情報収集先を用意しておくようにしましょう。

●電池・バッテリー

ラジオや懐中電灯といった電化製品を使用する際に必要です。電気の確保ができるように予備の電池やモバイルバッテリーなどを用意しておくとよいでしょう。

●救急セット・衛生管理用品

怪我の応急処置や避難時の感染症対策として救急セットと衛生管理用品を用意しておきましょう。

●衣類

気温の影響が大きい夏場や冬場の災害では衣類による体温調節が不可欠です。着脱で体温調節ができるような衣類を用意しておきましょう。

●重要書類の写し・現金・貴重品

保険証や運転免許証、通帳など重要書類の写しや印鑑といった貴重品を持ち運べるように備えておきましょう。災害時には電子決済やカード決済ができない場合もあるので現金も用意しておくと良いでしょう。

4.地震など災害の停電時におすすめの非常用電源3選

 

大規模な地震になるほど、ライフラインへの影響といった地震後の過ごし方に影響を与えます。非常時の生活は普段とは異なる事が多く健康被害を始めとした様々な支障をきたします。ポータブル電源があれば生活家電や照明器具などに給電できるため、停電時でも普段の生活に近い過ごし方が可能です。

Jackeryのポータブル電源は「防災製品等推奨品認証」を取得しており、対外的にも非常時に役立つ製品であることが認められています。

ポータブル電源は事前に充電した電気を使用しますが、災害が長期化した際にソーラーパネルで発電した電気を利用できるものをおすすめします。ここでは災害時にも役立つ、ソーラーパネル対応のおすすめ機種を3つ紹介します。 

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルセット

    Jackery Solar Generator 600 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルセット」は定格出力800W、電池容量632Whのポータブル電源とソーラーパネルをセットにしたモデルです。50W程度の電気毛布や扇風機であれば、8時間程度は使用可能な性能のため災害時の体調管理に役立ちます。 

    また、急な停電時にも電池切れの心配がないようにパススルー機能を備えています。パススルー機能は充電をしながらでもポータブル電源を使用できる機能のため【コンセント〜ポータブル電源〜扇風機】のように間に設置しておくことで急な停電時に電池切れということもありません。 

    仮に電池切れとなっても、ソーラーパネルによる高速充電が可能な機種のため、ソーラーパネルの組み合わせによっては最速で3.5時間で満充電が可能です。したがって、日中充電し夜間電気を使用するというサイクルも問題なく行うことができます。 

    ●Jackery Solar Generator 1000 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルセット 

    Jackery Solar Generator 1000 Plus 100 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルセット」は定格出力2000W、電池容量1264Whのポータブル電源とソーラーパネルのセット製品です。 

    停電時には、接続している電化製品に瞬時に電気を供給することのできるEPS機能を備えています。コンセントと電化製品の間に設置しておくことで常に満充電を保つことができ、停電時には瞬時に給電することができます。

    ●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット

    Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット」はJackeryのポータブル電源の中でも最高の性能を誇り、定格出力3000W、電池容量2042Whを備えています。ソーラーパネルの接続可能枚数も多く、電池容量が大きいながらも最速で2時間という短時間での満充電が可能です。 

    ポータブル電源の性能が非常に高く、家庭用の電化製品の99%に対応しており、消費電力の大きなホットプレートなどの調理家電や100Vエアコンなどを停電時に使用することができます。

    充電までの時間も短く済むため、非常時にも普段に近い電気の使い方ができるのが魅力です。 

    また、62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載しており、機器の使用時には平均1秒に一回の自動安全点検を行っているため安全も万全です。 

    まとめ

     

    キッチンは地震の瞬間に多くの危険が潜む場所です。身を守るためにもキッチンの防災対策を始めとして、地震後に安心して過ごせる備えを行いましょう。 

    本記事で紹介した地震対策から必要な備品を参考にして家庭の防災対策を行ってみてください。

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