スーパーでも揃えられる防災食8選|おすすめの選び方も解説
「防災食や非常食、何から備えればいいのかわからない…」と思って、備蓄をしていない方は多いでしょう。日本トレンドリサーチ機構とテレネット株式会社の調査によれば、防災食を備えているのは半数以下の41.8%の人です。多くの人が防災食の選び方で悩んでいます。この記事は、防災食の選び方、スーパーで揃えられる防災食8選を詳しく紹介します。
いのちを守るために「防災食」を備えておこう
防災食は下記7つのポイントを押さえて選んでみてください。
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・なるべく食べ慣れているものを選ぶ
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・常温で保存できるものを選ぶ
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・1回で食べきれる量のものを選ぶ
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・食器・開ける道具がいらないものを選ぶ
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・ゴミ処理が簡単なものを選ぶ
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・栄養バランスを考えて選ぶ
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・アレルギーを考慮して選ぶ
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
選び方のポイント①:なるべく食べ慣れているものを選ぶ
防災食はなるべく食べ慣れているものを選びましょう。緊急時といえど、もし口に合わなかった場合はストレスに感じてしまいます。災害時はライフラインの停止により、ただでさえ大きなストレスを感じがちです。せめて食べ物は食べ慣れた美味しいものを食べられるよう備えておいてください。
特に小さい子どもがいる場合は「しっかりと美味しく食べられるかどうか」が生死の境目を分ける可能性もあるので注意しましょう。
選び方のポイント②:常温で保存できるものを選ぶ
防災食は常温保存がきくものを選ぶようにしてください。多くの災害は停電を伴うので、冷蔵庫が使えなくなってしまいます。冷蔵保存が必要なものを備蓄していても、肝心の災害時に腐らせてしまう可能性があるので注意が必要です。また常温保存できるものを適当に選ばず、賞味期限が長くそのまま食べられるものを備蓄しておきましょう。
選び方のポイント③:1回で食べきれる量のものを選ぶ
防災食は1缶・1パックが1回で食べきれる量になっているものを選びましょう。単純に「もったいない」という理由もそうですが、ライフラインが止まっている状況では生ごみの処理がネックになります。残した食料を適切に廃棄できる道具を用意していないと、数日で腐ったような臭いが家の中に充満してしまう可能性も。1回で食べきれる量の防災食を備蓄しておけば、無駄にならずごみの処理もカンタンに済むでしょう。
選び方のポイント④:食器・開ける道具がいらないものを選ぶ
可能な限り食器や開ける道具が必要ない防災食を選ぶのがおすすめです。水道が止まっていれば食器類や開ける道具は洗えないので、防災食の容器だけで食事を完結できるかがひとつのポイントとなってきます。
ただし「食器なし」にこだわりすぎると、防災食の選択肢が限られてしまうので注意。紙皿や割り箸など、洗う必要のない食器もいくらか備えておくと良いでしょう。
選び方のポイント⑤:ゴミ処理が簡単なものを選ぶ
防災食はごみの処理が簡単なものを選ぶと良いでしょう。たとえば殻のついた魚介類が入った缶詰などは、殻の処分に困る可能性があるのでおすすめしません。他にも汁が残るもの、タレが多すぎるものも避けるのをおすすめします。「容器ひとつで食事が完結し、あとはゴミ袋に入れるだけ」の防災食を意識して選んでみてください。
選び方のポイント⑥:栄養バランスを考えて選ぶ
防災食は炭水化物メインのものを選びがちで、タンパク質やビタミンなどの栄養が不足してしまいます。栄養不足に陥ると体力が低下してしまうだけでなく、不眠や頭痛などの体調不良を引き起こしてしまう可能性が高いです。
また防災食は塩分が過剰になりやすいため、高血圧による病気を引き起こしてしまうケースもあります。栄養不足と塩分過多に陥らないために、最低でも1日1食は「主食・主菜・副菜」のバランスが良い食事ができるよう選んでみてください。
選び方のポイント⑦:アレルギーを考慮して選ぶ
防災食を選ぶ際に忘れがちですが、しっかりと自分や家族のアレルギーを考慮して選んでください。ライフラインが止まっており、病院の機能もストップしている状態のアレルギー発作は、生死にかかわる可能性があるので十分に注意が必要です。
また避難所では食事が支給されるケースが多いですが、個人のアレルギーは考慮されません。避難所での避難を想定して、アレルギー持ちの家族の防災食は個別で用意しておきましょう。
防災食は何日分備えておくのがおすすめ?
備蓄すべき防災食の量や、おすすめの備蓄方法を詳しく見ていきましょう。
●防災食は「人数×3日分」用意しておこう
首相官邸のホームページでは「人数×3日分の食料と水」の用意を推奨しています。
参考:首相官邸「災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~」
2011年の東日本大震災を例にみると、震災から3日間経っても約20%はライフラインが止まったままでした。約6%は8日後も停電したまま。これを踏まえると、災害時には3日分の食料と水がないと生命の危機が生じる可能性がある、といえるでしょう。
参考:経済産業省「3月11日の地震により東北電力で発生した広域停電の概要」
●「ローリングストック法」で備蓄するのがおすすめ
防災食を備蓄するときに考えがちなのが「賞味期限が切れたらと思うと、もったいなくて買えない」という点。この悩みを解決するには「ローリングストック法」を使いましょう。
ローリングストック法とは、食べ物や日用品を少し多めに購入し、古いものから順に消費していく備蓄テクニック。食料だけでなくオムツや常備薬・生理用品など、災害の時に多めに必要なものもまとめてキープできます。
参考:防災首都圏ネット「ローリングストックとは」
ローリングストックで購入する食べ物の中に、常温保存でそのまま食べられるものを取り入れてみてください。常に防災食を備蓄できるうえ、いざというときに食べ慣れたものが食べられるのでストレスを大きく軽減可能です。
スーパーでも揃えられるおすすめの防災食8選
スーパーでも揃えられる、実際に備蓄すべきおすすめの防災食を8つピックアップしました。
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・ごはん・おかゆ
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・飲料水
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・乾パン
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・缶詰
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・お菓子
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・缶入り野菜ジュース
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・ナッツ類
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・常温レトルト食品
それぞれおすすめな理由などを詳しく見ていきましょう。
防災食おすすめ①:ごはん・おかゆ
ごはんとおかゆは、基本となる炭水化物とカロリーを多く摂取できます。できるだけ多めに用意しておくのがおすすめです。ライフラインが停止していればご飯を炊けない可能性があるので、おかゆのパウチなどを中心に備蓄しておきましょう。
防災食おすすめ②:飲料水
飲料水は生命を維持するために最低限必要な防災食。「1人あたり1日3L」を目安に「人数×3日分」をキープしておきましょう。たとえば4人家族なら1日あたり12L・3日で36Lとなるので、一般的な箱入り飲料水(2L×6本)を3箱程度キープしておけばOKです。
防災食おすすめ③:乾パン
乾パンは袋なら1年、缶なら5年ほど保つ非常に賞味期限の長い食べ物です。一般的な乾パンは1袋あたり400キロカロリーとなっており、成人男性に必要な1日のカロリーの約6分の1を摂取できます。ただし含まれている栄養素が多くないので、しっかりと他の防災食も用意しておくのが大切です。
防災食おすすめ④:缶詰
「防災食といえば缶詰」のイメージを持っている方も多いと思いますが、缶詰は賞味期限が非常に長く防災食にピッタリです。魚介や肉・果物などバリエーションが豊富なため、飽きずに食べられて栄養バランスもバッチリでしょう。
注意点として、水道が止まっていると缶切りが洗えない可能性があります。アルコールタイプのウェットシートで缶切りを消毒できるようにしておくか、缶切り不要なタイプの缶詰を選んでください。
防災食おすすめ⑤:お菓子
お菓子は美味しく食べられてカロリーを大量に摂取できる、実は優れた防災食です。特にお子さんがいる家庭では、気を紛らわせるためにもお菓子を多めに用意しておくと良いでしょう。ただし、当然ですがお菓子だけでは栄養が偏ってしまいます。他の防災食と組み合わせて用意してみてください。
防災食おすすめ⑥:缶入り野菜ジュース
缶入りの野菜ジュースは賞味期限が約3年と長く、避難生活で不足しがちな栄養をまとめて摂取できます。ペットボトルや紙パックのタイプはあまり日持ちしないので、あくまで缶入りタイプを選ぶのがポイントです。1日1本と考えて、人数×3日分用意しておくと健康的な避難生活を送れます。
防災食おすすめ⑦:ナッツ類
ピーナッツやカシューナッツなどのナッツ類は、非常に栄養価が高く長期保存ができるため防災食にピッタリです。調理不要で手軽に食べられるのもポイントで、一定の間隔で少しずつ食べていけば空腹もしのげます。もちろん普段から食べるのにも向いているので、ぜひ「ローリングストック法」で備蓄しておきましょう。
防災食おすすめ⑧:常温レトルト食品
最近多い「常温で食べられるカレー」などのレトルト食品は、手軽に食べられてバランス良く栄養を摂取できます。飽きがこない食事をするためにも、多めに用意しておくに越したことはないでしょう。できるだけバリエーションの豊富さを意識して選ぶのがポイントです。
防災食とあわせて用意したい最強防災アイテム「ポータブル電源」とは
防災食とあわせて、ぜひ用意しておきたいのが「ポータブル電源」という防災アイテムです。ポータブル電源とは、家庭のコンセントと同じAC100V電源がついた大容量のポータブル蓄電池。なぜ用意しておくべきなのか、おすすめのポータブル電源はなんなのか順に解説します。
●ポータブル電源があれば停電が起きても安心!
ポータブル電源があれば、停電時にも家にある家電の大半を動作できます。よくある下記のような停電中の悩みを気にすることもなくなるでしょう。
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・冷蔵庫の中身が腐ってしまう
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・暑すぎて熱中症になりそう
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・スマホやパソコンが充電できない
冷蔵庫はもちろん、ポータブル電源のグレードによってはエアコンなども十分に動作可能です。モバイルバッテリーのようにスマホ・パソコンの充電もOK。圧倒的に容量が大きいので繰り返し充電できます。ぜひ防災食と一緒に「ポータブル電源」を用意して、災害対策を万全にしておきましょう。
●防災におすすめのポータブル電源3選
おすすめのポータブル電源は、全世界で300万台以上の販売実績を持つJackery社の「Jackery Solar Generator」シリーズです。ソーラーパネルがセットになっているため、もしポータブル電源の容量が空になっても外に出せば充電できます。長期の避難生活の心強い味方となるでしょう。今回はこの「Jackery Solar Generator」シリーズから、厳選して3モデルを紹介します。
・Jackery Solar Generator 2000 Plus :大規模災害に万全に備えるなら!
「Jackery Solar Generator 2000 Plus」は、非常に寿命が長い「リン酸鉄リチウムイオン電池」を内蔵した最新のポータブル電源を含んだモデル。2,042Whもの大容量と3,000Wの高出力で、冷蔵庫やエアコンなど家にある家電ならなんでも動かせます。調理家電も動かせるので、災害時でも暖かくて美味しい防災食も食べられます。
さらに「拡張バッテリー」を積めば最大12,000Whまで容量拡張が可能なため、ソーラーパネルとあわせて活用すれば、ライフラインの復旧が長引いても普段と限りなく近い生活ができるでしょう。大規模災害に万全に備えておきたいなら、ぜひ「Jackery Solar Generator 2000 Plus」を用意してみてください。
製品名 | Jackery ポータブル電源 2000 Plus |
容量 |
2042.8Wh(最大12kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
3000W/正弦波(最大瞬間出力:6000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ5、DCⅹ1、USBⅹ4 |
充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命/サイクル数 |
約4000回サイクル |
保証期間 |
5年間 |
・Jackery Solar Generator 1000 Plus:ちょっと安価、でも高性能!
「Jackery Solar Generator 1000 Plus」は、先ほどの「2000Plus」の下位モデル。しかし容量は1,264Wh、最大出力は2,000Wと負けず劣らずの性能です。
エアコン稼働などの用途にはあまり向きませんが、冷蔵庫を数時間維持したり、寒い冬に電気毛布を使ったりといった使い道で十分に活躍するでしょう。「費用は抑えたいけど、ある程度しっかりと災害対策しておきたい」という人におすすめです。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
1264Wh(5kWhまで拡張可能) |
定格出力 |
2000W/正弦波(最大瞬間出力:4000W) |
出力ポート数 |
ACⅹ3、DCⅹ1、USBⅹ4 |
満充電時間 |
AC充電:1.7時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
・Jackery Solar Generator 300 Plus:圧倒的にリーズナブルな小型モデル!
「Jackery Solar Generator 300 Plus」は、わずか5万円以下で購入できる圧倒的にリーズナブルなモデル。288Whの容量と300Wの出力を備えたポータブル電源と、40W出力のソーラーパネルがセットになっています。
出力300Wということもあり動かせる家電は限られますが、2合用クラスの炊飯器でご飯を炊いたり、デスクトップパソコンを動かしたりする程度なら十分に可能です。スマホの充電も40~50回可能なため、避難生活の不安を十分に解消できるでしょう。「備えはしておきたいけど、大きな費用はかけられない」という人には「Jackery Solar Generator 300 Plus」がおすすめです。
製品名 | Jackeryポータブル電源1000Pro |
容量 |
288Wh |
定格出力 |
300W/正弦波(最大瞬間出力:600W) |
出力ポート数 |
ACⅹ1、DCⅹ1、USBⅹ3 |
満充電時間 |
AC充電:2時間 |
寿命 |
リン酸鉄リチウムイオンバッテリー採用 |
保証期間 |
5年間 |
まとめ
世間では41.8%しか備蓄できていない「防災食」。災害時にいのちを守るために、最低でも「人数×3日分の食料と水」を揃えておきましょう。食料は紹介したポイントやおすすめの防災食を参考に、ローリングストック法を使って備蓄してみてください。
また防災食とあわせて、災害時の電源確保ができる「ポータブル電源」を用意しておくのがおすすめです。ぜひ「Jackery Solar Generator」シリーズから、予算と用途にマッチしたモデルを選びましょう。