1.愛犬用防災グッズリスト10選|最低限必要なもの
愛犬用の防災グッズリストは、下記のとおりです。
・ドッグフード・飲料水
・フードボウル
・ケージやクレート
・トイレシーツやエチケット用品
・首輪やリード・ハーネスなどの予備
・常備薬
・迷子札・鑑札・マイクロチップなど
・非常用電源(ポータブル電源とソーラーパネル)
・犬用靴下・バンデージ
・愛犬が好きなおもちゃ
それぞれ解説していきます。
●ドッグフード・飲料水
ドッグフードや飲料水の備蓄は、5日〜7日分程度準備しておきましょう。とくに療養食を食べている場合やアレルギーがある場合は、備蓄を自分で用意することが必須です。
また災害時は水が手に入りにくいことも考慮して、ウェットフードやゼリー状のおやつなど水分補給ができるものも準備しましょう。
●フードボウル
ドッグフードや水を入れるためのフードボウルは、できるだけ荷物がかさばらないように折りたたみ式のものがおすすめです。
ラップを敷いて使用すれば食器が汚れず水が手に入りにくい災害時には便利ですが、誤飲してしまう可能性があるので注意しましょう。
●ケージやクレート
避難所で愛犬が落ち着いて過ごせるように、ケージやクレートは必ず用意しましょう。普段から使い慣れているものであれば、避難所生活のストレスが緩和されます。
ストレスは愛犬の体調を崩す原因となってしまうため、慣れない避難所でもリラックスして過ごせるような環境を作ってあげてください。
●トイレシーツやエチケット用品
トイレシーツは愛犬の排泄以外にも、濡れた場所を拭くなど雑巾代わりとしても利用できます。また、下記のようなエチケット用品も準備しておきましょう。
・ビニール袋
・マナーポーチ
・抗菌消臭スプレー
集団生活となる避難所では、エチケットを守ることが非常に重要です。とくに愛犬の排泄物など衛生面には気をつけなければならないので、しっかりと備えておきましょう。
●首輪やリード・ハーネスの予備
避難の際にはぐれてしまわないよう、首輪やリード・ハーネスは必ず用意してください。
また壊れてしまうことも考えて、いくつか予備を準備しておくのがおすすめです。慣れないものは嫌がる可能性があるので、予備用も事前に慣らしておきましょう。
万が一はぐれてしまったときのために、首輪やリードには名前と飼い主の連絡先を記入しておくと安心です。
●常備薬
愛犬に持病や怪我があり普段から薬を服用している場合は、災害時にも飲めるように備蓄しましょう。
災害時は、健康なペットでも環境の変化やストレスによって、体調を崩しやすい傾向があります。念のために胃腸薬などの薬も災害用に準備しておきましょう。
●迷子札・鑑札・マイクロチップなど(飼い主の情報がわかるもの)
災害時にパニックを起こして飼い主とはぐれてしまう場合があるため、迷子札など飼い主の情報がわかるものを愛犬につけておくのがおすすめです。
また、鑑札と狂犬病予防接種票も一緒に装着しておきましょう。災害時にはぐれてしまっても愛犬と早く再会できるように、マイクロチップを入れておくのもおすすめです。
●非常用電源(ポータブル電源とソーラーパネル)
地震や台風などの災害時には、停電が発生して電気が使えなくなる可能性を考えて非常用電源を用意しましょう。
夏や冬に停電が起こると、愛犬のための暑さ・寒さ対策が必要になります。そんなときに便利なのが、さまざまな家電に給電ができるポータブル電源と太陽光で充電を行うソーラーパネルです。
非常用電源としてポータブル電源とソーラーパネルを用意するなら「Jackery Solar Generator」がおすすめ。災害時にぴったりのおすすめ製品を4つ紹介するので、参考にしてみてください。
┃Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 240 New 40 Mini ポータブル電源 ソーラーパネルは、「Jackery ポータブル電源 240 New」と「Jackery SolarSaga 40 Mini」がセットになった製品です。
約3.6kgとコンパクトで非常に軽く、リュックに入れて避難所へ持っていくことができます。10年以上の長寿命も実現している、小さいながらも安心感のあるアイテムです。
┃Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、「Jackery ソーラーパネル 600 Plus」と「Jackery SolarSaga 100」がセットになっています。
コンパクトですが災害時の暑さ・寒さ対策がしっかりと行えるので、愛犬との避難生活の心強い味方となってくれるでしょう。
┃Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル
Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネルは、「Jackery ポータブル電源 1000 New」と「Jackery SolarSaga 100」がセットになった製品です。
セットのソーラーパネルは最先端のテクノロジーと両面発電で、業界トップクラスの25%の発電効率を実現。効率よく発電できるので、停電が長期化しても電力が途絶えることがなく愛犬と安心して過ごすことができます。
┃Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セット
Jackery Solar Generator 2000 New ポータブル電源 セットは、「Jackery ポータブル電源 2000 New」と、ソーラーパネル(200W)がセットになっています。
超大容量・高出力モデルでほぼあらゆる家電を長時間使えるため、災害時にも愛犬がストレスなく過ごせる環境を整えてあげることができるでしょう。
●犬用靴下・バンデージ
災害時はガラスなどが割れ、愛犬の足元は危険でいっぱいです。割れたガラスの破片を踏んで怪我をしないよう、犬用の靴下やバンデージを用意しておきましょう。
ただし、靴下やバンデージは慣れていないと嫌がる可能性があります。事前に慣らしておくと、いざというときにスムーズに使用できます。
●愛犬が好きなおもちゃ
災害時はケージで過ごす時間が長くなり、お散歩にもなかなか行けません。愛犬にとってストレスが溜まりやすい環境なので、発散させてあげられるようにお気に入りのおもちゃを用意しましょう。
また避難所では他の避難者もいるため、用意するおもちゃは音が出ないものがおすすめです。
2.災害時の愛犬に起こりうる4つのトラブル
災害時の愛犬に起こりうる4つのトラブルについて解説します。
●鳴き声や糞尿などの避難所でのトラブル
災害時に愛犬と避難所へ避難しなければならなくなった場合に起こりうるのが、鳴き声や糞尿などのトラブルです。
愛犬のしつけはもちろんですが、エチケット用品などの防災グッズをうまく活用してトラブルにならないように気をつけましょう。
●吠える・噛むなどの特異行動
災害は愛犬に強いストレスがかかり、普段しないような特異行動を引き起こすケースも少なくありません。
個体差はありますが「吠える」「噛む」「怯える」「隠れる」など、場合によっては周囲の人へ危害を加えてしまう可能性もあります。
事前にどういった特異行動を起こすのか、どう対応すればいいのか調べておくことが大切です。
●ペット用物資の不足
避難所では人の救護や物資の供給が優先されやすく、ペットフードや水などペット用の物資が不足してしまう可能性があります。
大切な愛犬の命を守るためにも、ペット用の防災グッズをしっかりと準備しておくことが大切です。
食糧や水以外にもエチケット用品やペットの日用品など、愛犬の生活に欠かせないものは必ず用意しておきましょう。
●夏場の停電による熱中症
災害時は停電など、長期間ライフラインが停止してしまう可能性があります。とくに夏場の停電は、愛犬が熱中症になってしまう可能性があるため注意が必要です。
災害時の熱中症対策におすすめなのが、家電に電力供給ができる大容量バッテリー「ポータブル電源」です。ポータブル電源があれば扇風機やポータブルクーラーなどの冷房器具が使えるため、愛犬を熱中症の危険から守ることができます。
中でもおすすめなのが、当社Jackery(ジャクリ)の「Solar Generatorシリーズ」です。「Solar Generatorシリーズ」は、ポータブル電源とソーラーパネルがセットになっており、太陽光発電による充電が可能。停電が長期化した場合でもソーラーパネルで充電ができるので、電力が途絶える心配がありません。
3.愛犬のためにやっておくべき災害対策4選
ここでは、愛犬のためにやっておくべき災害対策を4つ紹介します。災害時も安心して過ごせるように備えておきましょう。
●避難所で静かに過ごすためのトレーニング・しつけを行う
避難所では、大勢の人と生活をしなければなりません。知らない人やペットがそばにいても落ち着いて過ごせるように、普段からしっかりとトレーニングを行いましょう。
避難所によっては、クレートに入れた状態でないと受け入れてくれないケースもあります。ケージやクレートに入れても騒がずに静かに過ごせるよう、あらかじめ慣らしておくと安心です。
●近所付き合いなど普段からコミュニティを大切にする
災害の備えには、「自助(※1)」や「共助(※2)」が欠かせません。近所の人に愛犬がいることを知ってもらい、いざという時に助けてもらえるような関係を築いておきましょう。
また、愛犬が迷子になったときに役立つ「迷子探しアプリ」もおすすめです。アプリに登録しておけば必要なときに情報供給しあえるので、コミュニケーションを取るのが苦手な方でも利用しやすいでしょう。
※1 自助:自分で自分自身の安全を守ること
※2 共助:地域やコミュニティなど周りの人との助け合い
●ワクチンを摂取するなど普段から愛犬の健康管理を行う
災害時は下痢や嘔吐、食欲不振など、ストレスから体調を崩してしまうペットが多いです。加えてほかの動物との接触も増えてしまうので、感染症のリスクも高くなります。
普段から愛犬の体調管理を徹底的に行い、予防接種やノミの駆除を行うなど健康管理を徹底しましょう。
●避難所以外の避難先・預け先を確保する
避難場所によっては、ペットの受け入れが不可となっている場合もあります。また多頭飼いをしている場合、全頭をつれて避難することが難しいケースが多いです。
親戚や友人など、いざというときに愛犬を預かってくれる避難先や預け先を確保しておきましょう。
4.よくある質問
ここからは犬の防災に関するよくある質問を紹介します。
●避難所にペットを連れて行けますか?また、ペットの避難所での過ごし方は?
ペットの受け入れを行っている避難所であれば、大切な愛犬と一緒に避難することができます。避難場所によってはケージやクレートに入れておく必要があるので、日頃から慣らしておきましょう。
また知らない人や動物がいても落ち着いて過ごせるように、しっかりとしつけやトレーニングを行うのも大切です。
●犬用の防災グッズは100均でも購入できますか?
犬用の防災グッズは、100均で手軽に揃えることが可能です。100均ではドッグフードやボウル、ペット用のウエットシートなど災害時に役立つものがたくさん販売されています。ペットコーナーに立ち寄って、災害時に役立ちそうなアイテムを揃えましょう。
●犬用の防災セットを選ぶポイントは?
犬用の防災セットを選ぶ際は、以下のような必要最低限のものが揃っているものを選びましょう。
・水
・衛生グッズ
・応急グッズ
また防災セットは避難時に持ち運ぶ必要があるため、重すぎないものを選ぶのもポイントです。
●犬用の防災バッグに必要なものは?
犬用の防災バッグには、下記のようなものを入れておくと安心です。
・ドッグフードやおやつ
・水
・フードボウル
・ペットシーツ
・予備の首輪やリード
・エチケット用品(ビニール袋・マナーポーチなど)
・持病の薬や胃腸薬などの薬
・お気に入りのおもちゃ
犬用の防災バッグには、避難所での愛犬のストレスを削減し、周りの人への配慮ができるものを入れておきましょう。
●大型犬におすすめの防災グッズは?
大型犬はキャリーバックに入って移動することが難しいため、徒歩で避難所まで移動する必要があります。安全に移動できるように、リードや足を保護する靴下などを利用しましょう。
また、避難所ではリードで係留して飼養するケースが多いです。係留に使うリードは、チェーンやワイヤーが入った丈夫なものを使いましょう。
まとめ
今回は、愛犬の防災グッズリストを紹介しました。大切な愛犬の災害から守るには、日頃から災害に備えることが大切です。
とくに夏場には熱中症の危険もあり、最悪の場合命を落とす可能性もあります。停電中でも暑さ対策用の家電が使用できる、Jackeryのポータブル電源を導入して愛犬の命を守りましょう。