嵐と台風の違いとは?起こりうる6つの被害や家の中と外ですべき対策を紹介

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「嵐と台風の違いは何?」「嵐や台風がきたらどんな対策が必要なのだろう」と悩んでいませんか。

 

この記事では、嵐と台風の違いや起こりうる6つの被害を紹介します。台風から身を守るための家の中と外ですべき対策も必見です。この記事を参考にすれば、家の中と外ですべき防災対策がわかり、嵐や台風の被害を最小限にできるでしょう。

目次

1.嵐と台風の違いとは?

 

嵐と台風の違いを紹介します。 

・嵐|暴風の総称

・台風|明確に定義された気象用語

・嵐と台風どっちが強い?

・嵐とハリケーンの違いとは? 

それぞれ詳しく解説します。

●嵐|暴風の総称

嵐とは、激しく風が吹く「暴風」や強い雨を伴った「暴風雨」の総称のことです。気象用語ではなく、台風や温帯低気圧による暴風雨も嵐にあたります。このように嵐は暴風や暴風雨の総称で、発生した場所や風速などの定義はありません。

●台風|明確に定義された気象用語

台風とは最大風速がおよそ17m/s以上になる、北西太平洋または南シナ海に存在する熱帯低気圧です。

参照:国土交通省 気象庁 

台風は、発生場所や最大風速が定義されている正式な気象用語です。7月から9月にかけて発生することが多く、暴風域を伴うことで強い風や雨をもたらし、水害や土砂災害を引き起こす可能性があります。

●嵐と台風どっちが強い?

嵐は暴風雨の総称で台風も含まれるので、どちらが強いということはありません。しかし嵐も台風も暴風や大雨を伴い非常に危険なので、発生したら防災対策が必須です。嵐や暴風雨が発生したら、身を守るため早めに対策をしましょう。 

●嵐とハリケーンの違いとは?

ハリケーンとは最大風速が約33m/s以上になった、下記で発生した熱帯低気圧です。

参照:国土交通省 気象庁 

・北大西洋

・カリブ海

・メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋 

ハリケーンは台風のように基準が定義されています。一方で嵐は暴風の総称で発生場所や風速などの明確な定義はありません。

2.嵐や台風で起こりうる6つの被害

 

嵐や台風で起こりうる6つの被害

嵐や台風で起こりうる被害を6つ紹介します。

・水害

・風害

・土砂災害

・高潮害

・波浪害

・停電 

それぞれ詳しくみてみましょう。

●水害

嵐や台風が上陸すると短時間で広範囲に大雨が降るため、浸水や冠水などの水害が発生する可能性があります。河川の水位が急激に増加して排水が追いつかず、住宅や田畑が浸水することがあるのです。 

2004年の「台風23号」では広い範囲で大雨となり、兵庫県の円山川や京都府の由良川が氾濫し、家屋の浸水や耕地の冠水が多く発生しました。

参照:国土交通省 気象庁 

河川の水位が上昇して氾濫する危険があるので、嵐や台風が発生したら河川には近づかないようにしてください。

●風害

嵐や台風は暴風域を伴うため、接近すると暴風によりさまざまな被害を引き起こします。一般的に平均風速が15m/s以上になると歩行が困難になるだけでなく、 転倒や飛来物によってケガをする危険があります。

参照:宮古島地方気象台 

台風は平均風速が17m/s以上になるため、非常に危険です。

参照:気象庁 

2004年の「台風18号」では、屋外での作業中に屋根から転落したり、飛んできた瓦が当たったりして多くの人が亡くなりました。

参照:国土交通省 気象庁 

嵐や台風の接近や通過時には非常に強い風が吹くため、屋外での作業や外出は避けるようにしてください。

●土砂災害

嵐や台風による大雨が原因で、次のような土砂災害が発生する可能性があります。

参照:国土交通省 気象庁 

土石流

山腹や川底の石や土砂が集中豪雨によって一気に下流へ押し流されること

崖崩れ

山の斜面や自然の急傾斜の崖が突然崩れ落ちること

土砂災害は、一瞬で多くの人命や住宅などが奪われる恐ろしい災害です。 

そのため、住んでいる地域が土砂災害の危険がある「土砂災害警戒区域」に該当するか「ハザードマップポータルサイト」で事前に確認しましょう。

●高潮害

高潮害とは、嵐や台風による強い風で大量の海水が陸地へ吹き寄せられ、広範囲に浸水被害をもたらすことです。高潮は台風により発生した上昇気流により、海面が吸い上げられることで水面が異常に上昇することで起こります。 

2004年8月に発生した「台風16号」では、西日本を中心に大規模な高潮害が起こりました。道路の冠水により避難や救助活動が妨げられただけでなく、避難所が浸水したことで各地で避難所不足が問題になっています。

参照:NHK防災 

高潮害対策として、嵐や台風が発生する前に「高潮ハザードマップ」で自宅や職場が被害に遭う危険がないか確認しておくのがおすすめです。

●波浪害

嵐や台風の中心付近では10mを超える高波が発生することがあります。この高波による被害が波浪害です。波浪とは、下記の2つの波を合わせたものを指します。 

風浪(ふうろう)

風によってその場所に発生した波

うねり

他の場所で発生した風浪が伝わったり、風が静まった後に残されたりして発生した波

参照:国土交通省 気象庁 

2004年に発生した「台風18号」では、北日本の日本海側で波の高さが6mを超える大しけとなりました。この影響で、北海道神恵内村では海岸沿いの道路で橋が崩れ落ちる「落橋」が発生するなどの大きな被害が起きています。

参照:国土交通省 気象庁 

被害に遭わないためにも、波浪警報や注意報が発表されているときは海岸の近くに行かないでください。

●停電

台風による強風や大雨により、次のような原因で停電が発生する可能性があります。

・強風による飛来物で電線が損傷

・土砂崩れで電柱や電線が損傷

・大雨による電気設備の浸水

・落雷による送電線の損傷 

雨や風の状況によっては、停電が長期化する可能性があります。そのため台風が接近したら停電に備えて、非常用電源を備えるのがおすすめです。特にポータブル電源」は大容量バッテリーで持ち運び可能なので、台風のときだけでなく日頃の防災対策として準備しておくと良いでしょう。

3.嵐や台風は早めの防災対策が必須|家の外と中ですべき台風対策

 

嵐や台風は早めの防災対策が必須

嵐や台風の際にすべき防災対策を紹介します。

・家の外ですべき対策

・家の中ですべき対策 

それぞれ詳しく解説します。

●家の外ですべき対策

家の外ですべき台風対策には、下記のことがあります。

・窓や雨戸はしっかりと施錠して、必要な場合は外から板を打ちつけて補強する

・排水溝や側溝を掃除して水はけを良くする

・庭木や塀など倒れる危険のあるものは補強する

・風で飛ばされそうな植木鉢やゴミ箱は家に入れる 

窓や雨戸をしっかり施錠し、必要に応じて補強してください。また水が詰まって溢れるのを防ぐため、排水溝や側溝を掃除する必要があります。さらに倒れる危険があるものは補強し、風で飛ばされそうなものは家に入れておくと安心です。

ただし雨や風が強くなると屋外での作業は危険なため、早めに対策をするようにしましょう。

●家の中ですべき対策

家の中ですべき台風対策は、次のとおりです。

・窓に飛散防止フィルムを貼る

・水や食料、防災グッズを用意する

・停電に備えて非常用電源を用意する

・避難場所や避難経路を確認する 

飛来物が窓に当たるとガラスが割れる可能性があるため、窓に飛散防止フィルムを貼っておくと安心です。また台風により停電が起こることがあるので、懐中電灯やポータブル電源などの非常用電源を用意しておくと良いでしょう。 

さらに避難が必要になった場合にスムーズに避難できるよう、避難場所や経路を事前に確認しておくのがおすすめです。自分の身を守り家の中で安全に過ごすためにも、早めに対策をするようにしてください。

4.嵐や台風での停電に備えてポータブル電源を用意しよう

 

嵐や台風での停電に備えてポータブル電源を用意しよう

嵐や台風の規模によっては、停電が数日間続くことがあります。そのため、嵐や台風などの災害時の停電に備えて「ポータブル電源」を準備するのがおすすめです。

ポータブル電源とはコンセント(AC電源)がついている、持ち運び可能な大容量バッテリーのことです。ポータブル電源があれば、停電時にも下記のように電子機器や家電を使用できます。

・夏や冬でも扇風機や電気毛布で暑さ・寒さ対策ができる

・テレビで災害に関する情報収集ができる

・LEDライトで停電時でも明るい室内で過ごせる

・電子ケトルや電子レンジで温かい料理を食べられる 

災害時の停電の備えには、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源がおすすめです。Jackery(ジャクリ)は12年間で全世界400万台以上の販売実績があります。さらに他社製品と比較して15〜20%ほど軽量化・コンパクト化しており、圧倒的な使いやすさを実現しました。 

さらに「災害時に有効活用できる安全な製品」として認められている防災安全協会の「防災製品等推奨品マーク」を取得しています。 

停電時でも電子機器や家電を使うためにも、非常用電源としてJackery(ジャクリ)のポータブル電源を備えましょう。

5.嵐や台風への対策におすすめなポータブル電源&ソーラーパネル4選

 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルのセット「Jackery Solar Generator」から、とくに嵐や台風対策におすすめのモデルを4つ紹介します。 

ポータブル電源とソーラーパネルをセットで使うことで、停電時でも太陽光で充電して繰り返し家電を使うことが可能です。バッテリー切れの心配をすることなく、スマホやテレビなどを使って災害に関する情報収集ができます。 

予算や用途に合わせて選び、嵐や台風の停電対策に「Jackery Solar Generator」を準備しましょう。

●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット

Jackery ポータブル電源 2000 PlusとJackery SolarSaga 200W ソーラーパネルのセットです。炊飯器や電子レンジなどの調理家電を使用できるので、停電時にも普段通りに料理できます。また、5年間の長期保証付きなので「まだ買って3年なのに調子が悪い」という心配もありません。

●Jackery Solar Generator 1000 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery ポータブル電源 1000 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルがセットになった商品です。スマホも約45回充電できるので、バッテリー切れを気にせず情報収集ができます。また、1,000〜1,500Whクラスで最軽量で、軽々持ち運びも可能です。

●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット

Jackery ポータブル電源 600 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルのセットです。LEDライトは約50時間使用でき、停電時にも明るい室内で過ごせます。ポータブル電源とソーラーパネルは合わせても10.95kgで、避難所へも持ち運びしやすいです。

●Jackery Solar Generator 240 New 100W ポータブル電源 ソーラーパネル

Jackery ポータブル電源 240 NewとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルがセットになっています。扇風機を約16時間・電気毛布を約3.7時間使用できるため、夏や冬でも温度調整が可能です。本体とソーラーパネルはセットで約7.6kgなので、避難所にも手軽に持ち運びできます。

まとめ

 

嵐や台風は大雨や暴風を伴うため、水害や高潮害、土砂災害などの被害を引き起こします。

また停電や断水などライフラインが停止する可能性があるため、台風の接近や上陸の際には対策が必須です。 

嵐や台風での停電対策として、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を準備するのがおすすめです。

ポータブル電源があれば停電中も電子機器を使用でき、スマホのバッテリー切れを気にすることなく災害に関する情報収集ができます。 

いつ嵐や台風が来てもいいように、Jackery(ジャクリ)のポータブル電源を準備しましょう。

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