1.【種類一覧】DIYにおすすめの電動工具7選
DIYにおすすめの電動工具7つを一覧表にまとめました。
種類 |
名称 |
ネジ締めができる電動工具 |
・ドリルドライバー ・インパクトドライバー |
切断ができる電動工具 |
・丸のこ ・ジグソー |
研磨ができる電動工具 |
・サンダー ・グラインダー ・ルーター |
以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。
●ネジ締めができる電動工具2選
まずはネジ締めができる電動工具を2つ紹介します。
①:ドリルドライバー
ドリルドライバーは、モーターの回転力を利用してネジを締めたり緩めたりする電動工具です。DIY初心者が使いやすいアイテムで、主に次の3つの用途に利用します。
・ネジを締める
・ネジを緩める
・薄めの材料に穴を開ける
ドリルドライバーで穴を開けられるのは、薄めの木材やタイルなどの繊細な材料です。プラス・マイナスや六角など、さまざまなタイプのビット(先端工具)がセットになっているドリルドライバーもあるので、用途にあうものを選びましょう。
②:インパクトドライバー
インパクトドライバーは、ドリルドライバーより締め付けパワーが強い電動工具です。広いスペースを使った大規模なDIYにおすすめで、主に次の3つの用途に利用します。
・長いネジを締める
・長いネジを緩める
・厚い(硬い)材料に穴を開ける
内部にあるハンマー機能で、回転力以外に「打撃力」も発揮するのが特徴です。この打撃力によって、より強固にネジを締めたり、固着したネジを緩めたりすることも可能にしています。パワーが強いぶん初心者は扱いにくいかもしれませんが、慣れれば内装作業や大型家具の組み立てなどに重宝するでしょう。
●切断ができる電動工具2選
続いて、切断ができる電動工具を2つ見ていきましょう。
①:丸のこ
丸のこは、正確かつスピーディーに木材を切れる電動工具です。直進安定性に優れているため、大量の木材をまっすぐサクサク切っていけます。
ただし、何かが刃に挟まった反動で木材や工具が飛んでしまう「キックバック」には注意が必要です。誤った使い方で怪我をしないように、丸のこを購入したら説明書をよく読み正しく使いましょう。
②:ジグソー
ジグソーは、直線と曲線のどちらも切れる電動工具です。「ブレード」と呼ばれる細い刃が上下に動くことで、ノコギリのように材料を切ります。丸のことは違い、本体を押し進めて使うタイプの電動工具です。
刃が細いため直進安定性はやや低めで、硬い材料を切るとラインが曲がってしまうことがあります。しかしキックバックの心配はほとんどなく、DIY初心者にも扱いやすい電動工具です。
●研磨ができる電動工具3選
最後に、研磨ができる電動工具を3つ紹介します。
サンダーは、木材の表面を滑らかに整える電動工具です。研磨面にサンドペーパーが付いていて、木材のザラつき具合に合わせてペーパーの粗さを選びます。木材をより滑らかに仕上げたいときは、数字が大きい(粗さが少ない)サンドペーパーを選びましょう。
②:グラインダー
グラインダーは、金属や石材などの研削や切断に使う電動工具です。用途に応じたディスクを装着して、金属のサビ落としやレンガ・鉄板の切断に使います。
「マイクログラインダー」や「両頭グラインダー」などさまざまな種類がありますが、初心者はまずメジャーな「ディスクグラインダー」を入手しましょう。
③:ルーター
ルーターは、木材の装飾加工や切り抜きに適した電動工具です。ビットの種類を変えて、次のようなさまざまな用途に使用できます。
・画取り
・溝切り
・窓抜き
大型でパワーがあるので、使うときは加工する木材を完全に固定して安全性を高めましょう。「小物の装飾加工ができれば十分」という人はルーターではなく、片手で操作できる「トリマー」がおすすめです。
2.DIYで揃える優先順位が高い電動工具4選
「7つのなかでも最低限必要なものだけ欲しい」という人は、優先順位の高い次の4つの電動工具を揃えましょう。
・インパクトドライバー
・丸のこ
・ジグソー
・サンダー
ネジ締めの電動工具は「インパクトドライバー」があれば一通りの締緩作業ができます。切断ができる電動工具は、作業の幅を縮めないために直線用の「丸のこ」と曲線用の「ジグソー」の両方を揃えるのがおすすめです。
研磨ができる電動工具は、初心者でも扱いやすい「サンダー」を選びましょう。金属や石材を使ったDIYまで発展する場合は「グラインダー」も追加で揃えて、作業の幅を徐々に広げていってください。
3.DIY初心者には「電動工具セット」もおすすめ!選ぶ際のポイント5つ
「電動工具を1つずつ揃えるのは面倒!」という人は、次の4つのメリットがある「電動工具セット」がおすすめです。
・単品購入より安いことが多い
・互換性のあるバッテリーが多い
・最初から幅広い作業をこなせる
・ツールボックスも同時に手に入る
セット品は単品より安く購入できることが多く、バッテリーの互換性があれば追加バッテリーを買う手間や出費もかかりません。管理しやすいツールボックスもついているので、最初から幅広い作業をしたい人はお得な「電動工具セット」を選びましょう。
ここでは、電動工具セットを選ぶ5つのポイントを紹介します。
①:ネジ締め用電動工具の種類を確認
ネジ締め用の電動工具に「ドリルドライバー」と「インパクトドライバー」のどちらが入っているか確認しましょう。それぞれ、おすすめの人は次のとおりです。
種類 |
おすすめの人 |
ドリルドライバー |
・薄い木材の家具を組み立てる ・締め具合をチェックしながらネジを締める ・材料を貫通させず穴を開ける |
インパクトドライバー |
・硬い木材の家具を組み立てる ・素早くネジを締める ・貫通を気にせずネジを締める |
軽めのDIYなら「ドリルドライバー」、作業効率重視なら「インパクトドライバー」を選びましょう。
②:切断用電動工具の種類を確認
切断用の電動工具は「丸のこ」と「ジグソー」が両方入っているものがおすすめです。大きな木材をカットするときは「丸のこ」、曲線のカットや切り抜きには「ジグソー」といった使い分けをすると作業効率が良くなります。
「直線も曲線も切れるジグソーだけ用意すれば良いのでは?」と思う人もいますが、ジグソーは小回りが利くぶん仕上がりに差が出やすい特徴も。DIY初心者は、まず丸のこで大枠を切断してからジグソーで整えると、満足いく仕上がりになりやすいです。
③:研磨用電動工具の種類を確認
研磨用電動工具は「サンダー」が入っているものを選びましょう。サンダーは木材の研磨作業で使えるほか、塗装の下地調整にも使えます。木材家具の面取り(角を削る作業)もできるので、1台あるとDIYの幅がグンと広がるでしょう。
④:便利アイテムが含まれているか確認
電動工具セットに「LEDライト」や「ツールボックス」などの便利アイテムが含まれていると、作業効率が大幅にアップします。LEDライトは広いエリアを照らせる「スタンド式」や、ピンポイントで手元を照らせる「ヘッドライト」などがあるので、用途に合わせて選びましょう。
また専用のツールボックスは電動工具の収納場所が決まっているので「あれどこにやったっけ?」と失くしづらいメリットがあります。
⑤:充電が「バッテリー式」か「コード式」か確認
電動工具の充電方法は「バッテリー式」と「コード式」の2種類です。バッテリー式はコードレスなため持ち運びやすく、細かい作業も効率良く進められるメリットがあります。しかしバッテリーの充電が切れた瞬間に作業がストップするため、予備バッテリーが複数ないと長時間使えないのが難点です。
一方コード式は、可搬性は低めですがバッテリー残量を気にせず長時間作業を続けられます。予備バッテリーを揃えたり充電したりする手間もかからないので「いつでもすぐ使える電動工具が欲しい」という人は、バッテリー式よりコード式を選びましょう。
4.初心者にはパワフルなコード式電動工具がおすすめ!
DIYに使うなら、次の2つの理由でバッテリー式より「コード式電動工具」のほうがおすすめです。
・コード式電動工具なら高出力で作業がラクラク進む
・ポータブル電源があれば屋外でもコード式電動工具が使える
それぞれ詳しくみていきましょう。
●コード式電動工具なら高出力で作業がラクラク進む!
コード式電動工具は高出力でパワフルな製品が多く「工具のパワー不足でDIYが捗らない……」という煩わしさが皆無です。たとえば打撃力が売りのインパクトドライバーも、低出力でパワーが低いと本来の良さを発揮できません。
バッテリー式は充電が少なくなるとパワーダウンしてしまうため、同じテンションで作業を続けたい人はコード式電動工具の方が有用です。
●ポータブル電源があれば屋外でもコード式電動工具が使える
「コード式だと庭やガレージで作業できないのでは?」と思うかもしれませんが、ポータブル電源が1台あれば解決します。
ポータブル電源とは、簡単にいうと「持ち運び可能な大容量バッテリー」のこと。屋外で使うコード式電動工具の電源確保に最適で、稼働音が静かなため自宅の庭やガレージでも近所迷惑にならず使えます。
ポータブル電源は製品によって容量・機能が異なるため、予算や用途に合わせて選びましょう。
5.DIYをラクに!Jackeryのおすすめポータブル電源4選
DIYにおすすめなのが、ソーラーパネルとポータブル電源がセットになったお得モデル「Jackery Solar Generator」です。Jackeryのポータブル電源は軽量なモデルが多く、取っ手やキャスターなどが付いているため好きな場所にラクラク持ち運べます。ソーラーパネルとセットで使えば充電切れの心配が少なく、作業が途中でストップする心配がありません。
またJackeryのポータブル電源は、稼働音の「静粛性」も魅力です。いわゆる「ささやき声」程度の静かさなため、庭やガレージで使っても近所迷惑になりません。
せっかくポータブル電源を揃えるなら、12年間の信頼と実績があるJackeryから選んでみてください。今回はDIYで使いやすい4つのモデルを紹介します。
●Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット:高コスパ&コンパクト
Jackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、容量632Whのポータブル電源と出力100Wのソーラーパネルがセットになったモデルです。コスパの良い中容量モデルで、ポータブル電源はコンパクトでありながら出力が800Wもあります。コンパクトで軽いため、好きな場所に持ち運んでドリルドライバーやインパクトドライバーを使うのに最適です。
また「リン酸鉄リチウムイオン電池」の採用で、毎日使っても10年以上寿命がもつのも大きな魅力。DIYだけでなく、キャンプや防災グッズとしても併用できます。
「軽めの作業が多い」「コスパ重視でDIYを始めたい」という人は、高コスパ&コンパクトなJackery Solar Generator 600 Plus 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットを選びましょう。
●Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セット:ほぼ全ての電動工具を稼働OK
Jackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セットは、容量1,264Whのポータブル電源と出力100Wのソーラーパネルがセットになったモデルです。ポータブル電源は2,000Wの高出力で、DIYで使うほぼ全ての電動工具を動かせます。
また「拡張バッテリー」を3台接続すれば、最大5,000Whまで容量拡張が可能です。庭でDIYしながらIHコンロ調理もできるので、自宅にいながらちょっとしたバーベキュー気分も味わえます。
「一通りの電動工具を動かせるモデルが欲しい」「DIYしながら庭でご飯も食べたい」という人は、大容量でハイスペックなJackery Solar Generator 1000 Plus ポータブル電源 セットを選びましょう。
●Jackery Solar Generator 1000 Pro 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セット:複数のデバイスを使える
Jackery Solar Generator 1000 Pro 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットは、容量1,002Whのポータブル電源と出力100Wのソーラーパネルがセットになったモデルです。「大容量のなかでも高コスパ」が魅力で「大容量は欲しいけど、出費も抑えたい」という人に向いています。
また同モデルは、次の8つの出力ポートで複数のデバイスが使用可能です。
・AC100Vコンセント……3口
・USB-A端子……2口
・USB-C端子……2口
・シガーソケット……1口
スマホやタブレットを充電しながら電動工具を使えるので、初心者でも参考動画を見ながら丁寧にDIYできます。大容量とコスパのどちらも譲れない人は、機能と価格のバランスが良いJackery Solar Generator 1000 Pro 100W ポータブル電源 ソーラーパネル セットがおすすめです。
●Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セット:大規模なDIYならコレ一択
Jackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セットは、容量2,042Whのポータブル電源と出力200Wのソーラーパネルがセットになったモデルです。ポータブル電源は3,000Wの高出力で「この電動工具は動かせるのかな……?」と不安になることはありません。
「超大容量だと稼働音がうるさいんじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、JackeryのPlusシリーズは約30db以下の静音設計です。「夜の郊外」や「鉛筆で書く音」と同じくらい静かなので、長時間稼働しても近所迷惑どころか家族を起こす心配もないでしょう。
また5台までつなげる拡張バッテリーで、最大12,000Whまで容量拡張が可能です。DIYをお休み中の期間は「災害・停電時にも家電が使える安心バッテリー」として自宅に置いておけるので、1台持っておくとあらゆる面で重宝します。
「本格的なDIYがしたい」「防災グッズとしても優秀なモデルが欲しい」という人は、超大容量+ソーラーパネルで怖いものナシのJackery Solar Generator 2000 Plus ポータブル電源 セットを選びましょう。
まとめ
DIY初心者が最初に揃えるべき4つの電動工具をおさらいしましょう。
・インパクトドライバー
・丸のこ
・ジグソー
・サンダー
パワフルなコード式電動工具なら常に快適に作業できるため、ポータブル電源とセットで使いやすそうな製品を選んでみてください。
またソーラーパネルとセットの「Jackery Solar Generator」なら、太陽光充電で電気代の節約にもなります。今回紹介した4つのなかから自分に最適なモデルを選んで、ポータブル電源なしの状況には戻れない充実&快適なDIYを楽しんでください。
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