一人暮らしに最低限必要なものチェックリスト
新生活の一人暮らしでは、最低限購入しなければならないものが多くあります。住み始めてから準備しだすと、中途半端な商品を買ってしまい、後悔することにもなりかねません。以下のチェックリストを参考に、必要なものの目星を付けておきましょう。
部屋 |
必要なもの |
リビング |
・照明 ・エアコン ・テーブル ・椅子 ・テレビ |
キッチン |
・照明 ・冷蔵庫 ・電子レンジ ・キッチン用品 |
洗面所 |
・照明 ・洗濯機 ・掃除機 ・洗剤類 |
トイレ |
・トイレットペーパー |
寝室 |
・照明 ・エアコン ・ベッドまたは布団 |
一人暮らしに必要なものを揃える上での3つの注意点
一人暮らしに必要なものを揃えるのにかかる初期費用は、高くなりがちです。購入してから後悔しないためにも、以下の注意点に気を付けて、商品を選んでみましょう。
ニトリなどの安い店舗で費用を抑える
物は実際に使ってみないと、良し悪しが分かりません。そのため、初めての一人暮らしでは、ニトリなどの安価で高品質のインテリアが取り揃えられている店舗で購入するのがおすすめです。ニトリ・無印良品・IKEAといったインテリアショップでは、家具・寝具・家電といった一人暮らしに必要なもののほとんどを購入できます。
インテリアに統一感をもたせる
むやみやたらに必要なものを揃えていくと、色や形に統一感がなく、がちゃがちゃした印象になります。おしゃれな家を作りたいのであれば、インテリアに統一感をもたせて、選んでいきましょう。そのため、物を購入する前に、どのようなイメージの部屋にしたいのか、考えてみてください。
生活をイメージして取捨選択する
家具屋を見ていると、ついあれもこれも買いたくなるでしょう。しかし、寄り道して買い物ばかりしていると、費用はかさむばかりか、本当に必要なものがなかなか揃えられません。部屋を彩ってくれる物は最後に回して、まずは、本当に必要なものだけを生活をイメージした上で取捨選択して選んでいきましょう。
【家具・寝具】一人暮らしに最低限必要なものリスト3選
大型の家具・寝具は、家の中でもスペースを取るので、最初に購入するのがおすすめです。また、高価な上に長く使えるものでもあるので、慎重に選んでください。一人暮らしに最低限必要な家具・寝具を紹介します。
テーブル
食事やパソコン作業、リラックス時間などで欠かせないのが、テーブルです。部屋が狭い一人暮らしでは、ローテーブルがあると便利でしょう。ただし、仕事や勉強を家でする機会が多くなる方は、1人〜2人用のダイニングテーブルを購入するのもおすすめです。
椅子
もたれられる椅子がないと、家の中でもなかなか休まりません。購入するテーブルの高さに合った椅子を選びましょう。デスクワークを頻繁に行う方は、値段は張りますが、オフィスチェアを購入することで、長時間座っていても疲れずに作業できます。
ベッドまたは布団
一人暮らしに必要なもので迷う要素として、ベッドにするか、布団にするかが挙げられます。以下のそれぞれのメリット・デメリットを踏まえて、あなたに合う寝具を選んでみてください。
|
ベッド |
布団 |
メリット |
・おしゃれな部屋になる ・睡眠の質がよくなる ・ベッド下が収納スペースになる ・ほこりを吸い込みにくい |
・未使用時は収納できる ・手入れがしやすい ・初期費用が安い ・引っ越し時に持ち運びが楽 |
デメリット |
・部屋が狭くなる ・ひっこしが大変になる ・メリハリを利かせづらい |
・ほこりが溜まりやすい ・毎朝片付けるのが面倒 ・冬は冷えやすい |
【家電】一人暮らしに最低限必要なものリスト7選
商品によって、性能の幅が広いものが家電です。安さだけを重視して購入すると、予想以上のランニングコストがかかったり、必要な機能が付いていなかったりと、後悔することにもなりかねません。一人暮らしに最低限必要な家電は、以下のとおりです。
照明
生活する各部屋に、照明器具は必要です。部屋の雰囲気を大きく左右する要素でもあるので、どのようなイメージにしたいのか想像しながら購入しましょう。明るさや色調を自由に調節できるタイプを選んでおくと、シーンに合わせて都度都度変えられるので便利です。
エアコン
夏・冬にエアコンがなければ、快適な生活は望めません。物件によっては設置されていない場合があるので、自分で購入する必要があります。エアコンは設置工事の費用が別途必要になる点と、商品によって消費電力が異なる点に注意してください。
冷蔵庫
自炊をしない人であっても、飲食物を冷蔵する機会は訪れるので、冷蔵庫は必要です。自炊をしない場合は150L以下、自炊をする場合は150L〜250Lの容量のタイプを選ぶと良いでしょう。また、作り置きをしたい方は、冷凍機能があると便利です。
洗濯機
日々の洗濯をするのには、洗濯機が必要です。コインランドリーを利用すると、長期的に見ると割高になります。また、乾燥機付きを選んでおくことで、干す手間や取り込む手間がかかりません。搬入経路の幅に収まる範囲で、洗濯機を選びましょう。
電子レンジ
作り置きや買ってきた総菜を温める際に、電子レンジは必要です。価格の安い電子レンジは、最大出力が低く、温めるのに時間がかかるので注意してください。一人暮らしでは、20L以下の単機能電子レンジで十分です。
掃除機
部屋が狭くても、ほこりはたまります。掃除機を購入することで、効率的にほこりを除去し、室内を清潔に保てます。一人暮らしでは、以下の条件に合致する掃除機がおすすめです。
・小回りが利くスティックタイプ
・ランニングコストがかからないサイクロン式
・取り回しが利くコードレスタイプ
テレビ
一人の自由時間にテレビがあると、有意義な時間を過ごせます。部屋の畳数に合ったテレビを選びましょう。4.5〜6畳には24〜32インチがおすすめです。動画配信サービスが見られる機能が備わっていると、普段スマホで見ている動画を大画面で見られます。
【日用品】一人暮らしに最低限必要なものリスト3選
一人暮らしの初日から必要な日用品も存在します。以下に挙げる日用品は使用頻度が高く、手で持って新居に移動できるので、引っ越しの前から揃えておくと良いでしょう。
トイレットペーパー
人は1ヵ月で大量のトイレットペーパーを消費します。1ヵ月に男性は1.58ロール、女性は6.84ロール必要です。シングルは1ロールあたり50〜60メートル、ダブルは25〜30メートルあります。コスパを求めるならシングル、丈夫さを求めるならダブルを選びましょう。
洗剤類
部屋や物の掃除や、体の洗浄に洗剤類は欠かせません。以下の洗剤類は最低限揃えておくと安心です。まずは、容量の少ないタイプで試してみると良いでしょう。
・シャンプー
・ボディソープ
・洗顔料
・洗濯洗剤
・食器用洗剤
キッチン用品
自炊をする方は、調理器具や食器・カトラリー、キッチン雑貨といったキッチン用品が必要です。調理器具としては、包丁・まな板・フライパン・計量カップ・菜箸が必要になります。キッチン雑貨では、ゴミ袋や布巾、水切りカゴがあると便利です。
【男女別】一人暮らしに最低限必要なものリスト3選
男女で日々のケアは異なります。以下に挙げるものも忘れずに用意しておきましょう。どの商品がよいか迷ったら、同性の一人暮らしの先輩に聞いてみるのもおすすめです。
男性|電気シェーバー
毎日の髭剃りに必要なアイテムが、電気シェーバーです。カミソリに比べて、肌に低刺激なので、新生活に合わせて購入してみてはいかがですか。出張や旅行などで持ち出して使う可能性がある場合は、コードレスの充電式がおすすめです。
女性|ドライヤー
男性に比べて、女性は髪の量が多いので、風量の多いドライヤーが必要です。ただし、熱すぎる温風を長時間浴びると、髪の傷みにも繋がります。髪を傷めない最大温度100℃まで、段階的に温度設定できるタイプを選びましょう。
女性|生理用品
生理の経血量が多い方が、ナプキンを切らしていると大変です。生理用品は多めに揃えておき、常に残量を確認するようにしましょう。月経カップや布ナプキンがあると便利です。また、使用後のナプキンを処分するためのサニタリーボックスは、100円ショップでも購入できます。
快適・安全な一人暮らしに欠かせないポータブル電源
一人暮らしをより快適かつ安全にしてくれるアイテムが、ポータブル電源です。ポータブル電源とは、大量の電気を内部のバッテリーに蓄電し、コンセントから給電できない状況でも、電化製品を稼働させられる機器を指します。一人暮らしにポータブル電源があるメリットは、以下のとおりです。
・コンセントがない位置でも、電化製品を使用できる
・ソーラーパネルから蓄電することで、電気代を節約できる
・停電が発生した場合でも、電化製品を使い続けられる
・災害時の避難所でも、電化製品で気温対策や加熱料理が行える
・プライベートのアウトドアで、家電を使うことで快適性が向上する
一人暮らしで使用するポータブル電源は、創業から11年間で世界販売台数300万台を突破した実績を誇る、Jackery製がおすすめです。Jackery製は、高い安全基準を満たしているので、一人暮らしでも安心して使用できます。一人暮らしに最適な機種は、以下のとおりです。
Jackery Solar Generator 1000 Plus
・電気容量は1264Wh。追加バッテリーで最大5kWhまで拡張可能
・定格出力は2000W。家電を同時に8台使用できる
・合計62個の保護システムと12重のBMS保護システムを搭載する
・EPS機能で、停電時も中断なく電気を供給できる
Jackery ポータブル電源 1000 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルをセットにした製品です。IBCセル技術により高い変換効率で太陽光発電した電気で、AC出力やUSB出力などの計8つの多彩なポートから、ほとんど全ての家電を稼働させられます。
リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているため、10年以上も自宅やアウトドア、避難所などで活躍します。災害発生時もソーラーパネルがあることで、電気不足の心配は不要です。
Jackery Solar Generator 600 plus
・電気容量は632Wh。中容量で一人暮らしに最適
・定格出力は800W。消費電力が高いケトルも稼働できる
・LFPバッテリーを搭載により、10年以上使用できる
・最大25%の太陽光変換効率のソーラーパネルがセット
容量632Wh・定格出力800Wの.ポータブル電源と100Wのソーラーパネルをセットにした製品です。二つ合わせて10.95kgという軽量さとコンパクトさを兼ね備えているため、アウトドアや災害発生時に荷物の邪魔になりません。
UPS機能を搭載しているため、停電が発生した場合も、0.02秒未満で電気供給源を切り替えられます。ソーラーパネルは、曇り空などの低照度条件下における発電量が約50%も増加したため、自宅における高い節電効果が期待できるでしょう。
Jackery Solar Generator 300 Plus 100W
・電気容量は288Wh。スマホやパソコンの複数回充電が可能
・定格出力は300W。停電時も扇風機や電気毛布で体温を維持できる
・ChargeShield技術により、約2時間でフル充電できる
・UL規格の耐衝撃性で、安全に持ち運びできる
Jackery ポータブル電源 300 PlusとJackery SolarSaga 100W ソーラーパネルがセットになった製品です。リュックに入る程のコンパクトサイズなので、普段のプライベートでも気軽に持ち運びできます。
スマホは約14回もフル充電できるので、外出する機会が多い方にもおすすめです。災害時には、24%の高変換効率を誇るソーラーパネルで電気を蓄え、家電を稼働できます。
一人暮らし必要なものに関するよくある質問
初めての一人暮らしでは、分からないことだらけですよね。必要なものを揃えるのにかかる費用や逆に買わなくてよいものなど、一人暮らしに必要なものに関するよくある質問を紹介します。
一人暮らしするのに最初は、最低どれぐらい費用が必要ですか?
一人暮らしにかかる初期費用は、平均約60万円ほどです。そのうち、家賃に関する費用は30万円、家具家電類は25万円、引っ越し費用に5万円ほどかかると想定されます。必要なものを揃える場合は、25万円に収めるよう計画してみてください。
また、必要なものは以下の方法で入手することで、初期費用を抑えられます。
・友人や知人から譲り受ける
・実家で使っていた物を引き継ぐ
・リサイクルショップやフリマアプリで中古品を購入する
一人暮らしに必要なものとして知っておくべき知識はありますか?
一人暮らしで必要になる家電は、高額になりがちです。インテリアショップで安く購入することも可能ですが、家電量販店に揃っている家電に比べると、性能が劣ります。そこで、品質の高い家電を安く購入するためには、家電量販店で値切り交渉を行いましょう。
一人暮らしに不要なものを教えてください。
初めての一人暮らしでついつい買いたくなるけど、実は必要ないものもあります。以下のようなものは、2人暮らし以上で必要になるので、一人暮らしではなくても構いません。
・ソファ
・こたつ
・ダイニングテーブル
・食器棚
一人暮らしにあって便利なものは?
ホコリが溜まる床を靴下で歩き回るのは汚いです。自分用と来客用にスリッパを用意しておくと良いでしょう。調理器具では、電気ケトルや圧力鍋、炊飯器があると、毎日の調理が楽になります。掃除用具では、 ロボット掃除機で掃除を自動化するのもおすすめです。
まとめ|一人暮らしに必要なものは慎重に選ぼう
初めての一人暮らしでは、必要なものが多いです。生活が始まってから揃えだすと、家具・家電選びに失敗する可能性も高まりますので、入居前から商品を選定しておきましょう。
この記事で紹介した必要なものを揃えて、気持ちよく新生活をスタートしてください。
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