【導入事例】株式会社Recamp 様
ポータブル電源をキャンプ場のレンタル品として導入、
水場のインフラとしても活用中
日本の遊休資産を活用、地域活性に貢献するキャンプ場の企画・運営を行っている株式会社Recamp(リキャンプ)。2024年4月に同社は、東京ドーム86個分(約400ha)の森林を有する、広島県立もみのき森林公園の管理グループの構成企業として参加し、新たにキャンプ場をリニューアルオープンしました。同キャンプ場のレンタル品としてJackery製品を導入。さらに施設内の水場の電力としても、Jackery製品を活用しているとのこと。早速、詳しい話を伺いました。
キャンプ場運営のノウハウを活かして日本全国の遊休地を活用
全国で20カ所以上のキャンプ場を運営している株式会社Recamp。同社は国内の大型公園を中心とした遊休地にキャンプ場を開設し、その運営を通して地域活性を行うスペシャリスト集団です。
同社にとって大きなチャレンジとなったのが、2024年4月にオープンした広大な森林を有する、広島県立もみのき森林公園のキャンプ場の開設でした。「森林浴の森100選」にも選ばれた豊かな自然を活かしながら、どうやって訪れる人に特別な時間を過ごしてもらうか。そこで導入したのが、Jackeryのポータブル電源でした。
「初めてキャンプする人のハードルを下げて、この素晴らしい自然環境を体験してもらうために、我々はポータブル電源をレンタル品として用意することにしました。ポータブル電源があれば、スマホの充電はもちろん、コンセントが使えるため、扇風機や電気毛布を使ってキャンプ場で過ごす時間を快適にしたり、プロジェクターで映画鑑賞を楽しむなど、キャンプの不安や不便さを解消し、より楽しさを感じていただくことができます」と運営部運営企画部リーダーの山本貴義氏は語ります。
Jackery製品の魅力について、山本氏は「Recampではすでに複数の施設でレンタル品としてJackery製品を導入していますが、アンケートを取ると満足度向上に役立っていることがわかりました。さらに運営の面でも、貸し出す時には満充電で渡す必要があるため、頻繁に充電を行っていますが、Jackery製品は充電速度が速いため、朝の忙しい時間にも素早く充電ができます。また、製品の不具合に関する相談にもすぐに対応してくれ、非常に信頼できる、という印象を受けました」
「TENT★CABIN」を設置、Jackery製品との相性も抜群
今回の広島県立もみのき森林公園のキャンプ場の目玉の一つが「TENT★CABIN(テントキャビン)」の設置です。
これは株式会社Recampと、デジタル技術を駆使して革新的な取り組みを行う設計集団VUILDが共同開発した、テントの解放感と建物の安心感が感じられる、仮設のコテージのような設備。木のぬくもりを感じながら、大きく開く可動式の屋根から自然を感じることができる、いま注目の製品です。
「TENT★CABIN」は、大人が数人いれば、数時間で建てることができる仮設の建造物。足場の長さを四隅で変えることができるので、キャンプ場の中で傾斜などがあり、これまで活用できなかったエリアにも設置ができるため、キャンプ場の敷地の有効活用につながります。
実際に建物内に入ってみると、木で囲まれている安心感があるので、初めてキャンプをする人にもおすすめです。内部には棚があり、レンタル品のJackery ポータブル電源 600 Plusがぴったり収まります。
「利用者はポータブル電源と家電を一緒にレンタルする人も多く、『TENT★CABIN』の魅力をJackeryがさらに向上させてくれている、と感じています」(山本氏)
水場の電力にもJackery製品を活用
Recampが新たにキャンプ場を開設する際に気を遣うポイントについてキャンプ事業開発本部施設開発與茂雅之氏に聞いてみました。
「場所によって異なりますが、根本にあるのは、そこにある自然環境をいかに活かすかですね。キャンプ場を作るために工事をして、自然環境を破壊するのはできるだけ避けたい、今ある自然を残しながら、どうやってキャンプ場を作るかを考えます。その点で注目しているのが、ポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせです。電気工事はコストもかかりますし、自然環境にも影響を与えます。その点、ソーラーパネルは太陽光があれば電気が作れますので、キャンプ場運営にこの組み合わせが生かせないか、を検討しています」
今回の広島県立もみのき森林公園では、水場の電力としてJackery製品を導入し、運用を行っています。現在はケースに入れて、毎日充電を行っていますが、ポータブル電源を持ち運ぶ作業が発生しているため、Jackeryのソーラーパネルと組み合わせることで、その負荷が軽減できるかもしれないと考えているそうです。
「Jackeryさんのポータブル電源だけではなく、ソーラーパネルと組み合わせることで、自然環境にやさしいキャンプ場の運営ができると確信しています。これからもJackeryさんと協力しながら、開発時の環境への負荷の少ないキャンプ場を日本で増やしていければと思います」
Jackery製品を導入することで、キャンプのハードルを下げ、さらにソーラーパネルとの組み合わせで自然環境を活かしたキャンプ場を運営を探る株式会社Recamp。同社の躍進に注目が集まっています。
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