電気代の節約方法&便利アイテム15選!お得に楽しみながら節電しよう
近年、全国的に電気代の上昇が続いています。家計を圧迫する支出に備えて、電気代の節約を考えることも大切ですよね。今回は、無理せず続けられる電気代の節約方法10選、電気代節約に役立つアイテム5選を詳しく紹介します。一人暮らしでも、家族でも楽しめる電気代節約方法をチェックしましょう。
電気代の値上げが続く理由は?今後の予想は?
電気代は、燃料費の高騰やSDGsの影響、ロシアウクライナ情勢など、さまざまな要因が絡み合い、全国的に上昇の一途をたどっています。
石炭や天然ガス、原油など、火力発電に必要な資源は日本には少なく、そのほとんどを輸入に頼っています。円安の影響もあり、輸入価格が高騰したことが、電気代を押し上げる大きな要因になっています。
近年はSDGsの影響もあり、太陽光発電や風力発電といった、二酸化炭素を排出しない発電方法に注目が集まっています。これらの発電方法はコストが高く、そのコストをまかなうため、国は各電気会社に再エネ賦課金の納付を求めています。再エネ賦課金は電気代に含まれ、国民から徴収されています。
さらに、ロシアウクライナ間の戦争も、電気代が高まる理由です。日本はロシアからの化石燃料の輸入をストップしました。世界各国で化石燃料の価格が高騰しており、日本の電気代もその影響を受けています。
このように、各家庭の問題ではなく、世界的な理由で電気代の上昇は今後も続くことが予想されます。
お気軽に取れる電気代節約方法10選
節約方法はたくさんありますが、無理をしていると精神的にもつらく、楽しめなくなってしまいます。ここでは、お気軽に取れる電気代を節約する方法を10個紹介します。楽しみながら気軽に続けられる節電方法を取り入れてくださいね。
●カーテンを閉める
カーテンを閉めるだけで、エアコンの効きをよくし、電気代を節約できます。
室内の熱の多くは窓から逃げていき、室外の冷気は窓から入ってきます。夏の場合は室外の熱が窓から入ってくるだけでなく、強い日差しも室内の気温を高める要因の一つです。
カーテンを閉めて外気を遮断すれば、エアコンは最低限の稼働で済ませられます。とくにエアコンの稼働により電気代が気になる夏場を冬場は、外気をしっかり遮断することを意識しましょう。
●エアコンの掃除をする
エアコンの効きをよくするためには、エアコンフィルターのお手入れも大切です。
フィルターに誇りや汚れが詰まっていると、同じだけ稼働させても効きが悪くなってしまいます。
フィルターは簡単に掃除ができるので、季節の変わり目だけでなく、エアコンの効きの悪さが気になってきたタイミングで適宜行うようにしましょう。
●エアコンは自動運転にする
エアコンはつけたり切ったりを繰り返すよりも、自動運転にした方が電気代を節約できます。
エアコンなどの家電は、つけっぱなしにするよりも稼働し始めた瞬間にもっとも電力を消費します。
電気代がもったいないからと頻繁に消して、またつけて…を繰り返していると、かえって電気代が高くなってしまうので注意しましょう。
自動運転なら、適切なタイミングで運転を強めたり弱めたりしてくれます。
●冷蔵庫の温度設定は弱から中にする
冷蔵庫の温度設定を変えるだけでも、電気代を節約できます。
温度設定を「強」にしている場合は、「弱」から「中」程度にしましょう。目安としては、夏場は「中」、冬場は「弱」程度でも十分に食品を冷やせます。
また、冷蔵庫の中に食品を詰め込みすぎないことも大切です。
●洗濯機のすすぎは1回にする
洗濯機のすすぎを1回にすれば、電気代だけでなく水道代も節約できます。
洗濯機の種類にもよりますが、標準の設定ではしっかり洗濯物の汚れを落とすために、すすぎを2回にしているものが多いです。
ですが、設定を変更してすすぎを1回のみにすることも可能です。
汚れが落ちないのでは?と不安に感じるかもしれませんが、すすぎ1回用の潜在も販売されているので、そちらを選びましょう。
●テレビの明るさを中間程度にする
テレビの明るさの設定を中程度にすることで、電気代を節約できます。テレビの明るさを高く設定していると、その分消費電力が高くなります。
設定画面から簡単に明るさを変更できるので、この機会に設定を変えておきましょう。
中程度にしていても普通に見ている分には問題なく、日中でも上記で説明した節約方法のようにカーテンを閉めておくことで、見やすくなりますよ。
●使わないコンセントは抜いておく
昔からよく言われている節約方法ですが、使わないコンセントを抜いておくのは節約方法として有効です。
コンセントを挿しっぱなしにしておくと、家電を使っていなくても待機電力が発生します。待機電力は、年間7,000円以上にも上るというデータもあります。
(出典:資源エネルギー庁省エネルギー対策課「平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書概要」)
使う頻度の低い家電や、眠っている間は使わない家電などは、できるだけコンセントから抜くようにしましょう。
●エアコンとサーキュレーターを併用する
エアコンの効きをよくするために、サーキュレーターを併用する方法もあります。
空気は性質上、暖かいと上部にたまり、冷たいと下部にたまります。冬場にエアコンを稼働してもなかなか暖かくならない場合、サーキュレーターを部屋の上部分に向けて回すと、暖かい空気を部屋中に循環させられます。
エアコンの稼働を最低限にすれば、サーキュレーターを回しても結果的には電気代の節約になります。
●契約中の電力会社を見直す
契約中の電力会社を見直すだけでも電気代が節約できます。
見積もりや契約の手間がかかるものの、一度契約を変更すればそれだけで電気代が安くなるので、時間に余裕がある際に見直しを検討しましょう。
電気代は電力会社によって大きくプランが違います。基本料金がかかる分追加料金は安い会社、基本料金がない分使い方次第では大幅に電気代を節約できる会社、さらに大手の電力会社よりも、新電力会社の方が電気代が安く設定されているケースが多いです。
●電力会社への支払方法を見直す
電気代の節約に役立つアイテム5選
電気代の節約に役立つ便利なアイテムもご紹介します。新しいアイテムを導入して、節電をもっと楽しみましょう。
●ポータブル電源・ソーラーパネル
ポータブル電源・ソーラーパネルを家庭の太陽光発電に取り入れましょう。ポータブル電源とは、ACコンセントや太陽光発電から電力を保存して家電や電子機器に給電するアイテムです。ポータブルソーラーパネルとは、一般家庭でも取り入れやすい持ち運びできる工事不要な太陽光発電パネルです。
ソーラーパネルで太陽光発電した電力をポータブル電源に蓄えて様々な家電に給電すれば、電気代を浮かせられます。
大容量のポータブル電源であれば、ほとんどの家電に給電できます。
また、ポータブル電源とポータブルソーラーパネルなら、自宅の屋根に取り付ける手間もかからず、ベランダや庭など、好きな場所で発電可能ですし、一般の太陽光パネルより費用も安いし、導入しやすいです。
ポータブル電源とソーラーパネルはコンセントからの電力を必要としないので、万が一の災害時の備えとしても最適です。
●遮熱カーテン
カーテンを閉めるとエアコンの効きを高められますが、遮熱カーテンを選べばさらに節電が期待できます。
遮熱カーテンは一般的なカーテンよりも厚く、熱を通さない素材で作られています。
肌寒い程度の気温であれば、カーテンを閉めるだけでも十分室内に熱を留められるでしょう。
●敷きパッドや電気毛布
毛布素材や保温性の高い素材の敷きパッド、電気毛布を寝具に取り入れることで、エアコンの稼働を最小限に抑えられます。
エアコンは家電の中でも消費電力が高く、一晩中つけっぱなしにしておくと電気代も高額になってしまいます。
エアコンをつけなくても、また、温度を高くしすぎなくても、暖かい環境でぐっすり眠れるように、寝具の見直しをしてみましょう。
●LED電球
電球を普通の白熱電球からLEDに交換すると、年間で2,300円以上の節電効果が期待できます。
家族と暮らしており、部屋がいくつもある場合は、すべての部屋の電球をLEDにすることでさらに多くの金額を節電できます。
LED電球は従来の白熱電球よりも寿命が長く、一度購入して取り付ければ長期間買い替えや取り付けの手間がかからないという点も魅力です。
●省エネに特化した家電
電気代節約にポータブル電源・ソーラーパネルがおすすめ
電気代の節約にポータブル電源とソーラーパネルの利用は特におすすめします。自宅でできる節電方法として、ぜひ参考にしてください。
●太陽光発電で電気代を大幅にカットできる
ソーラーパネルは、太陽のパワーを電力に変換できるアイテムです。日光がよくあたる場所(庭やベランダなど)にポータブルソーラーパネルを置いておけば太陽光発電を簡単に実現できます。ソーラーパネルで発電した電力をポータブルバッテリー経由して自宅のさまざまな家電に利用すれば、その分大幅に電力をカットできます。
ソーラーパネルを使わずにポータブル電源だけで電気代を節約する方法もあります。電気代は、一般的に、夜間よりも昼間の方が高く設定されています。夜間にポータブル電源を充電しておき、電気代の高い日中にポータブル電源から給電すれば、電気代の節約に役立ちます。
●ポータブルタイプで取り付けのコストが不要
ポータブル電源・ポータブルソーラーパネルは、取り付けの手間とコストがかかりません。とくにソーラーパネルの取り付けは、工事費用が高額です。屋根にダメージを与えたり、住宅のデザインを損ねてしまう可能性もあります。その点、ポータブル電源・ソーラーパネルなら、自宅の好きな場所で利用可能です。
マンションなど屋根にソーラーパネルを取り付けられない方、日当たりが悪い場所に住んでいる方にも使いやすいでしょう。ポータブル電源は自宅だけでなく、キャンプ場や車中泊での利用にも最適です。
●家庭電気代の節約におすすめのポータブル電源製品
電気代節約におすすめのポータブル電源・ソーラーパネルが、Jackery(ジャクリ)のアイテムです。とくに、自宅で節電のために利用するのであれば、2000Proと1500Proがおすすめです。
2000Proは電力容量が2160Wh、1500Proは電力容量が1512Whです。複数の家電を利用するのにも十分な電力で、家庭用としても活用できます。
いずれも充電サイクル数が非常に高く、2000Proは1000回、1500Proの場合は2000回充電しても80%の電池残量を維持することが可能です。
ポータブル電源は一台20万円から30万円弱かかりますが、一度購入すれば長期間快適に使い続けられるでしょう。
ポータブル電源・ソーラーパネルセットおすすめ一覧:
Jackery Solar Generator 2000 Pro
容量:2160Wh
定格出力:2200W
フル充電:7.5時間(Solarsaga 200W×1枚)
通常価格:¥285,000(税込)
Jackery Solar Generator 1000 Pro
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:17時間(Solarsaga 80W×1枚)
通常価格:¥178,600(税込)
Jackery Solar Generator 1500pro
容量:1,512Wh
定格出力:1800W
フル充電:11時間(Solarsaga 200W×1枚)
通常価格:¥206,210(税込)
Jackery Solar Generator 1000
容量:1002Wh
定格出力:1000W
フル充電:17時間(Solarsaga 100W×1枚)
通常価格:¥169,900(税込)
賢く節約して無理なく電気代をカットしよう
電気代を節約できる方法と、節電に役立つ便利なアイテムを紹介しました。節電方法はたくさんありますが、長く続けて習慣にするためには、無理なく続けられるものでなければなりません。便利なアイテムやおしゃれなアイテム、多機能のアイテムも取り入れて、楽しく電気代節約を続けましょう。
また、家計の見直しに関する役立ち情報をもっと知りたいなら、通信費・家計見直しサイト Soldi(ソルディ)がおすすめです。Soldi(ソルディ)は家計を助けるお役立ち情報をお届けするメディアです。 インターネット・モバイルWi-Fi・格安SIM&スマホなど、毎月の出費をかしこく節約してお金の悩みを解決しましょう。
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