【防災レシピ】チリビーンズとイワシ缶と野菜のスープ
もしも停電になった時は、冷蔵庫の中の食材や缶詰などで料理を作ることになります。そんな時に電子レンジやIH調理器が使えるポータブル電源があったら、料理の専門家は一体どんな料理をつくるのでしょうか。ルールは3つ。①どの家にでもある食材を使う、②直火を使わない、③手早く簡単にできること。今回は阿佐ヶ谷にある、のみくい処『青月』さんにご協力いただきました。
ポータブル電源で作るチリビーンズ
ポータブル電源で作るチリビーンズ
ピーマンやニンジン、玉ねぎなど冷蔵庫に入っていた野菜を使って短時間で栄養&ボリュームたっぷりの一品に仕上がります。作ったチリビーンズは食パンに乗せて食べるほかに、パスタと合わせても美味しいです。
材料(2人分)
玉ねぎ 1/4個
人参 1/2本
茄子 1/2本
ピーマン 1個
豆缶 1缶
トマト缶 1/2
ニンニク(チューブ) 2cm
コンソメ 小1/4
オリーブオイル 大2
砂糖 一つまみ
塩 一つまみ
コショウ 適宜
食パン 1枚
乾燥パセリ 適宜
作り方
①各野菜を1cm角に切る。
②熱したフライパンにオリーブオイルをひき、弱火でニンニク(チューブ)を炒め、香りが出たら玉ねぎ人参を入れて炒める。
③②がしんなりしてきたら、残りの野菜、豆缶を入れて軽く炒める。
④トマト缶、塩、砂糖、コンソメを入れ中火で5~10分程煮る(水分がなくなるまで)。
⑤器に盛り、あれば乾燥パセリとコショウをふりかけて食パンを添える(食パンに乗せる)。
※食パンが無ければパスタをソースに入れ煮込みチリビーンズ風パスタに。
ポータブル電源で作るイワシ缶と野菜のスープ
ポータブル電源で作るイワシ缶と野菜のスープ
チリビーンズを作った時の残りの野菜と、イワシの缶詰を使えば旨味と栄養満点のスープが完成します。イワシの缶詰が無ければ、サバ缶でも大丈夫です。
材料(2人分)
イワシの水煮缶 1缶
チリビーンズの残り野菜(玉ねぎ、人参、茄子、ピーマン) 適宜
水 100cc
塩 適宜
コショウ 適宜
乾燥パセリ
作り方
①各野菜を1cm角に切る。
②野菜をカップに入れ、ラップをして600Wのレンジで約1~2分野菜がしんなりするまで温める。
③②に水とイワシ缶を汁ごと入れ、ラップをして600Wで約30秒温める(全体的に温まるくらい)。
利用イメージで最適なモデルを考える
④塩で味を整え、あれば乾燥パセリ、コショウをふりかける。
ご協力いただいたお店
のみくい処「青月(あおつき)」
和洋中織り交ぜた創作居酒屋として2019年1月オープン。スパイス、保存食などは妻のあやさんが担当。料理を担当する夫の青木遼太さんは、都内のフレンチ、イタリアン、居酒屋などを経て、阿佐ヶ谷でBARを経営しながら「のみくい処青月」を開店。同店の人気メニューは青木遼太さんの出身地である、静岡の食材を使った料理や静岡おでん。