使ってないのに電気代が高い!昼間誰もいないのに異常に高いのはなぜ?

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毎月の電気代の請求額を見て「使っていないのに電気代が高い!」と思うことはないでしょうか。電気代は家庭の使用状況や市場価格、政府の支援などさまざまな影響を受けて変化します。

 

この記事では、世帯人数や地域ごとの電気代の平均額や電気代が高いと感じる原因、電気代を節約する方法を解説します。電気代が高い原因を知り、生活に合った節約方法を見つけて電気代を抑えましょう。

目次

1.使ってないのに電気代が異常に高い|月1万円や先月の2倍になるのは普通?

 

電気代を高いと感じる金額は人によって異なります。自分の家庭の電気代が平均より高いか知り、節約した方が良いか確認しましょう。

1人暮らしの電気代は平均6,726円|月1万円は高いかも

一人暮らし家庭の電気代の平均月額は6,726円でした。下記の表は、地域ごとにまとめた月平均の電気代です。 

北海道・東北

関東

北陸・東海

近畿

中国・四国

九州・沖縄

8,103

6,635

7,252

6,052

7,394

5,513

※2023年1〜12月の結果

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査」 

北海道・東北や北陸・東海など冬に暖房を使用する機会が多い地域で、電気代が高い傾向がみられました。季節や住んでいる地域によって異なりますが、月額5,000〜8,000円程度が平均的な範囲であり、月1万円を超えると平均より高額といえます。 

一人暮らしの場合、仕事で日中は家にいない人と、リモートワークで日中に家で家電製品を使っている人では電気代が大きく異なります。仕事で家にいない時間が長いのに、平均額よりも高い場合は電気代の見直しをすると良いでしょう。

2人以上の家族だと電気代は平均12,265円|月1~2万円は割と普通

2人以上世帯の電気代の平均月額は12,265円でした。単身世帯と比較すると約2倍の金額です。2人以上の世帯では、主婦の人や子どもがいて1日中家電を使用するなど、自宅にいる時間が長く、電気代が高くなりやすいです。 

地域ごとの電気代の月平均額を以下にまとめました。 

北 海 道

東北

関東

北陸

東海

近畿

中国

四国

九州

沖縄

13,059

15,020

11,876

15,992

12,316

11,088

14,331

13,359

10,605

10,962

2023年1〜12月の結果

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査」 

暖房器具の使用時間が長い東北や北陸と、使用頻度が低い九州・沖縄では、電気代に1.5倍程度の差がみられます。家にいる時間が長い場合や、部屋の数が多くて複数の部屋で暖房器具を使用している場合などは、月の電気代が20,000円を超えることもあります。 

電気代を確認して、平均的な金額に抑えられていない場合は節電対策をしましょう。

冬は電気代が大きく上がることも

電気代は季節によって大幅に変化します。以下の表は、2023年の二人以上世帯における季節ごとの電気代の平均月額です。 

2月(冬)

18,750

5月(春)

11,174

8月(夏)

10,022

11月(秋)

9,530

参考:e-Stat 政府統計の総合窓口「家計調査」 

暖房を使用する2月の電気代がもっとも高く、暖房も冷房も使用せずに過ごせる11月がもっとも安いです。季節によって約2倍の差があり、電気代が急に上がったと感じる原因になります。 

季節による電気代の差から分かるとおり、暖房器具は電気の消費量が多く、電気代に与える影響が大きいです。省エネ家電に変えることで節電効果が反映されやすいため、電気代の節約には暖房器具の見直しを優先的に行いましょう。

関連人気記事:電気代が高くて困っていませんか?高い原因とすぐにできる11の節電方法を紹介

2.昼間家に誰もいないのに電気代が高い原因4つ

 

昼間家に誰もいないのに電気代が高い原因

昼間は家に誰もいないのに電気代が高いと感じる場合、いくつか原因が考えられます。以下の4つの原因から、電気代を抑える方法を知りましょう。

冷蔵庫やポットの消費電力が大きい

ドライヤーやエアコンのように電源を操作している間だけ電気を使う家電だけでなく、以下のような24時間常に電気代がかかる家電もあります。 

冷蔵庫の稼働

温水洗浄便座の保温機能

ポットの保温機能

炊飯器の保温機能

床暖房 

常に動いている家電が多いと、家に誰もいなくても電気代がかかり続けるため、電気代が上がりやすいです。特に冷蔵庫の稼働やポットなどの保温機能は消費電力が高いので、電気代が高くなる原因です。 

常に稼働している製品を確認し、不要なものはこまめに電源を切る習慣をつけましょう。

待機電力の消費が大きい

待機電力は、使用していない家電製品でもコンセントに接続しているだけで消費される電力です。以下のような機能を維持するために少量の電力を消費しています。 

テレビやエアコンなどリモコンで操作する家電の待機モード

炊飯器や電子レンジの時計表示機能

温水洗浄便座の便座を温める機能 

家の中にある家電を見直して、不要な電力消費がないか確認してみましょう。

電気料金プランが生活に合っていない

電気の料金プランが生活に合っていないと、電気代が割高になる可能性があります。たとえば夜間の電気代が安いプランを選んだのに、日中の電気使用量が多いと電気代が無駄になります。 

契約している電気料金プランを見直し、生活に合ったプランがないか見直しをしましょう。

電気の市場価格が上昇して負担額が増えた

近年、さまざまな要因により電力の市場価格が上昇傾向です。再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価上昇や、国際情勢の変化による燃料費の高騰などが、電気代上昇の背景となっています。
参考:経済産業省「再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2024年度以降の買取価格等と2024年度の賦課金単価を設定します」

下記の表は、2020年〜2023年における電気代の平均月額です。

電気代の月平均

単身世帯

2人以上

2023年

6,726

12,265

2022年

6,808

12,678

2021年

5,482

10,317

2020年

5,791

10,671

上記の表から、数年の間でも電気代が上昇していることが分かります。

以下のような、各種支援策により一時的に電気代が抑えられる期間もありますが、支援終了後は再び料金が上昇するケースが多いです。

2023年〜2024年に実施「激変緩和措置」

令和5年度「酷暑乗り切り支援」

令和6年度「電気・ガス料金負担軽減支援事業補助金」

支援が終了するタイミングは「急に電気代が上がった」と感じやすいです。政府の支援政策を知っておくと、電気代が変動したときも慌てずに対処できます。
参考:経済産業省資源エネルギー庁「電気・ガス料金支援」

3.使ってないのに高い電気代を節約するコツ6選

 

電気代の節約には、日々の小さな工夫と生活に合った家電製品の選択が大切です。すぐに実践できる節約のコツを解説するので、電気代を抑えたい方は参考にしてください。

待機電力を減らす

待機電力を抑えるのは手軽に始められる節電対策です。たとえば以下の方法があげられます。 

使わないときは主電源を切る

家電のコンセントをこまめに抜く

節電タップ(スイッチ付きコンセント)を活用する 

一台あたりの待機電力による消費電力は少ないですが、家電の数が多いと年間数千円以上になる場合もあります。すぐに実践できる節電対策なので、実施しやすいものから取り組んでみましょう。

参考:大阪市「待機電力を減らそう!」

古い家電を買い換える

最新モデルの家電製品は、10年以上使用している古い家電と比較すると、大幅に省エネ効率が向上しています。10年前の冷蔵庫を最新機種に買い換えると約28〜35%、電球形LEDランプは白熱電球と比較すると約86%の省エネ効果があります。 

家電製品を買い換えるときは、省エネ効果の高い家電を選ぶと、少ない手間で継続して電気代を節約可能です。

参考:経済産業省資源エネルギー庁「機器の買換で省エネ節約」

家電の使用方法を見直す

日常的な家電の使い方を工夫するだけでも、節電効果が得られます。以下の取り組みを行うことで、電気代を削減可能です。

エアコンの設定温度を夏は28度、冬は20度を目安に調整する

冷蔵庫の詰め込みすぎを防ぐ

洗濯物はまとめ洗いし、適切なコースを選択する

LED照明へ交換し、使用していない部屋はこまめに消灯する

冷蔵庫や洗濯機は家族の人数や使用頻度によって適切な容量が異なるため、ライフスタイルに合った家電を選ぶことが大切です。

無理のない範囲で、できることから節電対策を実践してみましょう。

電力会社や契約プランを見直す

電力の自由化により2016年からは一般家庭でも電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになりました。電気を販売する事業者の新規参入が増えたことで、サービス内容が多様化し、より生活に合った料金プランを選べます。 

料金プランを長期間見直していない場合は、新しいプランと比較して電気代を節約できないか検討しましょう。

オール電化に変更する

オール電化は電気代が高くなると思われがちですが、最新の省エネ家電を使用すると、光熱費を抑えられる場合があります。 

以前のオール電化は電気代が高く、家計への負担が大きかったですが、省エネ家電の普及で大幅に電気代の削減が可能になりました。「電気温水器」や「蓄熱式床暖房」から「ヒートポンプ給湯器」や「エアコン」に変えることで、約72〜75%電気代を節約できます。 

引っ越しや家電製品の買い替えのタイミングで、電気代を抑える方法を探している方は、オール電化への変更も検討しましょう。

参考:経済産業省資源エネルギー庁「ひと月の電気代が10万円超え!?オール電化住宅の電気代を考える」

ソーラー発電とポータブル電源を活用する

ソーラー発電とポータブル電源を組み合わせると、電気代の削減が期待できます。 

従来の太陽光発電は設置費用が高く100万円前後かかり、メンテナンスも必要でした。しかし、ベランダや窓際に設置できるコンパクトなソーラーパネルとポータブル電源を使用すると、初期費用を抑えて手軽に導入できます。ソーラーパネルとポータブル電源のセットの場合、Jackery(ジャクリ)では約3万〜50万円で購入可能です。 

Jackery(ジャクリ)のソーラーパネルは業界トップクラスの太陽光発電効率を実現しているので、電気代を効率的に節約できます。コンセントからの充電も可能なので、深夜電力プランに切り替えれば、夜間に充電して昼間に使うことでも節約が可能です。

関連人気記事:節電の正しい方法は?家庭でできる6つの工夫と節電にお役立ちアイテム

4.電気代を抑えるならJackeryのポータブル電源&ソーラーパネル

 

ポータブル電源とソーラーパネルの活用で、以下の2つの節電対策が可能です。 

太陽光発電で電気を無料で作る

電気代の安い夜間に蓄電する 

ポータブル電源AC電源(コンセント)の出力に対応しており、電気ケトルやパソコン、ドライヤーなどさまざまな用途で使えます。持ち運びが可能なポータブル電源は初期工事も不要で、手軽に取り入れられます。 

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源は市販の製品と比べて、最大20%軽量化されているため、女性でも持ち運びが簡単です。ソーラーパネルも折りたたみができるので、太陽の向きに合わせて設置したり、雨の日は収納したりと移動がスムーズです。 

節電だけでなくアウトドアや災害時の防災グッズとしても活用できます。いざという時の電源確保の方法として、ポータブル電源とソーラーパネルがあると良いでしょう。


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5.電気代が使ってないのに高いことに関するよくある質問

 

電気代を使ってないのに高いことに関する質問をまとめました。電気代が高いと感じて、対処法を探している方は参考にしてください。

漏電は電気代が高くなる原因として考えられる?

漏電によって電気代が高くなることは、実際には起こりにくいです。 

現代の電気設備には漏電ブレーカ(漏電遮断器)が設置されており、漏電が発生した場合はすぐに電気が遮断される仕組みになっています。ただし、古い建物や設備の場合は、設備が不十分な場合があるので、定期的な電気設備の点検を行いましょう。

家にいないのに電気代が高くなる原因は?

家にいない時間が長くても、冷蔵庫などの常時稼働する家電や待機電力によって電気代が上がる可能性があります。

エアコンをつけたまま外出するなど、不適切な使用方法も電気代上昇の原因です。外出時は必要ない電気機器の電源を切り、無駄な電気代の発生を抑えることが大切です。

電気代が高い原因はどうやって調べればいい?

電気代が高いと感じたときは、以下の項目を確認しましょう。 

契約している電力会社のサイトで月々の電気代を把握する

家電製品ごとの消費電力を確認する

電気料金プランが生活に合っているか見直す

消費電力の大きい古くなった家電製品がないか確認する 

まずは本当に電気代が高いのか知ることが必要です。平均以上の電気代がかかっている場合や、節約できる点がある場合は、電気代を抑えるために対策しましょう。

まとめ

 

使っていないのに電気代が高い原因は、ムダな待機電力や市場価格の上昇、政府による支援終了の影響などがあります。電化製品の使用方法の見直しや省エネ家電への買い替えで電気代を抑えることが可能です。 

電気を作り出すことで節電する方法もあります。ポータブル電源とソーラーパネルを活用すると、0円で発電できるので電気代を抑えられます。電気代を少しでも抑えたい人は、ポータブル電源とソーラーパネルの活用を試してみましょう。

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