1.アパートで一人暮らしなら節約できる寒さ対策が吉
アパートやマンションの一人暮らしで、節約をしながらも暖かく過ごす、寒さを和らげる方法はないものか。そう考えたことはありませんか?ここでは、
「アパートのひとり暮らしで寒さを和らげる対策」
「電気代を抑えながら暖をとる方法」
についてくわしく解説します。エアコンなどの暖房器具の使用を抑える方法についてまとめていますので、参考にしてください。
●寒さが厳しくなると部屋に居る時間が長くなる
12月にもなると、寒さが本格化してくる頃です。地域によっては雪も降りだすくらい寒さが厳しくなる時期です。そうなると、どうしても“暖かい場所“を求めてしまいます。
- ・仕事が終われば自宅に直帰してしまう
- ・休日は外に出ず自宅で過ごす機会が増える
のではないでしょうか。寒さが厳しいと、外に出る意欲が低下する傾向にあるため、暖房器具の使用頻度が高くなり光熱費が上がる傾向にあります。また、冬は太陽が出ている時間が短く、部屋の中に日光が入りにくいことも、暖房器具を使用する時間が長くなる原因にもなっています。
●断熱効果を上げる寒さ対策が効果的
アパートのひとり暮らし寒さ対策なら部屋の断熱を考えるのが一番です。部屋が寒いと、ついエアコンや石油ファンヒーターなどを使ってしまいがち。部屋に滞在する時間が長ければ長くなるほど電気代や灯油などの燃料費もかさんでしまいます。部屋をある程度暖めてから暖房器具を切ったとしても、何もせずに居れば温められた空気はすぐに逃げてしまいます。
- ・外から侵入してくる冷気を抑える
- ・温めた空気を逃がさない
ことが、光熱費を抑えつつ寒さ対策するには効果的な方法です。では、どこを断熱すればよいかを次の項目でくわしく解説します。
「窓」+「床」+「玄関」の断熱対策
アパートの一人暮らしで部屋の寒さ対策における断熱効果を上げるためには、「窓」・「床」・「玄関」から伝わる冷気を遮断するのが効果的です。
〇「窓」:部屋の暖かい空気の約58%が窓から逃げていくと言われています。窓からの冷気を遮断することで、冷暖房効率も上がります。
〇「床」:部屋がフローリングだと、床から伝わる冷気も大きく部屋の暖かさを感じにくくさせている原因となっています。断熱素材を1枚追加するだけでも床から伝わる冷たさを和らげてくれます。
〇「玄関」:窓以外にも冷気が入りやすい場所が玄関です。部屋と玄関の間にドアがないレイアウトだと、部屋で暖めた空気は玄関から逃げてしまいます。ドアがない場合は仕切りをして暖かい空気を部屋に留める対策を施しましょう。
関連記事:エアコン冬の設定温度は何度がいい?暖房の平均温度や節電方法も紹介
2.アパートの一人暮らしで簡単にできる寒さ対策6選
ここでは前述した寒いアパートを暖かくするために「窓」・「床」・「玄関」の断熱対策を具体的な方法を通してくわしく解説していきます。アパートでの一人暮らしでエアコンなどの光熱費を節約できる寒さ対策を個々にくわしくご紹介します。
アパート一人暮らしの寒さ対策①:断熱効果のあるカーテンを活用
窓から伝わる冷気を遮断する効果と、部屋で暖められた空気を窓から逃がさないためには、断熱効果のあるカーテンを付けるのが得策です。「遮熱断熱カーテン」を取り付けましょう。
- ・床に隙間を開けない長さにする
- ・厚みのある素材を選ぶ
- ・赤やオレンジなどの暖かみのある色を選ぶ
のがポイントです。機能的な面で長さや素材を考えた方が得策です。色は人の心にも影響を与えると言われているため、視覚的にも暖かみのあるカーテンの方が、より効果を感じられます。
関連記事:【防災】冬の災害時に必要な寒さ対策とは?真冬の健康被害や防災グッズ
アパート一人暮らしの寒さ対策②:断熱材を窓に貼る
実際に窓に触ってみると、壁よりも冷たさを感じるように、この冷たさがアパートの部屋温度を下げてしまう原因となっています。窓に直接断熱素材を貼ることで、部屋に冷気を伝わりにくくさせることができます。「窓用断熱シート」を貼ることで、窓から伝わる冷気を直接的にシャットアウトしましょう。
- ・フィルム性シート:目立たずに断熱効果が得られる
- ・気泡緩衝材:少し目立つが効果は抜群
フィルム性のシートは貼っていることが目立たない一面を持っていますが、断熱性よりも紫外線を遮断する効果の方が高く、どちらかというと夏用に向いています。ただ、一度貼ってしまえば剥がす必要がないのが特徴です。一番効果があるのは気泡緩衝材なので、冬場限定で貼るのが効果的です。
アパート一人暮らしの寒さ対策③:ホットカーペットを活用
アパートで床からの冷えを防止する方法としては、ラグやホットカーペットが効果的です。冷たい空気は下に溜まりやすいため、足元が冷えてしまいがち。一人暮らしのアパートのフローリングだと余計寒いですね。ラグやカーペットを部屋に敷き詰めるだけでもアパート部屋の冷たさを和らげることができます。
ホットカーペットの消費電力は、「強」設定でも1時間当たり0.3kwh~0.4kwh(2畳用目安)程度です。床を暖めることでエアコンやヒーターなどのメイン暖房のランニングコストを抑えることができます。
アパート一人暮らしの寒さ対策④:コタツを活用
ホットカーペット同様、コタツを活用することで床からの冷気を遮断できます。コタツ布団をセットで使用しましょう。コタツの消費電力は一般的には300W~600W程度なので、節約に繋げることができます。ちなみに、
- ・コタツ1時間当たりの電気代:約3.4円
- ・ホットカーペットの1時間当たりの電気代:約4.9円
と、ホットカーペットの大きさにもよりますが、コタツの方が電気代は若干安く済みます。利便性を考えて選ぶと良いでしょう。
アパート一人暮らしの寒さ対策⑤:玄関と部屋を断熱カーテンで仕切る
玄関と部屋を仕切るドアがない部屋の間取りの場合、「断熱カーテン」で仕切ることで部屋で暖められた空気を玄関に逃がすのを防ぐことができます。ポイントは、玄関ドアよりも一回り大きいサイズのカーテンを設置することです。間取り的に玄関ドアの前に吊るすため、可動式になるように工夫して取り付けるようにしましょう。
アパート一人暮らしの寒さ対策⑥:隙間テープを活用する
一人暮らしのアパートで玄関ドアと部屋との間にドアがある場合、床とドアの隙間から冷気が侵入してくるため、「隙間テープ」でその隙間を埋めると効果的です。クッション素材でできていて、両面テープを使って隙間が生じている部分に貼り付けます。
3.アパート一人暮らしの寒さ対策で役立つ100均グッズ
「あまりお金をかけたくない」方に、アパートの一人暮らしでの寒さ対策に100円ショップでも購入できる寒さ対策グッズをご紹介します。
①ホットカーペットの下に敷く「アルミシート」
アウトドアでよく使われている「アルミシート」を床に敷くだけでも、床から伝わる冷気を遮断してくれるためおすすめの100均寒さ対策アイテムです。また、ホットカーペットの下に敷くのも効果的なので、ぜひ試してみてください。
②「緩衝材」
窓に貼る断熱素材、「緩衝材」は100円ショップでも販売されています。最近では窓用の緩衝材も販売されるようになっていますので、窓の寒さ対策を考えている方にはおすすめです。選ぶポイントは、水を吹きかけて貼れる緩衝材を選ぶことです。
- ・貼ったあと剥がしても跡が残りにくい
- ・貼るときに微調整ができて貼りやすい
など、利点があります。緩衝材は、寒さが和らいで暖かくなる春ごろには剥がさなくてはなりません。剥がすことも視野に入れて選ぶことが大切です。
関連記事:冬の寒さ対策グッズ16選!部屋・アウトドア・通勤で活躍するグッズを厳選
4.アパート一人暮らし寒さ対策であると便利なグッズ5選
アパートやマンションでの一人暮らし寒さ対策で役立つ節約便利アイテムをご紹介します。光熱費を抑えつつ冬を温かく過ごしたい方はおすすめです。
①サーキュレーター
エアコンやファンヒーターなどの暖房器具によって暖められた空気を効率よく部屋内に循環させるのに使用します。暖められた空気はどうしても部屋の天井の方へいき、床は冷たい空気が残る傾向にあります。暖かい空気の偏りを防ぐためにも、「サーキュレーター」の風で部屋全体に行き渡らせることができます。
②加湿器
人間の体感温度は湿度も関係していて、加湿器によって湿度を上げることで暖かく感じられます。湿度を約15%上げることで、室温を1℃下げても体感温度は変わらないと言われています。だから、エアコンの設定温度をその分低くできるので、省エネにつながります。加湿器を上手く活用して、低コストで暖かい部屋をつくりだしましょう。
③着る毛布
着る毛布は、毛布のような素材で仕立てられている部屋着で、寒いアパートで暖かく過ごせるアイテムです。毛布にくるまれているような感覚で着たまま動けるので、家事や仕事など、自由に過ごすことができます。
最近では電熱素材が組み込まれている着る毛布も登場してきています。これを着れば、アパート室内が少々寒くても暖かく過ごすことができる便利アイテムです。
④湯たんぽ
湯たんぽは、アパート部屋全体を暖かくすることはできませんが、冷えた手足を暖めるには丁度良い便利アイテムです。蓄熱式の湯たんぽも登場していて、手足を入れられる袋も一緒に付いているタイプもあります。
お湯を入れるタイプでも、電気はかからず身体を暖められるし、蓄熱式でも1回の蓄熱にかかる電気代は約2.5円と安く、省エネに向いています。
⑤電気毛布
アパートで電気毛布を使えば、必要以上に部屋を暖めることはありません。基本的に毛布なので様々な使い方ができます。
- ・羽織って身体を暖める
- ・ソファーに敷いて座る
- ・ひざ掛けとして使用する
など、少し寒い室内でも温かく過ごすことができます。電気毛布は温度調節も可能なため、好みの温度に設定できるのも便利なところ。自分の好きな温度に設定して、快適な暖かさを楽しむことができる便利アイテムです。
関連記事:【2024年】今年の冬は寒い!気象予測と冬に備える寒さ対策ガイド
5.防災や停電、冬のアウトドア寒さ対策で活躍するJackeryポータブル電源
アパート一人暮らしで地震や台風による停電が発生した場合、電気が使えないと不便です。寒い冬であればなおのこと、寒さを凌ぐのは困難となるでしょう。ポータブル電源は、モバイルバッテリーよりも容量が大きくて、USB以外にDC12VやAC100Vが使えるようになる便利アイテムです。アパート一人暮らしの防災・停電対策として1台持っておくと安心です。
また、持ち運べるように設計されているため、ポータブル電源を趣味に使って頂くことも可能。冬の屋外作業やアウトドアに電気を持ち込めるため、寒さ対策として使える電気製品を持ち出すこともできておすすめです。
Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は、
- 業界トップクラスの軽量とコンパクトを実現
- 自分の好きな容量を選べる豊富な商品の品揃え
- 累計販売台数400万台以上の販売実績のある信頼できる世界有名メーカー
- 最長5年の長期安心保障と充実したアフターケア
これからは、一人暮らしの防災やアウトドア生活におすすめのポータブル電源を下記にご紹介していますので、参考にしてみてください。
●Jackery Solar Generator 600 Plusポータブル電源 セット
●Jackery Solar Generator 1000 New 100Wポータブル電源 ソーラーパネル
まとめ:節約できるアパート一人暮らし寒さ対策
アパート一人暮らしの寒さ対策では、エアコンや暖房器具を使うのも電気代などの光熱費も気になってしまいます。今回の記事では、アパートでエアコンの使用を抑えながら暖かく過ごせる寒さ対策や、おすすめ寒さ対策グッズをご紹介しました。
近年、電気代が次第に高騰していく中で、冬の寒さ対策は光熱費に直結していながらも決して無視できない内容です。低コストで揃えられるアイテムも紹介していますので、ぜひ節約に取り組んでみてください。
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